ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

せんしゅう亭「たまの落語会」

2013-09-29 23:10:35 | 浪切亭・せんしゅう亭・落語

浪切ホール・交流ホールは4F、立派なホール。



本日の演目と次回のご案内・・・・・・・掲示板で業務連絡みたいで、微笑ましい。


一、桂華紋・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」

華紋さん、弟子入りして3年と3カ月、初めて出会った
あの高槻の亀屋旅館の初舞台の「犬の目」からもうそんなに経つんですな。

でも、上手いですな。

きっちりと噺をするだけで、十分の笑いがとれる。

この「阿弥陀池」、途中の、“鯛”や“象”を思いだすところで、
客席のおばちゃん達から答が出そうでいつもヒヤヒヤしているが、
華紋さん、間をもちながら、言わせない沈黙の威圧感に凄さを感じた。

文華、華紋の噺上手な師弟がますます磨きがかかって、愉しみになりましたな。



二、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「二人癖」

丸十年と言うだけの、キャリア十分の高座。

高調子のの声を聞いていると、昔の小文枝師匠を想いださせる。

二人の男が「つまらん」と「のめる」のお互いの癖を無くそうと。


無くて七癖といいますが、“癖”、“くせ”、読み方を変えると“へき”

「観察癖」「虚言癖」「記録癖」「清潔癖」「蒐集癖」「盗癖」「尾行癖」「放火癖」「放浪癖」と
色んな癖がでてきますが、“へき”になると、なぜか病的匂いがしてきますな。


三、笑福亭たま・・・・・・・・「漫談家の幽霊」

マクラは地元泉州のネタでスタート。

銘菓「村雨」の本家は何処。

「南海電車」はエコ意識がないのか、この夏、どの車両も冷房がガンガンに効いている。

南海電車の、泉州の各停しか止まらない駅から乗ってくる人のカッコは凄いもん。
海パン姿はザラで、空いている電車なら、膨らませたままのイルカがシートに寝そべっている。

などと、地元の人でないと解らない、あるあるネタ、炸裂。

あと、パロディ童話から、桃太郎、花咲爺い、鶴の恩返し
そしてオリジナルの一寸ぼうしなどで楽しませてくれる。

それが終われば、得意のショート落語へと、お腹いっぱいのマクラ連発。

そして噺は、夏の怪談噺として、9月ですが旧暦で云えばまだ夏でお許しを・・・。

世の中にあるもので各々怖いもの言いっこしましょか・・・・・「饅頭こわい」か。
いや「ろくろ首」・・・・・・、実はある劇場に出る漫談家の幽霊のおはなし。

たまさんの落語、ほんと愉しいですな・・・。
来年の一月の“せんしゅう亭”は、是非たまさんファンの嫁さんと、一緒に来んとあきまへんな。





(strong>せんしゅう亭「たまの落語会」
2013年9月29日(日)午後2:00開演
浪切ホール・交流ホール

一、桂華紋・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
二、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「二人癖」
三、笑福亭たま・・・・・・・・「漫談家の幽霊」

13-34-172



次回は、1月25日(土)同じ浪切ホール・交流ホールで
ゲストは月亭八斗さんで、たまさん二席の予定。





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日本語えとせとら~阿刀田高

2013-09-28 16:18:52 | 本の少し
日本語えとせとら (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)

☆☆☆☆

日本語にまつわる楽しさをあれやこれや、えとせとらで紹介。

凄い、国文学者顔負け、阿刀田高って凄い。

漢字の伝来からはじまった、漢字の音読みと訓読み。
漢字を崩して、平仮名をつくり、漢字では表現しにくい日本語のいろんな部分、
助詞や語尾の部分に、当てる。

そして、漢字とひらがな、カタカナの二つの仮名を持つユニークな言語を定着。
それに、近来あはローマ字まで参入。・・・と。

この、言葉の豊富さが、思考の豊富さにつながる・・・と。

阿刀田高さんが、日本語の豊かさ、おもしろさを綴る。


語源でおもしろいのを二つばかり紹介すると

“狼狽”よく使う言葉だが、なぜオオカミが・・・・
狼も狽もオオカミのことなのだが、狼は前足が長く、うしろ足が短い。
狽はその逆。だから一緒に走るとギクシャク、ギクシャク、歩調が乱れ
うろたえてしまう。そこで狼狽、というわけ。

“おなら” “人は、小天地なり。天地に雷あり。人に屁あり。”
語源は音から来てるとか“ブ”“プ”では日本語なじまいと“へ”を
日常語では、おなら。“鳴る”から転じて、それに美化語の“お”がついたもの。

小倉百人一首の名句“いにしえの奈良の都の八重桜けふ九重に匂いぬるかな”に因んで
“奈良の都”と言い、略して“奈良”、それに“お”ついたのだと・・。

そして落語では“転失気”というのがあるが、〈日本国語大事典〉によると、
“屁が肛門まで来て、外に出ないで、音が中に反転すること”失気が転ずるとの意。

“転失気”とはおならのこととは、落語の中で語られるが、語源までは知らなかった。

あと土佐の“よさこい”、“たそがれ”なんぞが、どんどん続く。


日本語って、愉しいですな。

“はい”“まったく”“そうですよ”“そうなんですか”“よくわかりませんけど”
これって、あいづちの打ち方の項で、述べられている言葉。

興味ある方は、この本をお手に・・・・。


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淋しいおさかな~別役実

2013-09-26 05:06:07 | 本の少し
淋しいおさかな (PHP文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆☆

読書ログで“月うさぎ”さんが絶賛だったので、是非読もうと思っていたが
なかなか出会えなくて、ようやく図書館で借りて読む。

NHKの幼児番組「おはなしこんにちは」のために書かれた、短編22編。

人の行為というものは、やる側と受ける側では、100%同じではない。
善意とは何か、親切とは何か、自己と他人、人とのふれあい、そして孤独とは、
日頃どれだけ、周りを意識して暮らしていることか・・・・。

すべてのハナシは、“哀愁”の気持ちにて終わる。
ただしそれは終わりであって、終わりでない。

これって、枝雀さんの創作落語みたいで、笑いは緊張と緩和。
笑いの裏に、憂いがあり・・・・・・一つ一つが噺になりそうである。

すべてのハナシは最後に、シュールなオチともいうべき終わり方をしているのだが、
これが、幼児番組で放送されていたというこに驚く。

見ていた、子供たちがどう感じていたのか、
今大人になって再び読むとどう感じるのか
興味あるとこですな。

童話と云っていますが、余韻を引きずる不思議な本でおます。


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仕事に幸せを感じる働き方~横山信治

2013-09-24 04:55:55 | 本の少し
仕事に幸せを感じる働き方
クリエーター情報なし
あさ出版

☆☆

ビジネスの本については、一切読書後の感想は控えていたのですが・・・。

仕事というより、これも落語がらみで購入。

私の落語仲間の、辻さんが同窓会で女性から、「辻さん、落語好きなんですよね。
私の主人、実は昔噺家だったんですよ。」と聞けば、笑福亭手遊(おもちゃ)さん。

あの色んな逸話が語られている、鶴瓶さんのすぐ上の小学生落語家。
今は、SBIモーダゲージの常務取締役さんで、この本の著者。

東京で今住んでおられるのですが、本を購入するので是非サインを、
「申し訳ないですが、“おもちゃさん”のサインで」と辻さんがお願いすると
大きく“笑福亭おもちゃ”と、下に小さく“横山信治”とサインされた本が・・・・

その中の一冊が、私の手元に・・・・・・・。

内容は、「仕事」は「自分の人生を幸せなものにする」ためのもの・・。
「転職は絶対するな」・・・「転職しても、何も変わらない」からと。

それよりも「今すぐ、自分を変えよう」
そうすれば「人生を幸せに生きることができるようになる」。

「あなたに必要なアクション、それは自分の「考え方」を変えること」だと。

わずか5年の落語家人生で挫折もし、得たことはと、
成功した鶴瓶さんとの違いは、素質とか運とかいろんな要素はあると言いながら
決定的な違いは、「自分のために笑いを取りたいのか」、「人のために笑いを取りたいのか」
の差であるということが、人生50年が経過してわかってきた。

そこで得たことは「For Me」ではなく「ForYou」の精神。
人間が一番よいエネルギーを放出するのが、人のために何かを行ったときだ、と。

本当の成功は、成功し続けること。
感謝の気持ちを持ち続けること。

「ForYou」の気持ちは、ずっと持ち続けたいもんですな。


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村上朝日堂~村上春樹・安西水丸

2013-09-22 04:36:17 | 本の少し
村上朝日堂 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆

「日刊アルバイトニュース」に連載されていたもの。
あとがきにに1984年6月とあるので、今からほぼ30年前のエッセイ集。

安西水丸さんの挿絵つき、はなしは学生宛てなのか、気楽で他愛のない話題が続く。

蕎麦屋で呑むビール。ヤクルトの優勝。千倉や千石、国分寺など引っ越し先などの話。
電車好きなのか、地下鉄、切符、食堂車、から、虫などではトカゲ、毛虫、ナメクジなど
豆腐、牡蠣、ラーメンにカレーうどん、映画や本に辞書まで・・・・・・ほんと本書きとは
いかなるものでも、原稿にしなければ・・・・ですな。

まあ、書いて何ぼ・・・仕事ですからな。

そんな、お仕事の匂いがする「村上朝日堂」・・・
でも、こうして有名作家さんの若き日の本を読み返すのも楽しいもんですな。


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この世は落語~中野翠

2013-09-18 22:24:42 | 本の少し
この世は落語
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆☆


中野翠さんの落語は、すべて眠る前のCDから、ですから感想ででてくるのは、
志ん朝、志ん生、文楽、圓生、など今や生の高座を観れない人ばかりで、残念。

噺も、江戸落語が中心なので、興味はありながら、実際聴いた噺は少なめ。



そこで、実際今迄生で聴いたことがあるのかどうか、分類いたしあした。



「聴いたことがあり、江戸落語ならでの噺」

“明烏”“お直し”“三枚起請”“柳田格之進”“中村仲蔵”
“居残り佐平次”“真田小僧”“宮戸川”“粗忽長屋”“鰻の幇間”
“鼠穴”“片棒”“芝浜”“大工調べ”“紙入れ”


「聴いたことがあるが、それほどでもない噺」

“締め込み”“穴どろ”“元犬”“風呂敷”


「やはり、本家本元、上方で聴く方が良い噺」

“崇徳院”“百年目”“愛宕山”“四段目(蔵丁稚)”“お化け長屋(借家怪談)”
“鴻池の犬”“死神”“あくび指南”“こんにゃく問答”“二番煎じ”


「CD等で聴いて内容は知っているが、まだ生に出会えていない噺」

“湯屋番”“火事息子”“富久”


「本などでなんとなく知っているが、耳にしたことがない噺」

“文違い”“札所の霊験”“二階ぞめき”“刀屋”“夢の酒”“淀五郎”
“五人廻し”“百川”“駐車場物語”“黄金餅”“御慶”“三方一両損”


「まるっきり、内容も知らない噺」

“髪結新三”“佃祭”“王子の幇間”“馬のす”“よかちょろ”
“山崎屋”“三軒長屋”



これをみるとほぼ6割りの噺は聴いたことがあるんですが、
ここから残りの噺との出会いは結構難しそう。


東京での独演会などに行かないと、聴けない噺もありそうですが、
まあ、気長にこまめに落語会に足を運ぶことですな。



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私語辞典~柳美里

2013-09-16 06:37:32 | 本の少し
私語辞典
クリエーター情報なし
朝日新聞社

☆☆

何とも後味の悪い本。

一言でいうと、「私語は慎みなさい」

でおます。


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ヴィアーレ米朝一門落語会

2013-09-15 22:11:35 | ヴィアーレ落語会
豪華な演者さんたち。

台風前日で、雨模様のヴィアーレホテル。

詳細は、後日

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」

きっちりとした落語で、きっちりと笑いをひらう。

米朝一門で良くある、「普請ほめ」どまりでなく、「牛ほめ」まで、

ただし、尻を向けて“ムサイ物を”出してがなく、
大きな穴やな、ここへも秋葉はんのお札はっときなはれ・・・と。

何も悪いことしてないのに、お尻にお札貼られたら
たまったもんではありませんんな。


二、桂あさ吉・・・・・・・・・・「七段目」

いつもの、くちなしの花からドライフラワーの定番マクラでスタート。

でも、この会場の雰囲気と「七段目」なぜかデジャブ・・・・聴いたことがあるぞと、

我ブログを振り返ると
間違いなく去年の6月のこのヴィアーレの落語会でも同じ「七段目」

自分の記憶力に感心するやら、あさ吉さんに失望するやらで・・・おました。


三、桂南光・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」

南光さんの「火焔太鼓」。

東京のお殿様が気に入られたと言って、武家屋敷にお持ちするのではなく、
住友さんのお宅に持ちこむ、粗相があって斬られるというのは、
出入りの武士が来ていると、苦しい辻褄合わせ・・・。

でも、全編“養子”身で、頭の上がらない道具屋の亭主っぶりがおもしろい。

ぼろくそに云われながらの、仲の良い夫婦のほのぼの感・・・・・溢れる噺でおました。


四、桂文我・・・・・・・・・・・・「(古事記)」

これって、講談、落語・・・。

大学の、ちょっと楽しい古事記の授業を受けてるよう。

この様な落語会で演じる文我さんの意図や、いかに。

あらら・・・落語の高座が、講座に変身した、一席でおました・・・。



五、月亭八方・・・・・・・・・・「千両みかん」

トリの八方さん、マクラのお孫さんに買った9万円のランドセルはスンナリと腹に入ったが、
この噺は、ひとつのみかんが、なんと千両もするという噺でと、
ネタばらしを口が滑ったのかしてしまう。

これって、みかん屋が値を決めてと言われて、客も十両、二十両ぐらいと思っていると
「千両」・・・この法外な値段に、番頭共々びっくりするのが、次への展開のおもしろさなのに。

普段、みかんを美味しそうに食べる若旦那を見て、
千両のみかん、さぞ美味しいだろうやなと思うんですが

なぜか、八方さんが食べるみかん、いたって不味そうで、
たまにコンビニなんぞで売っている様なみかんの食べっぷり。

どうみても八方さん、「千両」ではなんく
「一両みかん」といえる、一席でおました・・・で。



ヴィアーレ米朝一門落語会
2013年9月15日(日)午後3:00開演
ホテル・ヴィアーレ

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」
二、桂あさ吉・・・・・・・・・・「七段目」
三、桂南光・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
中入り
四、桂文我・・・・・・・・・・・・「(古事記)」
 五、月亭八方・・・・・・・・・・「千両みかん」



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美人の日本語~山下景子

2013-09-14 04:37:43 | 本の少し
美人の日本語
クリエーター情報なし
幻冬舎

☆☆☆☆

作詞家でもある、山下景子さんが、「美人の日本語」として365日、一日、一語ずつ紹介。

美しい日本語の良さを、その言葉がもっている“魂”“心”を伝えてくれる。



「忍び音」って、声をころしてなくこととか、

身を美しくと書いて「躾」。

「心恋(うらごい)」、昔は心のことを“うら”と言い、
心の中で、恋しく思うこと。


それは、それは、心洗われる言葉ばかり。

豊かな心は、豊かな言の葉から、言葉は使いたいもんですな。


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100の基本~松浦弥太郎ベーシックノート

2013-09-13 04:35:54 | 本の少し
100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート
クリエーター情報なし
マガジンハウス

☆☆☆

松浦弥太郎さんが

自分を知るために、
自分について考えるために、
自分の考えを整理するために
自分の成長のために
、自分の学びのために、
そして自分らしくいるために、

しっかりと身につけておきたい基本を書き留めた「100の基本」


例えば、「先手、段取り、用意周到、念入り」、これって仕事をする上での心構え。

そんな言葉が、100も・・・私が気になりミミを折ったのが13個。

まあ、ノートにひかえて、常々みることと、いたしましょう。




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2013年9月末廣亭中席

2013-09-12 21:37:39 | 江戸落語


夕暮れの末廣亭

一、柳家さん生・・・・・・・・・・「二人旅」

東京の噺家さんの中では、数少ない馴染みのある、さん生さん。

噺は「二人旅」とか、上方でいう「煮売り屋」のようであり、ちょっと違う。
東京では、さん生さん様な真打の噺家さんが、この様な早い出番に出られて、
軽い噺をされる、歴史ある東京の寄席の良さの一つですな。


二、ホームラン・・・・・・・・・・・「漫才」
「皇潤」ネタ。

懐かしい「東京オリンピック音頭」も歌って踊って、
こんなタイムリーな自由さ、楽しいですな。

大阪では、吉本などの寄席に行ってないので、
この2~3年、大阪より東京の方が漫才を聴く機会は多いのでは・・・。

漫才って、二人の個性のぶつかり合い。
客席ではなく、お互いの顔を見ながらのリアクションが愉しい。
ベテランさんの、二人で楽しんでいる、そんな「漫才」おもしろおますで。


三、古今亭志ん弥・・・・・・・・「巌流島」

噺っぷりが“志ん朝”さんにそっくり。
名前からも、“志ん朝”さんのお弟子さんと思いきや、“円菊”さんのお弟子さん。

東京の方の、小粋な喋りはすべて“志ん朝”さんに聴こえてしまうんですな。
それとも多くの東京の噺家さんの中でも、“志ん弥”さん似ている法なのか。

“志ん朝”さん懐かしさに、是非また聴きたくなった“志ん弥”さんでおました。


四、林家正蔵・・・・・・・・・・・・「猫と金魚」

「猫と金魚」、落語三百年(昭和の巻)小島貞二編の本があったので見てみると、
先代の柳家権太楼さんの自作自演と伝えられているが、
実は、「のらくろ」の作者、田河水泡氏がまだ漫画家になる前のペンネーム
高沢路亭時代のもの。

“正蔵”さんの「猫と金魚」、前回大阪で聴いた「幾代餅」とは打って変わって
飄々として、とぼけた味が魅力。

真打の軽い噺に、東京の寄席の良さを感じますな。


五、柳家小菊・・・・・・・・・・・・「俗曲」

新内に、都々逸、・・・。

入門が、1973年、10才で入門したとしても既に50才。
高座姿は、お美しくて、お若い。

お年はお幾つか解らない、艶やかなお姿。
ここら辺りが、女芸人さんの良さでおますな・・・・・・・・。


六、柳家小燕枝・・・・・・・・・・「(床屋)」

演目解らず、とりあえず勝手に(床屋)と、

新米の若造に、顔剃りを教えるが、その教材にされるお客さんも、堪ったものではない。
でも、昔は理容学校もない時代、皆床屋での修行にて練習しながら覚えたものか、
そんな、昭和の匂いのする、噺でおました。


七、三遊亭円丈・・・・・・・・・・「(神一重)」

自分の家の前が、ある宗教の聖地であると、毎日毎日玄関先に御供え物が。

生で見るのは、初めての“円丈”さん。

最初は聞き取れないぐらいの小さな声。
時たまの大きな声は、無理に出す叫びか。

筋のあるような、無いような噺、題目はとりあえず「(神一重)」と。


八、柳家喬之助・・・・・・・・・・「短命」

上方の方の「短命」は、もう少し色っぽさがある。
こちらでは「須磨へご養生」のくだりがあるのに、それに変わるものもなく。

そのお嬢様の美しさが、上方では際立っているのに、“喬之助”さんのはいまひとつ。
私は、爽やかさと艶っぽさの微妙な境目が好きですな。


九、ロケット団・・・・・・・・・・・「漫才」

初めての出会い。

喋くり漫才の王道、おもしろい。

四文字熟語のネタなんか、最高。

東京で、“ナイツ”に次いで、観たくなる漫才さん見つけましたで。


十、柳家左竜・・・・・・・・・・・・「お菊の皿(皿屋敷)」

やはり、上方で聴きなれているネタは違和感が・・・。

「皿屋敷」も番町皿屋敷、こちらでは播州皿屋敷、
あれ、東京が本家本元、上方の方がバッタもの。

でも、お菊の幽霊の美しさは、“三代目、春團治”さんで極まりですな。


十一、金原亭馬遊・・・・・・・・「蜘蛛駕籠(住吉駕籠)」

これも、上方ネタ。

普段、聴いている笑いのツボがことごとく外れて、居心地悪く。

東京で食べる、お好み焼みたいで、消化不良おこしそうな
“馬遊”さんの「蜘蛛駕籠」でおました・・・・。


十一、翁家和楽社中・・・・・・「太神楽」

親、子、孫、“和楽”“小楽”“小花”の三代に渡っての翁家の太神楽。

“和楽”師匠、1933年生まれ、御年80才ですよ。
最後の、剣を投げ取りなんぞ、怖くて、見ている方はスリル満点。

“和楽”さんの、“小花”さんを見る目は、師匠というより、おじいちゃんの目、
そんな優しさ溢れる高座でおました・・・・。


十二、三遊亭白鳥・・・・・・・「隅田川母娘(愛子さまの冒険)(ホッピ―)」

本来“喬太郎”さん目当てだったんですが、
本日代演が“白鳥”さんならと、池袋を変更して新宿末廣へ。

演目は、最近創ったとか題目が解らないので、敢てつけるとすれば
「愛子の冒険」「ホッピー」とでも、ハナシはまるで「ローマの休日」みたい
皇居を抜けて、浅草の呑み屋のおじさんグループの中に・・・。

途中お世話になった、おばさんに
愛「何かお返しをさせてください」「何か欲しいものはありませんか」
●「何にもないよ」
愛「それでは、おばさんの誕生日はいつ」
●「9月の12日」
愛「だったら、その日国民の休日にしましょう」
●「おもしろい子だね」


愛「お母さん、「週刊七つ」、怒って部屋で破いてる」とか、

それはそれは、あまりにも皇室ネタなので、書くのは畏れ多いのですが、

皇室の方も、普通の人の暮しもしてみたいと思う事もあるんでしょうな。

そんな、想いにさせる、ほのぼの噺でおました。


寄席のトリって、その余韻で街へ出ていくんですから、大事ですよね。

“白鳥”さん、大当たり・・・・・・・最高。



2013年9月末廣亭中席
2013年9月12日(木)
新宿・末廣亭


一、柳家さん生・・・・・・・・・・「二人旅」
二、ホームラン・・・・・・・・・・・「漫才」
三、古今亭志ん弥・・・・・・・・「巌流島」
四、林家正蔵・・・・・・・・・・・・「猫と金魚」
五、柳家小菊・・・・・・・・・・・・「俗曲」
六、柳家小燕枝・・・・・・・・・・「(床屋)」
七、三遊亭円丈・・・・・・・・・・「(神一重)」
中入り
八、柳家喬之助・・・・・・・・・・「短命」
九、ロケット団・・・・・・・・・・・「漫才」
十、柳家左竜・・・・・・・・・・・・「皿屋敷」
十一、金原亭馬遊・・・・・・・・「住吉駕籠」
十一、翁家和楽社中・・・・・・「太神楽」
十二、三遊亭白鳥・・・・・・・・「隅田川母娘(愛子さまの冒険)(ホッピ―)」









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日のあたる白い壁~江國香織

2013-09-10 04:16:50 | 本の少し
日のあたる白い壁 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

☆☆☆☆

絵について本を読むのは初めてか、それも江國香織さんが美術館に行った雰囲気で紹介。

そうか、一枚の絵をじっくり観るなんて、好きな絵、何か心にとまる絵ってあるんですね。

この中で部屋に飾りたい絵を選ぶとすれば、

「カフェ・タバ」・・・荻須高徳 (1984年)

「家族達」・・・小倉遊亀 (1058年)

「ヴァイオリンのある室内」・・・アンリ・マティス (1917~18年)

の三つですか・・・幸い「家族達」は、
滋賀県立近代美術館が所蔵なので機会を見つけてみたいもんですな。



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枝雀らくごの舞台裏~小佐田定雄

2013-09-08 06:27:41 | 本の少し
枝雀らくごの舞台裏 (ちくま新書 1030)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆☆

座付作者である小佐田定雄さんが、枝雀らくごの舞台裏をつづる。

裏ばなしの様なエピソードが並べられているが、
生活すべてが落語だった枝雀さんにはそれが表だったりして、

色んなところで、芸談が語られる

一つ、例を抜粋すると

>枝雀さん曰く「落語というものは落語家のおしゃべりと身振りを頼りに、聞き手の皆さんが
各自の頭の中に世界を描くことで成立している芸能である。聞き手の想像力にほぼ頼り切っ
ているわけで、それぞれの頭の中に描かれている景色は聞き手の数だけあると言っていい。

例えば、昔の名人が真夏の寄席で雪山で道に迷っているシーンを演じていたら、お客が
寒さを感じたというたぐいの「名人伝説」があるが、その場合は落語家の演技力を誉める
より、そんな景色を見ることができた聞き手の想像力を誉めてあげるべきである。

ただ、極めて主観的なものなので、全員が同じ思いをするわけでもなく、ひょっとしたら
、その場で一人だけが見た錯覚かもしれない。そこが落語の芸がおもしろいとこですが」と、

そして、さらに続けて「落語というものは演じ手の思いと聴き手の思いが一致することは
大変難しい芸能である。演じ手である落語家が「今日は一度もトチらなかったし、テンポ
よくしゃべれた」と満足している時は、お客の反応はいまひとつで、ボロボロの二日酔いで
舌は噛むわ、リズムは狂うわでほうほうのていで高座を降りてきた時に限って
「今日の高座、良かったですね」斗お褒められることがある。」


「自分でうまいこといったと思うてる時は、芸が高座の上で完結してしもうてて、
客席まで届いていないのとちがいますかなあ。ところが、こっちが不調で脂汗流しながら
やっていると、舌を噛んだり、言い間違いした時に「あ、お客さん、ちょっと待っとくなはれ」
という気が客席に飛んで行って芸がいきわたるんやないかと思うんです。
うまいこといってるのにウケず、ボロボロやのに褒められる・・・
・・・・気色の悪さでギャラを頂戴してますのとちがいますかな」と、



演じる側と聴き手の評価は必ずしもすべて一致するわけでは無いと、
よく客層や場所によって、ウケるネタが違うと良く聞きますが、
その空気を読みながら、落語家さんは噺を進めているんですな。


この微妙な笑いの“間”、不思議なもんですな。

枝雀精選48席と、各演題を紹介しながら、そのネタにまつわる裏ハナシを紹介。
これから、枝雀さんのCDでも聴こうという方、是非聴きながらのお供に最適でおます。



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喧嘩猿~木内一裕

2013-09-07 04:14:44 | 本の少し
喧嘩猿
クリエーター情報なし
講談社

☆☆☆☆

基本的には、小説は読まない主義なんですが、図書館でたまたま見つけたのがこの講談の本
・・・・なぜ講談の本と解ったのか、読み終えた今、本をひっくり返しても解らない。

小説を読みだすとおもしろくて、他のことを後回し、寝る間もいそしむんでしまうので
敢て避けているのに、はまってしまって、一日半で読了。

でも、講談本だけにどんどん引き込まれる、
噺は森の石松が幼き頃、捨吉と呼ばれている時から始まる。

やくざ、任侠の世界、修羅場の連続でそこでの登場人物のかっこ良さ、
金ではなく、人情ありき、男ならこうありたいと言動すべてに憧れてしまう。

また、噺がいいところで終わって、講談なら
「石松と大五郎が出会った、喧嘩猿、身延道の一席、この続きは、明晩で」となるんでしょうな。


本の後表紙には、“大日本雄辯會講談社”の文字が、そうか講談社なんだ。

最期に、漢字にもルビが振ってあって、讀むと五七調で小気味良い。

ハマりますな、講談本。

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笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3

2013-09-06 16:59:29 | 笑福亭鶴二
笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3が開催。
紋四郎さんの仕事の都合で、治門さんが代演。


ほどよく満員の会場。



一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「野ざらし」

Takeshi Masuda PhotoGraphyより転載(著者と主催者の許可済)

東大阪の木積さんのリクエストの演目。

能天気のやもめ。

嫁さん欲しさに、幽霊の嫁さんでもと“骨つり”へ
その途中での、サイサイ節といい、全編、ご陽気でよろしおますな。



二、桂治門・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」


治門さんの「饅頭こわい」・・・・途中、怖いものはで狐に騙されたり、
身投げしようとする女とのやりとりありぃのフルバージョン。

でも、甘いものが好きな私にとっては、もっと美味しい饅頭をオンパレードして欲しい。
もっと美味しそうに食べて欲しい。

今の若い人、甘いもん嫌いで饅頭など食べないみたいですな。

“喜八洲の酒饅頭”“天王寺さんの鐘饅頭”“千鳥饅頭”“ひよ子”
“広島のもみじ饅頭”“御座候に”“蓬莱の豚まん”など、

食べてる仕草で、是非帰りに土産でも買いたくなるように、
旨そうに食べて欲しいですな・・・・・。


三、ビックリ・ツカサ・・・・・・・・「お笑いマジック」


高座ではなく、舞台下でのマジック。

目の前にお客様なので、やれるネタは限られるし、
何ぼ上手いと云われながら、多少タネは見えそうだし、
見えてもお許しを・・・。

手のひらを組んで裏返すネタとか、
三つの扉にお客さんが思ったことを書いて当てる、
いたってベーシックなネタをご披露。

でも、小さな会場だけに、
「ビックリ、ビックリ、ツカサ」のエールの息はピッタリと合いましたな。



四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「江戸荒物」


若手の中で、私の今一押しの呂好さん。

兄弟子、呂竹さんでよく聴いた「江戸荒物」

江戸っこが入ってくるところは、主人公と一緒でちょっと冷汗もんでしたが、
田舎のお女中は、素朴さもあってとっても好演。


でも、どのネタもじっくり練りあげる呂好さん、
しばらくはこの「江戸荒物」が続きそうですな。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「猫の災難」


これは、奈良在住の阿左さんからのリクエストの演目。

「猫の災難」、これも含めてお酒の噺はすべて完璧の鶴二さん。

「らくだ」が十八番になってからは、酔いに余裕が感じられる。

これからの5年、10年後どんな酔いっぷりになるのか、想像がつきませんな。

このZAZAの会、アンケートに聴きたい演目をリクエストすると、
次の会では、演じてもらえるかも・・・・。


次回、第4回・鶴二の道頓堀落語会は、
道頓堀ZAZAにて、11月8日(金)午後7:00開演予定です。



笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3
2013年9月6日(金)午後7:00開演
道頓堀ZAZA

一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「野ざらし」
二、桂治門・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」
仲入り
三、ビックリ・ツカサ・・・・・・・・「お笑いマジック」
四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「江戸荒物」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「猫の災難」
三味線・・・・・・・・・・・はやしや薫子


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