峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

もっともっと広い世界へ

2015年03月26日 | 家族

くるみさんの卒業式に出席するため24、25日と鹿児島を訪れた。

そのくるみさんがイギリスから帰国した18日、チュニジアで悲劇が起こった。テロにより尊い命を落とした人の中に、宮崎遥さんという22歳の女性がいた。くるみさんと同じ歳だ。報道によると遥さんは今月9日に大学を卒業したばかりだったという。とうてい人ごとでない。

くるみさんから、イギリスへ旅すると聞かされた当初、女房どのはテロを心配した。もちろん私もそれを危惧しないわけではなかったが、人一倍好奇心が強く、行動力のあるくるみさんを止められる訳もなく、いや、むしろ単身、バッグパックを背に海外に出る娘を誇りに思いさえしていた。

私の還暦祝いに、当時18歳のくるみさんが寄せてくれたメッセージがある。

「還暦おめでとう!忙しい中、いつも私のことを気にかけてくれてありがとう。私は、これからもっともっと広い世界を見るのが楽しみでわくわくしています。お父さんとお母さんにもたくさん親孝行するから楽しみにしていてね。何よりも健康には十分気をつけてね。くるみ」

これからも、くるみさんは、もっともっと広い世界を見るのを楽しみにわくわくドキドキし続けるのだろう。

宮崎遥さんの夭折に哀悼の意を表するとともに、ご遺族のみなさまの悲しみいかばかりかとお察し申し上げます。

若人が委縮することなく、自由にのびのびと広い世界へ旅立てる社会であってほしいと強く願う。

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くるみさんのイギリス滞在 ②

2015年03月14日 | 家族

イギリス滞在中のくるみさんは、昨日ロンドン市内をあちこち巡ったようだ。

バッキンガム宮殿での近衛兵の交代儀式の様子や、トラファルガー広場の様子などが動画で送られてきた。

イギリス滞在中のスケジュールは、日本を発つ前に大まか決めていたそうだが、天候等で状況が変わるため、その日の行動は前日の夜に決めているという。

向こうの生活に慣れてきたそうで、「イギリスは、すごくいいところだよ^_^」とすっかりご満悦の様子だ。

挨拶したり話しかけたりすると彼らは常に笑顔で返してくれるという。それにユーモアに富んでいるとのこと。知らない者同士でも普通に会話が弾んでいて、それを聞いているだけでも面白いそうだ。

言うまでもなく、イギリスは世界に先駆け、封建制・絶対主義体制から個の自由を求めて市民革命を成し遂げた国だ。さらには、18世紀に今日の資本主義社会を確立させる元となる産業革命を達成し、19世紀初めには七つの海の覇権を握り世界中に進出した。そして、今もなお様々な分野で国際的に大きな影響力を有する。

そんな国に、くるみさんは一人しばらく身を置く。

 

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くるみさんのイギリス滞在

2015年03月13日 | 家族

くるみさんは、ロンドンを拠点にあちらこちらを訪ねているようだ。
イギリス滞在2日目は、ロンドンから列車で3時間ほど北上したところの田舎街・ウィンダミアまで移動し、その日はウィンダミア湖畔のホテルに投宿したそうだ。昨日、再びロンドンに戻っている。

くるみさんとのやりとりに重宝しているのがLINEだ。
実は、彼女、今月の頭にもグアムに出かけている。その際もLINEでやりとりをしたのだが、日本とイギリスでは何せ9時間の時差がある。それなのに国内にいる時のそれと全く変わらず、タイムラグなしに家族間でコミュニケーションが取れるというのは嬉しい。

例えばこうだ。くるみさんが「無事、ホテルに到着しました^_^」と、こちらの時刻で深夜2:41付けでロンドンにて書き込む。すると、すかさず「夜中なんですけど(笑)」と福岡にいる有紀さんが応じる。その書き込みの時刻は2:43となっている。さらに2:44には「SORRY!!」と、くるみさん。その様を同時刻に女房どのと私は佐々で見ているという風にである。
さらには、ウィンダム湖をのんびり散歩する様子や、二階建てバスの上から眺めるロンドンの街並みの様子等も動画で見られる。

くるみさんは、外国にいるという実感がまだ湧いてこないと言っているが、LINEを用いて家族間でやりとりするというのは日常だから、多分にそのせいかもしれない。

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住民主体の町づくりを

2015年03月10日 | 町内会公民館連絡協議会

弥生も中旬に差し掛かりましたが春まだ浅く、こちらでは午前中に粉雪が舞っていました。
昼前、くるみさんがイギリスへ向けて出発しました。一人旅です。ロンドン空港まで12時間、今もなお機上の人です。

さて、佐々町町内会公民館連絡協議会では先月の8日〜9日にかけて山口県防府市を訪ね、同市の自主防災組織のあれこれについての視察研修を行いました。
その帰りの車中、町の公民館長さんから、月に1度各戸に配布される「公民館だより」の3月号に今回の視察研修を取り上げたいが、ついては一文寄せてほしいとの依頼がありました。それに応え寄稿したものを以下に記します。

      「住民主体で自主防災を考える」
 佐々町には32の町内会があります。そのすべての町内会にはそれぞれ「公民館長」という役目が置かれています。多くの町内会ではそれを町内会長が兼任していますが、町内会長と公民館長が別というところもあります。
 各町内会の公民館長が集まった組織を「佐々町町内会公民館連絡協議会」と言います。この公民館連絡協議会では、各町内会の公民館長たちが主体となり、行政やその他のみなさん方と力を合わせ、私たち住民の暮らしの質を高めるために様々な課題に取り組んでいます。
 そんな中、東日本大震災を始めとする近年の自然災害の多発ぶり、またその規模の大きさ、そしてそれに伴う被害の甚大さ見聞きするにつれ、私たちの町・佐々町でも住民が主体となった自主防災を考える必要があるとの総意のもと、一昨年度から先ずは各町内会毎に実効性のある自主防災組織を立ち上げることを重点目標にして取り組んでまいりました。
 そのための役員会、そして全体会を何度となく重ね、また機会を見つけては、その先駆的な取り組みを行っている自治会・町内会、また自治体への視察研修を行い、研鑽を積み重ねてきました。
 その結果、新年度までにはその組織率を100%にすることができる目処が立つまでに至っています。さらには、避難訓練や防災ウォーキング等を行う町内会も出てきています。
 今後も、町内会同士連携して何ができるか。あるいは、行政や消防団等と一体となって何ができるか等々、意見交換を続けていく必要があります。
  ただただ行政に頼るだけの在り方ではなく、私たち住民が主体となった町づくりを推し進めたいと私たちは考えています。みなさまのご理解とご協力をお願いします。

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