のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

王子様!

2018年07月04日 07時33分42秒 | 子育て生活
私はワールドカップやオリンピックなるものにあまり関心を持たずに40年生きてきたので、試合をきちんと見たことがありません。
しかし、夫さんはワールドカップもオリンピックもきちんと楽しんで来た人。
勿論、今回のワールドカップも日本戦は全てリアルタイムで見ています。
決勝トーナメント第1戦は目覚ましかけて午前3時に起きていました。すごい・・・。
時間が合えば、日本戦以外だって見ているのです。すごい・・・。スポーツがホントに好きなんだなあ。。

そんな夫さんから
「この試合は見たほうがいい!見応えがある!」
とオススメされてベルギー戦を鑑賞しました。
夫さん、目覚ましかけて起きる気満々だったのに、起きれなかったときのために録画もしていたのです。用意周到!熱意も相当!

オススメしてくれただけあって手に汗握る熱い熱い試合でした。
ホントにどちらが勝ってもおかしくなかった。負けてしまったけれど、もしかすると世界ランキング61位が世界ランキング3位に勝つという大番狂わせが起きたかもしれない、起きてもおかしくなかった。そう思えた試合でした。
試合後のインタビューで、西野監督が言葉を探しながら
「負けたということは何かが足りなかったんだと思う。でも、今はまだその何かが何なのか分からない。」
と答えていた姿や表情が印象的でした。監督も勝てるかもしれない、勝てる、勝つんだ、と強く強く強く言い聞かせ、信じてたんだろうな。勝利がすぐそこまで見えていたからこその、あの表情なんだろうな、そう思いました。

と、いうわけで俄かも俄か、超にわかな新参者にも関わらず、感動して泣いちゃいました。
涙の重みが全くないのは承知の介でい!
言い訳するならば。
私がワールドカップやオリンピックなるものをあまり見ないのはこんなふうに応援で感情移入し過ぎるからなのです。心のアップダウンが激しくて疲れちゃうんでい。

で、俄かサッカーファンが涙で頬を濡らしていたら、なんと!
我が家の長男さんが膝の上に寄ってきて、小さな手で私の頬の涙を確認したと思ったら、とたとたテーブルに走って行き、ティッシュを持って戻ってきました。
で、そのティッシュで私の頬っぺたをごしごし拭ってくれた!

きゅん!

母は完全に胸がトキメキました。
男の子はかわいい。
いたるところでそう言われてきて、その度に
「いやいや、男の子も女の子も変わんないでしょ。性別関係なく、我が子はかわいいでしょ。」
と、思ってきましたが。

男の子、かわいい。
小さな王子様みたい。

初めてそう思いました。きゅんきゅん!