峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

良質な私たちの暮らしへ

2014年12月13日 | 町内会長

4日、午後1時から30分間、町内会長連絡協議会役員会を開いた。続けて1時半から2時まで全体会議を行う。
住民自治に関し、さまざまな課題がある。その中で、町内会長連絡協議会会長として、現在2つの大きな課題にチャレンジしている。1つは自主防災の在り方であり、もう1つは行政・社会福祉協議会からの要請による町内会を通しての半ば強制的な募金の在り方だ。
前者は、昨年度から町民主体での取り組みを進め、その成果が少しずつ出始めてきているところであり、後者は、機会があるごとに問題提起を行っているところである。何れも住民自治の根幹を成す問題であり手短に語れるものではない。特に、町民主体で、かつ町と協力して進めてきている自主防災については、随時このブログでその詳細を記すことができればよかったのだが、ついつい忙しさにかまけそれを怠ってしまった。そのことを悔いる。しかし、これは私たちの町の問題にとどまらず、この国の住民自治に関する普遍的な課題だと認識している。いれずこのブログでもこれまでの経緯や成果をお伝えしたいと思っている。

2時から10分休憩を入れ、2時10分から1時間、保健環境自治連合会の会議を町保険環境課の課長及び担当職員と行う。保健環境自治連合会のメンバーは各町内会長が兼任し、会長はじめ役員も町内会長連絡協議会の会長・役員が兼任している。町内のゴミ問題及び、環境美化等について協議する場だ。

その後、再び10分の休憩を挟み、3時20分から5時まで、町の幹部職員のみなさんと町内会長会を行った。この日は、特に新しく導入されることになっている防災広報無線に関し、かんかんがくがくの意見交換がなされた。

私たちこの国の民は、古くから「お上に任せて文句を言う」だけの存在に過ぎなかったように思う。そしてその体質は基本的に今も何ら変わらない。しかし、ここに至り、いよいよそれでは今日的政治的・社会的な課題が解決できなくなってきている。すなわち、私たち住民の暮らしは劣化する一方だ。
私たちの暮らしの今を、そして未来をより意義あるものにするために私たちは、私たちそれぞれの在り方を主体的に考えなければならないところに立たされている。地道に意見交換を重ね、その質を高めたい。

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臨床心理士の道へ

2014年12月12日 | 父親と子

手元に、有紀さんが中学生の時に書いた作文がある。

 私の将来の夢は、小学生のころから臨床心理士だ。中学生になってその思いは強くなった。
 私が臨床心理士になりたいと思う理由は、私の通っていた小学校にスクールカウンセラーの先生が来てくれていたことが大きく関わっている。
 その先生は、毎週火曜日に小学校に来てくれていた。私たちは、よく友達関係のこと、学校生活のことなどの相談をした。初めて相談をしに行ったときは、教室に戻りながら友達と一緒に「何か、すごく軽くなった。」などと言ってスキップをしていたのを、よく覚えている。今まで言えなかったことが全部話せてすっきりしたからだったんだろう。
     中略
 私が今、勉強をする理由、それは、大人になったときに、人のためになることがしたいからだ。臨床心理士になりたいと思っていること、それは、勉強する理由が具体的になってきているということだ。
 これから私には多くの出会いがあるだろう。その出会いの一つ一つを大切にしながら、最終的な理由を見つけ出そうと思う。

去る10月5日に東京ビッグサイトで行われた今年度の臨床心理士資格審査の一次試験に合格していた有紀さんは、11月22日、東京国際フォーラムでの二次試験に臨んでいた。

一昨日、家族のラインに有紀さんから「心理士の二次試験、合格してました。」との一報が入った。
有紀さんは、小学生のころから大切に抱いてきた夢をかなえた。有紀さん、おめでとう。
しかし、決してそれはゴールではない。有紀さんが中学生の頃に考えたように、これまで多くの出会いがあっただろう。そして、これからも多くの出会いがある。変わらず、その出会いの一つひとつを大切にしながら「人のためになることがしたい」という初心を胸に、心の専門家としての道をゆっくりゆっくりと歩んで行ってほしいと願う。

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株価上昇

2014年12月03日 | 町内会長

昨日午後1時から3時まで第2回目となる「佐々町行政経営改革委員会」に出席した。
この日の審議案件は、一つ目が町立保育所と幼稚園について、次に学校給食施設について、そして最後に災害時の避難所についてであった。会議の詳細は、佐々町HP「新着情報」または「行政経営改革委員会」のコーナーに掲載されている。ご覧いただきたい。

一昨昨日、母の三年祭を行った。
絵理子さんは仕事の都合で帰って来られなかったが、有紀さんとくるみさんは出席してくれた。だが、2人とも前日に帰省したものの、当日の神事が済み、集まった皆で会食を終え帰宅すると間もなく仕事・学業が控えているとのことで戻って行ってしまった。皆、日々の暮らしがあるが、それぞれの心の中で母は生きている。

11月も色々なことがあった。中でも、住民自治の先駆的な取り組みで地域や自治体から全国的に注目を浴びている鹿児島の「やねだん」への町内会長連合会での視察研修旅行は心を新たにする機会となった。「やねだん」の自治会長さんである豊重さんの住民自治にかける情熱には素直に心を打たれた。熱伝導率が最も高いのは人間だ

また、町内会長連合会のみなさんに寄っていただいてのジビエ料理を食する会も楽しかった。町内会長連合会の中に狩猟家がいらして、彼に提供してもらったイノシシ・カモ・ヒヨドリをその道にたけた方に調理していただき鍋や焼鳥にしていただいたのだが、これに際しては、女房どのが唯一の女性として手伝いを買って出てくれ、孤軍奮闘してくれた。30人弱の男衆の飲み会の洗い物、酒の燗付け、後片付けまで、後で聞いたところによると7時間ほど台所で立ちっぱなしだったそうだ。おかげでさまで、このところの日経平均株価のごとく私の株も大いに上がった。
さらに、2年に1度開催している町内会の文化祭も意義深い催しとなった。他にも、新嘗祭に龍神祭と古くから伝わる地域の行事に参加し、諸先輩方との親睦を深めたり、町の観光協会の会議に出席し、会の新しい在り方をみなさんと協議したり、町内会のご高齢者と昼食をともにさせていただいたりと楽しい日々を過ごさせていただいている。

 

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