1987年11月、立命館大学4年の古田敦也は、ある球団から「2位で行きます」と確約されていたらしい。それはどうやら、阪神タイガース、だったようだ。その年のタイガースのドラフト2位指名、高井一(横浜高校)。何故、高校生なのか、しかも外野手。当時、唐突に浮上したドラフト2位、という印象を持った。もし、この年に予定通り、古田を2位で指名していれば、この1987年の最下位から始まる、タイガースの暗黒の時代は、存在しなかったかもしれない。因みにドラフト1位は、野田浩司(九州産業交通)。4位でキャッチャーの山田勝彦(東邦高校)を指名している。
古田(ヤクルトスワローズ)2000本安打達成の、その日、タイガースはベイスターズとの3連戦の3戦目に臨み、「8対3」で快勝。先発のルーキー・能見篤史がプロ入り初勝利。点差があるにも拘らず、藤川球児、ジェフ・ウィリアムス、そして最後にクローザー久保田智之まで投入して、ルーキーに初白星をプレゼントした。これでタイガースは2カード連続の勝ち越しとなり、首位中日ドラゴンズを1ゲーム差で追走し、今日(26日)から本拠地・甲子園球場に迎え撃ち、(気の早い)首位攻防戦に臨んだが……。
古田(ヤクルトスワローズ)2000本安打達成の、その日、タイガースはベイスターズとの3連戦の3戦目に臨み、「8対3」で快勝。先発のルーキー・能見篤史がプロ入り初勝利。点差があるにも拘らず、藤川球児、ジェフ・ウィリアムス、そして最後にクローザー久保田智之まで投入して、ルーキーに初白星をプレゼントした。これでタイガースは2カード連続の勝ち越しとなり、首位中日ドラゴンズを1ゲーム差で追走し、今日(26日)から本拠地・甲子園球場に迎え撃ち、(気の早い)首位攻防戦に臨んだが……。