絵理子さんが職場へ復帰し、現在、愛しの天使2人は保育園に通っている。
子供を育てるのは大事業だ。若い夫婦は、仕事と子育てを両立させるべく悪戦苦闘している。その様子は、彼らには申し訳ないけれど傍から見ていて微笑ましい。私と女房どのにもそんな頃があったはずだが、思い出されるのはきらめくような日々ばかりだ。
お姉ちゃんの方の天使が水痘にかかり、保育園を休まざるを得なくなった。先週末、女房どのに支援の要請があり、1週間の予定で月曜から向こうに行っている。まるで、彼女の退職を待って発症したかのようなタイミングではある。
1週間ぐらいの一人暮らしくらい、なんてことはない。そう高を括っていた。ところが、それがそうではなかった。
いつもいるところにいる人がいない。これが相当の違和感なのだ。料理することなど訳ないのだが、食欲もわかない。何をやっても楽しくない。いやぁ、まいった。あらためて、女房どのがどれほど大切な存在なのかを思い知ることができた。
やはり、彼女らは私にとっての天使である。