のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

正確無比な日本語表現

2011年05月11日 00時20分52秒 | 日常生活
週に一度の進捗会議の際、先輩から
「のりぞうくんはSEに向いとうかもしれんと思うっちゃんね。
 だって、いい加減やろうもん。」
という評価をいただきました。

SEに向いとう「かもしれん」と「思う」。
「いい加減やろうもん。」

・・・日本語ってすごいな、と思いました。
見事なまでに確定要素と不確定要素が使い分けされてる。
推量と断定が正しく使いこなされてる。

「SEに向いているよ。いい加減っぽいもんね。」という日本語と
「SEに向いているかもね。いい加減やもん。」という日本語は
確実に意味も受ける印象も違うんだな、と身をもって知りました。

つーかさー。
私、この先輩から「いい加減」って言われるのって、一体、何度目だっけ。
たいして目立つことはしていないつもりなのに
同じ評価を何度も受けるということは
私の普段の生活態度がよっぽどなわけで・・・。
でもって、その評価をまったくもって否定できない上に
「いい加減」と正しく認識してもらえてありがたいな、などと
思っている私は、なんというか本当に「いいかげん」なんだな、と納得しました。





・・・でもさ。
「SEに向いているかもしれない」と思った要素として挙げられたものが
「いい加減な性格」のみって、それってどーなのさー?とも思うわけで。
SEに必要なものってもっともっとあると思うんですケド。
もっと大きく必要とされるスキルもあると思うんですケド。
それらが議題に挙がらないあたり。
要するに。
つまるところ。
SEに向いている向いていないのライン上にはいないんじゃないかなー。
と思うわけです。