W杯サッカー南アフリカ大会、日本が決勝トーナメント進出をかけた対デンマーク戦、ご覧になられましたか?
腕を揺すられたような気がした。
完全に覚醒【かくせい】しきっていない前頭葉が懸命に状況を把握しようと努めている。
どうやらいつの間にか眠りに落ちていたようだ。
NHK総合のウィンブルドンテニスとBSのW杯・スロバキア対イタリアのゲームを、床に就いて交互に見ていたのまでは覚えているのだが…。
腕を揺すって起こしてくれたのは隣で寝ている女房どのだった。日本対デンマーク戦が始まろうとしているようだ。
しかし、睡魔に勝てるほど私の意志は強くない。
再び目が覚めたのはゲームが後半に入るところだった。
驚くことに女房どのはずっと観戦していた。
経過を尋ねると、前半終わったところで日本が2点リードしているという。なんてことだ。想像できなかった展開に眠気も吹っ飛ぶ。
見ごたえのある後半戦だった。
PKからデンマークに1点を許したものの、ゴールキーパー川島選手は適確な反応を示していた。何より、彼の悔しがりように彼らの勝利に対する並々ならぬ執念のようなものを垣間見る思いがした。彼らは本気なのだ。
1点差に追いすがられたところで効果的な3点目をお膳立てしたのが本田選手だった。彼は「準備」という言葉を意識的に用いている。ことに精神面の準備を心がけているという。
その言葉通り、たいそう落ち着いたプレーでフォワードの岡崎選手に花を持たせた。
試合終了後のインタビューで、岡田監督始め選手たちがピッチ上のプレーヤーだけでなく控えの選手・スタッフまでを含めたチームの結束力の強さを異口同音に語っているのが印象的だった。
スポーツに学ぶことは少なくない。
W杯を前にしてのどん底状態のテストマッチから、快進撃で予選リーグを突破するまでの日本代表の変貌ぶりは興味深い。
その要因のひとつに「チームの結束力」の強さがあるのだろう。
日本チームは今、本田選手をワントップにサポーターまでも含め1つの有機体となって機能しているように見える。
佐々町チームも彼らに倣【なら】い、町長・副町長をツートップに私たち町民すべてが一丸となることが求められている。
腕を揺すられたような気がした。
完全に覚醒【かくせい】しきっていない前頭葉が懸命に状況を把握しようと努めている。
どうやらいつの間にか眠りに落ちていたようだ。
NHK総合のウィンブルドンテニスとBSのW杯・スロバキア対イタリアのゲームを、床に就いて交互に見ていたのまでは覚えているのだが…。
腕を揺すって起こしてくれたのは隣で寝ている女房どのだった。日本対デンマーク戦が始まろうとしているようだ。
しかし、睡魔に勝てるほど私の意志は強くない。
再び目が覚めたのはゲームが後半に入るところだった。
驚くことに女房どのはずっと観戦していた。
経過を尋ねると、前半終わったところで日本が2点リードしているという。なんてことだ。想像できなかった展開に眠気も吹っ飛ぶ。
見ごたえのある後半戦だった。
PKからデンマークに1点を許したものの、ゴールキーパー川島選手は適確な反応を示していた。何より、彼の悔しがりように彼らの勝利に対する並々ならぬ執念のようなものを垣間見る思いがした。彼らは本気なのだ。
1点差に追いすがられたところで効果的な3点目をお膳立てしたのが本田選手だった。彼は「準備」という言葉を意識的に用いている。ことに精神面の準備を心がけているという。
その言葉通り、たいそう落ち着いたプレーでフォワードの岡崎選手に花を持たせた。
試合終了後のインタビューで、岡田監督始め選手たちがピッチ上のプレーヤーだけでなく控えの選手・スタッフまでを含めたチームの結束力の強さを異口同音に語っているのが印象的だった。
スポーツに学ぶことは少なくない。
W杯を前にしてのどん底状態のテストマッチから、快進撃で予選リーグを突破するまでの日本代表の変貌ぶりは興味深い。
その要因のひとつに「チームの結束力」の強さがあるのだろう。
日本チームは今、本田選手をワントップにサポーターまでも含め1つの有機体となって機能しているように見える。
佐々町チームも彼らに倣【なら】い、町長・副町長をツートップに私たち町民すべてが一丸となることが求められている。