峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

働く

2010年09月30日 | 暮らし

安易に引き受けてしまったのが間違いだった。
国勢調査の調査員の任務のことだ。

一昨日から今日の午前中にかけて、ようやっと受け持ち区域の各世帯を訪ね、調査票を手渡すことができた。だが、来週からはその回収作業が待っている。その前後の事務処理にもかなりの手間がかかる。

初めて引き受けた仕事だからということもあるが、このところ精一杯の毎日を過ごしている。

上旬、町より75歳以上のご高齢者に支給された敬老年金を預かり、それを児童が書いた手紙と共に、個々のお宅に届けた。私の住む町内会には50名の方々が暮らしておられる。

 

中旬、町内会の集会所で毎月行うデイサービスの案内にご高齢者のお宅を再び11軒訪ねた。

さらに、先週日曜日に行われたソフトボール大会の選手集めに体育部長と各戸を回った。途中で招き入れられ酒宴となるお宅がある。返事待ちで数度伺うお宅もある。

来月行われる大綱引き大会の選手集めにも再び足を運ばなければならない。

下旬、間近に迫ってきた町内会主催の敬老祝賀会の計画・準備に追われ始めている。

 

それらの合間合間に回覧板や配布物を届けに各班長さん宅を回る。気になる一人暮らし・2人暮らしのご高齢者宅を訪ねる。

 

こうして、毎日のように町内会のみなさんのお宅を訪問して歩いている。その他に、さまざまな会議・会合・行事へ出席し、行政等との連絡・意見交換を行う。そうして、生業である私塾の仕事が待っている。

 
すべて好んでやらせていただいていることだ。だから、自由だ。
ぼやいている暇などない。

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自由に生きる

2010年09月21日 | 夫婦

私の祝誕生日シリーズ第2弾として、日曜日の夕食を佐世保市の浜田町にある「花レンコン」という料理屋でとった。
そもそも、私は外食を好まない。だが、毎日、料理を作る女房どののことを思えば、我を立ててばかりはいられない。

この日、佐世保市博物館島瀬美術センターで開かれていた佐世保市内の小中学校児童生徒の夏休みの作品展を女房どのが見に行きたいというので、それにあわせ店に予約を入れた。

島瀬美術センター2階から4階までの子供たちの作品展は多くの親子連れでにぎわっていた。それに反し、1階のフロアーで開かれていたある画家の「ヨーロッパスケッチ展」を観覧する人はほとんどいなかった。

1階から4階まで、展覧されたさざまざまな表現を見て回った後、予約を入れた時刻までまだ間があった。そこで、四ヶ町アーケード商店街の中にある「くまざわ書店」で時間を調整し、その後「花レンコン」へと向かった。

この店は女房どの主導で時々利用している。すべて個室になっており、人の目を気にせず食べられるのは有難い。もうひとつのこの店の特徴が、味はともかく、とにかく品数・量が多いことだ。こちらの都合はお構いなしに料理が次から次へと運ばれてくる。ゆっくりビールを飲んでいる暇などないほどだ。
4品目ぐらいですでに満腹になった。しかし、運ばれてくる料理は止まりそうにない。いくらのコースを頼んだのか女房どのに尋ねると5千円のコースだという。
結局、箸をつけられなかった料理を4つもの折に入れて持ち帰ることとなった。

これだから、私は家で自由に食べたい。

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靴とテレビとソフトボール

2010年09月19日 | 夫婦

朝早く起きて運動しようと期した訳でもなかった。それが、午前5時10分頃に起き一汗流すのが日課になるかと思った。しかし、3日続いただけに終わった。結果、「三日坊主」を地で行くこととなった。
まったく、自分で自分がよく分からない。明日のことも分からない。それでも、めげないところがいいのか悪いのか。今夜、ソフトボールの練習試合で身体を動かすから、まぁ、いいか、と己の内にある自動調節機能が働き、心のバランスはかろうじて保たれたようだった。

毎週土曜日の朝9時から正午までは「佐々町将棋同好会」の仲間と住民センターの第3会議室で過ごす。自身では将棋を指さないが、世話役である以上、休むわけにはいかない。他に用事がある場合でも、いったん顔を出した後に中座するようしている。
昨日、女房どのが私の誕生日に靴をプレゼントしてくれると言うので佐世保まで出かけることにしていた。それで将棋同好会の例会を10時に切り上げ帰宅した。

靴は、佐世保駅前の雑居ビルに入っているABCマートで求める。ここ数年ずっとそうだ。
昨年、西九州高速道が延伸し、佐世保の中心街まで十数分で行けるようになり、ずいぶんと楽になった。
店に客は少なく、店員の「いらっしゃいませ~」の複数の声が交錯して店内に響くのが気になった。おそらく、朝礼で徹底して挨拶を練習させられているのだろう。挨拶というより、まるで少年野球チームの気勢を上げるためのあの掛け声のような、みな同様の独特の声のトーンと抑揚がなんとも機械的で少なくとも愉快な気分にはなれなかった。
それに、こちらへ声をかけるタイミングを窺【うかが】っている様子も気になり、これにも閉口した。
買い物は、いっそ混んでる時の方がいい。その方が品選びに集中できる。

それでもなんとか気に入る物を見つけることができた。
パトリック製のグリーンの靴に決めた後、女房どのの勧めでもう1足ホーキンス製の淡いブラウンの靴も求めることにした。

目的の買い物を済ませた後、近くのヤマダ電機へテレビを見に行こうということになった。我が家は、まだ例の地デジに対応するテレビの買い替えを済ませていない。そこで、いい機会だから下見でもしとこうかということになった。

佐世保駅から車で4、5分のところにヤマダ電機がある。店内に入り、まっすぐテレビのコーナーに向かった。そこは各メーカーごとに大小、多数のテレビが展示してあった。地デジへの切り替え期限が迫り、店にとっては書き入れ時だろう。
何気なく見て回っていたが、女房どのが「ハイビジョン」と「フルハイビジョン」の違いについて口にしたことから、テレビについて何も知らないことに気付いた。
ちょうどそこへ「メーカー説明員」の名札をつけた販売員が声をかけてきてくれた。絶妙のタイミングだった。「ハイビジョン」と「フルハイビジョン」の違いや、時々耳にしていた「プラズマ」など、こちらからの質問に彼は次々と明快に答えてくれた。いつしか下見から購買へと気持ちは変化していた。これも縁というものだろう。おまけに、ヒカリ電話への切り替えまですることとなった。

思わぬ買い物までした後、帰宅すると時計の針は午後3時を回っていた。
町内会のみなさんにお知らせしなければならない事柄がいくつかあった。カップラーメンを流し込み、回覧板の原稿を記し始めた。
町内会主催の敬老祝賀会の案内、「おくんち」について、自然公園の除草作業について、ソフトボール大会及び大綱引き大会出場についての4種類の回覧の原稿を仕上げ、それぞれ各班用にコピーをとり、さっそくそれを各班長宅へ届けた。
この日、夜7時から栗林町内会とソフトボールの練習試合が控えており、それに備えバット等の用具を搬出するため午後6時半に集会所で体育部長と落ち合うことにしていた。それに間に合うよう、急がなければならない。しかし、各班長さん宅を回りながら、気になるご高齢者のお宅や、その他の用事のあるお宅で話し込む。勢い、お宅からお宅までの間を走ることになる。ソフトボールをするまでに、すでに汗びっしょりとなった。

ギリギリの時刻で集会所へ。用具を体育部長の車に詰め込み、いったん帰宅した後、倉庫からグローブを引っ張り出し、中学校のグラウンドへ駆けつけた。
キャッチボールで身体をほぐした後、午後7時からの練習試合に臨んだ。

試合は1点も取れず大敗したが、2時間弱久しぶりに投げて、打って、守ってとソフトボールの面白さを満喫した。

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合格の秘訣

2010年09月17日 | 私塾
秋は、修学旅行のシーズンでもある。先週、佐々中学校の3年生が京都・大阪方面に出かけた。
週の始めの台風と、USJでの苦手なジェットコースターなどのアトラクションを心配していたAくんだったが、どちらも大丈夫だったとお土産を手にニコニコして教室に帰ってきた。
今週は小佐々中学校の3年生が修学旅行に出かけている。

修学旅行に行った塾生は、必ずといっていいほどお土産を買ってきてくれる。そのほとんどが菓子類だが、それをみんなでいただく。もちろん下級生にも配る。そういう経験をしているからなのだろう。自分の番になったときに上級生にならうようだ。
私も、旅行に出かけた際は、塾生にお土産を買って帰ることにしている。

お土産は菓子類ばかりとは限らない。もう10年以上も前になろうか、ある塾生が「合格」と書かれた大理石の置物を提げてきたことがあった。山口県の秋芳洞を訪れた際に求めたとのことだった。
重かっただろうし、割れないようにと神経も使ったことだろう。

その「合格」と書かれた置物は、それから十数年、教室の棚の上から塾生たちを見守り続けている。
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いくつ目の秋

2010年09月16日 | 暮らし
昨夜、塾での授業中、今季初めて冷房のスイッチを入れずにすんだ。温度計を見ると25℃を示している。エアコンの設定温度と同じ値だった。

昨朝、身体を動かした後、シャワーで汗を流した。今夏、そうしているようにボイラーのスイッチを入れず水のまま使った。昨夏までは、どんなに暑い日でも水のシャワーとなると躊躇【ためら】われたものだった。それを夜、今季初めて温水にした。

どんなにか心を騒がせたとしても、季節が移ろえば、いつしかそれは遠い記憶となる。

昨日に続いて、今日も早朝5時過ぎに目が覚めた。
「スポーツの秋」とはよく言ったもので、この頃になると無性【むしょう】に身体を動かしたくなる。ただ、生来の貧乏性が災いし、散歩する時間さえつくれずにいた。そこに持って来いの時間が出来た。
床を抜けるやすぐに運動着をまとい、まだ明けきらない表に飛び出すと、なんとも心地好い冷気が私をいとおしむように迎えてくれた。

折りしもソフトボール大会、大綱引き大会が控えている。
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大自然が教えること

2010年09月09日 | 町内会長
朝、集会所の玄関と窓を開放し、夕方、その戸締りに出かけるのが梅雨明け以来の日課となった。
昨年までは梅雨時の晴れ間だけでよかった。しかし、今年は例年になく湿度が高く、9月に入った今もそれを続けている。
それでも集会所周囲の状況と建物の構造上の問題もあり、特に湿気に弱い和室の畳の傷みが目立つようになってきた。そこで、畳の表替えを検討し始めたのだが、その過程で役場の総務課・建設課の職員のみなさんといろいろと協議し、根本の湿気対策を優先させるべきだとの結論に達し、ついては、こちらからから提案していた床下換気扇を設置することで合意に至った。

経験したことのない高温多湿が私たちの暮らしを脅かしている。
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踊ろう

2010年09月08日 | 町内会長
台風9号が五島列島沖から対馬沖を通り九州北部をかすめるようにして東へ進んでいった。例年、佐々町より東側を通るのだが、先の台風も同様、佐々町の左側を通過している。なんでも、今年は太平洋上の高気圧の勢力が例年に増して強く、それが台風の進路を、より西寄りにしているのだと天気予報士がテレビで語っていた。

その台風9号の影響で一昨日から雨模様、おかげで火照【ほて】った大地の熱がいくらか奪われた。入梅以降、就寝時に欠かせなかったエアコンを昨夜は使用せずに済んだ。

8月の週末は夏祭り三昧【ざんまい】だった。
7日、4回目を迎えた私たちの町内会の夏祭りを皮切りに、8日は、お向かいの芳の浦町内会の夏祭りにお招きいただき、15日、町観光協会主催の夏祭りでは役員のみなさんと共に汗を流し、21日は近隣の東町町内会の地蔵祭りにお招きをいただき、8月最後の土曜日は南部地区商工会と小浦4町内会共催の小浦夏祭りにお招きをいただいた。

9月に入ってすぐの土曜日の午後、おくんちに関係する町内会の会長・氏子総代が集まり、その打ち合わせ会が開かれた。どうすれば、おくんちを盛り上げていくことができるか、いつものように議論は深夜まで及んだ。

季節がゆっくりと移ろう。
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脱皮

2010年09月02日 | 私塾

小中学生の夏休みが終わった。
平日の午前・午後、そして夜と、one to oneで塾生と向き合ってきた。私の言葉は、どれだけ彼らの心に響いただろうか。
子供たちと私の長い夏休みが終わった。

学んだことの証は変わること。塾生と私は変わり得ただろうか。脱皮を果たしたセミが夏を謳歌する。

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