峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

子供たちの前途に幸あれ

2007年03月20日 | 民生児童委員
昨日は、地域の小学校の卒業式でした。せっかくお招きいただいたので、子供たちの門出を祝いに出かけてきました。

毎年思うのですが、近年の子供たちは本当に大きくなりました。

今年の卒業生は97名でしたが、1人欠席でした。6年生になった最初の日に学校に来たきり、ずっと学校に来ていない子供がいると聞いていました。
やはり、その子のことが気になります。

卒業していく96名の子供たちは、式が終わるまで誰一人として涙を見せませんでした。なぜ、子供たちは泣けなかったのでしょう。

学校長は、学び舎を後にする子供たちに、夢を持ち努力することの尊さを訴えました。それは、教育委員会の告示とほとんど同じでした。

でも、私たち大人は、子供たちに向かい胸を張って「夢を持て」と言えるだけの地球の環境を、世界の平和を、日本の社会を築いてこられたでしょうか。
「努力しろ」と言えるだけの誠実な生き方をしてきたでしょうか。
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思いを浮かべてみる

2007年03月15日 | 父親と子
 ☆若鮎が遡上してくる季節には希望を胸に新たな一歩

くるみさんの最近の短歌です。
今年になってから、くるみさんの歌に変化がみられるようになってきました。

思いを言葉にする
言葉が思いを深める


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ホワイトデーに何を贈ろう

2007年03月14日 | 夫婦
きょうは、ホワイトデーとかいう日のようですね。
バレンタインデーとかホワイトデーとか、商業主義者の、その商魂のたくましさには舌を巻くばかりです。

さて、少しばかり前段があるのですが、その件【くだり】は後日、記すとして、今朝、目を覚ましてからずっと、そのホワイトデーに何を、どこに買いに行けばいいのだろうと、少し鬱陶【うっとう】しい思いがぼんやりと頭の中を支配していました。
といっても、それはホワイトデーだからというわけではありません。単に面倒くさいというだけのことなのですが。

面倒くさいことを先延ばしするのは決してためにならない、ということを重々承知で確定申告の作業をするためパソコンに向かっているところへ、女房どのからメールが入りました。
「クッキーは、トイレットペーパーを置いている所にあります。黄色の箱が5箱、関係者にあげてください(にっこりマーク)。余りは私」

バレンタインデーのお返しは、毎年、女房どのに任せてしまっていました。それを、先日、長女の絵理子さんにたしなめられ「今年は…」と考えていたのでした。

やられてしまいました。女房どのには、かないません。
さっそく、ありがとう、と返すと「気にしなくていいよ(にっこりマーク)。毎度のことだから(ガハハマーク)」

クッキーに、せめて心をこめた言葉を添えましょう。
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きっと 今のままではいけないのだろう

2007年03月13日 | 民生児童委員
昨日、地方議員が議会に出席するたびに交通費などの名目で支給される「費用弁償」について触れましたが、具体的に長崎県の例を示してみましょう。

長崎県は、県議会議員(定数51)の費用弁償として9.600万円(2005年度決算ベース)を支給しています。そのうち、年4回の定例会に交通費や宿舎費の名目で支払われる額が約5.580万円に上っています。
もともと十分に支払われているだろう報酬【ほうしゅう】に加え、いったい、これらの費用が本当に必要なものかどうか、さらに、一般質問や委員会が開かれない休会日にも、つまり、議員が登庁しない日にも居住地の市役所・町役場から県庁までの距離に応じ、1人当たり1日、9.200円~16.300円が定額支給されているということを庶民の暮らしと照らし合わせ、それが適当であるのか否【いな】か、みんなで考えていかなければならない問題だと思います。

ちなみに、残りの費用弁償約4.020万円は主に正副議長の出張公務、議員の陳情【ちんじょう】活動、委員会視察などに使われたとされています。これらの使途【しと】、中身についても疑問が募【つの】ります。

私は民生委員として、生活保護の申請をされる方、経済的な理由によって就学が困難と認められる児童・生徒の保護者に対し、新入学用品費・給食費・学用品費・修学旅行費などを自治体が援助する制度である準用保護の申請をされる方、また、年末の歳末助け合い募金の分配に該当【がいとう】される方々等のお世話をさせていただく立場にありますが、彼らの暮らしぶりと、優遇された議員のそれとの隔【へだ】たりを考えるとき、これが果たして民主国家なのだろうかとさえ思うのです。

議員は何のために、そして、誰のために存在するのでしょう。
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何を目指して生きよう

2007年03月12日 | 町内会長
昨日、町内会の会計監査を無事に終えました。きょうは、朝から囲碁クラブのメンバーが集会所に集まり、ビールや焼酎をチビリチビリやりながら、昼過ぎまで楽しまれました。みなさん70代で、お世話をなさるのは元町内会長です。

ある程度の年齢になったならば、だれもが何の苦労や心配もなく、のんびり余生【よせい】を過ごすことのできる社会であったとしたら、どんなにかいいでしょう。

松岡利勝さんという大臣の事務所の光熱水費が1年間に最高779万円、11年間で合計4.476万円にも達していたことが問題になっています。特に、光熱水費が無料の議員会館に事務所を移してからも、05年の507万円という額を最高に年間数百万円の計上があったといいます。
先週末、参議院予算委員会の集中審議のテレビ中継を見ていましたが、そこに言い訳にもならない言い訳を堂々と述べ、平然としている、私たちが選んだ私たちの国の大臣の姿がありました。
しかし、あの人は特別なのでしょうか。

ちょうど今頃でしょうか、東京都港区赤坂の一等地に地上28階、地下2階、総戸数300戸の白亜の殿堂が完成しているはずです。総工費が344億円の超高級な衆議院の議員宿舎です。ここに、議員たちは月額9万円で住むことができるそうです。
これで驚いていたところ、もっとすごい参議院議員宿舎が建設予定であることを知りました。衆議院議員宿舎が一等地の億ションならば、今度建て替え予定の参議院議員宿舎は超一等地に建つスーパー億ションなそうです。

いまさらですが、あきれ果てた話は国会議員だけに限りません。
先日、東京都の区議会議員の政務調査費が使途基準に反していたり、架空【かくう】の領収書をきっていたりというでたらめさ加減が報道されましたが、先週末の新聞は、地方議員が議会に出席するたびに交通費などの名目で支給される「費用弁償」が40都道府県と12政令指定都市で、実際にかかる費用に関係なく過大に支給されていると報じていました。

一方、お役人はといえば、県庁や市町村などで莫大【ばくだい】な裏金をせっせと作り、私腹を肥【こ】やしたり、餓死【がし】寸前の人が生活保護の申請を窓口に願い出ても、申請のための用紙さえ渡さず、罵倒【ばとう】して追い返す北九州市のようなところがあったりします。

しかし、だからといって私たちは、国民年金を納めなかったり、NHKの受信料を払わなかったり、給食費を滞納したりというような暴挙に出るべきではありません。
与えられたものとはいえど、幸福にも私たちは自由と民主主義の社会に生きています。私たちは、先ずは選挙における投票行動を通して私たちの意思を示すべきです。
私たちは、私たちの主体的な意思と行動で望むべく社会の実現を目指すことが可能なのです。いつの日か、老人と子供たちを始め、すべての人々が心穏やかに暮らせる社会が訪れることを、あきらめずに夢見ていたいと思います。
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誰かの 何かの役に立てる喜び

2007年03月08日 | 民生児童委員
いけない、いけないと…また、記すのがおろそかになっていました。申し訳ありません。毎日が飛ぶように過ぎていきます。

昨日は、長崎市で開かれた地域福祉計画・活動計画策定における住民参加の手法を学ぶことがテーマの研修会に参加していました。朝7時に佐々町を発ち帰着は夕方5時前でした。

民生委員・児童委員や保護司をさせていただいているおかげで年間十数回ほどの研修を受けさせていただいています。昨日の研修では、長崎ウエスレヤン大学教授・中野伸彦さんの基調講演の中に心に響くものがありました。

結局は、人間として私が成長することなくして、どなたのどんなお役にも立てないだろうと思っています。研修を受けさせていただく機会が多くあることを有難く思っています。

帰宅するやいなや、先週金曜日に開いたご高齢者のための「ふれあいサロン」の食材の支払いに出かけ、その足で、注文していた「おくんち」の幟【のぼり】のポールを受け取りに回りました。

いろいろありますが、誰かのために役に立たせていただいているという思いがそれらの仕事を楽しいものにさせてくれています。
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めぐり会い

2007年03月01日 | 家族
土曜日、絵理子さんの恋人である梅田さんが、大学院の修士課程修了を前に一段落したところで絵理子さんと共に遊びに来てくれました。
同じ日、有紀さんも久しぶりに帰って来ました。絵理子さんも有紀さんも正月以来の帰省です。梅田さんは昨夏以来でしょうか。
そんなわけで、この夜は、女房どのが腕をふるったご馳走が食卓に上り、にぎやかな夕食となりました。

いつものように、梅田さんと私はビールをいただきました。やはり、親しく飲める相手がいるとお酒の美味さも格別です。
酒が進むにつれ、私は、いっそう饒舌【じょうぜつ】になります。梅田さんは、彼にとって、さほど面白くもないだろう私の話を、身を乗り出し、視線をはずさず、一生懸命に聞いてくれます。
また、彼は相当いける口のようですが、私の飲むペースに合わせてくれます。私がグラスを空けると、ビール瓶を両手できちんと持ち、注いでくれます。私がビールを注ぐときには、グラスを両手できちんと持ち、受けてくれます。
それらの礼の尽くし様に、彼の人柄がしのばれます。

梅田さんの人となりは、言うまでもなく、ご両親に負うところが大きいのでしょう。それに加え、彼が子供のころからやってきているサッカーや、大学入学当初から続けてきたアルバイト先での先輩・後輩の関係を始め、多くの人との出会いの中で得られた経験が、今の彼をつくっているのでしょう。

いずれにしろ、愛娘【まなむすめ】を大切に思い、愛娘が大切に思う人と酒を酌み交わせる巡り合せを有り難く思います。

ところで、彼が出会ったアルバイトは少し珍しいものでした。
山口県の湯田温泉に常盤【ときわ】というホテルがあります。ここの女将【おかみ】さんは、たいへんユニークな方で、しばしばマスコミにも登場しています。
常盤では、毎夜「女将【おかみ】劇場」というステージが繰り広げられているのですが、その名のとおり、そのユニークな女将さんのオン・ステージで、これが大爆笑の舞台なのです。そのステージで梅田さんは、仲間と共に太鼓をたたいていました。
私たち家族も、そのステージで彼が太鼓をたたいているのを見る機会に恵まれましたが、想像以上のパフォーマンスでした。
湯田温泉に行かれる際は、ぜひ、ホテル常盤へ。

翌日曜日の夕方、3人は再び、それぞれの今の生活の場所に戻っていきました。

絵理子さんと梅田さんは、梅田さんの就職が決まり、自然と結婚に向けて動き始めています。
絵理子さんは、すでに12月までで会社を辞めました。希望した会社に入ることができ、思う存分仕事を行い、新人賞をとったり、月間の売り上げNO, 1をとったり、営業所の成績が日本1になったりと全く悔いのない2年弱を過ごしたと言います。
1月中は引継ぎ等、残務整理をし、2月からは新しい生活に向けて、新たな取り組みを始めているようです。

桜の花の咲く4月、若者の新たな旅立ちが、そこここで始まります。
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