99.冷たい校舎の時は止まる(上)(中)(下)/辻村深雪
■ストーリ
ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。
どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない
時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に
起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友の
名前を思い出せない。死んだのは誰なのか。
■感想 ☆☆☆☆
初回読了時の感想はコチラ
ここ数カ月、色々な人に「辻村さんの作品は面白いよー!」と
お勧めしていたのですが、図書館で再び巡り合えたので
妹に読んでもらうために、改めて借りました。
妹も満足してくれ、無事に辻村さんの魅力を伝えることに成功。
戻ってきた作品を再び読み返しました。
再読にもかかわらず、もう一度騙されました。
張り巡らされた伏線に「なるほど!」と圧倒されました。
読み終えて、結末が分かった途端に、もう一度
細部を読み返し、隠されていた伏線を確認しました。
読書する楽しさを思う存分に味わえる一冊です。
本当に本当にお勧めです。
個性的で繊細な7名の登場人物が魅力的で
だからこそ、「ミステリ」としてだけでなく
「青春小説」として何度でも楽しめる作品。
中学時代や高校時代に味わった将来に向けての焦りとか
友情に対する不安とか自分自身に対する無力感とか
そういった気持ちを思い出せます。
登場人物を追いながら、自分の「あの頃」を
改めて思い出し、感慨にふけりながら読みました。
大好きだ、と改めて思っていたら、文庫化された模様。
これはぜひ購入しなければ。
■ストーリ
ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。
どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない
時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に
起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友の
名前を思い出せない。死んだのは誰なのか。
■感想 ☆☆☆☆
初回読了時の感想はコチラ
ここ数カ月、色々な人に「辻村さんの作品は面白いよー!」と
お勧めしていたのですが、図書館で再び巡り合えたので
妹に読んでもらうために、改めて借りました。
妹も満足してくれ、無事に辻村さんの魅力を伝えることに成功。
戻ってきた作品を再び読み返しました。
再読にもかかわらず、もう一度騙されました。
張り巡らされた伏線に「なるほど!」と圧倒されました。
読み終えて、結末が分かった途端に、もう一度
細部を読み返し、隠されていた伏線を確認しました。
読書する楽しさを思う存分に味わえる一冊です。
本当に本当にお勧めです。
個性的で繊細な7名の登場人物が魅力的で
だからこそ、「ミステリ」としてだけでなく
「青春小説」として何度でも楽しめる作品。
中学時代や高校時代に味わった将来に向けての焦りとか
友情に対する不安とか自分自身に対する無力感とか
そういった気持ちを思い出せます。
登場人物を追いながら、自分の「あの頃」を
改めて思い出し、感慨にふけりながら読みました。
大好きだ、と改めて思っていたら、文庫化された模様。
これはぜひ購入しなければ。
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