のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

計算が合いません

2016年05月11日 18時22分16秒 | 日常生活
病院にて定期検診を行ったところ、
「赤ちゃんの体重は今、大体300グラムぐらいですね。」
と言い渡されました。

・・・体重は9キロぐらい増えてるのに!
理不尽な気持ちでいっぱいです。

それにしても、最近のとってもスリムなママさんたちはこのほとばしる食欲とどう向き合っているのか、ぜひぜひ秘訣を教えていただきたいです。
この食欲をうまくコントロールしないと、そろそろ助産師さんに怒られてしまいそうです。
むむむー。
と、頭を抱えながら迎えたゴールデンウィーク明け。
フロアの方々から
「お腹、おっきくなったねぇ。」
と声をかけられることが多くなりました。

部長からは
「休み前と比べてもおっきくなったよねぇ。」
と声をかけられる始末。
連休中に食べて寝て過ごしていたことがあからさまにばれてます。

ちなみに大体の方は、おなかが大きくなったことを好意的に解釈し
「順調だね!」
と喜んでくださっているのですが、1年前に育休から復帰したばかりの新米ママさんは
「6か月にしては大きすぎませんか?!」
と大いに心配してくださいました。
そうなんです・・・・。大きすぎるんです・・・。どうしよう・・・。

自分でもどうしたらいいのやら、ちっともわかりません。

映画「パーフェクト・ワールド」1993年米国

2016年05月05日 00時09分10秒 | 映画鑑賞
■映画「パーフェクトワールド」1993年米国

■ストーリ
1963年秋のアメリカ合衆国テキサス州。刑務所から脱獄したテリーとブッチは、逃走途中に民家へ押し入る。彼らは8歳の少年フィリップを人質に逃亡するが、ブッチはフィリップに危害を加えようとしたテリーを射殺し、ふたりで逃避行を続ける。
ブッチを追跡する警察署長のレッドは、少年時代のブッチを少年院に送った元保安官であり、それを契機に常習犯となったブッチに対して責任を感じ、己が手で彼を逮捕しようと思っていた。レッドの捜査には犯罪心理学者のサリーが同行、ふたりは反発しつつも徐々に打ち解けていく。
一方、宗教的に厳格な母子家庭で育ったフィリップと、彼に対して父親のように接するブッチとの間には友情が芽生えていく。自らの父がかつて一度だけよこしたアラスカからの絵ハガキを大事に携行していたブッチは、フィリップを連れてアラスカ(パーフェクト・ワールド)を目指す。

■出演
ケビン・コスナー、クリント・イーストウッド、T・J・ローサー、ローラ・ダーン

■感想 ☆☆☆☆
寂しい、やるせない映画でした。ハッピーエンドはありえないと思っていたけれど、ブッチとフィリップ、ふたり共に幸せになれることを願わずにはいられない映画でした。
肉親の愛情に飢えていて、今も父親がたった一度送ってくれたハガキを大切に持ち歩いていたり、母親のことをいとおしそうに懐かしんだりするフィリップは父親のはがきに描かれているアラスカを理想郷と信じ、フィリップとともに永住地としてアラスカを目指します。けれど、ブッチはアラスカを目指しつつも、自分がアラスカにたどり着けられることをまったく信じていない気がします。自分には幸せはやってこない、と確信している気がします。その孤独の大きさに飲み込まれそうになりながら、映画を見続けました。
もちろん、彼が抱える孤独がどんなに大きかったとしても、犯罪は許されることではありません。けれど、暴力でしか自分の感情を外に発露できなかった彼のこれまでを考えると、彼の犯罪を断じるだけではきっと何の解決にもならないだろうな、とも思ってしまうのです。「寂しい」とか「愛されたい」という気持ちを口に出すことすら許されず、心の中に押し込めるしかなかった人生って何なんだろうと思わずにはいられません。

そして、8歳にしてブッチの孤独に寄り添えてしまうフィリップ。彼がブッチに親しみの気持ちを抱いてしまうのは、きっと彼もブッチと同じぐらい大きな孤独を抱えていたから。母親や姉がいて、愛情を注がれてはいるけれど、それでも「父親」というものにほのかな憧れを抱いていて、でも懸命に自分を愛してくれる母親を見ていると、父親への憧れを口にすることはできなくて、口にできないからこそ、その憧れの気持ちは更に更に大きくなっていくのではないのかな、と思いました。そして、母親の信じる宗教上の理由から、周りの友達の多くが体験している「楽しいこと」や「面白いこと」も経験できないでいる不自由さ。周りの友達をうらやましいと思ってはいても、母親のことが大好きだから、その気持ちを口にすることもできずにいて、我慢に我慢を重ねているからこそ、自分が手にしていないもの、自分には与えられていない父親という存在への渇望が大きく、余計に孤独を大きくしてしまっているんだろうな、と思いました。

少しずつ少しずつお互いを思いやり、心を通わせていくブッチとフィリップ。ほんの少し癒される孤独。それでも満たされない寂しさを抱えてアラスカを目指すふたりの旅は、想像通りの結末を迎えます。それでも最後の最後までお互いを思いやり続けるふたりの姿により一層やるせない気持ちを掻き立てられました。どんな結末であれ、「めでたし、めでたし」はないとは思っていたけれど、それでもふたりの孤独がもう少し癒されればよかったのに、と、映画が終わった今も願わずにはいられません。もしかすると、ブッチはフィリップに対して父性のような愛情を抱くことがなければ、ひとりで他の土地へ逃げおおせることができずにいたのかもしれません。けれど、やっぱり人生の最後に「寂しい」という気持ちを通い合わせられる相手に巡り合えたことはブッチにとっては意味あることだっただろうと思うし、それはきっと「幸せ」なことだったに違いない、と信じたい気持ちで映画を見終えました。

遊び放題、だらだらし放題。

2016年05月04日 07時57分18秒 | 日常生活
長かった連休も明日で終わりです。
楽しい時間はあっという間・・・。

初日は福岡市までドライブしました。
「ゴールデンウィークに福岡に行くなんて初めてかもしれん・・・。」
とつぶやく夫様が運転手役。案の定、福岡までの道のりはひっじょーに混んでました。
福岡と北九州市ってこうも違うのか・・・ということをまざまざと見せつけられた気がします。
でも、おかげで祖母にも会え、叔母にも会え、高校時代の友達とその息子くんとも会えました。
息子君はなんと夫さんと同じ名前(でも漢字は一文字違い)なのです。
夢のコラボ!とわくわくしながら「抱っこさせてもらえば?」とけしかけましたが、
「首がすわっていない赤ちゃんを抱っこするなんて!」
とふるふると首を横に振られました。あと5か月もすれば、首が座っていない赤ちゃんを抱っこしたり、お風呂に入れたりしなければいけない日々が来るっていうのに。夫さんがわが子と会った時の反応がますます楽しみになりました。
私はといえば・・・友人からはひたすらに出産後の痛い話や痛い話や痛い話を伺って、「・・・大丈夫かな。わたし、乗り越えられるのかしらん。」とびくびくする日々です。ただでさえ、痛みに弱くて我慢なんてまったくできない性質なのに。がんばれー、がんばれー、と自分を励ます日々です。
友達のお父さん、お母さんとも久々にお会いできて、楽しく連休初日を終えました。(友達のお父さん、お母さんがほめ上手、喜び上手で、私と夫さんはものすごーくいい気持で友人宅を後にしました。素直、かつ豊かな感情表現って大事だなー、としみじみ思いました。)

でもって連休2日目は検診!
めでたく6か月に突入しました。
おなかの赤ちゃんはひっじょーに落ち着きがない子で、今回も検診の間中、わちゃわちゃと動き回って、おちんちんを見せびらかしてくれました。
先生からは「こんなに元気に動き回ってるから、そろそろ胎動も感じるはずなんですけどねぇ。」とお墨付きをいただきました。
そして、私はわんぱくなわが子に振り回されている様子を今から目に浮かべ、ほんとに気合入れて体力をつけておかなければ!と自分に申し渡しました。もしくは「あぁ。もう好き勝手に動き回っちゃって!」と動じない心を手に入れなければ。
検診後は実家にて、親戚とお茶。「遠足で疲れ切ってるからすぐに寝ると思うよ。その前にお風呂だけ入れさせて!」と実家にてお風呂に入ってさっぱりした甥っ子君、姪っ子君ともわちゃわちゃ遊びました。・・・全然、寝る気配がありませんよ!遠足行ってないけど、すでに疲れている伯母は、かくれんぼとか鬼ごっことかお人形ごっことか、めっちゃがんばって遊びました。ちびっこの無尽蔵な体力、ホントに侮れません。

連休3日目は同期とランチ。
ひとりは数年前に退職して、家業を手伝っている同期、もうひとりは横浜でバリバリ営業をしている同期で共に2年ぶりの再会です。
「彼氏できたっていう話までは聞いてたけど、結局、その人と結婚したの?」
という会話で近況報告会が始まりました。それぞれ波乱万丈の毎日で聴き応えのある近況報告会だったなー。
次に会えるのは、おそらくまた来年です。来年の私たちはどうなっていることやら・・・。

連休4日目は細々と用事を済ませました。
久々に我が家の掃除もじっくりとしました。がんばった!
疲れ果てて夜は早々とダウンしました。家事でこんなに疲れ果てるなんて、普段、会社生活をどんだけがんばってないんだっていう話です。

でもって、連休5日目は夕方から幼馴染が遊びに来てくれました。
日中は大雨だったので一歩も外に出ることなく、だらだらと過ごして、ゆっくり寝て、またもだらだら過ごして・・・という一日だったので、幼馴染が遊びに来てくれなかったら、危うくだらだらしっぱなしの一日で終わるところでした。遊びに来てくれた幼馴染に感謝です。
夕食も幼馴染が遊びに来てくれるというので、ものすごーく頑張りました。幼馴染があそびに来てくれなかったら、危うくダラダラしっぱなしでラーメンとかで終わるところだったですよ・・・。遊びに行かない連休って、ホントに危険・・・。
後片付けやらお茶入れやら細々と動いてくれる夫さんに「マメですよねぇ・・・。」と感嘆する幼馴染に「普段、鍛えられてるから。」と返事する夫さん。その姿にしみじみと結婚生活ってお互いの(うちは主に夫さんの)譲歩と我慢が平和の秘訣なんだなー、と思ったのでありました。・・・夫さんの譲歩と我慢の許容範囲が大いに気になるところです。

そんなこんなで連休も残り2日。
金曜日はまだ楽しさの余韻が残っているし、また翌日からお休みなので乗り切れる自信がありますが、来週一週間を無事に乗り越えられるのか、途中でダウンしないのか、不安いっぱいです。がんばるぞー。