峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

私の責任

2007年06月30日 | 暮らし
原爆で終戦早まる、「しょうがないな」と久間防衛相(読売新聞) - goo ニュース

久間防衛相は衆院長崎2区選出の政治家です。被爆国の被爆地選出の代議士として、他のどの政治家よりも戦争を原爆投下を否定してしかるべき立場の人です。

結局、彼は戦争で亡くなった人や、愛する人を失った人間の悲しみ、苦しみ、無念というようなものを胸に刻み得ずして政治家として生きているのだろうと思います。そのような人が代議士として、閣僚として、いったいどんな政治ができるのだろうと思います。
そして、彼を選んだのが私たちであることを、私たちは、重く受け止めなければならないのだろうと思います。

私は長崎県に生まれ、今、長崎県で暮らしています。今夏の参院選には再び投票所に足を運び、尊い1票を行使します。
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つなぐ

2007年06月29日 | 町内会長
7月下旬のナイターソフトボール大会に備える頃となりました。

昨年まで、メンバー集めから練習場の予約まで私が中心となって頑張らざるを得ない状況でした。しかし、昨年度、今後の私たちの町内会を背負って立って行ってほしいと期待を寄せる若者の1人に体育部長を引き受けてもらってから後、私は、なるべく前に立たないように努めてきました。

その彼が今年度、早くも一人立ちできそうです。ソフトボールのメンバー集めも、私の都合に合わせるのではなく、主体的に取り組んでくれています。

先輩からバトンを引き継いだ後、しばらくは懸命に走らなければなりませんが、次の走者にきちんとバトンを渡すことも、考えています。
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勝負2題

2007年06月28日 | スポーツ
将棋の名人戦七番勝負、ついに最終局を迎えました。
森内名人は、前日のインタビューに「注目される舞台で指されることを嬉しく思う」と語り、挑戦者の郷田九段は「感じることもある」「勝負は厳しいが、自分にとって将棋を指すのは楽しいこと」と語っていました。
2日目の明日、どんな決着が待ち受けているのでしょう。興味は尽きません。

今夜はK-1のミドル級の開幕戦も行われました。塾が終わり、居間に下りてくると、クラウス選手対カラコダ選手の一戦が放送されていましたが、心を揺さぶられるファイトでした。
この選手層の厚いミドル級でチャンピョンベルトを腰に巻いた魔裂斗選手はもっと高い評価を得てしかるべきです。
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いただき過ぎではないでしょうか

2007年06月27日 | 暮らし
賞与返納 全職員にも一部要請 首相らは全額 50~5%自主的に(産経新聞) - goo ニュース

安倍首相の夏のボーナスが536万円と知り、驚きました。
そもそも、町村市会議員から国会議員まで、議員の存在意義って何なのでしょう。
住民のため、国民のために存分に尽くせ、世のため人のためにお役に立てる、なんて幸せな職業でしょう。

それなのに、そんなに議員特権を持つことはないではありませんか。そんなに高額なボーナスをいただくことはないではありませんか。

社会保険庁の長官も、270万円という高額なボーナスを支給されているようです。いったいどんな仕事をされているのでしょう。
たとえ、社会保険庁が最低限の職務を全うしていたとしても、そんなに高額なボーナスをいただくことはないではありませんか。
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効率って

2007年06月26日 | 暮らし
ミートホープ田中社長、対応終えた時点での退任表明(読売新聞) - goo ニュース

連日テレビに映し出されるミートホープの田中さんという人を見ていて、彼は、まさに私たちだとつくづく思います。周囲を見渡せば、そこここに、あのようなおじさんがいます。いや、私の姿、そのものです。
2、3日前の記者会見に引っ張り出されていたミートホープの元工場長も、やっぱり私たちでした。私の姿、そのものです。

好き放題、私服を肥やすことしか考えていない経営者と長いものに巻かれる従業員、
みんなが金を儲【もう】けるために効率、効率とお題目のように効率化の道を突き進んできました。
そうして、おそらくは最後の最後に残ったのが何とも効率の悪い人間でした。私たちは、その扱いに手を焼いています。
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光明【こうみょう】

2007年06月25日 | 私塾
個人的には、数年前から学力の2極分化が進んできているのを感じていましたが、それを中学校長の口から聞いたのは昨年でした。

かつては「よくできる子」と「まったくできない子」が少しいていて、中くらいの子供が多数を占めていました。しかし、最近では「できる子」と「できない子」が多数いて、中くらいの点数を取る子供が少なくなっています。
先日、塾の指導者に対するある県立高校の学校説明会の席で、学校長がそれを称して「ふたコブラクダ」と表現していました。テストの度数分布をグラフで表すと、その模様がちょうどラクダの背中のコブのようになるというのです。それがかつてのひとコブ模様から、ふたコブに変化しているというのです。

しかし、ごく最近の中学校のテスト結果を見ていると、1つも2つも、コブが消えつつあります。一番下の階級の度数が圧倒的に多くなってきているのです。
手元に昨年の9月の中2の実力テストの度数分布表があります。数学を見ると最も度数が多いのが0~29の59です。受験者が151人ですから約40%を占めています。英語も同様で0~29の度数が40で、2番目に多い30~39の度数の約2倍にもなっています。

これは、決して中学だけのことではなく、高校でも同様の傾向が見られることを先日、県立高校の学校長から聞いたばかりでした。
ただし、ここで問題なのは学習意欲の乏しい子供たちが増えていることではなく、そのような子供たちに何が何でも勉強させようとする大人側と子供たちとの軋轢【あつれき】です。

「だれのためでもない、おまえ自身のためにガンバレ」と言われてきた子供たちが、自分のためだけに頑張っても、決して幸せにはなれないことに、なんとなく気付き始めているのです。
私は、そこに一筋の光明を見出しています。
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それは 新しい時代の予兆【よちょう】か

2007年06月24日 | 私塾
土曜日に続き、きょうも午前・午後・夜のそれぞれ3時間、塾生に付き合いました。

昨日、彼らが点数や順位にガツガツしなくなったと記しましたが、私はそれを必ずしも否定的に捉えてはいません。

ガツガツしなくなったというのを言い換えるならば親や教師、つまり、大人が懸命に笛を吹いても、彼らは、もう踊らなくなったということです。

子供たちの静かな反乱が、とうに始まっています。もしかしたら、それだけが新しい時代を切り開いていく力となるのかもしれません。
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意欲の2極分化を問う

2007年06月23日 | 私塾
来週明けからの期末テストを控え、塾生の要望に添い、午前中・午後・夜のそれぞれ3時間、彼らに付き合いました。
午前・午後・夜と続けて来てもいいよと言うのですが、彼らはそれほどガツガツしていません。

一般的に、学力の2極分化が言われていますが、意欲の2極分化が広がっているように思われます。
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リレーゾーン

2007年06月22日 | 民生児童委員
きょうは、ご高齢者のみなさんに町内会の集会所に集まっていただき、町内会のボランティアのみなさんの手によるご馳走を召し上がっていただきました。
昼食後、社会福祉協議会のヘルパーさんの指導で、ミニ七夕作りに挑戦しましたが、みなさん、童心に帰り、短冊【たんざく】や吹流し作りに夢中になっておられました。

バス旅行の日は青空がのぞき、この日も、高齢者のみなさんにお出でいただく頃には朝からの強い雨も上がっていました。

これまで、多彩な趣味に興じてこられたあるご高齢者が、今はもう何もしないと笑ってお話されていました。
ご高齢者とお話していると、しばしば、返す言葉に窮することがあります。どんな言葉を選んでも白々しく思えるのです。それほど、ご高齢者の言葉には重いものがあります。

そのような人生の先輩に少しでも楽しいひと時を過ごしていただきたい、心からそう思うのです。
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眩【まぶ】しいほどに

2007年06月21日 | スポーツ
昼食をとりながらBSにチャンネルを合わせると、マリナーズ対パイレーツ戦が行われていました。
3回裏、ワンアウトでイチロー選手の打席を迎えました。ここまで3対0とマリナーズが試合の主導権を握っているようです。
パイレーツのマウンドには左投手が上がっていました。初球ボール、画面から目線を切り、食べ物を口に含み、再び画面に視線を戻すと、アンパイアの判定はストライク、イチローも邦人【ほうじん】のアナウンサーも、私同様、ボールと思ったようでした。

さて、カウント1-1後だったでしょうか、左打者にとっての外角よりのボールをイチロー選手は、重心をかかとに置きながらも彼ならではの体のバランスとバットコントロールでボールをかろうじて捉えます。ボールは高く弾みながら投手のグラブを掠【かす】めて二遊間へ、その打球にいい反応を見せたのが遊撃手、彼はグラブを付けていない方の右手でボールを捕球、そのまま間髪【かんはつ】を容【い】れず一塁へ送球しました。これ以上ないほどの美技【びぎ】です。
しかし、イチロー選手が1塁ベースを一瞬早く駆け抜け、判定はセーフ、スポーツの醍醐味【だいごみ】です。

しかし、ここで終わらないのが貪欲【どんよく】なイチロー選手です。すかさず二盗、さらに三盗を決め、次打者の3塁ゴロで楽々本塁を陥【おとしい】れました。
平凡な内野ゴロが、イチロー選手の手に掛かるとホームランと等しい価値を生み出します。イチロー選手の独擅場【どくせんじょう】です。

イチロー選手のように、世界に出て、決して物怖じしない新しい日本の若者が出現してきています。
イチロー選手がまぶしく輝いています。

一方、永田町では教育改革3法が成立し、イラク特措法が改正され、極めて政治的な思惑で国会の会期が延長されました。
そして、あくなき商業主義者たちは、今日も「牛ミンチ」に豚肉を混入し続けるばど、庶民をだまし続けています。
それらを取り上げ、ゆっくりと考える間もなく、語り合うすべもなく、長いものに巻かれ続けてきて、私たちは、このていたらくです。

いったい、どこまで私たちは愚弄【ぐろう】され続け、主体的に考えることも、行動することもできずにいるのだろうか。

あなたは、だれを信じますか。自分を信じられますか。
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