昨日、王位戦挑戦者決定リーグ・白組1回戦、佐々木大地四段対澤田真吾六段戦が行われ、残念ながら我らが大地四段は敗れた。
王位戦は、先ず予選にて全ての棋士と女流棋士2名により8組に分かれてのトーナメント戦が行われる。そこで勝ち上がった棋士8名とシード棋士4名の計12名で紅白2組に分かれのてリーグ戦5局が行われ、さらにその後に紅白それぞれの優勝者との間で挑戦者決定戦が行われる。その結果、その勝者がタイトル挑戦権を得るという仕組みだ。
つまり、挑戦者決定リーグに入るだけでも相当なハードルを潜り抜けなければならないということだ。
リーグには、羽生竜王始め錚々たる棋士が名を連ねる中、大地くんが、ただ1人四段棋士として参戦している。
王位は、大地四段の師匠である深浦康市九段が3期に渡り命がけで守ったゆかりの深いタイトルだ。
1敗したものの挑戦者決定リーグは始まったばかりだ。大地四段には師匠の粘り強さに倣い、なんとか勝ち抜けてもらいたい。
ガンバレ、大地!