峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

春、間近

2018年08月20日 | 子育て日記


  喜びとさびしさ混じる卒業の日

           峰野くるみ


学校で詠んだのでしょう。今朝、食卓の上で見つけました。

               200537日(月)記

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トゥー・ペア

2018年08月19日 | 子育て日記

次第に我が家の3人の娘たちの卒業式や入学式等の日にちが明らかになってきていますが、懸念していたことが起きています。

先ず、くるみさんの卒業式の日と有紀さんの合格者登校日が重なってしまいました。
さらに、入学式が同じ日に行われることがわかりました。

私にとっては当たり前のことでしたが、私はこれまで、我が家の長女である絵理子さんが保育園に入ってからこの方、3人の娘たちのすべての入園(学)式、卒園(業)式に参列してきました。
それが今回、初めてかなわなくなります。

でも、今度ばかりは仕方ありません。それぞれ親子でペアを組んでの参列となります。

                 200536日(土)

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ひな祭りに

2018年08月18日 | 子育て日記

昨日は33日のひな祭りの日、我が家は、裕理子さんも含め4人も娘がいるのにお雛様を出していませんでした。お雛様を飾るのは私の担当です。

この日、あれやこれと片付けなければならない仕事の合間を縫って、昨年末以来、体調を崩している母親の所を訪れ、昼食を共にとりました。
かねてより健康に気をつけている母ですが、食欲がなく体重が35kgまで落ち、死が目の前にちらついたと言います。
しかし、徐々に回復傾向にあるようで、この日のおしゃべり具合では、もう心配要らないようでした。

母親宅で2時間ほど費やして帰宅、掃除を終えたのが6時頃、相次いでくるみさん、有紀さんが帰宅、しばらくして女房どのが帰ってきました。

我が家には数組のお雛様があります。廊下の壁に1つ、女房どのが飾っていましたが、私は大慌てで、すぐに取り出せるお雛様を引っ張り出してくると、食卓の上には、お鮨屋さんから届いた散らし鮨が乗っていました。
さすがに女房どのです。心を亡くしていたのは、やはり私だけでした。

と、その時、有紀さんのボーイフレンドのO君から、お客さんからいただいたケーキをあげたいのだがというメールが入りました。
O
君のお宅は自動車の修理工場を営んでおられます。それから、有紀さんは女房どのの携帯を利用しているのです。

すぐに、今度は携帯電話が鳴って、すでにO君は我が家の玄関の前にケーキを持って立っていました。お母さまと一緒に車で来たようで、女房どのがお礼を申し上げに出ました。
もちろん、姉のボーイフレンドと、そのお母さんに興味津々のくるみさんもくっついて。

O
君と、そのご家族のお陰で、我が家は豪勢なひな祭りとなりました。

ところで、女房どのが求めてきたケーキと、O君宅からいただいた大きなケーキ、とてもとても我が家だけで平らげることはできません。
そこで、O君宅からいただいたケーキの半分は女房どのの勤務先に今朝、向かいました。
ケーキを作られた方は、そのケーキが巡り巡って、江迎小学校の職員のみなさんの今日のおやつになるとは思ってもいないことでしょう。

たくさんの人を仕合せにしたケーキを作られた方、ご馳走さまでした。ありがとうございました。

               200534日(金)記

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女房どのの誕生日

2018年08月17日 | 子育て日記

226日は女房どのの誕生日でした。

その日、私は宇久町教育委員会のお招きで、宇久島で開かれた「おはなし広場」に佐々の図書ボランティアの仲間と共に参加していました。

誕生日と重なるのは前もって分かっていました。すまないなと思っているところ、女房どのは気持ちよく「行って来たら」と言ってくれました。

私が、あれこれと地域で応分の役割を担わせていただけるのは、女房どのの理解と応援があってこそです。

女房どのへの誕生日プレゼントは、心からの「ありがとう」です。

写真の花束は、女房どのの友人から昨日届いたものです。
女房どの、誕生日おめでとう!

               200531日(火)

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船出

2018年08月16日 | 子育て日記

女房どのの携帯電話に、絵理子さんから久しぶりにメールが届きました。

先週、東京での研修に参加して来たそうです。そして、いよいよ今週末には勤務地が決定するとのこと。
「ドキドキしている」とありました。

また、絵理子さんの新たな船出が訪れようとしています。

               2005218日(金)

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有紀さんの初恋

2018年08月15日 | 子育て日記

「つづく」から早くも1週間が経とうとしています。日々が「スーホの白い馬」のように駆け抜けていきます。心して11日を大切に生きなければなりません。

さて、15日が有紀さんの誕生日です。
1
6日、O君は有紀さんへの誕生日のプレゼントを抱えて我が家を訪ねて来てくれました。

「おじゃましています」「ようこそ」そんな言葉を交わしたでしょうか、私は、そのとき初めてO君と顔を合わせました。
O
君は、いがぐり頭で瞳が大きく、柔和な表情をしていました。

くるみさんもそうですが、有紀さんは、土日にどこかに遊びに行くなどということがほとんどありません。「付き合っている」といっても、どんな付き合いをしているのだろうと思って訊いたことがあります。

有紀さんの話では放課後に話したり、学校の帰りに手をつないだりするんだそうです。

なんと微笑ましいことでしょう。

有紀さんは、O君からのプレゼントの1つであるマグカップで毎日、牛乳を飲んでいます。

つづく

               2005218日(金)

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新しい人たち

2018年08月14日 | 子育て日記

有紀さんにも、家族公認のボーイフレンドがいます。クラスメート公認でもあるようです。
そのボーイフレンドのO君とは3年生になって同じクラスになりました。
O
君のことを私が知ったのは昨年の11月です。

11
月のある日、有紀さんのクラスでは席替えが行われました。
ところが、その日の昼食時、一人ぼっちで食事をする女の子が2人、男の子が1人いました。
いつも、席の近くの者同士で数人固まって食事をとるのですが、席替えのため孤立する子が出たのです。

その状況をまずいと思ったO君は「先生は当てにならないけん(から)、自分たちで解決しようよ」と有紀さんに声をかけてきました。
有紀さんもO君と同じ気持ちでいました。早速、周りの友達にも声をかけ、一人ぼっちで食べていた2人の女の子を招き寄せました。
O
君も、同様に一人ぼっちの男の子を仲間のところに呼んで一緒に食べたのでした。

クラスメートの思いやりがよほど嬉しかったのでしょう、女の子の1人は涙を流していたといいます。

その話を聞いたとき、2人はまだ仲の良い友人だったそうですが、やがて、お互いの友人を通して、お互いが好意を持っていることを確認していきました。
そして、クリスマス・イブの日に特別な存在となったのです(このことは、先ほどくるみさんが教えてくれました「ロマンチックやろ~」と。)

なんと素敵な少年でしょう。

                                                           つづく

               2005212日(土)

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赴任先は

2018年08月09日 | 子育て日記

2月中旬頃までには絵理子さんの勤務地が決まると聞いています。もうそろそろでしょうか。

有紀さん、くるみさんがこの春から家を出ることになりますが、入れ替わって絵理子さんが帰ってくるかもしれません。

勤務地は、九州地方の中心・福岡市か、現在住んでいる山口市か、実家のある長崎県の佐世保市か長崎市のうちのいずれかだそうです。

さて、新社会人の第1歩を絵理子さんは何処で踏み出すのでしょう。

               2005211日(金)

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授業参観

2018年08月08日 | 子育て日記

きょうは、くるみさんの授業参観の日です。
これが小学校最後の授業参観日らしいのですが、午後から保護司会の研修が入っていて残念ながら参観できません。

そんなわけで「ごめんねぇ~」と言うと、「お父さん、よかったね」と、くるみさん。
今回は音楽の授業で、なんでも、先生はお母さん方にも低音と高音に分かれてもらって合唱に参加してもらうと言っていたというのです。

「うわぁ~、かんべんしてよ。よかったぁ~」と私。「そうさ、家に帰ったら親子で合唱できるからって言よらすとよ」と、あきれた顔のくるみさんでした。

               200529日(水)

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有紀さんの合格

2018年08月04日 | 子育て日記

27日、有紀さんへ橘香館(きっこうかん)から封書がが届きました。

胸を躍らせ開封すると「あなたは向陽橘香館に合格されましたので通知いたします。」とありました。
続けて「あなたは成績が優秀でしたのでスーパー特待になりました。これは入学金と3年間の授業料及び下記の諸経費が免除となります。」と付記されてありました。

夏季に開かれた橘香館の1日体験入学に参加した有紀さんは、橘香館の受験を決めました。
中学校での3者面談に臨む前、有紀さんの意思を確認すると、橘香館以外は受けないというので、それならばということで推薦試験を受けることにしました。

橘香館の推薦試験には「A方式」「B方式」の2種類があります。有紀さんは「A方式」、いわゆる単願(受験の際、1つの学校のみを志願すること)です。
橘香館「推薦試験A方式」の推薦の条件は下記の通りでした。
 ① 中学校を平成17年3月に卒業見込みの者
 ② 推薦基準を満たす者
 ③ 中学校長が推薦する者
 ④ 合格した場合は必ず入学する者
選抜方法は「面接試験」だけとなっていました。

有紀さんは私の塾の塾生ですが、学習に関し私がこうしなさい、ああしなさいということは一切ありません。まったく好きに自由にさせています。質問をしてくることもほとんどありません。
普通の学習塾がやるような中間テスト・期末テスト対策もまったくしません。かといって、先取りした学習をさせるようなこともやってきませんでした。
有紀さんいわく「普通に」やりたいことをやっているだけです。だからでしょう。家で勉強するのは楽しいといいます。

橘香館には有り難いことに「特待制度」があります。どうせ橘香館の進学を希望するならば、その特待でいってくれるならば助かるからと、有紀さんにたった1度だけ檄(げき)を飛ばしたことがあります。体験入学の後、彼女が橘香館の受験を決意したときです。

有紀さんは私の言葉を受けて、夏休み山形県・天童市で行われた将棋の全国大会から帰って以降、それまでとは異なる期末テストの得点を意識した取り組みを始めました。
その頑張りが実り、2学期の期末テストでは文句のつけようのない結果を出し、通知表も見事な成績を収めました。

けなげにも私の言うことを聞き入れ、精一杯努力している有紀さんの様子を見てきていただけに合格の、しかも最高の評価をいただいての合格通知書を見て、私は涙がこみ上げてくるのを禁じることができませんでした。

なんと親孝行な子供たちでしょう。
有紀さん、くるみさんだけでなく絵理子さんも高校生時代、奨学生として採用され、入学金と3年間の授業料、それに寮費の一部を学校より奨学金として給付されました。

我が家の子供たちと、有り難い制度を提供していただく学校に感謝せずにおられません。

2005年1月30日(日) No.304

 

 


千間丸  2005/01/30/20:23:28   No.305

有紀さんの合格おめでとうございます。
より高い目標を目指し、日々の精進の賜物ですね。
峰野家の女性からは、ものすごいパワーを感じます。
その力の源は、峰野さんの真の教育なのでしょうね。
いつの日か、どこかの世界で、峰野家の子供さんの名前が聞こえてくる気がします。

 

 


峰野裕二郎  2005/01/31/18:56:25   No.306

千間丸さん、折に触れてお祝いの言葉をいただき有り難うございます。
温かいお気持ちが、じんわり心にしみます。

弱い人の痛みに心を添わせることができるような人間に育ってほしいと願っています。

 

 


sato tomonori  [E-Mail]  2005/02/01/15:03:40   No.307

 有紀さん合格おめでとうございます。早めの春が来ますね。ほっとされたでしょう。ご両親下を離れるのは一大決心が必要だったことでしょう。でも、近いところだから土曜日曜は帰って来れますね。
 橘香館にはわたしの尊敬する先生がおられました。学校を代表される存在でした。学校にもなんどか訪ねさせていただきました。残念ながら夭折されました。ごいっしょに酒を酌み交わしたこともあります。懐かしくなりました。有紀さん高校部の勉強を楽しんでくださいね。

 

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