峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

中空に舞う桜花

2017年04月08日 | 暮らし

あれはどのくらい前になるのだろう。定かではないが数十年前のこの頃、桜が咲いていたからこの時期に間違いないのだが、吉井の伯父が逝った。

告別式の日、伯父の自宅は弔問客で溢れ、私は住職の読経を外で聞いていた。

読経が流れる間、私は、伯父や伯母や従兄弟達との楽しい日々を思い出していた。すると、そこへ一陣の風が吹いたかと思った瞬間、桜の花びらがヒラヒラと中空を舞った。

風に乗った花びらは、高く高く、まるで天にも昇るかのように美しい軌跡を残し流れた。私は、いつまでもそれを眺めていた。

桜の頃になると、私は、いつもその光景を思い出す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深刻な待機児童問題

2017年04月07日 | 暮らし

厚労相の発表によると、昨年の10月時点で、認可保育所に入れない待機児童は全国で47,738人にものぼったという。
これは、前年の同じ時期と比べ2,423人も多く、しかも2年連続での増加となっている。
安倍政権は、2017年度末までに「待機児童ゼロ」にする目標を掲げているが、覚束ないこと甚だしい。

「一億総活躍社会」「夢をつむぐ子育て支援」「女性活躍推進法」「少子化社会対策基本法」「男女共同参画社会の推進」等々の文言が虚ろに響く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吾子へのはなむけ

2017年04月03日 | 父親と子

今日、くるみさんが入社式に臨んだ。

昨日、入社式を前にオリエンテーションが開かれたそうだ。夜、ラインで、楽しみな気持ちが膨らんでくると共に、社会人として、また会社の一員として、その実感が次第に湧いてくる予感がする旨、綴ってあった。

彼女が入社した会社には医薬関連事業の基礎研究部門だけでも10か所近くの研究所がある。
先の最終面接において、面接官には彼女が大学院で研究していた中枢神経領域の研究者の方々と共に、先端創薬に取り組む研究者の方々の参加もあったと聞いていた。それまでの選考過程において、彼女のこれまでの研究領域と共に、彼女の研究者としての適性とを考え合わせ、配属先が検討されていたようだ。
結局、彼女の配属先は「先端創薬研究所」に決まったらしい。

明日から、宿泊しているホテルにて約10日間ほどの研修が始まるという。
ここまで教え導いてきて下さった方々と、研究者として評価し迎え入れて下さった方々に対する感謝の気持ちを胸に、誰かのために、何かのために役立つべく、しっかりと仕事に取り組んでほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐々木大地四段NHK杯戦初勝利

2017年04月02日 | 将棋

一昨日、この時期恒例の深浦九段を囲む会を佐世保「木楽屋」で行った。

この日は、前佐世保市長の光武さんを始め深浦さんに馴染みの常連数人に加え、今回は、お孫さんが将棋を指すというご縁から「ジャパネットたかた」の前社長・高田明さんが参加され、また、佐世保の将棋界のこれからを支える三浦くんや福本くんたち若手も加わり計14名の参加があった。

三浦九段問題始め、ここで紹介しきれないほどの面白い話が色々出たのだが、その中でも深浦さんから今日2日・日曜日にNHK杯将棋トーナメント戦の緒戦に、お弟子さんの佐々木大地四段と丸山九段戦が放映される旨の案内があった。収録だから結果はすでに出ているのだが、それを深浦さんに尋ねたりするような破廉恥な真似など我々は決してしない。ただ、深浦さんの口ぶりから、少なくとも私はその時、佐々木四段の勝利を予感した。

で、本日午前10時半からのテレビ、NHK杯将棋トーナメントを楽しみに待った。解説は、もちろん深浦九段、いつもの解説より明らかにテンションが高かったのをご自身ご覧になられてお分かりになられただろうか。

それはともかく勝負は79手目まで、結果として佐々木くんの快勝であった。

佐々木くん、おめでとう。2回戦以降、大暴れしてほしいな。みんなで応援しているよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする