この時期になると、受験生の国語の指導でたくさんの文章に触れることになる。大人が読む内容の文章が出題されているのでなかなか楽しい簡易読書の時間だ。「人間は会話する動物である」という言葉がでてきた。この情報化時代のなかでなにを情報というか など難しい問題だった。認知症の母がだいぶ前向きになった。えっ!とびっくりするような発言もあるが、前向きである。デーサービスやヘルパーさんとの会話、憧れのハンサムな認知症の主治医との会話。母はうきうきするようになった。元気だと独りにしておいたことを悔やんだ。「話す」ということの大切さを感じた。一人暮らしの叔母も1日に1回は外に出て人と会話するようにしているという。なんでも便利に情報が手に入る時代。また、発することができる時代。人の心はそんなに簡単ではないのだろう。「元気?」「うん、元気よ」そんな会話にも大事なこころがある。「話す」ということは、脳のさまざまな部位を使うのだろう。お話ししましょうね。
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