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介護という十字架

2016-07-08 23:21:21 | 日記
 四国や九州地方では大雨らしい。暑い日があったかと思うと気温の低い湿度の高い日になる。身体にひびく。

 母が5日に退院した。退院前よりはいい状態で自宅に帰ることができた。おそらく1割負担の入院費としては幾分高かったようにも思う。リハビリが毎日4時間くらいされたらしい。少しは高くても、歩行がしっかりして自宅でなんとか生活できるならそれにこしたことはないと思う。入院後5日くらいは、自宅に戻って生活することはできないだろうと思った。幸い、この程度で済んだが、そうでなければ、我が家も介護地獄になるところだった。身体的にも経済的にも私は母を介護できない。入れる施設もない。

 NHKで介護殺人を特集していた。明日は我が身か と思う。これで私が病気になれば終わりだ。一家心中と隣り合わせだ。65歳以上は4人に一人の時代。誰が誰を支えていくのだろうか。特老に入りやすくなったというが、かかる費用は大きくなり、単身者で年金が少ないものは生活保護を受けるしかない。ますます、生活保護者は増えるだろう。

 介護は重い十字架になりつつある。幸い、認知症でも短期記憶だけがだめな母は、小規模介護住宅に通うことができた。もし、これから、母のなかでなにかが崩れ落ちだしたら・・・。私はこの十字架を担ぐことができるのだろうか。

 

 
コメント
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