■ストーリ
37歳女性、入社15年目、独身バツなし。
ついでに恋人・人望ともにナシ…。
ですが、それが何か?働く女の本音と弱音をリアルに描いた
本格「負け犬」小説、誕生。
■感想 ☆☆☆☆
ふたりの女性の視点が交代しながら、話を進める連作短編集。
ひとりは翔子さん。37歳、未婚、都心のマンションで一人暮らし。
音楽会社の企画部勤務、係長。
もうひとりは愛美さん。29歳、短大卒、会社を辞めて
海外留学後、旅行代理店の契約社員。現在はオーストラリア在住。
ふたりの女性がとにかく本音で怒り、ストレスをため
仕事を続けようか迷い、仕事をするしかないと開き直り
恋が始まりそうだとときめき、結婚について迷う。
どこまでも本音が続く小説。
ここまで極端ではないけれども、女性ならば、
どこかで絶対に共感できる部分があると思う。
じたばたあがいてみたり、これが自分だと開き直ってみたり、
女性はひとりで生きていてもいろいろと忙しいのだ。
自意識が強く、だからこそ、常に客観的な視点で
自分を見つめ続ける翔子さんが愛しい。
37歳女性、入社15年目、独身バツなし。
ついでに恋人・人望ともにナシ…。
ですが、それが何か?働く女の本音と弱音をリアルに描いた
本格「負け犬」小説、誕生。
■感想 ☆☆☆☆
ふたりの女性の視点が交代しながら、話を進める連作短編集。
ひとりは翔子さん。37歳、未婚、都心のマンションで一人暮らし。
音楽会社の企画部勤務、係長。
もうひとりは愛美さん。29歳、短大卒、会社を辞めて
海外留学後、旅行代理店の契約社員。現在はオーストラリア在住。
ふたりの女性がとにかく本音で怒り、ストレスをため
仕事を続けようか迷い、仕事をするしかないと開き直り
恋が始まりそうだとときめき、結婚について迷う。
どこまでも本音が続く小説。
ここまで極端ではないけれども、女性ならば、
どこかで絶対に共感できる部分があると思う。
じたばたあがいてみたり、これが自分だと開き直ってみたり、
女性はひとりで生きていてもいろいろと忙しいのだ。
自意識が強く、だからこそ、常に客観的な視点で
自分を見つめ続ける翔子さんが愛しい。
おひさしゅう。
やはりあなたとは趣味がにてるかも・・・。
私もRIKOシリーズなど初期はかなり好きで
ほぼすべて読んでましたが、
路線が多角化してからは、遠ざかってました。
今回、久々に柴田さん挑戦!だったのです。
のりぞうも目指すところは
「常に客観的に
感情に流されずに」
・・・なかなか難しいのです(笑)
なるほど!
言い得て妙なコメントですね♪
主観的になりがちな自分を
客観的に見つめようとしてるスタンスは
見習いたいものです。