正月以来そろった家族と共に盆休みを満喫【まんきつ】しています。
昨日は午前中、町内会の初盆のお宅4軒のお参りをさせていただきました。町内会長の仕事は多岐【たき】に渡ります。事前に、今年初盆を迎えられるあるご高齢者からお参りに来てくれるよう依頼されました。「町内会長」を頼りにしておられるのです。伺うとなれば1軒だけというわけにはいきません。そこで、町内会で初盆を迎えられた4軒・すべてのお宅をお参りさせていただくことにしました。
町内会長は2年目ですが、民生児童委員をお引き受けして5年になりますから、それぞれ故人との思い出があります。伺う先々で、ご遺族と思い出話をし、故人のご冥福をお祈りしました。
折から降り出した雨は涙雨だったのでしょうか。
町内会を回り終えた後、女房どのの叔父の初盆のお参りに平戸まで出かけました。梅田さんを入れると総勢6人です。夜は、佐世保に出て食事をすることにしていました。男性2人にお酒が入ることを想定し、車2台に分乗することにしました。組み合わせは私と女房どので1台、若者4人が1台です。私と絵理子さんの運転で出発しました。
平戸島に渡ってすぐ、昼食をとりました。女房どのが高校時代に行ったことのあるという中華料理店でチャンポン、中華丼、ビーフンを食べました。素朴な味でした。
叔父の家に着き、子供たちの紹介をする際、梅田さんのことを「長女のボーイフレンドです」と私が言うと、女房どのがすぐさま「フィアンセです!」と訂正しました。いずれにしろ、絵理子さんと梅田さんは仲良しです。
叔父の家ではあついもてなしを受けました。親戚【しんせき】というのは、いいものです。
叔父は、朴訥【ぼくとつ】とした人でしたが、会うたびにこやかに応接してくれました。数えるほどしか会うことのなかった人でしたが、好きな人でした。叔父の笑顔が目に浮かびます。
叔父の家からの帰り、
紐差【ひもさし】教会という所に寄りました。いくつかある平戸の教会の中でも、その威容は圧倒的です。まして、平戸市の中心街からはるか離れた島中央部の田舎の道路沿いに立っていますので、ことさら目を引きます。
内部は柱が少なく、広大な空間が印象的です。また、入り口から入って正面上部の左右のステンドグラスの美しさは目を見張るほどです。
佐世保に向かう途中、私の母の所によりました。絵理子さんが帰省したときは、必ず母に顔を見せることになっています。梅田さんとも何度か顔を合わせています。小1時間ほど母の話に耳を傾け、佐世保に向かいました。
佐世保では、日本一長いと言われる
三ヶ町・四ヶ町商店街のアーケードを歩き
しぐれ茶屋という店で魚介類を中心にした料理に舌鼓【したつづみ】を打ちました。ちなみに、私と梅田さんはそれぞれ生ビールを3杯飲み干しました。
女房どのと絵理子さんの運転で帰宅したのは夜の11時を過ぎた頃でしたか。私は家に着くやすぐシャワーを浴び眠りに落ちてしまいましたが、若者は勉強したり、本を読んだりして、眠りに付いたのは3時を過ぎていたとのことでした。
くるみさんの夏休みの工作、今年は梅田さんの手によるものとなりました。