昨日、今日は忘年会が多いのだろうな と思う。街がにぎやかだ。暮れの1日は早い。あれもこれもと思ううちに日が暮れる。郵便局に行くと混んでいた。荷物を出す人、年賀状を出す人とやはり年末だ。年賀状もまだまだ何百通と出す方もいる。皆さん、暮れの行事に忙しい。
昨夜でNHKのドラマ、昭和元禄落語心中が終わった。予想をこえるストーリーだった。なんで毎回、胸を締め付けられるような思いで見ていたのか?なぜこのドラマに惹かれたのか?が最終回でわかった。おそらく、岡田将生が演じる八代目八雲に魅かれていたのだろう。でも、全く最終回までそれに気がつかなかった。ただドラマでも、八雲が背負っていた重い、重い荷物をどこかで感じていた気がする。
初めて会ったときは、相手のことは何も知らない。名前と所属、どのあたりに住んでいるのか、そのくらいだ。でも、なぜか心にかかる人がいる。そして、このドラマのように少しずつ魅かれたわけがわかってくる。私の場合はなにかを背負った人に魅かれるらしい。困ったものだが・・・。その何かを本能的に感じて、少しでも軽くなればと、近づいていく気がする。それが私の「性」のような気もする。べつに困ってもいない。
八代目八雲が背負ったいたものはすごい。それを告げずに生き抜いていた。でも、最後にそれが解き明かされた。それで何故毎回苦しい思いをして見ていたのかわかった。遭った時からその人のなにかに魅かれていたのだろう。むしろ、それがしあわせにつながることもある。人生はわからない、だからおもしろいのかもしれない。
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