峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

距離感

2014年10月24日 | 家族

天使たちの家を後にした私たちは、宗像市にある「ホテルAZ」に投宿した。
夫婦で子供たちのところを訪ねる際、基本的にはホテルをとることにしている。我が子とはいえ、それぞれの生活がある。彼女らの生活のペースを乱したくない。と同時に、せっかくの機会だ、気ままなホテルライフを楽しみたい。

ボクシングで大切なことの一つに距離感がある。相手の距離で向き合うか、自分の距離で間合いを測るか勝敗に直結する。人と人との距離感はボクシングにまして重要だ。

「ホテルAZ福岡宗像」は過日、天使たちと食事をした「やまつばさ」からすぐのところにある。「やまつばさ」は福岡エリアで最大級の温浴施設ということだが、その時は食事だけで温浴施設は利用しなかった。
今回、ホテルをとるべくネットで調べていて「ホテルAZ」の宿泊プランの中に「やまつばさ入浴券付き」を見つけ、このプランに決めた。

「やまつばさ」、お勧めの温浴施設である。また「ホテルAZ福岡宗像」もリーズナブルな宿としては文句のつけようがない。

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思わぬ発熱

2014年10月22日 | 家族

町内会の敬老祝賀会を終え、後片付けを行った後、いつもなら副会長さん他数名の方々と集会所に残り一杯やるのだが、この日は天使たちのもとへ車で駆けつけなければならず、お先に失礼した。
帰宅して、着替えなどをバッグに放り込み、一路福岡を目指し愛車アルファ159を走らせた。

ところで、お姉さん天使はもちろん、みんなが楽しみにしていた運動会だったが、前夜お姉さん天使が発熱し、朝になっても熱が下がらず、やむなく二人とも園を休むことになった。
それでも、昼間、お姉さん天使は前日から泊まっているおばあちゃんと遊んだりしていたとのことだったが、夕方になり再び熱が出、私が到着した頃には一人別室で床に就いていた。

一方、保育園での敬老会の日を境に、私たちに心を許してくれるようになった妹天使は元気一杯で私の到着を喜んでくれた。

しばらく妹天使と遊んでいたが、それが眠りを妨げたか、お姉さん天使の苦悶に満ちた声が聞こえ始めた。天使たちのお父さんが枕元に行き、熱を測ると39,9度もの高熱だった。それでも、お父さんが「アイスノン」や「冷えピタ」を用い身体を冷やしているうち、熱も次第に下がり始めたようで、天使たちのお母さんがアイスクリームを持って行くと、それを食べられるようにまでになった。

お姉さん天使が少し楽になった様子を見届け、明日、熱が下がったら遊ぼうねと励まし、女房どの共々天使たちの家を後にした。

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そこに暮らす者たちのつながりを

2014年10月16日 | 町内会長

12日日曜日正午から集会所で町内会の敬老祝賀会を開催した。

午前9時前には役員・班長さん始め、手伝ってくださる方が1人、また1人と集まって来られた。次第に台所が活気付く。副会長さんは午前8時前には集会所に来て、かまどに火を入れ「おこわ」を炊きあげてくれた。

料理作りに会場設営と、それぞれがそれぞれの役割を果たし、正午前には準備万端整った。

出席者は総勢46名、これまで何かとご苦労されてこられた町内会に暮らすご高齢者のみなさんを、心尽くしの手料理と余興でもてなすことができた。初秋の昼下がり、集会所は終始、笑い声に包まれていた。

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今夜は一人で

2014年10月11日 | 暮らし

明日、天使たちの保育園では運動会が行われる。それに合わせ女房どのが午前中、天使たちの所へバスで発った。同じ日に町内会の敬老祝賀会があるので私は、それを終えて合流することにしている。いろいろあって、日程のやりくりをミスってしまった。

沖縄旅行中の有紀さんとくるみさんも土曜日まで沖縄で、その後、運動会に合流予定だったが、台風19号の影響で明日は飛行機が全便欠航ということで運動会への参加が難しくなっている。

昼前、町内会の副会長さんが明日の敬老祝賀会のことで訪ねてこられた。連れだって集会所に出かけ、あれこれ明日の準備を進め帰宅したのが2時前、それから昼食に噂のタイカレーをいただき、ゴルフの練習を軽く行い、なかなかできなかったお隣の庭の草刈りを日が暮れるまで行った。

夜になり、長崎市にお住いの大学の先輩田中さんからお電話をいただいた。今年は長崎県で国体が開かれる。ボクシング会場は吾妻町体育館となっているのだが母校日大の選手を激励にOB会会長の斎藤先輩がお見えになるということで、それに関するお話だった。前もって私の方にも斎藤先輩からお電話をいただいている。

千葉からお越しの斎藤先輩の2日間の宿は田中先輩がおさえられていて心配ない。私の方も先輩のご予定に合わせ、決勝の日の夜の宿を島原に住む従弟に無理を言っておさえてもらった。斎藤先輩に、どうすればよりよく長崎を楽しんでいただけるか田中先輩と打ち合わせている。

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釈然とした在り方

2014年10月10日 | 町内会長

女房どのに、今日、幟を片付けるんでしょうと言われ、ハッと思い出した時には10時を10分ほど過ぎたところだった。慌てて作業着に着替え、愛用の麦わら帽子を被り、家を飛び出した。

佐々の「おくんち」では「おくだり」「おのぼり」の順路に沿い、各町内会で幟を立てる。私たちの町内会もその順路に当たっているため毎年、氏子総代始め、町内会のみなさんに協力していただき幟立てを行っている。

今年も「おくだり」の前日、十数人のみなさんと力を合わせ幟を立てた。その作業を終えた後、氏子総代さんと幟の撤収の日時を今日の午前10時から行おうと決めていたのだった。

いつもなら作業にかかる少し前に有線放送でご案内し、手の空いている方に協力をお願いするところなのだが、責任感の強い氏子総代さんは、きっとお一人で作業にかかっておられるに違いないと、放送はさておき現場に向かうと案の定、氏子総代さんご家族三人で作業を進めておられた。 

平身低頭して詫びを入れると、総代さんは、立てるのは大変だけれど、はずすのは簡単ですからと笑って応えられた。結局、放送はせず4人で片付けてしまった。

ご自身の役割を見出せず、どこか悶々としておられるご様子の方をお見受けすることがあれば、この総代さんのように、さりげなく役割をまっとうして釈然としたご様子の方もいらっしゃる。

これまで色々な所で応分の役割を担ってこられたことは、私自身幸いだったと改めて思う。

今夜は「ダイナミックグローブ」を観ながら、黒麹「屋久の島」をいただいている。

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姉妹二人旅

2014年10月09日 | 父親と子

昨日から有紀さんとくるみさんが二人で沖縄を旅している。

昨夜は、ホテル近くの居酒屋へ出かけ「海ぶどうのカルパッチョ」だとか「アグー豚の鉄板焼き」とか「ラフテー」とかの沖縄ならではの料理を堪能したようだった。

今日は、海の中にハートの形をして立つ、その名も「ハートロック」という岩を見に島に渡ったそうだ。そして、夜は再び二人で飲みに出ているとのこと。すっかり、沖縄を満喫している様子だ。

我が家の子供たちは旅行が好きで、海外も含め彼方此方へ出かけているようだ。だが、それは家族とか恋人とか友人とであり、今回のように姉妹二人きりでというのは私の知る限り初めてのことだ。旅先で、二人はいったいどんな話をしているのだろう。

私は、三人の子供たちを育てる上で幾つかのことを念頭に置いてきた。姉妹仲良く在るよう心を配ること、これはその上位にあった。

夫婦が仲良く在ること、姉妹が仲良く在ること、親子が仲良く在ること、家族が仲良く在ること、簡単そうだが実は難しいことなのかもしれない。

姉妹が二人きりで旅行する。なんと素敵なことだろう。私は密かに喜んでいる。

今夜は塾が終わった後、世界選手権体操男子の妙技を見つつ、人間の素晴らしさに相変わらず酔っている。

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秋晴れの下

2014年10月08日 | 町内会長

今日は地元の神社の秋季例大祭、こちらで言う「おくんち」のおくだりが行われた。

午前10時からの神社での神事に間に合うよう、女房どのに車で送ってもらった。30分程で神事が済み、その後、神職のみなさん、関係町内会会長さん、同じく氏子総代さん等で直会(なおらい)が行われた。

正午になり、いよいよ「御旅所」まで祭神の巡幸が始まる。私も、他の町内会長さんや氏子総代さん方々共々、2時間程の道程を祭神のお供をし、小浦の御旅所を目指した。

朝から晴天で、日中は気温がかなり上昇したようだったが、女房どのに借りた日傘のおかげでずいぶんと助かった。それでも、さすがにスーツにネクタイ姿は辛く、巡幸が我が家の近くを通りかかった時に女房どのに上着を取りに来てもらった。

御旅所に着くと、恒例の子供相撲が行われていた。塾に通って来る小学生のS君と出くわしたので頑張れよと声をかけるとにっこり笑顔で応えてくれた。

御旅所に到着してすぐに神事、そして直会が行われ、午後4時頃にいったん散会となった。いつもであれば、その後、午後7時からの夕祭に再び出席するのだが、明日から佐々中学校の中間テストが始まる。したがって、塾を休むわけにもいかず、関係者の皆さんに断りを入れ、そこで失礼することにした。

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里は秋

2014年10月07日 | 町内会長

町内会主催の敬老祝賀会では、その年度の班長さんたちが副会長さんと共に余興を披露することが慣例となっている。

今年はコーラスをやることに先の臨時班長会で決まった。その練習をと先週土曜の夜7時にみなさんが集まった。

歌は、「もみじ」「里の秋」そして「瀬戸の花嫁」、12日日曜日の本番では揃いのステージ衣装で登場の予定だ。きっとご高齢者の方々に喜んでいただけるだろう。

夕方、女房どのと散歩に出た。東町町内会を抜け、口石町内会にさしかかると田園風景が広がる。田んぼの稲穂が見事な黄金色に染まっていた。

明日は三柱神社の秋季例大祭「おくんち」の「御降り」が行われる。 田んぼ沿いの道では口石町内会長さん始め数人の方々が幟の設置に汗を流しておられた。

今宵は、先の土曜日の地元の酒造の蔵開きで求めた特別純米酒のぬる燗で一杯やっている。

里は、すっかり秋模様だ。

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大海原へと

2014年10月02日 | 父親と子

先月11日、天使たちのお母さんと昼食をともにした後、福岡市東区馬出の九州大学病院キャンパスへと向かった。この日は、天使たちの敬老会が開かれるのと同時に、くるみさんが受験した九大大学院医学系学府医科学専攻修士課程の合格発表が行われていた。

九大大学院の合格発表は学内の学生掲示板のみで行われる。1日遅れで本人宛通知があるのだが、やはり1日でも早く知りたいものだ。有紀さんの時と同じく、発表を見に行く役割を私が買って出たのだった。

少し歩こうとキャンパスまで少々距離のある所に駐車場を見つけ、陽射しの厳しい中を目的の場所を目指し女房どのと歩き始めた。

女房どのは、このところウォーキングを日課としている。1日1万歩を目標にしているそうだ。ときおり私もお付き合いする。

この日は、午前9時半からの敬老会に間に合わせるべく朝のラッシュを避け早朝午前6時に愛車アルファ159で自宅を発ったのだが、さすがに1時間以上も前に保育園に着いてしまった。時間潰しにと2人して近くを歩いたのだが少し物足らなく感じていた。

もう少し近くに駐車すればよかったかなと多少後悔にも似た思いが浮かび始めた頃、病院キャンパスが見えてきた。

医学部正門から入ってすぐ右手に医系の事務棟があり、その前に複数の掲示板が並んであった。しかし、掲示板の周囲に人影はない。無理もない。募集人員がわずか20名で、すでに時計の針は午後2時を回っているのだ。
掲示板には数多くの掲示物が所狭しと貼り付けてあり、入学者選抜の合格者一覧を見つけ出すのに手間取った。くるみさんの受験番号は、その中にしっかりと記されてあった。

くるみさんは大学入学後間もない頃から、先は人間の脳に関する研究を行いたい旨話していた。4年生になってからは大学院の医学系のHPを片っ端からチェックし、気になる研究室があれば、実際にそこを訪ね先生の話を直に聞き、研究室の雰囲気を確かめていた。思いのほか行動的で新幹線や飛行機を使い、1人で関西や関東までも出かけていたようだ。そうして最終的に絞り込んだ研究室が2つ、九大と阪大だった。

阪大の方は、8月15日にすでに発表があり合格を決めていた。どちらかが第一志望というわけではないのでどちらを選択するか悩んでいて、家族旅行の際にみんなの意見を聞いたりしていたが、九大の発表を待たず気持ちは九大へと次第に傾いていったようだった。いろいろ学問的な理由を並べてはいたが、2人のお姉ちゃんとその家族が福岡にいるというのが九大を選ばせた一番大きい理由ではないかと私は思っている。

九大の合格発表後、間をおかずして九大に進学する意志を固めたこと、そして阪大には入学辞退届を提出したことをラインで知らせてきた。

くるみさんが高校2年生の夏、彼女は九大医学部医学科のオープンキャンパスに参加した。その後、臨床医を目指したが受験に失敗。思うところがあり、自分には臨床医は向いていないことが分かったと心機一転、生命科学の研究者の路へと舵を切った。

「天気晴朗なれども波高し」さまざまな波を乗り越えて人生はある。

来週は有紀さんと2人で沖縄へ旅行するという。どんな旅になるのだろう。土産話が楽しみだ。

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