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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

風の電話

2016-03-13 21:40:43 | 日記
 寒い日が続きます。外へ出るのが億劫で、引きこもりがちになりそうです。そんな夜に電話がなりました。今は、家の電話が鳴ることが少ないので、夜の電話は不安になります。親しくさせて頂いている80代のおじいちゃんからでした。体は元気なのだが、なにか外へ出かける気力がでないということでした。奥さまが、大腿骨の骨折、続いて鎖骨を折るということになり、介護に追われていました。自分でなんでもきちんとしなくては と思う男性独特の頑張りで疲れたのでは? と思いました。ご本人が介護疲れなのを自覚されていませんでした。10分ぐらい介護はエネルギーを奪われる などとお話していると元気な声になりました。「腹が立つこと」「投げ出したくなること」そんな本音をぶつければ、少し楽になるのでは。

 介護ばかりでなく、自分の病気でも息詰まることもあります。週刊誌で読みましたが、がん患者を癒す「がん哲学外来」があるそうです。医師と患者さんがお茶を飲みながら「対話」がをするのが特徴だそうです。

 電話は相手の声の様子だけで、大事な言葉を探さなくてはなりませんが、それでも「話せた」ということで少しは心が癒されるのかもしれません。「さみしい夜は電話ておくれ」ではありませんが、少しそんなボランティアもしていこうと思うのです。

 
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