ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

がんの原因と対処法がよくわかる本~藤原大美

2016-11-10 05:05:05 | 本の少し
がんの原因と対処法がよくわかる本 がんの研究者から健診医になった、がんの元患者が書いた
クリエーター情報なし
現代書林

☆☆☆☆

またしても、“がん”の本。

この本は、3年前に肝臓がんになった兄貴にあげた本。

今回、「がんになった」と報告に、東京で会った時、「この本、良いよ」と、
再び、私の手に・・・・。

著者は、親会社がお世話になっている、
医療法人大織診療所院長の藤原大美さん。

今回は、あくまで遺伝子の傷が元で60兆個のうち一個の細胞が、
がん細胞になり、そこからがんの形成が始まると・・・・。

最初は、平時の体の細胞と遺伝子の働きを知ると、
まるで生物の本みたいにして、はじまります。

遺伝子、細胞、ウィルス、ピロリ菌、活性酵素、化学物質、抗体、
抗酸化物質、免疫力、と、

医者の立場から、事細かに、遺伝子の単位から説明。

気と医術、どちらにも共通しているのは、

治すのは本人自身・・・・・・、希望を持って前向きにな心の持ち方が
免疫力を高め、がん再発に打ち勝つようです。

“がん”に、打ち勝つぞ。


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がんが自然に治る生き方~ケリー・ターナー

2016-11-08 06:00:00 | 本の少し
がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと
クリエーター情報なし
プレジデント社

☆☆☆

続いて、やはり“がん”の本。

題で本を買うんですな、藁をも掴むとはこのこと
題して「がんが自然に治る生き方」、なんて魅力的なお題なんでしょう。

「癒す心、治る力、自発的治癒とはなにか」、これだけ読むと、
抗がん剤も飲まず、放射線もせず、ましてや手術もしないくても
“がん”って、治っちゃうの・・・・・・。

そのなかで、著者が劇的に治った方にインタビュー、そこで得た

末期がんから自力で生還した人たちの「9つの習慣」とは、

・抜本的に食事を変える。
・治療法は自分で決める。
・直感に従う。
・ハーブとサプリメントの力を借りる。
・抑圧された感情を解き放つ。
・より前向きに生きる。
・周囲の人の支えを受け入れる。
・自分の魂と深くつながる。
・「どうしても生きたい理由」を持つ。

治療法は自然の中に存在する。
病は気から、とまさに免疫力を強化する。

医学ではがん細胞をいかに殺すかを考え、
代替療法では身体と心と魂の状態をいかに良くするかを考える。
がん細胞が体内で生存できなくなるほど、体内環境を強く健康的にする。

食べ物、飲み物は温かいものだけにする。
深呼吸をする。ストレスを減らす。運動を習慣にする。
睡眠を十分に取る。そして日光に当たること。
そして、できるかぎり呼吸は鼻でする。

ストレスを減らす以外は、生活習慣で自ら変えることができることばかり。


暴飲暴食を避け、時間に追われることもなく、信念を持って、日々過ごす。

ケセラ・セラ・・・・人生に余裕をもって暮らす。

自分自身に嘘をつかない、のを信条としてましたが、
まあ、固いこと言わないでと、時には自分に甘えて暮らす
そんな、余裕が必要に感じます。

身体と心と魂、幸福感に満ち溢れさす、
食事や生活習慣を変える、自分を変える。

すべては、とどのつまり、自己治療である。

心機一転・・・・次のステップへ移動するぞ!


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がんを告知されたら読む本~谷川啓司

2016-11-06 19:33:05 | 本の少し
がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん
クリエーター情報なし
プレジデント社

☆☆☆

到底、読むことがないと思っていた本。

病気の本、それも癌の本。

日本人の二人にひとりが癌で亡くなることが解かっていても、
自分には関係ない、まだまだ先のことと、思っていたのに、
9月の末の成人病健診のバリュウムで胃の癌発見され、
その日の内に、大型病院での胃カメラ。

5㎝の大きさで進行性癌、ステージ2と3の間ですが、
その後の検査で、現状他への転移がないので、限りなく2近い状態。

痛くも痒くもない、吐き気もなく、食欲旺盛。

告知されて、最初に手にしたのがこの本。
解り易い題ですな・・・「がんを告知されたら読む本」、そのままですな。


慰めも希望も含めて、本で確認した情報をまとめると、

がんと診断されたからといって、すぐに死んでしまうわけではない。
あわてなくてsいい。痩せこけたりするのは長いがんの過程の最後の
最期であり、苦しんだり、髪が抜けたりするのは、ほとんどが治療の
影響である。
がんそのものが痛みや苦しみを生じさせることは少ない。

慰めですな、ホッとした一文。

がん細胞の特徴
①、がん細胞自体に痛みや苦痛を引き起こす力はありません。
がん細胞という役に立たない細胞が増え続ける病気です。
②、がんは身体のほかの場所に浸潤や転移ができる。
この特殊な性質がなければ良性腫瘍、
あれば悪性腫瘍すなわち“がん”なのです。

これから、がんについていろいろ考えるのですが、

一番腹に入ったところを紹介すると、

がん治療の本当の目的は、がんを治すことではなく、
元気に長生きして、そしてできれば本来の寿命をまっとうする
まで生きることです。
われわれにとって大切なことは、苦痛なく楽しく生きて、
そして本来の寿命に近づくことです。

まさにこのとおり、抗がん剤とか放射線と言われると悩むところですが
今回は手術。がん細胞を一つ残らず取り去ることができれば良いのですが、
まあ、がん細胞はしつこい奴で何処に潜んでいるか、数年経たねば
結果はわかりませんが、今の段階では、まずは手術できるのを良しとして
受け入れるしかありませんな。

ケセラ・セラ・・・・・今週、入院、手術、行います。

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負けるのは美しく~児玉清

2016-11-04 05:05:35 | 本の少し
負けるのは美しく (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社


あの俳優の児玉清さんの本。

読書家のイメージがあり、書評集かと思いきや、
東宝のニューフェイスから俳優に、映画からテレビへと
スターにはならなかったが、それは自ら選んだ道なのか・・・。

自らを常に醒めた目でみつめ、決して自己陶酔を許さない。
スターの条件は、自己陶酔であるが故に、スターにはなれない、ならない。

決して出しゃばる事も避け、後ろへ引く、その思いが題の「負けるのは美しく」に。


買って、半年以上置いてあって、偶然読みだした本。

そして最後の五章は、「天国へ逝った娘」と題して、
35歳にして胃がんに侵された娘さんを見守る、児玉さん。
癌に侵された本人と、周りの人の思いが交錯して辛い。

実は、私も、二ヶ月前に、癌を宣告されたばかり、
仕事の都合もあり、ようやく今月に、手術。・・・・・胃を全摘するのですが、
痛みも何もなくいたって、ケセラ・セラの気持ちで元気に過ごしていたのですが、

この本を読んで、周りの者がどれだけ、気遣いしているのか
どれだけ心配させているのかが解かって、大いに反省しております。

こんな時に、この本を手にしたのも何かの縁。

私にとって、そんな、赤い糸を感じる本でおます。


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