峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

緊張

2005年11月05日 | 絵本の読み聞かせ
午前中、佐々町立図書館での「読み聞かせ」に清峰高校図書部の新立さんと田島さんが参加してくれました。田島さんは初めてで、新立さんは2回目になります。顧問の出口先生も立ち寄られました。

私も1冊読みました。彼女たちの緊張が伝染したのか、何だか妙に緊張してしまいしました。
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絵本で交流

2005年10月27日 | 絵本の読み聞かせ
朝一番、町の公民館に出向き、12月10日・11日の餅【もち】つきに必要な道具一式を押さえました。先ずは一安心です

午後2時から佐々町立図書館「図書ボランティアの会」代表者会に出席しました。
来る11月14日に佐々町立図書館で開かれる第7回・読み聞かせグループ交歓交流会に関して協議を行いました
今年も県北の市町を始めとして、大村・諫早、西彼、佐賀県の伊万里市と11市町から11の「読み聞かせ」のグループが一堂に会します。
旅費から弁当代まで、すべて自費での参加となります。みなさん、個人の自由な意思で集まって来られるのです
7年目を迎えるこの交歓交流会は私たちの誇りです
1時間半ほどかけて、すべてのことを決めました。

図書館から真っ直ぐ、清峰高校図書部に出向きました。
11月8日に大村市で開かれる長崎県高等学校文化連盟・第2回ライブラリーフェスティバルの分科会で、清峰高の図書部員が「読み聞かせ」等の実技実演を行うことになっています
この日は、それに向けてのチェックを行いました。

野口さんと私も「読み聞かせ」を行うことになっているようです。その後、参加している生徒たちに実際に「読み聞かせ」をやってもらう手伝いをさせていただきます。

新立さん、ガンバレ
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そして 母親となって

2005年10月19日 | 絵本の読み聞かせ
朝、佐々小学校で「読み聞かせ」をしました。この日は6年2組のみなさんと一緒でした。
始めに私が「ライオンのしごと」を読み、次に相棒の森田さんが「きりかぶ」を読みました。与えられた時間を3分ほど余しています。
そこでもう1冊、「にんじんさんがあかいわけ」を読むことにしました。
絵本を読む前に「にんじんは、どうして赤いか知っている人」と訊ねると、一番前に座っていた男の子が恐る恐る手を挙げてくれました。「正解!」です。

あなたは、ニンジンが赤いわけをご存知ですか?

むかし むかし、ダイコンさんが畑で寝てると、ニンジンさんとゴボウさんがやって来て、ダイコンさんをお風呂に誘いました。
みんな、タオルを下げて出かけました。
「いちば~ん」ゴボウさんが飛び込みました。次に、熱いのをがまんしてニンジンさんがじーっと浸【つ】かりました。
「アチ アチチチ」お風呂から上がったら真っ赤になってね。だから、ニンジンさんは、今でも真っ赤なの。

6年2組の教室の後ろの壁に、『白い雲』と毛筆で書かれたクラスの子供たち全員の半紙が掲げられていましたが、すべての文字に五重丸が付けられています。さらに、すべての半紙に「名人」「達人」「鉄人」のいずれかの文字が朱【しゅ】で書き込まれていました。
その違いがどこにあるのかは定かでありませんが、いずれも褒【ほ】められていることに違いはないようです。

近年、子供を褒めようという声が大きくなり、学校でも折に触れてさまざまな競技の表彰を行っているようです。
褒められた子供は少なくとも悪い気はしないでしょう。しかし、いつもいつも、褒められる子供を、ただ眺めていなければならない子供たちがいます。私は、いつもその子供たちの気持ちを思うのです。

「名人」「達人」「鉄人」いずれかの文字が朱で記された『白い雲』を眺めながら、この先生は、あらゆる子供たちの気持ちを汲み取れるいい先生なんだろうなぁと嬉しくなってきました。

夕方、掃除機をかけていると、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが我が家を訪ねてくれました。
かつて、塾に通って来てくれていた敦子【あつこ】さんことアッツゥーさんです。散歩の帰りに立ち寄ってくれました。
ご縁があって、最近、西町町内会に引っ越して来ています。同い年のご主人との間に5ヶ月になる男の子が1人います。名前は「虎」と書いて「たいが」君です。ちなみに、ご主人は「竜」さんです。2人合わせて「竜虎【りゅうこ】」、カッコいい
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君の顔、見えました。

2005年10月05日 | 絵本の読み聞かせ
午前8時10分から20分間、佐々小学校の4年2組のみなさんと絵本の「読み聞かせ」を楽しみました
ご一緒した森田さんが短い絵本を読まれたので、久しぶりに『スーホの白い馬』を読みました。いつも学年等を考慮【こうりょ】して、数冊絵本を持って行きます。

佐々小の後、9時半から清峰高校の図書部へ行くことになっていました。家に戻るのも半端【はんぱ】な時間なので、佐々小学校を出て、真っ直ぐ清峰高校に行きました。佐々小と清峰高校は隣り合わせにあります

4回の図書室に行くと部長の立石さんがすでに来ていました。英語の勉強をしていましたが、私との話に付き合ってくれました
立石さんは、将来、声優になりたいんだとのこと。高校卒業後、そのための専門学校に進学するのだそうです。
何故、声優を目指すようになったのかなど、いろいろと語ってくれました
間もなく、田島さんがやって来ました。田島さんのこと、有紀さんに話したよと言った後、やっぱり逆さ言葉の話になりました。
「田島 絵美(たしま えみ)」さんが逆さ言葉で「見えました(みえました)」になるというのは先日記しましたが、実は、くるみさんの同級生に「岡野 樹(おかの みき)さんという人がいます。反対から読むと「君の顔(きみのかお)」です。
なんと、2人の名前を合わせると「君の顔、見えました」となるのです

たまたま、姉妹の同級生の名前が面白い逆さ言葉になっていて、それが見事につながるなんて、不思議だし、面白いですね。

田島さんにその話しをして、逆さ言葉になっている名前の人、他に知ってる?と訊ねると、面白いのを教えてくれました。
先輩に「小畑 一馬(こばた かずま)」さんという人がいるそうです。反対から読むと「不味かタバコ(まずか たばこ)」となります。「不味か」とは「不味い」という意味です。
逆さ言葉ではありませんが「上柿 麗奈(かみがき れいな)」さんという人がいて、区切る所を違えば「髪が きれいな(かみが きれいな)」になるというのも教えてもらいました。
このことから「タモリ倶楽部」の「そら耳アワー」へと話は転がっていきました。

そうこうしているうちに顧問の出口先生がお見えになりました。最近、朝、私の姿を見かけないが、どこか旅行でもしていたのかと訊ねられました。
そのことから、町内会のこと、さらに、教員が地域に交わることなどの話になりました。

9時半になり「読み聞かせ」の学習を始めました。きょう、初めて、出口先生も「読み聞かせ」されました。
10月22日の文化祭で、今年は生徒が初めて学校で「読み聞かせ」を披露します。読む人にとっても、聞く人にとっても、いい「読み聞かせ」になるよう取り組んでいます
11時に清峰高校を後にしました。
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ケンカの気持ち

2005年09月21日 | 絵本の読み聞かせ
朝、8時10分から8時半までの20分間、佐々小学校2年1組のみんなと絵本の「読み聞かせ」を楽しみました

8時頃学校に着き、控え室で待っていると、2年1組のきょうの日直の当番の男の子が2人、迎に来てくれました
「ありがとう」と、教室へ向かう廊下を歩きながら日直の宮原くんの背中に手を当てると、シャツが汗でぐっしょりと濡れています。
「すごい汗だね」と言うと「兄ちゃんと朝ケンカした」と宮原くん

2つ年上の兄ちゃんとよくけんかをすること、弟の宮原くんがだいたい勝つこと、泣くのは兄ちゃんだということなど、宮原くんは教室に着くまで兄ちゃんとのケンカのことを話してくれました。
「よし、きょうは『けんかのきもち』を読もう。決~めた」

教室に入り、挨拶【あいさつ】を交わすと早速【さっそく】「読み聞かせ」です。『けんかのきもち』を読む前に「みんなはケンカをするかな?」と訊ねると、異口同音【いくどうおん】に「する!」

やっぱり、みんなケンカするんだ。
当たり前だよね。子供の頃、いっぱいケンカをしたらいいと思う。
子供の頃たくさんケンカをした子は、大人になって、つまらないケンカをしない。
ケンカをしても仲直りの仕方をちゃんと知っている。
みんな、いい子になんて、なるな
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傑作【けっさく】

2005年09月07日 | 絵本の読み聞かせ
台風14号は、九州・中四国に大きな被害をもたらしました。私たちの地方は、今回は幸いにも大きな被害が出ませんでした。

台風一過【いっか】、きょうは青空でした町内会を見て周りました。雨どいのはずれたお宅が2軒目立つ程度でたいしたこともなく、みなさんに笑顔が戻りました

午前中、公民館の室内に風を通すため、窓を開けに行きました。公民館の周囲を見て周っていたら、裏の崖【がけ】面を大きな爪【つめ】を持った蟹【かに】が駆け上がって行きました。

午後4時から5時半まで、清峰高校の図書部で「読み聞かせ」の学習会を行いました。図書部員だけでなく絵本に興味のある生徒も数人参加してくれました

その中に、美術部の田島絵美【たしまえみ】さんがいました。田島さんは、有紀さんの小学・中学時代の友だちです。「たしまえみ」、逆さから読むと「みえました」。有紀さんが小学生の頃、友だちにこんな名前の人がいると有紀さんから聞きました。
それは衝撃的でさえありましたこの逆さ言葉だけは、忘れようにも忘れられません。今でも、逆さ言葉の話になると必ず紹介します。

田島さんに、この逆さ言葉の話をすると、「私は、タケヤブヤケタと同じ扱いですか」と笑っていました。
ようやく、逆さ言葉の傑作の主、田島さんに会うことができました
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デビュー

2005年08月24日 | 絵本の読み聞かせ
清峰高校の図書文芸部のみなさんは6月以降、毎週水曜日の午後4時から2時間程、絵本の「読み聞かせ」の学習に取り組んでいます。
昨日は、その学習の一環(いっかん)として、1年生3人が実際に佐々町立図書館で子供たちを前に「読み聞かせ」を行いました

午後3時10分頃、図書館の駐車場に着くと、ちょうど顧問の出口先生と1年生3人が到着したところでした。挨拶を交わし、緊張を和らげるため雑談をしながら図書館に入り、「読み聞かせ」のための「お話の部屋」へと向かいました。夏休みということもあるのでしょう「お話の部屋」は、すでに小さな子供たちでいっぱいです。

間もなく、開始時刻の3時半になりました。先ず、歌詞に合わせ手の指を動かして遊ぶ「はじまるよ」からスタートです。会場のみなさんと一緒になって歌を歌い、指で動物を作ります。
♪始まるよったら 始まるよ 
 始まるよったら 始まるよ
 1と2でウサギがピョン・ピョン
 ピョン・ピョン・ピョン♪
【両手、グーの状態から人差し指、中指と伸ばしてウサギの耳を作ります。2番は人差し指と小指でキツネ、3番は親指と小指でタヌキです】

少し気分がほぐれたところで3人の自己紹介です。観に来てくれている子供たちは1歳未満の子から小学校低学年くらいまでの子20人くらい、その後ろにはお母さん方や読み聞かせのメンバー合わせて10人くらいが興味津々の視線を注いでいます。
私の傍に座った女の子に「どこの小学校?」とたずねると「大野小学校」、「何年生?」「3年生」と応えてくれました。

佐々の図書館の利用者で乳幼児から小学校低学年までの親子連れは、佐世保市内にお住まいの方がその60%~70%を占めています。清峰高校の生徒も50%弱が佐世保市内から通ってきています。逆に、佐々町から佐世保市に通勤しておられる方もたくさんいらっしゃいます。

さて、彼女たちにとっては、何せ初めての「読み聞かせ」です。緊張するなという方が無理です。
さぁ、いよいよ「読み聞かせ」が始まりました。
私は側面から生徒と子供たちを見ていたのですが、子供たちが絵本にグイグイ引き込まれていくのが手に取るように分かります。そして、それに呼応(こおう)するかのように「読み聞かせ」ている生徒たちが乗ってくるのです。
3人とも練習の時よりはるかに素晴らしい出来で、無事3時半に終了となりました。
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