初回、2アウトを取って、開幕・第3戦に抜擢された、ルーキー能見篤史。順調に思えたのだが、3番・岩村明憲に四球。警戒しすぎたか? 初球140㎞の速球でファウルを打たせ、2球目も142㎞でストライク。「2-0」に追い込んだ。3球目のスライダー(121㎞)が大きく外れて、マウンド上で頷く能見。4球目(125㎞)5球目(124㎞)も同じ球で「2-3」。6球目の勝負球は速球(142㎞)これが外角一杯に決まったが、判定は「ボール」。際どい……微妙な判定だ。球審もまだ「開幕」していないのだろう。
続く、4番・アレックス・ラミレスにも四球。初球(122㎞)ストライク。2球目(121㎞)を打たせて、ファウル。3番・岩村同様、「2-0」に追い込んだが、3球目(126㎞)ファウル、4球目(129㎞)5球目(128㎞)6球目(127㎞)ボールで「2-3」。ここまで全部、変化球だ。ラミレスへの警戒感が漂う。7球目(123㎞)ファウル。8球目の勝負球は岩村同様、外角への速球(138㎞)これがまたしても外れて、連続四球。
大阪ドームに落胆の溜息が流れる中、5番・ここまで開幕してからノーヒットの古田敦也。初球(138㎞)ストライク。2球目(138㎞)内角を突いて、ボール。ベテラン古田には一転して、速球勝負だ。3球目(136㎞)が外角一杯にストライク。球審が一呼吸置いて、ジャッジ。さっきの判定を反省したのだろう。「2-1」と追い込んで、4球目、5球目を力んで、ワンバウンド。6球目(128㎞)は辛うじて、古田がバットに当てて、ファウル。7球目(126㎞)で空振り三振! 初回のピンチを切り抜ける。
味方が初回に1点を先制するが、【3回裏】に陥とし穴が待っていた。先頭の9番・高井雄平に不用意に真ん中にスライダーを投げ込んで、センター・バックスクリーンに同点ホームランを喫する。その後、3番・岩村の四球を挟んで、3連打を喫する。最後に6番・鈴木健にレフトに犠牲フライを放たれて、「1対4」。一気に逆転、ビッグイニングを作られた。【4回表】にも、1番・宮本慎也に甘く入ったスライダーを左中間スタンドに持って行かれ、「1対5」。この回で降板。苦いデビュー、能見。「試合」を作れなかった。
昨年のタイガースなら、このまま<ギブアップ>していたかもしれない。しかし、今年は諦めない。【5回裏】6番シェーン・スペンサーが、追撃の初ホームラン! 7番・鳥谷敬もピッチャー・ゴロを「全力疾走」で内野安打にして、8番・矢野輝弘が四球で「繋いで」、ノーアウト一・二塁。ここで代打・久慈照嘉が初球の送りバントに失敗、三塁で封殺されるが、1番・赤星憲広がライト前ヒットで「繋いで」、「3対5」。さらに「絶不調」2番・藤本敦士もレフト線を破るツーベースで「繋いで」、「4対5」。締めは「新」3番・アンディー・シーツの3ランで「7対5」。
【6回裏】にも、この日が「27歳」の“バース・ディー”4番・金本知憲に「効果的な」追加点となる2ランホームラン(特大!)が出て、「9対5」。投手陣も【5回表】から磐石のリレーで、吉野誠、橋本健太郎が「繋ぎ」、【6回表】からは藤川球児が2イニングス。【7回表】の最後のバッターを見送り三振にとって、思わずマウンド上で笑顔を見せる藤川。
外角低目の速球(150㎞)だった。「150㎞」も凄いが、もっと凄いのは、球審のジャッジ。オーヴァーアクションで「ストライク」を宣していたが、初回の能見の外角一杯は何だったんだ? あれが「ボール」なら、この「150㎞」は低すぎる。球審もようやく試合中に「解凍」されて、「開幕」を迎えたようだ。
【8回表】はジェフ・ウィリアムス、【9回表】は久保田智之。磐石のリレー。他球団が「羨む」リレーだろう。タイガースのブルペンは6球団一。否、12球団一か。クローザーの失敗で試合を落としているライヴァル球団を横目に、タイガースは開幕戦シリーズを「2勝1敗」と勝ち越し、明後日(5日)からは広島市民球場に乗り込み、開幕戦で読売ジャイアンツを「3タテ」したカープとの「首位攻防戦」(?)だ。
続く、4番・アレックス・ラミレスにも四球。初球(122㎞)ストライク。2球目(121㎞)を打たせて、ファウル。3番・岩村同様、「2-0」に追い込んだが、3球目(126㎞)ファウル、4球目(129㎞)5球目(128㎞)6球目(127㎞)ボールで「2-3」。ここまで全部、変化球だ。ラミレスへの警戒感が漂う。7球目(123㎞)ファウル。8球目の勝負球は岩村同様、外角への速球(138㎞)これがまたしても外れて、連続四球。
大阪ドームに落胆の溜息が流れる中、5番・ここまで開幕してからノーヒットの古田敦也。初球(138㎞)ストライク。2球目(138㎞)内角を突いて、ボール。ベテラン古田には一転して、速球勝負だ。3球目(136㎞)が外角一杯にストライク。球審が一呼吸置いて、ジャッジ。さっきの判定を反省したのだろう。「2-1」と追い込んで、4球目、5球目を力んで、ワンバウンド。6球目(128㎞)は辛うじて、古田がバットに当てて、ファウル。7球目(126㎞)で空振り三振! 初回のピンチを切り抜ける。
味方が初回に1点を先制するが、【3回裏】に陥とし穴が待っていた。先頭の9番・高井雄平に不用意に真ん中にスライダーを投げ込んで、センター・バックスクリーンに同点ホームランを喫する。その後、3番・岩村の四球を挟んで、3連打を喫する。最後に6番・鈴木健にレフトに犠牲フライを放たれて、「1対4」。一気に逆転、ビッグイニングを作られた。【4回表】にも、1番・宮本慎也に甘く入ったスライダーを左中間スタンドに持って行かれ、「1対5」。この回で降板。苦いデビュー、能見。「試合」を作れなかった。
昨年のタイガースなら、このまま<ギブアップ>していたかもしれない。しかし、今年は諦めない。【5回裏】6番シェーン・スペンサーが、追撃の初ホームラン! 7番・鳥谷敬もピッチャー・ゴロを「全力疾走」で内野安打にして、8番・矢野輝弘が四球で「繋いで」、ノーアウト一・二塁。ここで代打・久慈照嘉が初球の送りバントに失敗、三塁で封殺されるが、1番・赤星憲広がライト前ヒットで「繋いで」、「3対5」。さらに「絶不調」2番・藤本敦士もレフト線を破るツーベースで「繋いで」、「4対5」。締めは「新」3番・アンディー・シーツの3ランで「7対5」。
【6回裏】にも、この日が「27歳」の“バース・ディー”4番・金本知憲に「効果的な」追加点となる2ランホームラン(特大!)が出て、「9対5」。投手陣も【5回表】から磐石のリレーで、吉野誠、橋本健太郎が「繋ぎ」、【6回表】からは藤川球児が2イニングス。【7回表】の最後のバッターを見送り三振にとって、思わずマウンド上で笑顔を見せる藤川。
外角低目の速球(150㎞)だった。「150㎞」も凄いが、もっと凄いのは、球審のジャッジ。オーヴァーアクションで「ストライク」を宣していたが、初回の能見の外角一杯は何だったんだ? あれが「ボール」なら、この「150㎞」は低すぎる。球審もようやく試合中に「解凍」されて、「開幕」を迎えたようだ。
【8回表】はジェフ・ウィリアムス、【9回表】は久保田智之。磐石のリレー。他球団が「羨む」リレーだろう。タイガースのブルペンは6球団一。否、12球団一か。クローザーの失敗で試合を落としているライヴァル球団を横目に、タイガースは開幕戦シリーズを「2勝1敗」と勝ち越し、明後日(5日)からは広島市民球場に乗り込み、開幕戦で読売ジャイアンツを「3タテ」したカープとの「首位攻防戦」(?)だ。