峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

穏やかな日常

2015年04月27日 | 夫婦

午前10時から11時半まで、お招きをいただいた「佐々町身体障害者福祉協会」の定期総会に出席した。
帰途、役場へ。先ず総務課に寄る。担当者が席を離れていたので、そのままその足で保険環境課に寄る。押印の必要な書類に目を通し、担当者とあれこれ話す。
これといった要件がない時でも、なるたけ町内会長連絡協議会長として総務課に、また保健環境連合会長として保険環境課に寄り、担当者とコミュニケーションをとるよう心がけている。

帰宅して女房どのと昼食をとる。
食後、ゆっくりと緑茶を飲んでいるうちに午後1時となる。テレビのチャンネルをNHKのBSプレミアムシネマに合わせる。きょうは「瀬戸内少年野球団」(原作・阿久悠/監督・篠田正浩/主演・夏目雅子)だった。これを午後3時24分まで観る。
たいてい、女房どのと一緒にプレミアムシネマを観るのだが、基本的に彼女は洋画しか観ない。この日は和室でミシンをかけていた。

女房どのが早期退職してからちょうど1年が過ぎた。退職後、彼女はいわゆる専業主婦として日常の料理・掃除・洗濯と家事全般を引き受けてくれている。また、電話の取次ぎ等、様々な場面で私の仕事の補佐をしてくれている。おかげで私は本当に助かっている。

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導かれるように

2015年04月10日 | 父親と子

くるみさんが学ぶ大学院の入学式が一昨日行われ、女房どのと共に列席するため朝7時過ぎ自宅を発ち福岡へと向かった。
高速道を愛車アルファ159を駆って快適なドライブで2時間弱、くるみさんの部屋に着くと彼女は登校の準備をしつつ、昨日の実験の記録をノートに記しているところだった。

入学式を前に、4月に入るやいなやくるみさんは研究室に通っている。すでに実験に追われる日々を送っているという。
実験以外にも研究室の先生たちに食事や飲みに誘われてはいろいろとアドバイスを受けているそうだ。大切に育てられているのを感じる。

医科学専攻修士課程に入学後、従事できる研究室は60を超える。学生は、事前にその中から希望する研究室を選び、教授とコンタクトを取り、受け入れの内諾を得る。
修士課程の募集定員が20名だから、仮に全ての研究室に学生が1名ずつ入ったとしても40を超える研究室が新しい学生を得られないということになる。学生は、選ばれるのだが、大学院、研究室も選ばれている。就職についても同様に、いついかなる時代にもいい人材は求められるのだ。

大学間の競争が激しくなってきているようだが、研究者の、中でも理系の研究者の競争は厳しいと聞く。それがいい意味での競争であることを願う。
そういえば、iPS細胞研究に楽天の三木谷さんから2.5億円の寄付があったと昨日の新聞が伝えていた。それはそれで結構なことだと思うが、一方で、競争にふさわしくない分野や基礎研究に対してこそ手厚い資金援助がおこなわれるべきだと考える。

生来の旺盛な好奇心により、くるみさんはここまで導かれてきた。研究のみならず彼女の「もっともっと広い世界を見てみたい」という思いは膨らみ続けるのだろう。女房どのと2人してそれを見守り、支援したい。

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確かな変化の兆し

2015年04月03日 | 町内会公民館連絡協議会

 ことしも生きて
 さくらを見ています
 ひとは生涯に
 何回ぐらいさくらをみるのかしら

と始まる茨木のり子さんの「さくら」という詩がある。

私は、これまで何回さくらを見てきたのだろう。そして、これから何回さくらを見るのだろう。満開の桜花が花散らしの雨にあっている。

昨日、午後1時半から町内会公民館連絡協議会の役員会を開いた。
各町内会とも3月末の総会を経、4月に入り新年度を迎えている。自主防災組織が未整備だった数町内会が町の総務課への届け出を済ませた。

この日の会も、各役員からさまざまな意見が出され活発な議論を行った。
議論を通し、改めて強く思ったことがある。それは、自主防災を考えるということは、町内会の在り方そのものを考える営みに他ならないということだ。

いたずらに行政や議会に頼るのではなく、また対立するのでもなく、住民が主体となって自分たちの暮らしの質を上げるために協議することが何より大切であり、よって新年度も引き続き自主防災について考えていくことを中心に会の運営を行っていくことを提言し、了承を得た。

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