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Hanshin Tigers Series 2024

ブラウンとダーウィン、枕を並べて…(23日・安芸)

2005-03-03 12:39:04 | Aki Camp
 白組の先発は、ジェイミー・ブラウン。紅組の1番・赤星憲広に2球目のカットボールを痛打され、センターライナー。思わず振り返った、ブラウン。2番・関本健太郎には「1-3」から、シュートでバットをへし折り、レフトフライ。ここまで順調な立ち上がり。3番・アンディー・シーツには3球目のカットボールを打たせ、サードゴロ、しかし、今岡誠がこれを弾き、エラー! 今シーズンからサードにコンヴァートの選手会長、大丈夫か? 

 4番・片岡篤史には警戒したのか、「2-3」からフォアボール。5番・町田公二郎には「2-2」と追い込みながら、外のスライダーをレフト線に運ばれ、ツーベース! 一塁からシーツが還って、「1対0」。早くも白組が先制点。6番・桜井広大には「2-1」と追い込み、4球目のシュートでまたしても、バットをへし折り、ショートゴロ。待って捕ったショートが一塁に悪送球! 「2対0」。テレビ局(CSスカイA)のアナウンサーは「ショート久慈」とアナウンスしていたが、久慈ではない。久慈であるわけがない! 紅組のショートは、鳥谷敬。タイガースの新内野陣は“ザル”か?

【2回裏】ブラウンの2イニングス目。先頭の8番・浅井良に2球目のストレートを叩かれ、レフト線にツーベース! 9番・庄田隆弘のセカンドゴロの間に、浅井は三塁に。1番・赤星の高いバウンドのサードゴロで浅井が生還。赤星も一塁セーフ。今岡の送球も不安定。「3対0」。「100パー、セーフや」放送席の福本豊氏の声、だ。2番・関本の初球に赤星が走って、悠々セーフ。クイックモーションが出来ないブラウンの弱点が顕わになる。開幕までに矯正できるのだろうか?

【3回裏】から、もう一人の新外国人投手、ダーウィン・クビアン登板。4番・片岡をファストボールで詰まらせて、ピッチャーゴロ。5番・町田を“魔球”ナックルチェンジで、ファースト・ファウルフライ。初回のブラウン同様、ここまでは順調。しかし、6番・桜井に初球を叩かれ、ライト前にクリーンヒット! 7番・久慈照嘉にエンドランを決められ、センター前ヒット! 一気に2アウト、一・三塁のピンチになるが、8番・浅井を“魔球”で打ち取り、レフトフライ、浅井もその瞬間、ガッカリ、3アウトチェンジ、のハズだったが、これをレフト葛城育郎が落球! 信じられないプレー!! 2者が還って「5対0」。白組のリード広がる。

 ダーウィンは【5回裏】にも、赤星、関本に連打を食らう。ノーアウト、一・二塁。3番・シーツは“魔球”ナックルチェンジで、空振り三振に討ち取るが、4番・片岡には真っ直ぐを狙われ、渋くセンター前に持っていかれ、赤星が生還、「6対0」。ブラウンとダーウィン、仲良く3失点でマウンドを降りることになる。ダーウィンは“魔球”は使えそうだ。ナックルチェンジ。しかし、それ以外の球、ストレートはさほど速くなく、これは致命的。一軍レヴェルでは厳しいかもしれない……。