峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

ネコの生態

2008年12月13日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
過日、新聞で「なぜ草を食べるのでしょう」と題するネコ専門の獣医師・南部和也さんの文章を興味深く読んだのを思い出した。
もちろん、それは人間のことではなくネコのことだ。

我が家のみぃちゃんもそうだが、ネコはしばしば草を食べる。それも先の細い草を好むようだ。そのことについて、胃の中の毛玉を出すためだと私などはどこかで聞いたようなことをもっともだと思っていた。

女房どのは、みぃちゃんの食事時、市販のキャットフードにたまに野菜を刻んで与えたりしているが、人間と同じように野菜も取らなきゃと何となく思っているに違いない。

ところが南部さんによると、ネコは人間と違ってビタミンCを食事から取らなくても腸内で微生物が生産してくれるためそれが不足することはないという。
とにかく、ネコには植物を消化してくれる微生物が腸内にいないため栄養的にまるで意味がないとのことだ。

それでは、ネコは何のために草を食べるのか?
南部さんは、それを嗜好【しこう】ではないかと考えるネコの研究者の話を紹介している。

そう言われてみると、ネコが草をかんでいる時の表情というのは食事をしているときのそれとは明らかに異なる。それは、人間が噛煙草【かみたばこ】噛んでいるときの、あるいはガムを噛んでいるときの、どこか恍惚【こうこつ】としたような風情が感じられなくもない。

昼過ぎから夕方まで、明日の「招福もちつき祭り」の準備にかかっていた。
日も落ちて、準備万端整え帰宅しシャワーを浴び、マッサージチェアーに座ろうとすると、女房どのが「ハイ、横になって!私のほうが上手いから」と言って肩から背中、腰とマッサージしてくれた。

天気予報では1週間ほど前からずっと日曜日は雨と出ていたが、今朝になってそれが晴れに変わった。
晴れになると思えば晴れる。大自然への畏敬の念とは別に、そんなことさえある。思い描くことによって実現する可能性は大きくなる。

明日はみんなで餅つきを楽しみ、暗い世相を吹き飛ばそう。
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2008年10月22日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
飼い猫って、実に不思議な存在だと思う。

我が家のみぃちゃんは夜中、2・3箇所寝る場所を移動しているようだが、明け方には女房どのの布団の上にいる。そして午前5時頃、起き出して女房どのの頭の方に回り、小さい声を出して女房どのを起こす。

女房どのが洗面所から台所に移る頃には女房どのに付きまとい「ゴハ~ン」と朝食を催促する。
食後、天気のいい日は間もなく外出。雨が降っている日や前日によその猫とケンカして傷ついているときなどは、もう一眠りした後、外出となる。

日中は、ほとんど我が家の敷地内で過ごしている。季節によってチョウを捕ったり、セミを捕ったり、モグラを捕ったり、ヘビを捕ったり、トカゲを捕ったり、バッタを捕ったりして遊んでいる。まだ若いということもあるのだろう。1ヶ所にじっとしていることはない。時々遠征にも出かけている。

我が家の近くに他の猫が現れるとケンカになる。すさまじいケンカをやっているようで片足を引きずったり、血を流したりしている。去勢をしているのでガールフレンドを巡ってというよりテリトリー意識によるものだと思うのだが、飼い猫といえどもつらいところもあるもんだ。

昼食は3時半前後に表の決まったテーブルでとる。

お客さんがみえると、すぐに足元でじゃれる。郵便配達のおじさんにでも、黒猫ヤマトのおにいさんにでもだ。
近所のお母さんやおじいちゃんと一緒の幼い子が「ネコ、ネコ」と喜ぶと、みぃちゃんはごろんと幼子の足元で横になりサービスしている。
副会長が来たら必ず抱っこしてもらう。

たっぷり遊んだ後、帰宅は午後8時から9時頃。今日のような雨の日はお早いお帰りとなる。
帰宅すると女房どのに風呂場に連れて行かれ、全身を濡れタオルできれいに拭いてもらう。その後、夕食。食後は、すぐ2階の教室にやって来る。そして、だれかれかまわず塾生のひざの上に乗ってくつろいでいる。

これが不思議なのだが、私のひざの上に来たことなど1度もない。それどころか、文字通り猫かわいがりしている女房どののひざにも乗ったことがないのに初対面の塾生の所には平気で寄っていく。

夜10時、塾生が帰った後、教室の灯りを消し居間に下りると、しばらくして彼も居間に下りてくる。

みぃちゃんの1日をざっと記してみたが、こんなに自由気ままに人間と暮らしている動物は他にいないと思う。

飼い猫って、実に不思議な存在ではある。

写真は教室でのみぃちゃんです。
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増幅する不信

2008年07月24日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
きょうは土用の丑の日、この日にウナギを食べると夏負けしないという。千間丸さんが育てたウナギなら安心していただくことができるのだが…。果たして、女房どのが求めてくるだろうウナギはどこで育ったものだろう。

商品の内容の表示に信頼が置けないというのは、単にそのことのみにとどまる問題ではない。私たちは、私たちの心の中に何をも信じられない、誰をも信じられないという不幸の種を育て始めていることを自覚したい。商業主義者の罪は決して小さくない。

それにしても上がるのはガソリンの価格だけではなく、軒並み値上がりしているらしい。ウナギも来年は庶民には手が届かないほど高騰【こうとう】するという話も聞く。来年以降、庶民は夏を乗り切れるのだろうか。

それにしても今日は暑かった。このところ、みぃーちゃんのお出かけはお昼を回ってからだったが、今日はいっこうに出かけようとしない。エアコンの効いた教室でずっと横になっていた。それくらい暑かった。
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眠いね みぃーちゃん

2008年01月24日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
きょうは冷え込んでいる。天気予報によると日中でも5℃前後だとのことだ。それでも室内に長く射し込んでいた日の光がずいぶんと短くなった。あぁ、春が近づいているんだなと思う。

みぃーちゃんは、寒くなってからというものさすがに外出時間が短くなっている。きょうも午前中は電気カーペットの上でまどろみ、昼過ぎ出かけた。しばらく表で遊び、やがて午後6時頃には帰ってくる。
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みぃーちゃんの生き方

2007年02月08日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
明け方、子猫の夢を見ました。どうしてそうなったのかは思い出せないのですが、とにかく、生まれて間もない子猫を引き取ることになりました。
食事を与えようと準備にかかりましたが、どういうわけか果汁を哺乳瓶に入れてしまいました。どうやら、わが子の子育ての思い出と重なっているようです。
やがて、女房どのとみぃーちゃんの声が次第にはっきりしてきました。朝、いつものように食事を催促するみぃーちゃんと女房どののやりとりです。

私たち家族は、毎年、正月の2日に義兄家族の家へ年始に出かけます。女房どのの両親が存命中から変わらずそうです。その逆は、ほとんどありません。ところが、珍しくその兄夫婦が先日来訪した際の話です。
ちょうど土曜日の夕食時でしたので、みんなで食卓を囲みました。私と義兄は、もちろん晩酌【ばんしゃく】をいただきました。私はロックで、義兄はお湯割です。胡坐【あぐら】を組み、そのお湯割を飲みながら話す義兄の足の上に、みぃーちゃんは、ちょこんと乗っていました。
義兄夫婦のところは犬を飼っています。特に義兄は溺愛【できあい】しています。その義兄がしばらく経ったところで、実は自分は猫が嫌いであると告白しだしました。猫嫌いの自分のひざの上でまどろむみぃーちゃんに心を動かされたのです。義兄とみぃーちゃんは初対面でした。

みぃーちゃんは不思議な猫です。
彼は誰に対しても友好的なのですが、特に初対面の人や猫嫌いな人ほどスキンシップを強く求めます。
塾生の中にも、大の猫嫌いの女の子がいました。みぃーちゃんが近寄るだけで悲鳴を上げて逃げ回っていました。ところが、どんなに嫌われようが、みぃーちゃんはその子が座っている元へ行くのです。
それから数ヶ月経ち、今年になってからのある日のことです。教室に入って来たみぃーちゃんは、まっすぐにその子の方へ歩いて行き、その子の足の間に座りました。女の子はというと、みぃーちゃんの方にちょっと目をくれましたが、後は何事もなかったかのようにプリントに目を落とし、シャーペンを走らせていました。
私は、その光景を見ていて微笑【ほほえ】ましくてなりませんでした。

義兄にその話をすると、彼はうなっていました。
みぃーちゃんは、誰とでも仲良くなれることを私たち人間に教えてくれています。
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刺激的な真夏の夜

2006年08月01日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
我が家の猫のみぃーちゃんは、夏休みに入ってからというもの夜遊びして帰宅時間が遅くなっていましたが、3日ほど前、とうとう朝帰りになってしまいました。私さえ、したことがないというのに…。

でも、無理ないよね、みぃーちゃん。セミにアゲハチョウにトカゲにバッタ、その他、みぃーちゃんの気を引く虫がいっぱい。

真夏の夜の刺激的なことときたらこの上ないよね。
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初めての夏

2006年07月13日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
昨日までアゲハチョウやトカゲを獲っていたみぃーちゃんが今朝、アブラゼミを獲って来ました。

昨夜は、のりこさんのお母さんが子猫のカップケーキちゃんを連れて来られました。みぃーちゃんとゴタイメ~ンとなったわけですが、お互い鼻先をくっつけてクンクンしていました。カップケーキちゃんがすぐに帰ってしまったので、みぃーちゃんは「あいつ、何者だったんだ?何しに来たんだ」という風でした。

みぃーちゃんは、人も猫も大好きです。訪れてくださった方、どなたでも大歓迎です。すぐ、足元にスリスリしてその気持ちを表します。
これは、みぃーちゃんが人間に危害を加えられていないということの表れです。ご近所のお庭に出入りさせていただいていますが、みなさんに可愛がっていただいているようです。
一度でも追っ払われたりした猫は人に対して警戒心を持つようになります。みぃーちゃんには、それが全く見られません。いつまでも、みぃーちゃんが人を怖がることのないようにと願います。

みぃーちゃんを誘いに最近は3匹のニャンコが我が家を訪問します。特に、その中の1匹が情熱家で、みぃーちゃんが家に入る午後6時以降から明け方まで続く切ないまでの悩ましいラブコールにはみぃーちゃんも私たちもタジタジです。

みぃーちゃんは、初めての夏を精一杯生きてます。
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我が家の末っ子

2006年05月26日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
我が家のアイドル・猫のみぃーちゃんですが、すっかり元気になりました。
しばらく左前足を十分に着くことができずピョコタン・ピョコタンと歩き、ちょっと人間不信になったのではと思われる節も見受けられましたが、以前にもましてヤンチャなみぃーちゃんが戻ってきました。

表に出るようになって排便を心配することがありました。今は朝、ウンチをしたら外に出しています。みぃーちゃんの立場からすれば、外に出るためにはウンチをすればいいということになります。
十分とまではいかなくても、今では相当のレベルで彼は理解してくれています。

今朝、さとし君のお父さんが仕事の合間を縫って、町内会のごみ収集ボックスの移設の件で立ち寄られました。開口一番、「みぃーちゃん、家で預かってもいいよ」

きょうは朝から雨、ご高齢者のため盛りの菖蒲【しょうぶ】の花を見るため近くの皿山公園に出かける予定でしたが予定変更、町内会の公民館でみなさんでお弁当をいただきました。

みぃーちゃんも、雨の日はそれほど表に出たがりません。私が公民館から帰って来る午後3時頃まではお気に入りの場所でまどろんでいたようでした。
しかし、こんな日は夕方から家の中で大暴れです。この人は遊んでもらえるとみぃーちゃんに見込まれると厄介なことになりかねません。

ヤマボウシの白い花が咲いています。

ヤンチャでわがままなみぃーちゃんですが、我が家の大切な末っ子です。
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夢で会えたら

2006年05月12日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
明け方でしょうか、猫のみぃーちゃんの夢を見ました。

2,3日家を留守にした後、車で帰宅途中、みぃーちゃんが車の通る道路の端を歩いているのを見つけました。
車を止め、車から降りると、私を認めたみぃーちゃんが勢いよく走って来て、私の胸に大きくジャンプして飛び込んできました。

どういうわけか、実際のみぃーちゃんとは異なる顔つきです。漫画に出てくるようなまん丸顔の子猫で、顔の大きさの割りには耳が小さく、その耳が傷ついています。家族が留守の間、ずっと外にいたようで、色々大変な目にあった様子です。

私が「ごはん食べよった(食べていたか)?」と語りかけると、みぃーちゃんが「食べよった(食べていた)」となんと、はっきりしゃべったのです。

……遠くから、女房どのとみぃーちゃんの声が聞こえてきます。やがて、それが次第にはっきりと……。
それは、毎朝台所から聞こえてくる女房どのとみぃーちゃんとのしゃべり声でした。

「みぃーちゃんが、はっきりしゃべったとさ!」と女房どのに夢での出来事を話すと、女房どのは台所に戻ると、「ごは~ん」と朝食を催促するみぃーちゃんに「ごは~んだけじゃだめ駄目、ごはん頂戴って、言わんば」と言っていました。
みぃーちゃんの「ごは~ん」と女房どのの「ごはん頂戴って言ってごらん」が、しばらく台所で響いていました。

そのうち、おはようとくるみさんが朝食をとりに2階から下りてきました。くるみさんにも夢での出来事を話すと、「私も夢にみぃーちゃんが出てきた!!」
それから、しばらくくるみさんの夢の話が続いたのでした。

北側の裏の道路に沿って、階段との際に紅カナメを植えています。ちょうど、その紅カナメが赤く色づき始めています。
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語れない事情

2006年05月08日 | 我が家の猫・みぃーちゃん
風雨の強い土曜日の朝、ウンチを済ませた猫のみぃーちゃんはいつものように表に出かけて行きました。たいてい、我が家の敷地からそれほど遠くへは行きません。そうして、家の者が外に出ると擦り寄って来たり、お客様がお見えになると玄関にとんできて、どんな見知らぬ方にでも足元にじゃれ付くのが常です。

ところが、この日昼食時になってもいつもの場所に姿を見せません。女房どのとくるみさんが代わる代わる外に出て「みぃーちゃ~ん!」と呼びますが、あのシャンシャンシャンという首に付けてある鈴の音が聞こえてきませんでした。

結局、雨の中暗くなった夜の7時頃、ずぶ濡れでみぃーちゃんは帰ってきました。
ところが、様子が変です。左前足を十分に踏ん張ることができず、ピョコタンピョコタンと歩いています。
いつもなら「ゴハ~ン」と、帰宅後すぐ食事を催促するのに、食事を出しても見向きもしません。
さらに、だれか人の傍に来て寝るのに、人目をはばかるように静かに2階へ上がって行き、使っていないベッドに体を横たえていました。

今日になって、少し元気を取り戻していますが、あの日、みぃーちゃんに何があったのでしょう。
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