ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ごまめ自家製うどん・899~2023.05.31

2023-05-31 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・899~2023.05.31

“味噌鍋うどん”

MUJIの味噌鍋出汁を使ってのおうどん。サンラターン味と思っていたので、水と麺つゆで多めの出汁にはしていたのですが、途中で気が付くが少し濃い目になってしまった。当初から解っていたら、白菜とか水気がでる野菜増やしていたのに・・・。お味は少し辛目ですが旨味のある、変り“味噌うどん”で美味しくいただけましたで・・・。



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パリのすてきなおじさん~金井真紀、広岡裕児

2023-05-31 11:11:11 | 本の少し
 ☆☆☆☆☆

すてきな本に出会いました。
「パリのすてきなおじさん」、街中の何気ないげおじさんたちだが、見た目が素敵だけではなく、生き方がすてき。

最初は紹介された人の絵、顔つきと見なりすべてがパリのおしゃれと感心していたのだが、読み進めるうちに、人生そのもの、生きるということがどれだけ大変で、それでいて各人の歴史、哲学があると気づかされる。

その言葉のかけらがどれだけ、キラリとひかることか・・・。

・「どうしてわたしたちはここにいるのか? なぜ人は生きるのか?」「人生を学んでいるあいだに手遅れになる」
・「静かな心でいれば、強くなれる」
・「人間には、人を憎む気持ちがある。権力者はそれを奨励する」
・「わたしは学問の意味を知りました。なぜ学ぶのか。博士になるためではない。世界を理解するため、自分で考えるためです」
・「ケツを振らなくても、まっすぐ歩ける」
・「料理人はテクニックは見せてはいけない。テクニックは食べれない」
・「ギャンブルしない人間は信用できない」
・「人を一般化しちゃダメ。どこにだって、いいやつもいるしバカもいる」
・「大事なのは将来ではない。いまですよ」



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ごまめ自家製パスタ・898~2023.05.30

2023-05-30 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・898~2023.05.30

“ナポリタンスパゲッティ”
三色ナポリタンと、ピーマンとパプリカを使ってのナポリタンを。ナポリタンながらにんにくとかくし味に麺つゆを少し落としてコクを出す。これが成功、素朴ながら旨味のあるナポリタンができました。
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惚れるマナー~

2023-05-30 10:10:10 | 本の少し

 

☆☆☆

日常のいろんな場面でのマナーについてのエッセイ。九人の著者が入れ替わり述べているので、視点も変わって飽きさせない。
あとがきで知ったんですが、読売新聞の火曜日夕刊の「たしなみ」欄に掲載されのを集めたものらしい。だから、コラムで短く読みやすい。

あとこのシリーズで「楽しむマナー」が未読なので手にいれなければ・・・。



 

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ごまめ自家製らーめん・897~2023.05.29

2023-05-29 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・897~2023.05.29

“もやしらーめん”
豆もやしが食べたくて、“好きやねん”で作る。浪花の中華そばというだけあって懐かしい味、そして逆にそんなに個性がないので、豆もやしやニラの野菜を炒めたても嫌味なく馴染んでしまう。あと4袋あるので、アレンジして楽しみますわ。


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第13回・心斎橋質屋寄席~2023.05.28

2023-05-28 16:16:16 | 落語
第13回・心斎橋質屋寄席~2023.05.28

良かったですな、新治さんの「中村仲蔵」、大当たり。

まずは、主催者の慣れた感じで笑いも交えてのご挨拶と思いきや、実は智丸さんのお父様と・・智丸さんは、このお父さんのしゃれっ気引継いでるんですな。この会は今回で13回目、始まってから15年、元々桂福車さんがまとめ役だったんですが、今は智丸さんが引き継いでおられます。

今回で、四回目ですが、最初DMが来たときは「質屋から手紙来てるで」と嫁さんがびっくりしてましたが・・・。

一、桂雪鹿・・・・「寄合酒」
まずは、得意の形態のバイブレーションから大師匠のモノマネと、でもよう似てますね。持ち寄り散財ではなく、盗品ばかりですが、料理知らずの男連中のスカタンぶりに、まあ最後に酒さえあれば楽しい集いになったでしょうな。

二、笑福亭智丸・・「鹿政談」
今個人的に、一番注目の智丸さん。大ネタの「鹿政談」を軽いタッチで表現。今風のお奉行さまで、鹿の世話役もお裁きもすべてさっりとしていて、いたって今風。智丸さんが演じる「鴻池の犬」や「高津の富」、どんな風に仕上げられるのか聴いてみたいですな。

三、笑福亭伯枝・・「鰻谷」
落語講座でお世話になっている伯枝師匠。
これは、レアな演目ながら、地元にちなんでの「鰻谷」を。鰻、もともとは「ヌルマ」と呼ばれ忌み嫌われてたのを長堀南通りにあった「菱又」が初めて料理して出したと・・・。食べたものが「ヌルマは旨いな、お内儀」「おないぎ」「うなぎ」となったと・・・。でも魚偏に日四又、ひしまた、と書いて「鰻」とは、ようできた話でおます。これで、鰻という字は間違いなく書けますな。

仲入り

四、桂三扇・・・・「引出物」(桂三枝・作)
得意の師匠の三枝さんお創作落語、本日は押し入れに押し込められた「引出物」の悲喜こもごも。水槽や、押し入れや、冷蔵庫(これは小春団治さんでしたが)身近なところでモノが喋ると物語ができるんですな。三扇さん、主婦だけに普通に暮らす身近な生活ぶりは、自然でよろしおますな。

五、露の新治・・・「中村仲蔵」
さて、本日の大当たり。たっぷりの高座。11年前に初めて新治さんで聴いたときも大感激した「中村仲蔵」。今、話題の歌舞伎界ですが、やはり大事なのは女房、役者いや男を支えるのはお内儀ですな。ああ、今日は「鰻谷」と言い「中村仲蔵」といい、良妻のお内儀続きでおますな。


第13回・心斎橋質屋寄席
2023年5月28日(日)午後2:00開演
心斎橋・大質ビル5階

一、桂雪鹿・・・・「寄合酒」
二、笑福亭智丸・・「鹿政談」
三、笑福亭伯枝・・「鰻谷」
仲入り
四、桂三扇・・・・「引出物」(桂三枝・作)
五、露の新治・・・「中村仲蔵」



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古本食堂~原田ひ香

2023-05-28 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆

盛り沢山、本に、グルメに、中年の恋、それを結びつけるのが神保町の古本屋・・・楽しく読めましたが、羨ましい限り。

大阪にこんなところがあれば、週一で入りびたりになるのではないか。
大阪では、本町、心斎橋、難波あたりかも、でも雑多の中あるというだけで、決して本が糸でとじられているわけではないので、残念ですな。


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「近くの教え・24」~2023.05.27

2023-05-27 20:20:20 | 街で
「近くの教え・24」~2023.05.27

おかげさまで、ありがとう、と言える家族が居なければ・・
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ(俵万智)
たくさん居ての、おしくらまんじゅうはやはり温かいですよね。

おかけさまで と
耳にした言葉
聞かなくなった
核家族化が
始まった頃から
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ごまめ自家製うどん・896~2023.05.27

2023-05-27 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・896~2023.05.27

“月見きつねうどん”

久しぶりに、きつねうどん、それだけでは淋しいので月見に、落とすだけではなくよく火を通そうとひっくり返した失敗、黄味が割れてしまいました。
月見、うどん屋さんが最後にお出汁を掛けてちょいと白身を固まらすのは、黄味を割ったりして失敗しないためですな、よう解りましたわ。
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おひとりさまの老後を楽しむ処方箋~阿部絢子

2023-05-26 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

またまた、老後の本。
老後を安心して、気楽に暮らしたい。
元気で、おいしいものを食べ、おひとりさまを楽しめるこそ勝ち組と。

楽しく、心地よく、生きる。
人の暮らしはそれぞれ、同じ生き方はひとつとしてない。
大切なのは、自分のことを自分で決めて切り開く。
人と比べない、自分が幸せと思えればそれが一番。

あと、十年、十五年、たったこれだけ楽しまなければ損でおますで。


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ごまめ自家製パスタ・895~2023.05.25

2023-05-25 13:13:13 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・895~2023.05.25

“茄子とトマトのスパゲッティ”

最後の水ナスを使ってパスタを。今日はあっさり目に仕上げたいので最後に生トマトを入れる、これが酸味を足して旨味の幅を広げる。ベーコンが無いので駒切の豚肉に、しめじ、茄子、トマト、みじん切りのにんにくを隠し味に、すべてがうまくハーモニーして最高のパスタに、ほんと美味しおます。
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毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである・枡野浩一全短歌集

2023-05-25 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

枡野浩一さんの全短歌集とあるので、これは是非と思って買ったんですが、気になる歌は少なくて、付箋でつけたのは以前買った本の中にあった歌になりました。 

・もう愛や夢を茶化して笑うほど弱くはないし子どもでもない
・結果より過程が大事「カルピス」と「冷えてしまったホットカルピス」
・野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない
・結婚はめでたいことだ 臨終はかなしいことだ まちがえるなよ
・毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである
・太ってもやせてもたぶん君よりは宮沢りえは百倍美人
・悪口は裏返された愛だけど愛そのものじゃないと思った
・塩酸をうすめたものが希塩酸ならば希望はうすめた望み
・辞書をひきバレンタインが破廉恥の隣にあると気づいている日
・素人と呼ばれてしまふ それでも良いとおもってしまふ 愛については
・愛人がいるって人は奥さんに捨てられてない立派な人だ
・麻焼けがとてもきれいで生きていてよかったような気がする色だ
・だまされるほうが悪いと言われたが だましたほうが悪いと思う
・川柳と俳句と短歌の区別などつかない人がモテるひとです
・さよならをあなたの声で聞きたくてあなたと出会う必要がある

枡野さんのは、文庫本の方が読み物としても数段楽しく、歌だけではなくプロヂュース力に長けた歌人なんですな。

②、既読の枡野浩一さんの本



②、既読の枡野浩一さんの本
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終止符のない人生~反田恭平

2023-05-24 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆☆

今、乗りに乗ってるピア二スト、反田恭平さんの自叙伝。幼き頃からピアノには接するがサッカーも好きな何にでも興味がある自由人。しかしいざとなっての集中力は凄く、早くから指揮者になるのが夢で、ピアノもそのための一手段。桐朋学園、モスクワ音楽院、ワルシャワ音楽院、と音を奏でるだけで良き指導者に認められて高みへと突き進む。

最高潮は、やはり憧れで目標であったショパンコンクール。そこでの、一次予選、二次予選、三次予選、そして本選と、そのプログラミングの万全の傾向と対策。
そして偶然、2次予選の最後に選んだのはポロネーズは、あの坂本龍一さんの映画「戦場のピアニスト」のエンドロールで流れた曲。ああ、数珠つなぎでございます。
まずは、反田さんが選曲した曲、すべて聴き直しました。この構成すごいですね。単にテクニックだけではなく、どれだけショパンを愛しているのか、喜びに満ちて演奏できるのか、夢を叶えた瞬間。

奈良を拠点にして活動中の反田恭平さんのピアノ、聴いてみたいですな。









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ごまめ自家製うどん・894~2023.05.23

2023-05-23 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・894~2023.05.23

“きざみねぎそば”
今日はあっさりとこってりの間で、“きざみそば”を麺つゆ味で東京風で作りました。からりとトーストした薄揚げと残っていた九条ねぎを丸々一本ぶち込んでのねぎそば。九条ねぎの甘味は濃口のお出汁にも合いますな。
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音楽は自由にする~坂本龍一

2023-05-23 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

今まで食べず嫌いだったのか、思っていたイメージとは多少違った坂本龍一さん。3月8日に逝去され、追悼と追いかけて自叙伝のこの本を手にする。
特にデビューするまでの学生時代はまさに、私と同時代でダブルことも多く、興味深く読む。まずは、やはり多くの良い指導者に出会ったこと、その青春時代、学生運動真っただ中でデモにも参加しながらもジャズや文学に浸る。

晩年坂本氏が政治に疑問を持ち戦争反対を叫んだのは、歳を召したからではなく、赤子の魂と若き青春にもどっただけです。生きる人の温もりや、自然と文明への畏敬の念を持ち続けた氏は、本当に大切なものは何かを常に問い続けておられます。

私も60年続いている、落語とクラシック、若い時に心を動かされたもの、たとえ何であっても若い時に感動するものは大切しなければなりませんな・・。



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