のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

四首目:君がため 惜しからざりし・・

2005年11月08日 00時53分08秒 | 百人一首
君がため 惜しからざりし 命さへ
  長くもがなと 思ひけるかな

■のりぞう的解釈
 君のためならば、命なんて惜しくない。
 そう思ってたんだ。だけど、君に会って
 君に触れて、君を抱きしめて、
 僕は命が惜しくなってしまった。
 また君に会いたい。また君を抱きしめたい。

  注:文法書などまったく調べてません。
    のりぞうはこういう意味だと思ってます。
    という解釈ですので、十中八九間違ってる
    ところや浅いところがあると思います。
    信じ過ぎませんように。

■ひとことふたことみこと
 すっかり忘れてました。百人一首の存在を・・・。
 これから続けてアップする三首は、のりぞうの中で
 勝手にシリーズ作品となっています。妹と百人一首を
 する際は、50首ずつ自分の陣地に好きなように
 並べるのですが、この3首は必ず隣に並べてしまいます。
 「君がため」シリーズ「わが衣手」シリーズです。
 (なんのひねりもない・・・。)

 おそらく初デートから帰った後に
 彼女に送った歌。
 初デートするまでは、
 「初デートさえできれば死んでもいい!」
 と、熱烈に望み、初デートを終えたら
 「もっと会いたい!抱きしめたい!」
 と、更に願うわけで。
 
 人間の欲深さがよく出ています。
 うん、こうやって新たな望みに向かって
 前に進んでいくところが
 人間のすごいところなんだろうな。

 でもね。。。
 これは、のりぞう向きの恋愛じゃないな、
 と思うのです。もっとそこはかとない
 恋愛がしたい。人を好きになって
 「惜しからざりし 命さへ」なんて
 心を乱されるのは、まっぴらごめん!
 と思ってしまうのです。

 ・・・・ごめんなさい。乙女失格。

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