のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

いっちょまえの会話

2021年04月11日 08時00分48秒 | 子育て生活
新年度に入り、息子さんは年中組になりました。
土曜日は進級式。例年、平日に子どもたちだけで行われるようですが、昨年は入園式がなかったため、親子一緒に参加しました。(とはいっても保護者の参加は一名のみ。)
3月から「きくさん」か「ばらさん」になることを楽しみにしていた息子さんは進級式で「きくぐみさん」と呼ばれると、ちゃーんと「はーい。」と(小さな声で)返事して手を挙げていました。一年前からは考えられない姿です。(恥ずかしがり屋さんで先生にすらなかなか声を出して挨拶しない子なのです。将来、万が一、犯罪に手を染めてしまったとき「大きな声で挨拶していたいい子だったのに。」と言ってもらえないタイプの子です。「あの子は小さいころから挨拶もできなかった」と言われちゃう!どうぞどうぞそんな未来が訪れませんように。閑話休題。)とにかく幼稚園てすごいな。集団生活ってすごいな。と感嘆したのでした。

進級式後は、すぐ傍にある公園で自然発生的にお友達ときゃっきゃわいわい追いかけっこをして遊び始めて、普段、お名前を聞くお友達をようやく確認できました。なにせ新型コロナウィルスの影響で園内は立ち入り禁止。子どもたちが遊んでいる様子はまったく見られないのです。そもそも迎えに行く時間が遅いので、延長保育をしていない子どもたちとは会えたことすらないので「実在していたんだ。そして本当に仲良かったんだ・・・。」とほっと胸をなでおろすことができました。クラスが離れたお友達からは
「いっしょにしゃしんとろうよー。」
とおねだりまでされていた!よ!人気者!(そして息子は照れまくっていました。よ!恥ずかしがり者!)

この頃は会話のキャッチボールも随分と上手で、昨晩も靴を反対に履いていると勘違いして注意した私の母に
「まちがえてないよ。合っとうよ。」
ときちんと反論し、母が
「そうなん。反対に履いとるかと思った。」
と言うと
「ふーん。おとなでもまちがえるんだ。」
といっちょ前の感想を口にしていました。

夫さんが携帯を見ていると
「おとーさん、たぶん、どらくえしとるとおもう。さすがにつむつむはしてないやろう。」
とこれまたいっちょ前の分析。

夜寝る前には、
「ごほん、よんであげるね。」
と私に絵本を読み聞かせてくれます。(私がきちんと聞いていないと怒ります。)

大きくなりました。本当に大きくなりました。
大きくなったけど、まだまだ甘えん坊でかわいいところもたくさん。今が一番いいときではないかと思う母なのです。

もうすぐ年中さんだから

2021年03月06日 18時10分24秒 | 子育て生活
我が家の息子さんは一人っ子ということもあって、とにかく甘えん坊。
幼稚園ではちゃんとごはんを一人で食べている(らしい)のに、夕ご飯時になると
「ぱべさせてー。」
と涙目になる毎日でした。

とはいえ、いつまでも甘えさせているわけにはいかん!
とひとりで食べさせると、食べ終わるまでに3時間かかり、食べ終わると寝る時間、ということもしばしば。(というか、ほぼ毎日!)
週末になると、朝ごはんを食べ終わると、そろそろお昼ごはんの時間で
「もうおひる??」
とがっかりする始末。
ご飯を食べさせるたびに、息子さんは泣きわめき、私は怒り続けるという親子ともどもに不毛な時間を過ごさなければいけませんでした。

思わず、ホームクラスの先生に
「全然、ひとりで夕ご飯を食べないんですよ。」
と愚痴をこぼしたところ、先生からは
「確かに。食べることに興味がないですよね。好きな食べ物って思いつかない気がします。他の子は「からあげだったら喜んで食べる」というようなものがあるんですけどねぇ。」
と言われてしまいました。
そっか。幼稚園でもそんな感じなのね。とやや諦めがつきました。

それなのに!
なんと!
うちの息子さんてば、今週は毎日、ひとりでご飯を食べることができたのです!
しかも食べ終えるのに1時間しかかかっていないので、食べ終わっても19時!
夕ご飯の後にお勉強したり、テレビを見たりする時間があるなんて!
なんてすばらしい毎日なんだ!

月曜の夜は夫婦共々、スタンディングオベーションで息子さんを祝福しました。
火曜の夜も水曜の夜も得意げにご飯を食べ終えた息子さんは
「もうすこししたらね、きくさんかばらさん(幼稚園の年中クラス)になるんよ。」
と教えてくれました。

ホームクラスの先生に「夕ご飯をひとりで食べたんですよー!」と報告すると、
「すごいやん!かっこいいねぇ!もうすぐ年中さんやもんねぇ!!」
と手放しで褒めてくれました。ものすごーーーーーーーーーーーーーく照れくさそうに後ずさる息子さん。

木曜日の夜も夕食をひとりで食べ終えると、
「もしかして、やまだせんせい(ホームクラスではなく、通常クラスの担任の先生)にも、ひとりでごはんをたべられましたっておてがみかくと??」
と聞いてきました。

・・・褒められたの、嬉しかったのね。
本日、妹さんと母上にも
「ひとりでごはん、ぱべたと。しかもはやくぱべれるようになったと。」
といの一番に自慢してきたんだとか。

こうやって、少しずつ少しずつ大きくなっていくんだな、と思いました。
嬉しいけど、少し寂しい。
少し寂しいけれど、やっぱり嬉しい。そんな春です。

初めてのお泊り(我が家への)

2021年02月22日 11時56分02秒 | 子育て生活
昨日は辞書にサンプルとして載せてもいいぐらい気持ちの良い「公園日和」で、幼馴染の息子君と約束していた公園へ出かけていきました。
行きたがっていただけあって、幼馴染君は公園内を自由に駆け巡り、どこにいるのか見つけ出せないこともしばしば。
一方、人見知りの激しいうちの息子さんは、人がたくさんいる公園に気後れしたのか、私の周りをうろうろして、公園の木にかかっている名札をチェックする始末。
いちいち、私を手招きし、「このおなまえ、なあに?」と小さな声で聞いてくる。いつもの大声はどこに置いてきましたかー?今こそ!走ったり騒いだりする時間なのだよ!
ふたりで一緒に公園へ行ったものの、ものの見事にふたり別々に遊んでいて、たまに遭遇する。そんな時間を楽しんでいました。

せっかくだから、と夜ごはんも一緒に食べてお別れしようとしたところ、幼馴染君が
「わあ!!わああ!!」
と叫び始めました。どうやら別れたくなり模様。別れがたい気持ちは分かる。分かるけど、もう夜だし・・・。

うちに泊まる??
と何気なく聞いたところ、こくんと頷く幼馴染君。

え??泊まれるん??
と親の方が驚きました。なんでも、これまで親戚の家にも泊ったことがないんだそうで、人生初のお泊りチャレンジ。
うちの息子さんは何度失敗したか分かんないよ??深夜3時に呼び出されたこともあるよ?大丈夫??
しかも、我が家、猫さんがいるよ?本当に大丈夫??(幼馴染君は、動物が少し苦手なのです。遠く離れて見る分には平気らしいのですが、道の向こう側にいる猫さんを見かけただけで泣いてしまった過去があります。)

と(親の方がドキドキしながら)我が家へ連れて帰り、うちの息子さんは、張り切って幼馴染君を家(自分のテリトリー)に招き入れていました。
案の定、我が家の猫さんたちを見るたびに
「うわー!ねこー!!」
と毎回、律義に叫んでいましたが、
「まえよりはこわくなくなったんよ。」
と教えてくれました。(でも、猫さんたちが移動するたびに「うわー!!」と叫び、猫さんたちの姿を見失うと、「ねこ、どこ??」と存在を確認していました。どこにいるのかをきちんと把握しておきたいらしい。)
そんなこんなではしゃぎまわっていた子どもたちの第一関門はお風呂でした。

「お風呂入るよー」
と声をかけると、顔をこわばらせる幼馴染君。
「入るよ。」
と、また声をかけると、全身で拒否。小さい声で
「おうちかえる。」
と言い出したのでした。帰ってもいいけど、せっかくだからお風呂ぐらい入って帰りなさいな。と言いながら、泣きわめいて抵抗する幼馴染君の洋服を脱がせ、お尻を洗って、お風呂に放り込みました。
お風呂に入った後もしばらくは全身緊張状態の幼馴染君とその様子を興味深く眺める息子さん。

なにせいつも泣きながら怒られたり、なだめられたりしているのは自分のほうなのです。
自分以外の誰かが我が家で泣いている様子がもの珍しい様子。
しばらくすると、幼馴染君もようやく落ち着き、お風呂場で遊ぶ息子さんを眺めて、笑顔を見せ始めました。
後から聞いたところ、幼馴染君は顔が濡れることをすごく嫌がるタイプで、自宅以外の入浴を断固拒否してきたとのこと。「おふろにはいれたんだ!!」と(私のほうの)幼馴染が驚いていました。第一関門、無事に突破。

その後はとってもいい子で、さっとお着替えをし、ちゃっちゃと歯磨きをして、裸のままぐずぐず遊んでいる息子さんに
「なんで、まだはだかんぼうなんだー。」
と先輩風を吹かせていました。

そして、ふたりで仲良くお布団に入り、「ヘンゼルとグレーテル」の童話を読んで就寝。
寝る間際にお泊りチャレンジの先輩であるうちの息子さんから
「あのね。かえりたくなったら、ないたらいいんよ。ないたら、かえれるけんね。」
と今までの経験から学んだことをアドバイスされていました。

しばらくは眠れずに目を開けていましたが、(そして、表情もとても心細そうでしたが)抱っこしてあげると、眠ることができました。
我が家の息子さんも幼馴染君が抱っこされても嫌がらず、真ん中を幼馴染君に譲って、端っこで眠ることができました。すばらしい!
昼間、公園で走り回っていたこともあって、二人とも無事に眠りにつくことができました。第二関門も突破。

一時間後。
寝室から聞こえてきたのは、「かえりたくなったら、ないたらいいんよ。」とアドバイスをしていた息子さんの泣き声でした。
なぜかホームグラウンドにいるほうが泣くんだよ・・・・
と思いながら(いえ、口に出していました。夫さんも同じセリフを口に出していました。)寝室に向かい、息子さんを慰めていると、いつもは「一度寝たら、朝まで起きない」と聞いていた(そして、私を何度も羨ましがらせた)幼馴染君がむっくりと起き上がりました。
やっぱりいつもと違う環境で眠りは浅い様子。

息子さんをなだめた後、幼馴染君をもう一度、抱っこしてあげると、もう一度、眠りに落ちましたが、夜中も何度か起きていました。何度か起きるものの、泣くことはなく、抱きしめたり、胸をぽんぽんとたたいてあげると、ふたたび静かに眠りにつき、うちの息子さんとの格の違いを見せつけてくれたのでした。

というわけで、リフォーム後の我が家に初めて泊まったのは、従兄姉のふたりではなく、幼馴染君でした!
起床後、なぜか息子さんも嬉しそうに、恥ずかしそうに、得意そうにしていて、ちょっとほほえましかった朝。
楽しい楽しい週末でした。

ふたりとも大きくなりました。

2021年02月21日 08時37分06秒 | 子育て生活
先々週の日曜日、ちびっことちびっこの幼馴染、そしてその弟くんを連れて、お散歩に出かけたのですが、帰り際に幼馴染君が
「おっきいこうえんにいきたい。ぞうさんがいるところ。」
と言い出しました。もう暗くなっていたし、肌寒くもなっていたので
「今日はだめよ。また今度。違う日に行こう。土曜日にゆっくりね。」
と伝えましたが、幼馴染君はそこで表情をなくして座り込み、その座り込みが長時間に及んだため
「だめ!弟君もいるでしょ!もう寒くなってきたから今日は帰ります!言うことをちゃんと聞く!」
と叱りつけたのでした。

すると、いつも私から怒られ続けているうちの息子さんが小さな声で
「ゆるしてあげて。ね。ゆるしてあげてよ。かわいそうやから。」
とお願いをしてきました。・・・むむむ。そんなお願いされると、怒り続けにくいやんか。

というわけで、幼馴染君に
「じゃあ、仲直りしよっか。仲直りできる?」
と伝え、幼馴染君もこくんと頷いてくれたため、握手。
この後は、息子さんが幼馴染くんと手をつなぎ、私のスカートをもう一方の手でつかみ、私はベビーカーも押しながら4人で一見した限りでは仲良しさんのような状態で帰りました。
とはいえ、幼馴染君の顔は別れるまでこわばったままで、こりゃ、嫌われたな。やっちまったな。と落ち込みながら帰宅しました。(実際、帰ってすぐに夫さんへ懺悔しました。)

夜、(私のほうの)幼馴染に
「ちょっと(いえ、かなりきつく)怒ったんで、嫌われたかも。」
とメールで伝えたところ、
「聞いてみたけど、気にしてなかったよ?なんか、今度はぞうさんのいるおっきい公園に行く約束したって言ってる。」
という返信が戻ってきて、安堵しつつも思わず笑ってしまったのでした。

なんだ。ちゃんと話を理解できてたんだな。
我が家のちびっこは怒られている幼馴染を気遣うことができて。
幼馴染君は怒られて心を閉ざしながらも、ちゃんと私の話を聞いていて、その話をお母さんに伝えることもできて。
二人ともすくすくすく大きくなりました。

そして、もうひとり。
幼馴染君の弟君も。
一緒にお散歩できるぐらい大きくなりました。
半年前は人見知り真っ最中で、私の顔を見るだけで泣いていたけれど、今は笑顔で抱っこさせてくれて、お散歩もできる!
久々に赤ちゃんを、しかもにこにこさんの赤ちゃんを抱っこできて、とても幸せな一日でした。

昔のこと過ぎて忘れました。

2021年01月24日 13時56分03秒 | 子育て生活
息子さんの「お勉強」について気にかける余裕がまったくなく、伸び伸びとすきなように過ごさせていましたが、気がつけば息子さんも春からは年中さん。秋には5歳です。

そういえば、私、幼稚園の年中さんの時には、幼稚園の図書室から絵本を借りて帰ってひとりで読んでいたような。一年生になる前に世界名作全集の「秘密の花園」と「若草物語」をバザーで買ってもらって、読み始めた記憶があるのです。(今もその2冊は大切に持っています。もうびっくりするぐらいのボロボロっぷりですが、愛着がわきすぎてなかなか手放せません。)

でも、どうやって字を覚えたのか、これっぽっちも覚えていません。
母の性格的に「熱心に勉強させた」なんてことは絶対にないと思うんだけれど。
じゃあ、私はどうやってひとりで本を読むようになったのか、そこがちっとも思い出せません。
父が毎週日曜に図書館へ連れて行ってくれてたからかな?うーん・・・。

で、我が家の息子さん。
今は字を半分ぐらいは認識している様子。でも、まだまだあやふやです。
絵本をひとりで読む気配はまったくありません。
でも、絵本を読んでもらうのは大好き。時間に余裕があれば、寝る前に本を読んであげるんですが、余裕がないこともしばしば。
夫さんがゲーム大好きなので、息子さんも気が付けばゲームっ子に。

・・・やばい。
このままではひじょーーーーーーーーーーーーーにやばい。
と思い、先週から少し意識して「おべんきょう」をさせ始めました。
「おべんきょう」といっても「めいろ」や「ひらがな」ブック。
まだまだで運筆の練習程度のおべんきょうです。
でも、楽しそう。どうやら「めいろ」は好きな様子。

今週は「書き方教室」の見学に行ってみます。
まだすべての字を読めるようになっていないけれど、字の練習も兼ねて、「ちょっと集中して何かに取り組む」練習にならないかな。どうかな。

ちょっと息子さんの「これから」については模索中です。
ま、考えても親の思うように育ってくれるわけではないわけですが、それでも悩んでしまう。
まだ5歳。先は長いなー。

男前

2021年01月11日 12時19分54秒 | 子育て生活
リフォーム前はダブルベッドに夫婦で寝ており、ちびっこはその隣に布団を敷いて寝かせていました。
なにせちびっこは寝相が悪いのです。ベッドに寝かしつけると落下するのではないか、とても不安。布団であれば、どこにでも転がり放題!
ただ、大きくなり、自我が芽生えた息子さん。そして、とてつもなく甘えん坊の息子さん。
「おとーさんとおかーさんとねたい。」
と言っては、ベッドに上がり込んでくるようになりました。落下が怖いので勿論真ん中です。

親子三人仲良く就寝。
は、いいのですが、うちの息子さん、暑がりでもあるのです。しばらくすると、真冬であっても布団を蹴り倒して、下に追いやるのです。
寒い!めちゃ寒い!

と、いうわけで、リフォーム後はシングルベッドをふたつつなげて3人で寝るようにしました。
こうしておけば、暑くなった息子さんは布団の合間から足を出せます。全員平和。仲良く眠れる。

昨晩のこと。
息子さんを寝かしつけていると、
「おかあさん。おかあさん、まんなかでねていいよ。」
と言い出しました。
「え?なんで?おかあさん、はしっこでいいよ?」
と断ると
「いいよ、いいよ。おかあさん、こっちで寝り。
 おかあさん、そっちやったら、落ちるかもしれんけ。
 おかあさん、おちたらしむよ(死ぬよ)。
 こっちで寝り。」
と真剣な顔で言い募ったのでした。

や、やさしい。そして、かわいい。

最近、やんちゃ盛りの息子さんを怒ってばかりの毎日ですが、時々、不意うちでこんなふうに甘い言葉を繰り出してくれるので、
「男の子ってかわいいなぁ。。。」
としみじみ思うのでした。

クリスマス大好き

2020年12月26日 09時26分15秒 | 子育て生活
クリスマスです。
我が家のちびっこのところにもサンタさんが来ていました。



なのに。
我が家のちびっこは枕元の大きな袋に気付きもせず、
「おはよう・・・。」
と寝ぼけ眼で目をこすりながら起きてきたのでした。

ちょっと!
どんな反応があるのか、楽しみに待っていたというのに!
大喜びしなくてもいいから、せめて気付いてあげて!

「サンタさんから何も届いてなかった?」
と聞いてみましたが、見事なまでにノーリアクション。
まだ眠いらしく、私にしがみついてベッドに戻ろうともしません。

しょうがなく一緒にベッドに戻ってみましたが
大きな袋に警戒心が強まったのか、近寄れず、そんなわが子に
どんだけ慎重なお子さんなんだ!とやきもきしながら、一緒に袋をのぞき込んであげました。
でもって、袋をのぞき込んだ瞬間、
「やったー!リザードン!!」
ととびっきりの笑顔で歓声を上げてくれたのでした。



クリスマスです。
我が家のちびっこのところに来てくれたサンタさんは、おっきな人たちにも自然と顔がほころぶような嬉しい気持ちをおいていってくれました。

クリスマスおめでとう。
クリスマスありがとう。

諦めることが得意です

2020年12月03日 17時16分34秒 | 子育て生活
息子さんの最近の趣味はクイズとじゃんけん。

「クーイズ、クイズ♪」と歌って、クイズを始めます。
「なーんのクイズ?♪」と聞き返さないと、
「おへんじがないよ。」と怒られます。
クイズに答えないという選択肢はないのです。問答無用。

クイズも
「たろくん(息子さん)のようちえんで、はなちゃん(お友達)とあきちゃん(お友達)といちろうくん(お友達)となかよしのこ、だーれでしょ?」
と幼稚園に立ち入ることを許されていない母親にはめちゃくちゃ難しい問題なのです。
はなちゃんもあきちゃんもいちろうくんも、お名前しか知らんのだ。彼らと仲が良い子だなんて、さっぱり見当もつかんですよ!

「わからーん。」
と早々に答えたところ
「あきらめんで。もっとちゃんとかんがえて。そしたら、わかるよ。」
と励まされたのでした。

・・・いっちょまえだな。
色んな会話が成り立つようになりました。
相変わらず泣き虫さんの甘えん坊ですが、それでも「大きくなったもんだ。」と感心することが増えてきました。
もうすっかりお兄ちゃんです。

きゅん!

2020年11月30日 08時48分33秒 | 子育て生活
仮住まいの階段が急なので「ちびっこ、あぶないなー。落ちないかなー。」と心配していたら、まさかの私が落ちました。
上から下まですってんてん!
あまりの痛さに10分ほど動けず、年甲斐もなく、夫に
「背中、優しくさすってください。」
とお願いしました。

洗い物を放り出して、すぐに駆け寄ってくれた夫さんの優しさにきゅんとした夜。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」と言い聞かせてくれた声も背中をさすってくれる手のぬくもりも非常に優しく、安心できました。

しばらくして、痛みが少し落ち着いたので、洋服を脱いで身体を確認したところ、背中一面に大きなすり傷があり、赤く赤く腫れており
「これは・・・。お風呂入ったら、痛そう。」
と夫さんに気の毒がられたのでした。確かに痛そう・・・。
背中もだけど、お尻も踵も左腕も、なんだかどこもかしこも痛いですよう!!

というわけで、昨晩は、「うんち・・・・。」と言い出したちびっこに
「ごめん。お母さんは身体が痛いから、先にお布団に入っているね。」
と言い聞かせて、2階にそろりそろりと上がりました。
・・・もう、階段が怖くて、上がるのも降りるのも、そろりそろりとしかできませんー。

いつもは
「おかあさん!さきにねらんで!!」
と泣きながら怒るちびっこも、昨晩は母の背中を目の当たりにして、「こりゃ、あまえられん。」と理解してくれたらしく、おとなしくお父さんとトイレに向かったのでした。(うちの息子さんのうんち時間は異様に!異様に!!長いのです。うんちしている間に洗い物を終わらせられるぐらいです。待っとられん!)

一晩明けて朝。
覚悟していたほどに痛みはひどくならず、日常生活への影響は小さそうでほっとしました。
着替えていると、ちびっこさんが
「おかあさん、せなか、みせて。」
とお願いしてきたので、背中を鏡に映し、ふたりで確認しました。
うん!昨日よりずいぶんと落ち着いている!よかった!!とほっとしていると、ちびっこさんが
「いたそう・・・。」
と呟き、
「きょうはおとうたんとおふろはいる。」
と宣言したのでした。

きゅん!!

すごい!人の痛みに思いを馳せられるようになってるー!!
と夫さんに報告したところ、夫さんは嬉しそうに顔をほころばせながら
「お母さんはひとりで入っても痛いんよ。一緒に入らん、とか関係ないんよ。」
と息子さんに言い聞かせたのでした。

喜んでるくせに。
嬉しそうに笑ったくせに。
あまのじゃくさんめ!・・・・そゆところ、嫌いではない。むしろ、すき!
と、これまたきゅん!としたのでした。

幸せな朝でした。

じゃあ、隔週で

2020年10月18日 06時58分21秒 | 子育て生活
いとこのお兄ちゃん、お姉ちゃんが大好きで、なにかといえばすぐに
「たろくん(仮名)とあいたいなー。」
「はなちゃん(仮名)ちにいきたいなー。」
と言い出す我が家の長男坊ですが、長らくお泊りはできずにいました。お泊りしたいという気持ちはあるらしく
「きょう、たろくんちにおとまりする。」
と宣言し、大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能するものの、いざお布団に入ると、涙目になり小さな声で
「やっぱりかえる。」
と言い始め、私の妹さんと一緒に歩いて帰ってくる、というのが毎度のパターン。ばあばの家にいたっては
「今日、ばあばのおうちにお泊りする?」
と聞くと、食い気味で
「おとまりせん。」
と答えていました。

それが!
先週末の金曜日、たろくんとはなちゃんがばあばの家にお泊りすると聞いたので、これまたいつものように冗談半分で
「じゃあ、いちろう(長男坊。もちろん仮名です。)もお泊りしよっか。」
と言ったところ、突如、
「おとまりする。」
と厳かに宣言したのでした。え?!という驚き半分、でも、どうせまた夜に戻ってくるんでしょ?という達観半分、でもでも、ばあばの家に関しては、今まで自分から「おとまりする」なんて言ったことなかったし、もしかして・・・という期待がほんのほんの少しで、長男坊の宣言を受け止めました。でもって、当日夕方も半信半疑で長男坊を送り出しました。

が!
なんと、長男坊さん、普通にばあばのおうちへのお泊りに成功しました!
大人の階段1段、のぼった!
なんでもいつもどおり大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能した後、少しテレビを見ていたら、
「ねむくなったからねーようっと。」
と言って、ひとりでじいじの眠る寝室に向かったんだとか。なにそれ?我が家でそんな大人の対応、見せたことありませんけど??
そして、朝までぐっすり眠ったんだそうです。すごーーーーーーーーーーーーーい!

というわけで、長男坊さん、大満足、かつ得意げに帰宅してきました。
その後も、毎日毎日
「いちろうくん、4さいになったけん、おとまりできたんよ。3さいのときはおとまりできんかったけど。」
と繰り返し話してくれました。お泊りできたことがよっぽど嬉しかったんだな。

その隣で、
「いや、3歳の時もばあばのおうちにお泊りしたけどね。」
と小さく呟く夫さん。
そうなのです。
昨年、私が3年ぶりに100キロウォークへ参加することになったので、長男坊をばあばのおうちに二泊させたのです。長男坊は二泊三日のお留守番を頑張ってくれて、
「お母さんはお仕事なんよ。」
と言われると、すぐに納得し、泣きわめくこともなく、とってもいい子で過ごしてくれたんだそうです。私が帰宅した際もめちゃくちゃ笑顔で迎えてくれたものの泣くことはなく、みんなから
「本当にがんばったねぇ!えらかったねぇ!」
とたくさん褒めてもらった長男坊。

ところが、その数日後、私の仕事の都合でお迎え時間にどうしても間に合わず、母に保育園のお迎えを頼んだところ、息子さんは半狂乱で
「ばあば、こんで!ばあば、だいっきらい!ばか!おかあさんがいいー!!」
と泣きわめき、ナイーブで傷つきやすい母上は
「保育士さんたちにめちゃめちゃ同情された。だって、あんなふうに言われるおばあちゃん、誰もおらんもん。私だけよ。迎えに行って、あんなに嫌がられてるおばあちゃん。」
と落ち込んだのでした。

そのときのことを指して「3歳の時もお泊りした」と言う夫さん。
だめ!その記憶はそっとしておいてあげて!なかったことになってるみたいだから、無理に思い出させないであげてー!思い出しても誰も幸せになりませんよー!

というわけで。
長男坊さん、4歳にして「はじめて」ばあばの家にお泊りができました!
でもって、お泊りできたことがとっても嬉しかったらしく、今週もはなちゃんとお泊りしたいと言い出した長男坊。(まだひとりでお泊りは無理だそうです。)

迎えに来てくれたばあばから
「言っとくけど、毎週、お泊りはできんのやけんね。あんたたちおったら、何にもできんのやもん。」
とぶつくさ言われながら(ぶつくさ言った先は私と妹さんですが)、ご機嫌でばあばのおうちに向かったのでした。

本当に。
本当にお兄ちゃんになりました。すごいなぁ。