大久保嘉人

　秋晴れの日。無力さに落ち込んでいます。（なにもいまさらですが）ふと、土曜日にＴＶで見た大久保嘉人を思い出しました。「いい男になったなぁ」でした。ヤンキーのような若かかりし時代を思い出すとよくここまで紳士になったなぁ　と思います。「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」という言葉を思い出しますね。どこかいつもハラハラするような感じの嘉人でした。移籍、ケガ　と不運を感じることもあったのですが、いまも日本代表を狙っている　と語ります。なにか香川や柿谷にない魅力を感じます。何なんだろうなぁ。中島みゆきではありませんが、「いつか笑える日も来るは・・」でしょうか。大久保の目、きれいでした。

お気に入りの場所

　学生時代から港区青山１丁目界隈から原宿にかけては好きな場所でした。今とは違って原宿は大人の街。原宿の千疋屋で待ち合わせなどというと、なんとなく背伸びして出かけました。特に神宮外苑のイチョウ並木はお気に入りの場所です。記憶では絵画館前からすぐにイチョウ並みだった気がします。あのイチョウが黄葉する頃は、マフラーや手袋がそろそろいる頃。すっかり葉を落としたイチョウの木もすてきで、黄金の絨毯の上を歩きました。そこを歩くというだけで幸せを感じたものでした。いまも、その懐かしさに出かけて行きます。246を歩いて表参道まで。昔と同じお店に感動しても、ウインドウの私は少女ならぬ高齢者になりました。

あなたのお気に入り場所はどこですか？

あなたは何を残しますか？

プロ野球では楽天が日本一になり、東北の方たちだけでなく全国の人たちを勇気付けましたね。スポーツの持つ素晴らしさを感じました。11/3（土）にサッカーのナビスコ杯決勝戦を国立競技場で観戦しました。今大会で同一スポンサーの下での世界で最も長く継続する「Longest
sponsorship of a professional foootoboll campetition」としてギネス世界記録に認定されたそうです。（21回目）この20年間の景気の変動を考えると大変な事業ですね。「継続する」ことの大切さを思いました。当日の観客席は赤と黄色。赤が2/3でしたでしょうか。浦和レッズのサポーター集めはＪリーグが始まった頃から、子どもたちをスタジアムによんだりして作っていったそうです。子供の時に好きになったチームは、大人になっても好きですよね。今、私は「あさ風サッカークラブ」という仲間を草サッカーを楽しむ人たちと作っています。今は冊子を発行していますが、ＮＰＯにするとか、恵まれないサッカー少年少女に合宿の費用を助成することをやりたなど　というと「何でそんな熱心なの？」という声があります。その答えはいままで心の中にあったのですがうまく言えませんでした。きっと私が死んでも継続できるものとして形を作っておきたいのだ　と思いました。がんばるシニアのみなさんや子供たちへの愛のメッセージを後世に何らかの形に残して伝えていきたかったのだと。私が最後に残すものはお金でもものでもない「愛」なのだと。