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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

新しい何かは

2021年11月11日 | 暮らし
テレビ東京系列放送「カンブリア宮殿」の先週木曜日放送、「スタバ1強時代に立ち向かう猿田彦珈琲 新戦略の舞台裏」を見ました。

「猿田彦珈琲」の名を初めて聞いたのは数年前、TVから流れてくる「猿田彦珈琲監修」という缶コーヒーのCMからでした。

「サルタヒコ」という音の響きからくるイメージと「珈琲」との間には随分距離があるようで、しかし、それが2つくっ付き「サルタヒコ コーヒー」。
さらに「監修」という言葉がプラスされての「サルタヒコ コーヒー カンシュウ」という音の響きが、とても新鮮でインパクトを覚えたものです。

現在、大ブレイクしているという「猿田彦珈琲」ですが、その新店舗・原宿店の目玉が、ウイスキーの樽に寝かせたコーヒー豆を焙煎した1杯700円超のコーヒーだそうです。
「香り付け」は、これまで業界ではタブーとされてきたとか。

やはり、ここにもありました。
タブーに挑戦するとか、常識を疑うことの先にこそ、新しい何かが生まれるような気がします。
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変わるために

2021年11月01日 | 暮らし
第49回衆議院選挙の結果が出ました。

気になる投票率は、前回からわずかに増えて55.33%だったと伝えられています。
つまりは、これまで投票所に足を運んだ人は、おそらく今回も投票権を行使しただろうし、これまで投票所に足を運ばなかった人は、おそらく今回も投票権を放棄したということなのでしょう。

その中で、多少の凸凹はあったにせよ、世のなりゆきに変化はないということになります。

さて、今回の総選挙では、野党側が小選挙区で候補者を1本化するという触れ込みでした。
しかし、与野党の候補者が1対1で当選を競うという明確、かつ実際的な政権選択の選挙にはなりませんでした。

事実、私の暮らす岡山3区でも、自民党・保守系無所属・立憲民主党・共産党から4人の候補者が出ました。
保守が分裂しているにもかかわらず、野党も統一候補を立てられなかったのです。
結果は、保守系無所属の候補者が当選、比例でも自民党の候補者が拾われました。

もっとも、立憲と共産党の候補者の獲得票を足しても、当選者の得票数の半分にも届いていません。
数合わせだけでなく、同時に候補者の理念とか哲学とか、政策能力が問われるのは言うまでもないでしょう。

それはともかく、少なくとも小選挙区制度においては、主権者が政権に不満があれば、野党に投票して政権を交代させられる可能性のある構図を作る責任が、野党にはあると考えます。

そうでなければ、今回のように維新がいくら議席数を増やしても、与党の幹事長が落選しても、自民党の安泰は続くのです。

私は、私たちのために投票所に出向き投票権を行使する。
そして、政治家・政党は、国民のために緊張感を持てる選挙の仕組みを知恵を出し合い構築する。
成熟した国家に向けての1歩を踏み出す時です。
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主権者は私たちだ

2021年10月31日 | 暮らし
政治家は、お医者さんや大企業の意向を無視できないと書きました。
何故なら、選挙の際、彼らは動員をかけてまで投票行動を起こすからです。

投票の結果で政治家・政党の運命が決まります。
当選すれば、偉そうな顔が出来、偉そうなことも言えます。しかし、選挙に落ちたら、ただの人です。

同じように政党・政治家は高齢者のことをも無視できません。高齢者の投票率が高いからです。

有権者全体の中で、高い割合を占める高齢者向けの施策が優先される政治を「シルバー民主主義」あるいは「シルバーデモクラシー」と呼ぶそうです。
人情ですね。そうなるのは仕方のないことです。

こう考えを進めてみると、どうやら問題は、政治家・政党の方にあるのではなく、私たち有権者の方にあるように思われます。

私が変わらなければなりません。

若い世代がこぞって投票所に足を運ぶようになれば、若者向けの施策が目立って出てくるでしょう。

若い世代を含めて多くの国民が投票行動をおこせば、必ず政治は変わるはずです。

きょうは、衆議院議員総選挙、並びに最高裁判所裁判官国民審査の日です。
私は、権利を行使して貴重な1票を投じます。
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政党助成金から考える

2021年10月30日 | 暮らし
政権を長く保持し続けてきた自民党以外の野党は、その間、何をやってきたのでしょうか。
政権の座に着かなければ、その政策を実行できない訳ですから、一時の民主党政権時代を除いて、自民党以外の政党は何もやってこなかったのに等しいと言わざるを得ません。
ただ、いたずらに政権与党である自民党を批判し続けてきただけと言われても仕方ないでしょう。

「政党助成金」という制度があります。無論、国会議員のみなさんたちがお作りになったものです。

この制度は、企業・労働組合・団体などから政党・政治団体への政治献金を制限する代償として、導入されました。
労せずとも党を運営するお金が入ってくるという、旨い仕組みを作り上げたものです。
与党のほとんどの法案に反対する野党ですが、ご自身たちに都合のいい法案は与野党一致です。人情ですね。その気持ちよく分かります。

その政党助成金は、私たち国民1人あたり250円×総人口で総額が決まり、それが各政党に配分されます。
つまり、税金で賄われています。それも、国民1人残らず全てから徴収されているのです

2020年分の交付額は、自民党:約172億6千万円、立憲民主党:42億9千万円、国民民主党:46億5千万円、公明党:30億3千万円、日本維新の会:18億5千万円、社会民主党:3億6千万円、NHKから国民を守る党:1億6千8百万円、れいわ新撰組:1億6千1百万円となっています。

なお、共産党は「税金の無駄遣いである」「企業団体献金禁止を名目に助成制度を作ったにもかかわらず、現在も企業団体献金を残しているのは有権者への裏切り」などとして、助成金を受け取っていません。
共産党の主な収入源は、事業収入で新聞販売などの収入が8割を占めるようです。

2018年の政治資金収支報告書によると、政党の総収入額に占める政党交付金の割合は、それを受け取っていない共産党を除くとおよそ56%になります。
国会議員の給料はもとより、給料を稼ぎ出すための経費まで税金に頼っていることになります。

特に、国民民主党:84.8%、立憲民主党:75.8%と、その依存率は目立って高く、税金依存体質が気になるところです。

こうしてみてくると、国会議員になるうま味は自民党だけでなく、どの政党も同じということになります。
つまり、国会議員になりさえすれば、身分が保証され、高額な所得を得ることが出来るのですから。

自民党が圧倒的多数で権力を手中にし、国民をないがしろにして、利権を共有する一部の人たちと好き勝手なことをやる。
万年野党は、ただただ自民党のあら捜しに終止する。

政治家のこのような状況を、国民はいつまで許しておくのでしょう。
少なくとも「政権を失うかもしれない」「政権を取れるかもしれない」という緊張感を彼らに抱いてもらうことが大切ではないかと考えます。
切磋琢磨して、政策を磨き合う状況を作らなければなりません。

そのために、私は明日、投票所に足を運び、貴重な1票を投じます。
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変わらなければならない時

2021年10月29日 | 暮らし
今回のパンデミックで浮かび上がってきた問題の本質は、戦後日本の政治家の劣化にあると私は考えています。

先の無謀な戦争に負けた私たちの国の政治家は、米国によって牙を抜かれてしまいました。いや、単に牙を失くしただけでなく、同時に考える力や想像力など多くの能力を失ったように思います。

私たちの国は、第2次大戦終結のためのサンフランシスコ講和条約、それに基づく日米安全保障条約により、事実上、米国の従属下に置かれることになりました。そして、その状況は今なお続いています。

それにより、私たちの国の政治家は、国家にとって最も重要な外交・安全保障を実質的に考える必要が無くなりました。
政治家としての主体的な意思決定などしなくても、米国の顔色を窺っていれば、あらゆることが何とかなったのです。

そのことから、戦後の政治家は、政治家になって何を成すかではなく、政治家になることそのものが目的になっていったように思われます。

それは、最近の政権与党の総裁選によく表れています。
誰が政策に明るいかなどの政治家にとっての本質的な資質が問われるのではなく、誰が選挙の顔になるかとか、誰が総裁になれば都合がいいかとか、誰が操りやすいかなどで選ばれていることが臆目もなく語られていると伝えられていますし、結果、そのようになっているのは明白です。

要は、選挙に当選すること、政権与党であることのみが重要なのです。
つまり、政治家は自分のことしか考えていないというのがはっきりしてきたのです。

特段の事変がなかった戦後昭和の時代は、それでもなんとか世の中は回りました。
しかし、平成の時代に入り、様々な大規模災害、そして深刻な事件が相次いで発生しました。
国民は、喘ぎ、苦しみました。特に社会的に弱い立場にある人たちのところに、もろにしわ寄せがきました。

その都度、政府の危機管理能力が問われてきました。そして、今回のパンデミックです。

私たちは、戦後昭和の呑気な浮かれた時代に、政治家や選挙にあまりにも無関心・無頓着でした。
その間に、政治は、権力を握り好き勝手なことをやってきた政治家と、その権力を利用するべく彼らに近寄って行った人たちによって都合のいい道具にされてしまいました。

その能力がなくても「地盤・看板・カバン」があれば、選挙で当選する仕組みが次第に出来上がっていったのです。

知人に、ある国会議員の有力な支持者がいます。彼がその国会議員に求めるものは国会議員としての資質ではなく、彼の子供の就職先をちゃんと世話してくれるかどうかでした。
私が知る限り、有権者が町会議員から国会議員に至るまで彼らに求めるものはそんなものでした。

特段の事変がない時にも、その構図が見えていないことはありませんでした。それでも、そのような図式を、私たちは、それほど深刻には受け止めていませんでした。

しかし、ここにきて新型コロナ感染症という未曽有の疫病が、私たちの国の政治家の無能力さを露呈させてしまいました。

私は、変わらなければなりません。
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尊い1票を

2021年10月28日 | 暮らし
今回の新型コロナウイルス感染症の爆発的な感染拡大ではっきりと見えてきたことがあります。
その1つが医師不足です。

東京都を中心に感染者数が急増するたび、政府は緊急事態宣言を発令してきました。医療提供体制がひっ迫しているというのがその理由です。
色々言われていますが、要は医師の数が少ないのです。

何故、医師の数が不足しているのか。医師の数を増やすことを、お医者さんたちが阻んでいるからに他なりません。
どうして阻んでいるかといえば、同業者が増えれば、ご自分たちの立場が危うくなるからです。人情ですね。そのお気持ち、よく分かります。

お医者さんたちが、政権与党である自民党をずっと支持し続けてきていることは周知の事実です。
つまり、選挙の時、自民党を支える大きな力となっているのです。

ということは、自民党の政治家のみなさんは、お医者さんたちの言うことを無視出来ません。いや、言う事を聴かなければならないのです。
でなければ、選挙で落ちます。選挙に落ちると、ただの人です。政治家であることのうま味は石にかじりついても手放したくないようです。人情ですね。その気持ち、よく分かります。

お医者さんも政治家も、相当にうま味のある職業なのでしょうね。一度掴んだら孫子の代まで放しません。代々医者とか、代々政治家ばかりで固められています。そう簡単にお医者さんや国会議員にはなれない仕組みが彼らによって作られてしまいました。

また、大企業に対する優遇税制は、消費税によって支えられていると指摘する声があります。
大企業も、献金という形で自民党を支えています。ここにも、見事に支え支えられる構図が出来上がっています。

最近の選挙の投票率をみると、およそ50%前後で推移しているようですが、こうして考えてみると、支え支えられる構図にある人たちだけが投票所に足を運んでいるのがよく分かります。
だって、その構図の外にいる人たちにとっては「誰がなっても同じ」ですものね。

でも、本当に「誰がなっても同じ」なのでしょうか。
政権を握っている与党の中の議員の間の話であれば、そうでしょう。しかし、野党が政権を担うようになれば、よくなるかそうならないかは別にして、少なくとも「同じ」にはならないでしょう。

今回の衆院選は、足並みの乱れがあるにせよ野党が小選挙区で候補者を1本化する動きがありました。
つまり、これは、私に政権党を代える選択肢が与えられたということです。

与党の在りようがこれまでどうだったかはもとより、各党・各候補者の政見放送をじっくり聴き、尊い1票を投じたいと考えています。
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不自然だが

2021年10月03日 | 暮らし
今年から始めた野菜作り。農薬を使わない・肥料を用いない・耕さない・除草しないという、いわゆる自然農の真似事をしている。
と言っても、その実践者・川口由一さんの著書に一度ざっと目を通しただけだ。こういう感じでやれるんだと知り、自己流で適当にやっている。

ほとんど手をかけていないのだが、6月末から採れ始めたピーマン・オクラ・トマトなどが今なお採れ続けている。
ただし、キュウリは早く終わり、レタス・キャベツなどの葉物類は、虫に食べられ育たなかった。

先週、3か月に1度の歯のメンテナンスを受けに兵庫県・上郡町に出かけた。その帰り道、種苗店の店頭に葉物類の苗が目に留まり車を駐めた。 

店の名は「タケウチ種苗」。
ご主人らしき方に、薬を使わない野菜の育て方を尋ねると、ネットで覆ったらよいと教わった。

で、昨日、竹内種苗さんで白菜とキャベツの苗を、それぞれ10個ずつ求めた。ついでに万能ネギも一束。

自然界で育つ草花の様子からして、ネットで覆うのは極めて不自然だ。だが、私が食するために植えた野菜がちゃんと育ってくれないのは面白くない。

野菜にネットがかけられている様は、決して自然とは言えないだろう。しかし、少なくとも環境に悪い影響を及ぼすことはないだろうと考え、ネットで覆うことにしている。
さて、どうなることやら。
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初秋を楽しむ

2021年10月02日 | 暮らし
このところの朝一番の庭仕事は落ち葉かき。
我が家の敷地をぐるりと取り囲むように落葉樹の樹々が静かに立つ。

昨年、車庫を作った際、車庫の前を整地して芝生を張った。
今年になり芝生が順調に育ち、美しい庭が出来た。

樹々たちがその芝庭にも今年の葉を散らし始めている。


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移ろう季節の中で

2021年10月01日 | 暮らし
夏場は暑いので午前中の庭仕事を控えていた。
午後3時を過ぎ、太陽が西側のコナラや桜などの広葉樹林に差し掛かり、敷地の一部が陰ってくる頃、作業着に着かえ表に出ていく。

季節は確実に移ろう。10月の声を聞く段になり、日暮れが加速して早まっている。

このところ、夕方5時には薪風呂の焚口でマッチを擦るようになった。夏場に比べ2時間ほど早い。

結局、庭仕事の時間は、わずか2時間程しか取れていない。それも合間合間に栗を拾ったり、草花や周囲の景色を写真に収めたりするので、正味1時間程か。

芝庭の草刈りだけで一通り刈り終えるのに4,5日はかかる。道理で庭仕事がはかどらないはずだ。

というわけで、2,3日前から早朝に一仕事することにした。

随分としのぎやすくなった。
移ろいゆく季節が愛しい。
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きょうの記事についての訂正とお詫び

2021年09月29日 | 暮らし
きょうの記事、「110歳のブロガー」について、訂正をして、お詫びを申し上げます。

記事を投稿した後、当の「スミダマン」さんからコメントが入りました。
それによると、「スミダマン」さんの所属しておられる会社が先日、創業110年を迎えられたということから、あのような表現をなされておられるようです。
よって「スミダマン」さんが110歳ということではありません。

私の早とちりでした。ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

こうなった以上、私自身が「110歳のブロガー」となるほかありません^^
その時まで、お付き合いの程よろしくお願いいたします。
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