102.子どもたちは夜と遊ぶ(上) (下)/辻村深月
■ストーリ
同じ大学に通う浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く
一方通行の片想いの歯車は思わぬ連続殺人事件と絡まり、
悲しくも残酷な方向へ狂い始める。掛け違えた恋のボタンと
絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待つのか?
毀れた絆と哀しい片想い
深い闇を湛えた連続殺人事件が始まる・・・。
■感想 ☆☆☆☆
こちらも2回目の読了。
初回読了時の感想はコチラ
確か1回目に読んだ時は、結末のあまりのやりきれなさに
読み終わって呆然としたんだよね。辛い辛い読後感を味わったんだよね。
そう思いながら読み返し、読み終わった後に改めて呆然としました。
なぜ、想い合っていてもうまくいかないときがあるんだろう。
なぜ、お互いに大切に想っているのに、それが伝わらないんだろう。
なぜ、お互いを大事にすればするほど、
言葉も行動も空回りしてしまうんだろう。
なぜ、なぜ、なぜ。
泣きたいような気持ちに襲われました。
と、同時に、ここまで思える人に出会えた主人公たちを羨ましくも
想いました。ただただ、その人の幸せを渇望できる出会い。
その人が生きてさえいれば、それが自分の幸せであり、救いとなる。
そう思える相手がいるってことは、とてつもなく幸せなことだな、と。
でも、根が甘い私は、やはり大切に思える人であればこそ
せめて近くで見守り合える関係でいたい、
大切な人の笑顔を見て過ごせる人生を送りたい。
改めて、そう想いましたが。
痛いほど切ないお話でした。
■ストーリ
同じ大学に通う浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く
一方通行の片想いの歯車は思わぬ連続殺人事件と絡まり、
悲しくも残酷な方向へ狂い始める。掛け違えた恋のボタンと
絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待つのか?
毀れた絆と哀しい片想い
深い闇を湛えた連続殺人事件が始まる・・・。
■感想 ☆☆☆☆
こちらも2回目の読了。
初回読了時の感想はコチラ
確か1回目に読んだ時は、結末のあまりのやりきれなさに
読み終わって呆然としたんだよね。辛い辛い読後感を味わったんだよね。
そう思いながら読み返し、読み終わった後に改めて呆然としました。
なぜ、想い合っていてもうまくいかないときがあるんだろう。
なぜ、お互いに大切に想っているのに、それが伝わらないんだろう。
なぜ、お互いを大事にすればするほど、
言葉も行動も空回りしてしまうんだろう。
なぜ、なぜ、なぜ。
泣きたいような気持ちに襲われました。
と、同時に、ここまで思える人に出会えた主人公たちを羨ましくも
想いました。ただただ、その人の幸せを渇望できる出会い。
その人が生きてさえいれば、それが自分の幸せであり、救いとなる。
そう思える相手がいるってことは、とてつもなく幸せなことだな、と。
でも、根が甘い私は、やはり大切に思える人であればこそ
せめて近くで見守り合える関係でいたい、
大切な人の笑顔を見て過ごせる人生を送りたい。
改めて、そう想いましたが。
痛いほど切ないお話でした。
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