峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

品格

2011年10月31日 | 町内会長

一昨日の日曜日、私の暮らす佐々町の町政施行70周年記念式典が盛大に挙行された。
平成の大合併で近隣の北松浦郡の旧町は離島の小値賀町を除き、すべて佐世保市に吸収合併されてしまった。だが、どっこい佐々町は単独で生きている。そして今、時代に即した新しい町づくりを始めている。

この日は、教室で長崎学習塾主催の秋期模試を行う日でもあった。
会場の文化会館まで私の家から車で5分とかからない。式典は午前10時からだから、会場に10分前に到着することにして9時45分に家を出ればよい計算になる。模試の開始時刻は午前9時、1時限目の英語の冒頭のリスニングテストを終えたところで女房どのに後を託し、例のごとくあわただしく支度をして家を飛び出た。

会場の向かい側の住民センターの駐車場に車をとめ受付に向かう。雨の中、役場の職員が総出で交通整理・受付・案内、その他にと動いていた。地方分権、行政のスリム化は時代の要請だが、特に私たちの町のような規模の小さな自治体における職員1人ひとりの果たすべき役割は今後益々大きくなる。研鑽を積み、さまざまなことで町のために力をふるってもらいたい。私たち町民も共に汗を流そう。
あいにくの雨の中、雨合羽に身を包み、笑顔で応対してくれる若い職員のみなさんのはつらつとした仕事ぶりに嬉しくなり、会場の中へと向かった。

間もなく開式。古庄町長の式辞、福田町議会議長の挨拶の後、各種功労者の表彰が続いた。
この表彰について、事前に「町民表彰候補者の推薦について」という文書が町長名で届いていた。表彰基準が11項目あった。その中の「町民の規範となる善行者」に該当するとして、私の暮らす町内会のHさんを推薦していたところ、過日、Hさんが表彰される旨の連絡が入っていた。

10年ほど前の一時期、私は子供たちの交通安全の一助にと小中学生の登校時に横断歩道に立っていたことがある。その横断歩道の近くに屋根付のバス停があった。横断歩道への行き帰りにそのバス停を通るのだが、そこはいつもタバコの吸殻や空き缶が散乱していた。見かねた私は、やがてちりとりとほうきを持参し、子供たちを見送った後、バス停の清掃をしてゴミを自宅まで持ち帰っていた。

その後、地域のいろいろな役割を担うようになった私は、3,4年で横断歩道に立つのを卒業させていただいた。
そのバス停周辺の清掃を継続していただいているのがHさんである。特に、私がお願いをしたわけではない。Hさんが自発的になさっていることだ。

80歳近くになるHさんは市井【しせい】の人としてご家族と静かに暮らしておられる。バス停の清掃も目立たぬようなさっておられる。
2年前だったか、長崎県保健環境連合会での表彰候補者に推薦したところその対象になられた。しかし、その表彰式には出席されなかった。晴れがましい所に出るのは苦手だとおっしゃる。

このたびも、事前に表彰の候補者に推薦させてくださいと申し出たところ渋っておられた。そこを半ば強引に了承を得て、推薦していたのだが、やはり欠席なさっていた。
式典には地元選出の衆参両議員、近隣の市町の首長及び議員等のみなさんの他、町の名士も多数出席しておられた。私のような凡人ならば鼻高々で臨むところだがHさんは違うのだ。

私も、80歳になる頃にはHさんのように気高く生きてみたい。

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気分爽快

2011年10月25日 | 町内会長

体の節々が痛い。

一昨日の日曜日、「町内会対抗ソフトボール選手権大会」が開催され、私の暮らす西町町内会チームも元気よく参加した。
10人制の大会で、この日揃ったメンバーは10人、全員フル出場となる。当然、私もその中の1人だ。普段、バットを振ることはおろか走ることさえしてないものが、思いっきりバットを振り、懸命に走るのだから結果、冒頭に記したようなことになる。

私たちのチームは午前10時から続けて2試合戦ったが、いずれも大敗を喫し、予選で姿を消すこととなった。今年は事前に練習できなかったから早々の敗退もやむを得ない。
負けはしたものの、相手チームを冷やかしたり、冷やかされたり、味方チームの選手のファインプレーに歓喜したり、失策に爆笑したりと、スポーツの秋を満喫した。

後の試合の審判をしたメンバーの帰りを待ち、午後の早い時間から慰労会を開いた。
この日の参加者は、ほとんどが20・30代の若手だったが、彼らと飲むと決まって2次会行きをせがまれることになる。集会所でビールに焼酎だ日本酒だとたいてい飲んだ後、タクシーに分乗し、いつもの「果りん」へと繰り出した。

若い人と飲むのも、またいいものだ。

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なんとかなるさ

2011年10月20日 | 町内会長

佐々町の名物にと佐々栄町通り商店街のみなさんが意気込む大綱引き大会が先の日曜日に開催された。試合は、1チーム25名編成の町内会対抗形式で行われる。

現在、佐々町には32の町内会があるが世帯数の多い町内会でも25名の選手を揃えるのは年々難しくなってきている。今回エントリーしてきたのはわずかに13チームだった。
私たち西町町内会は世帯数・人口とも中程度の町内会だが、ともかくもエントリーは済ませていた。ただし、最終的な選手集めは敬老祝賀会を終えてからと考えていた。
すべてをぎりぎりのところで間に合わせている。「なんとかしようと思えば、なんとかなる」これは町内会運営から得た私の人生訓の1つだ。ところがだ、そこで突然、体の変調をきたすことになる。

選手集めは気合と集中力が必要だ。
いつもは、小学生の塾がない曜日の夕方5時から7時くらいの間に一気に各戸を回る。心身ともに健康で気力が充実していないと、とてもではないがやれない。

今回は、各戸を回れる日が大会3日前の木曜日しかなかった。そこにかけていた。だが、あいにくその日に体調が最悪という事態に陥ってしまった。
そこで、木曜日、歯科医院から帰宅した後、副会長と若手の中心的存在にと期待を寄せているI君に状況を説明し、選手を取りまとめてくれるようメールを送った。
その後、体育部長の所へ出向き、これまでの経緯を説明し、仮にI君が渋るようだったら出場を辞退する旨伝えた。

体育部長は、班長の中から振り分ける形で役目に就いていただいている。事前の打ち合わせ会等には出てもらっているが、選手集めは、どこに誰が住んでいるかを知っていなければならないし、人間関係が築かれていなければ難しい。誰でもができる役目ではない。
帰宅し、大会主催者に電話を入れ、事情を話し、メンバー表の提出を待ってもらった。

I君からすぐに返信があった。すでに若手の数人には声をかけているし、夜勤の関係で土曜日の夕方でないと回れないが自分の行ける所は回っておく。大丈夫だと思うというような趣旨のものだった。私は、とたんに元気が湧き上がってくるのを感じた。
I君は、来年40歳を迎える立派な家庭人であり、社会人である。普通は失礼だが、「頼もしいな。さすがに私が見込んだ男だ。土曜は私も回るよ。元気が出てきたよ。」と折り返しメールした。

昨今、企業では年上も年下も関係ないとばかりに実力主義が幅を利かせているという。しかし、町内会では肩書きなんて関係ない。子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむ。また、後輩は先輩に敬意を払い、先輩は後輩の信頼を得られるよう努める、というような長幼の序こそ大切にすべきだと考える。

土曜日の夕方4時から、I君と2人で町内会の隅から隅までを回った。
そして大綱引き大会当日、遠慮してあえて声をかけなかった人など含め27名の方々が集まってくださった。実に嬉しかった。町内会長冥利【みょうり】に尽きる思いだった。

なんとかなるさ。

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いい歯科医院との出会い

2011年10月18日 | 暮らし

たまらず、病院に行くことにした。
肩こりが原因で様々なところに症状が出るというから、先ずは内科へ行ってみたらとの女房どのの言に従い、午後になって近くの内科を訪れた。しかし、内科的には問題はないとのことで簡単な検査の後、歯科・耳鼻科・口腔外科の順での受診を薦められるにとどまった。

翌朝、女房どのの薦める歯科医院へ電話を入れるも10日先でないと予約が取れないという。佐々町には歯科医院はたくさんある。ならばとタウンページをめくり、歯科医院の列の最初に出てくる「かくどう歯科医院」に電話をすると1時間後に予約が取れた。

受診の結果、虫歯はないが右下の一番奥の歯の歯茎が炎症を起こしているとのこと。その場での抜歯を勧められ、応じた。
それから5日、徐々に腫れと痛みはひき、元気を取り戻すことができた。

歯石がたまるとそこから細菌が進入し、今回のような歯茎の炎症を引き起こすもとになるからと、翌日から金・土・月曜と続けて歯石取りのために通院した。さらに、来週の月曜に歯茎の状態を再チェックすることになっている。

ところで、この「かくどう歯科医院」はお薦めである。
近年、佐々町には次々と新しい歯科医院ができた。勢い、新しくきれいなところに行ってみたくなるのが人情というものだろう。中には、先の歯科医院のようになかなか予約が取れないところもあるらしい。
「かくどう歯科医院」は建物からして古い。いまどき、玄関でスリッパに履き替えなければならないところも少ないのではないか。
だから混んでいない。それがいい。希望の日時に予約が取れるのがいい。何よりいいのが時間をかけて丁寧に治療してもらえることだ。

それに加え、先生の患者に接する態度が温かみがあって礼儀正しくて素晴しい。ややもすれば、人間的にどうかなと思えるような医者が見受けられるだけに角銅先生の診療態度には感服した。また、見立ても技量も的確なものだった。
当然、先生のいい影響が周囲に及ぶことになる。歯科衛生士さんも受付の方の態度も大変好感の持てるものだった。さらに、先生の人柄によるものなのだろうが、診察室の雰囲気が明るいのも気持ちがよかった。

金曜日に治療していただいた後、角銅先生・歯科衛生士さん・受付の方それぞれに直接「素晴しい!」と気持ちを伝えた。みなさん、ニコニコして聞いておられたが、きっと変なやつだと思われたに違いない。

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痛み襲来

2011年10月17日 | 町内会長

先週日曜日、木原山副町長をお招きしての町内会主催の敬老祝賀会を催したその夜に突然、猛烈な肩こりと歯痛に襲われた。
9月から10月にかけて何かと忙しかったので疲労が蓄積しているのだろうと、幸い翌日が祭日だったこともあり、朝から女房どのとしばしば訪れる唐津の佐里温泉へ出かけた。

秋の澄んだ青空と風情のある庭の紅葉を眺めながら、ゆっくり露天風呂に浸かっているとスーッと痛みが遠のいた。痛みは、やはり疲れからきていたんだ。これでもう大丈夫と安心し、風呂上りに女房どのと昼食を楽しんだ。ところが、夕方、帰宅するや再び肩にズンとくるようなこりと歯痛が襲ってきた。その夜は女房どのに肩をもんでもらい、酒の酔いで痛みをごまかし過ごした。

火曜日もなんとか痛みをごまかしやり過ごしたが、水曜日が朝から多忙でこれが決定打となった。
午後に出席した民生児童委員協議会の定例会から帰宅する頃には痛みが増し、右頬が少し腫れてきた。帰宅後の入塾希望の保護者・子供との面談の際には水にぬらしたハンカチを当てなければ耐えられないほどになっていた。
面談の後は小学生の授業、休む間もなく夜の授業と続く。これがまた折悪しく、中学校の中間テストの真っ只中で指導にも知らず熱が入ることとなる。
結局、この夜は痛みで一睡もすることができなかった。

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秋晴れのおくんち

2011年10月08日 | 町内会長

現在夜の10時9分、「おくんち」の最後の「平戸神楽」、その後の「なおらい」が終わり、女房どのに迎えに来てもらい帰宅。朝からお酒をいただき続けている。
しんどいけれど楽しかった。「おくんち」の締め元の総代との約束も果たしホッとしている。
関係地域・団体、みんなが力を合わせいい「おくんち」を続けていかなければならない。

明日は町内会の敬老祝賀会だ。町内会の先輩のみなさんのこれまでの様々なお骨折りに対し、後輩である私たちの敬意と感謝の気持ちを自然と感じ取っていただくような素敵な会にしよう。

彩理ちゃん、おやすみ。

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学究の徒へ

2011年10月07日 | 父親と子

きょう、大学院(修士課程)の合格発表があり、有紀さんが臨床心理学コースに合格した。

大学が国公立第1種の臨床心理士指定大学院に指定されていることで、臨床心理学コースの入試倍率はここ数年3~5倍を推移している。おまけに、本人いわく入試の出来があまりよくなかったとのことで多少、心配していたのだが見事に難関を突破した。

これで有紀さんは、本格的に心の専門家としての道を歩み始めることとなった。専門分野の学問を深く極めると同時に今までと同様、これからも一人の人間としてバランスよく様々な経験を積んでいってほしいと願う。

「祝杯あげなきゃね!」とメールすると、「祝杯楽しみだ♪」と返信があった。
一昨日前まで「心理」の友人7人と屋久島を訪れていたようだ。今回は登山を楽しんだらしい。その時の話などをつまみに祝杯をあげよう。

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私の誇り

2011年10月06日 | 将棋

伊緒ちゃん・由紀ちゃん・早紀ちゃん、真子ちゃんと、我が家の有紀さん・くるみさんが将棋を指していた頃に知己を得た子供たちがプロ・アマの将棋界で大活躍している。いや、もはや「子供」ではないれっきとした女流だ。

プロの世界で頑張っているのが室田伊緒女流初段と室谷由紀女流初段、そしてトップアマである室谷早紀さんと山口真子さんだ。

由紀さんは、先月29日に行われた第19期倉敷藤花戦・挑戦者決定戦で惜しくも清水市代女流6段に敗れ、初のタイトル戦登場とはならなかったものの、準決勝では上田初美女王を降しての決勝戦進出で今後の活躍を十分に予感させる躍進ぶりだった。

一方、伊緒さんは現在、女流名人位戦B級で5勝3敗と、あと1勝すればA級入りを確定させられるところまできている。また、女流王位戦の予選トーナメントも勝ち上がっている。

アマ2人の活躍も目覚しい。
真子さんは昨年、見事に女流アマ名人戦で優勝した。
また、早紀さんは中学生の頃から輝かしい戦歴を誇っている。その軌跡は、全国中学生選抜将棋選手権で2度の優勝、高校では全国高校将棋新人大会優勝、また全国高等学校将棋選手権大会女子個人戦で2度の優勝、さらには全国高等学校将棋女子選抜大会でも2度の優勝、大学では学生女流名人戦での優勝と見事なまでだ。

我が家の子供たちは苛烈な勝負の世界にはなじまなかったが、あの頃のことは好き想い出として心の中にある。そういえば、くるみさんは入学した大学の将棋部員に請われ、先日、何局か指したと話していた。

プロの道を歩み始めた伊緒さんと由紀さん、大学3年生になった早紀さんと真子さん、彼女たちの益々の成長を楽しみにしている。

頑張れ伊緒ちゃん! 頑張れ由紀ちゃん! 頑張れ早紀ちゃん! 頑張れ真子ちゃん!

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どの子も伸びる

2011年10月05日 | 私塾

9月も末になり、ようやく裏庭の草取りをおおかた終わらせることができた。
これにより、雑草の圧倒的な勢力拡大の前に、なすすべなく撤退に次ぐ撤退を続け、裏庭からあやうくその姿を消そうとしていたいた芝生が辛うじて踏みとどまった。

その後、毎日水撒きを続けた。するとどうだろう。間もなく芝生はじわりと力強く根を張り出してきたではないか。残っていた芝生の葉の色とは異なる濃い緑色の葉をつけて。

芝生が延びられる環境を整えてやることで、芝生は再びその旺盛な生命力を発揮し始めた。
芝生のその様を見て子供たちのことを思った。芝生も子供たちも同じだ。親や教師は、子供が自ら備えている伸びる力を信じることが必要だ。子供に直接働きかけるのではなく、子供が健やかに伸びられるような環境を整えてやることこそが大切なのだ。

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小さな秋 大きな喜び

2011年10月04日 | 町内会長

小中学校の夏休みが終わると同時に塾の夏期講習も終了、そこでホット一息つけるところなのだが、年々、そうは問屋が卸してくれなくなってきている。
面白いこと、考えさせられることなど記したいことが山ほどあるのにままならず、いささかもどかしさが募る。
もっとも、すべてがうまくいくなどということはありえないことだし、おそらくはあってはならないことだろうから、こんなことで心を煩わせているなんて有り難いことだと気持ちに折り合いをつける。

日曜日、午前7時から月に1度の町内会清掃を行った。
前日、知人ら5人で夜遅くまで語り合いながら美味い酒をいただいた。初めてお話しする方もいて話題は多岐に渡り、楽しいひと時を過ごすことができた。そんなことで、午前6時過ぎに目が覚めたときは昨夜の酒が残っていた。そこで30分ほど眠ることにしたが、それが功を奏した。7時15分ほど前に再び目を覚ましたときには頭がすっきりしていた。

町内会清掃の後、有志の皆さんと共に町内会の一角にある「小浦自然公園」入り口のツツジの植え込みを中心に除草作業を行った。午前8時から2時間半ほどかけきれいに仕上げた。気持ちがいい。

帰宅し、すぐに着替えて前日役場から届けられていた10月度の広報等の配布物や各種回覧を班毎に仕分けし、それを手押し車に載せ、各班長さん宅へ届けた。日頃の運動不足をいくらかでも解消する絶好の機会だ。運動靴に履き替え早足で町内会を歩き回る。なんとも気持ちがいい。

町内会を一回りしてくるとちょうど正午だった。昼食に炊き立てのご飯と味噌汁、それに焼き魚をいただく。実に美味い!久しぶりにご飯をおかわりした。
昼食後、横になるとすぐに睡魔が襲ってきた。しばらく午睡をする。いい気持ちだ。

午後5時から再び町内会の有志の皆さんと「おくんち」の幟立てを行った。秋のお祭りが近い。おしゃべりしながらみんなで手分けして作業するのが楽しい。

午後7時からは今週の土曜日の町内会の敬老祝賀会に備え、有志の皆さんによる出し物の練習を集会所で行った。人員が足りないので私と女房どのも加わる。
演目の選定、振り付けから小道具の準備、そして指導までいつも幼稚園の園長先生である松永さんにお願いしている。松永先生は公私ともご多忙に係わらずいつも快く引き受けてくださる。あらためてみなさんの協力があってこそ町内会の活動がよりよく行われるのを思う。
この夜、松永先生の指導の下、初練習をみんなで楽しんだ。

こんなふうにして1日が過ぎていく。
過日、可愛がってもらっていた叔父と久方ぶりにあった。70歳を過ぎた伯父は、ゴルフ三昧の日々を過ごしている。私が町内会の世話役をやっていることを知った伯父は、もっと人生を楽しまなければと諭してくれた。伯父からすれば、私の日曜日の過ごし方はいかにもつまらなく映るのだろう。
私もゴルフが大好きだ。機会があればしよう。しかし、今の私にはゴルフよりも与えられた役割を果たすことの喜びの方がはるかに大きい。

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