ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

うどん紀行~2018年7月

2018-07-31 23:05:01 | うどん・蕎麦・そうめん
うどん紀行~2018年7月

写真が残っていたのは、グルメ便りではなく、
食べれることが嬉しくて、完食したと、毎食後家族にラインしていたので
それが残っていましたな・・・・・・。

今から、考えると本町近辺の、うどん評論家になれてましたな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーバン寄席in堺筋本町

2018-07-31 21:00:00 | 落語

アーバン寄席in堺筋本町


お仕事帰りの方ばかり・・・・。


ほんとうに高座、立つと天井に頭が・・・・。


初めての参加、文三さんの「福の神」というんですか、よろしおましたで。
会社のほん近くで開催される落語会。

初めて参加、会場に行くと治門さん、と小春団治さんのお顔が・・・・。
元々、NPO法人国際落語振興会のつながりもあっての会。

そういえば、何年か前、ResonaBank本館であった落語会に
二三度お伺いしましたな。

8月は梅田で、9月にはまたまたこの堺筋本町で、アーバン落語会は開催。





一、桂紋四郎・・・・・・・・・「色事根問い」

紋四郎さん、しっかりした口調で「色事根問い」を。

一ミエ、二オトコ、三カネ、四ゲェ、五セェ、六オボコ、
七ゼリフ、八カラ、九キモ、十ヒョ~バン。

まあ、何でも良いですから、一つぐらい目立つもので
おなごはんにモテたいもんですな・・・・。



二、林家染左・・・・・・・・・「餅屋問答」

学者肌の染左さん、未だになぜか堅さを感じてしまう、・・・・・・。

「餅屋問答」、お気軽に、マンガチックに愉しめる噺でおますが・・・・。


三、桂文三・・・・・・・・・・・「福の神・貧乏神(グッドジョブ)」

本日の、秀逸。

良かったですな。落語の良さは、同じ噺でも何回聞いてもそのときその場で
楽しめることですが、良い噺に、初めて出会うのもよろしおますな。

この「福の神・貧乏神(グッドジョブ)」、題も定かではありませんが、
人生、あの時、ああすれば良かった、こう進めば良かったと、
あとあと考えれば、分かれ目になる判断があるものだと・・・。

ある男、女房には愛想をつけられ出て行かれ、仕事はなくし、
住んでる家まで追いだされる始末。

そこで頼るのが、神頼み・・・・でてきたのが、福の神と貧乏神。


ご陽気で喋りまくるのが貧乏神。
そのキャラと文三さんが相まって、最高。

乗り移ったごとく、笑いといい、喋りといい、聞いてるこちらまで楽しくなる。

最後は、チョイ、死神とダブりますが・・・・・・・。

また、きいてみたい、噺でおますな。
それはやはり、文三さんで・・・・おますな。

文三さんよろしいな、目がけて、落語会へでおます。



アーバン寄席in堺筋本町
2018年7月31日(火)19:30開演
ビジネスプラザおおさか

一、桂紋四郎・・・・・・・・・「色事根問い」
二、林家染左・・・・・・・・・「餅屋問答」
三、桂文三・・・・・・・・・・・「福の神・貧乏神(グッドジョブ)」
三味線・・花登益子 太鼓・・桂治門


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短歌のレシピ~俵万智

2018-07-30 05:05:05 | 本の少し
短歌のレシピ (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

短歌を上手くなりたくて、の手引き本として色々と読んでますが、
一向にうまくならないのが自分でもわかります。

たくさん読んで、たくさん詠む・・・・それしかないと、万智さんは、
そうすると31文字の定型が窮屈な制約ではなく、自分の心を盛るのに
ちょうど良い器と感じられてくると、到底その域には達していませんな。

昨年暮からすると、後退しているような、詠もうとする時間が少ないのと
仕事に追われてその余裕が無いような、まさに使う脳が、どちらがどちらかは
解りませんが、右脳と左脳、別の生きもののような気がしています。

でも、心を詠む、短歌、万智さん曰く、「短歌は、心と言葉からできている。
(中略)心の柔軟体操のほうは、各自でお願いします」と、まさに
短歌を詠もうという、心のゆとりから、再度、はじめなければでおます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢昭一的、新宿末広亭十夜

2018-07-28 05:05:05 | 本の少し
小沢昭一的新宿末廣亭十夜
クリエーター情報なし
講談社

☆☆☆☆

平成十七年六月下席の十日間。新宿末広亭の寄席の高座に、
あの、小沢昭一さんが、上がられてそのときのおしゃべりがこの本に。

プログラムには「随談 小沢昭一」と、
出囃子はラジオ番組の「小沢昭一的こころ」のテーマ曲を三味線で。

昔の寄席のハナシ、思い出の噺家さんのハナシ、浅草のハナシ、
流行歌のハナシ、米朝さんのハナシ、赤線のハナシと色々の毎夜、
あれあやこれやと脱線しているようで、楽しくハナシを進めていかれる・・・
まさに「これぞ話芸!」、十日間連日、満員札止めに。

出演のお誘いをされたのが、柳家小三治師匠、あの方が今もやられる
長い、長い、マクラのルーツはここにありか・・・・。

そうそう、最後には毎日ハーモニカを吹いて、高座を降りられる。

読んでいるだけで、ワクワクするのだから、その場に居あわせた方は
至福の時だんたんでしょうな・・・・羨ましい。

名人の芸には、機会があれば、見逃しては、イケませんな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋(四)~畠山健二

2018-07-26 05:05:05 | 本の少し
本所おけら長屋(四) (PHP文芸文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆☆☆

一年以上もかけてゆっくりと読み進んでいる畠山健二さんのおけら長屋シリーズ。

ほんと、落語ファンにはもってこいの本、
内容は短編五作で江戸の長屋の世界に誘い出す。
お金がなくても、善意で精一杯周りの人のために尽くす。
会社の帰りの電車の中で読むことが多いのですが、
ほんわかとしていて、身体も心も癒されるのがわかります。

泣きも笑いもたっぷりの、おけら長屋の連中、
ボチボチキャラクターも定まり、顔立ちもうっすらと見えだしましたな。

おけら長屋シリーズも第四巻、著者にサインを頂いた本もこれにて終わり。
既に第10巻まで販売中、まとめてに三冊ほど買わなければ・・・・・・でおます。




にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村

読書ログ - 読んだ本を記録して共有する読書コミュニティ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後から二番目のキッス~林あまり

2018-07-24 05:05:05 | 本の少し
最後から二番目のキッス
クリエーター情報なし
河出書房新社

☆☆☆

短歌の本を最初に読んだ時に、気に入ったのが
佐藤真由美さん、東直子さん、そして林あまりさんだったんですが、
今回、この本を読むと何かが違う、最初に読んだのは「ベットサイド」。

歌人の歌集でも、時の流れと共に微妙に変化しているのか、
受け手側の私の好み、感性が違っているのか・・・・・・

いずれにしても、お気に入りは、たった二つ、(ソレモ無理やり選んで)。

口紅がまずいまずいと言いながらキスする頑固一徹少年

ともかくも煮込んでしまえばよい料理何が入っていたのか もうわからない

あとがきっぽく、始まる・・・・・・

恋愛には、いつも終わりの予感がつきまとう。

予感の霧というエッセイは共感でおます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てっぺい・梅田~2018.07.23

2018-07-23 21:21:21 | グルメ・スイーツ

てっぺい・梅田

いろんなお肉料理が食べれるお店ですが、
昔育ちの私は、お肉はお肉、お寿司はお寿司、と別々に食べたいですな。


前菜


燻製
ウズラの卵の燻製が一番か。


スジ煮こみ
量がたっぷり、リーゾナブル。


馬肉のタタキ
タタキ、ユッケ,は久しぶりですな。


お肉のお寿司
昔育ちの私は、お肉はお肉、お寿司はお寿司、と別々に食べたいですな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短歌と俳句の五十番勝負~穂村弘×堀本裕樹

2018-07-20 05:05:05 | 本の少し
短歌と俳句の五十番勝負
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

歌人の穂村弘さんと俳人の堀本裕樹さんが
一つのお題にそれぞれ、短歌と俳句を新作で対決。

また、お題は各界の有名人が出題、そのユニークさもおもしろい。

例えば、あとがきにもあるんですが、
アラキーさんの「挿入」、北村薫さんの「謀反」、朝井リョウさんの「ゆとり」
ビートたけしさんの「夢精」、それなりのお題と納得するものと、
壇蜜さんの「安普請」、又吉さんの「唾」、小学生の女の子の「黒」、
谷川俊太郎さんの「ぴたぴた」、そして今流行のジャーナリストの「忖度」まで
50のお題が並ぶ。

あとがきが、各々がつくるときの思いが語られているが、非常に興味深い。
俳句の「季語」と、短歌の「造語」について・・・・。
そして、俳句での「切字」について・・・・。
俳句の魅力と、短歌の魅力について・・・・。

例で三つばかりあげておきます


お題「舞台」・・・・・・柳家喬太郎(落語家)

まっくらな舞台の上にひとひらの今ごろ降ってくる紙吹雪 穂村 弘
船虫に舞台度胸のなかりけり 堀本裕樹


お題「カルピス」・・高橋久美子(作詞家)

虫篭にみっしりセミを詰めこんでカルピス凍らせた夏休み 穂村 弘
カルピスの氷ぴしぴし鳴り夕立(ユダチ) 堀本裕樹


お題「古本屋」・・・・広瀬洋一(古書店主)

古本屋に入ったことがあるだろうか、朝青龍は、松田聖子は 穂村 弘
古本屋出づれば年の歩む音 堀本裕樹

見比べても違いは歴然、俳句は難しすぎて、やはりかじりだしたのは
短歌で良かったとおもっているごまめでございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「借り家歌会」・・(2018.07.19)

2018-07-19 21:21:21 | 短歌

「借り家歌会」・・(2018.07.19)

久しぶりの参加、豪雨があったので、それを題目にした歌も・・・。
私は、4月号のNHK短歌に佳作に選ばれた歌を・・・。


ごまめの歌

初詣そっと差し出す左手の下りだからと腕を掴まれ
(お題は「だから」でした)

好きな歌

嘘をつく自由が君にあるように信じる義務もわたしにはない (佐藤真由美)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔女のスープ~阿川佐和子

2018-07-18 05:05:05 | 本の少し
魔女のスープ: 残るは食欲 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

「クロワッサン」に連載されたエッセイで、第一弾は「残るは食欲」で既読済み。

この様な、食べ物に関するエッセイの良し悪しは、でてくる料理が食べてみたい
作ってみたいと思うかどうかですな。

それでいくと、感化された料理は・・・・、

「蘇るホットドッグ」、「オイル牡蠣」、「昼の鰻」、「紅茶を尋ねて」、
「シンプルジャガ玉」、「豚しゃぶの本性」、「鍋の脇・常夜鍋」、
「スープ七変化」、「かつぶし弁当」、「白いご飯族」

連休で、ごまめ自身が早速作ったのが、

初日が「豚しゃぶ」暑いので「冷しゃぶの野菜たっぷり、豆腐付きと夏らしく鱧もいっしょに」。
二日目は「キーマカレー」と「丸ごとたまねぎをメインに人参、ベーコン、じゃがいものポトフ」
それと「とうもろこしのフリッタ」。

さてどの料理に触発されて、つくったのでしょうか・・・・。

「夏のポトフ」が一番、上出来でおましたな。

たべること、つくること、今日も幸せの源になりますな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しいこといっぱい65~栗原はるみ

2018-07-16 05:05:05 | 本の少し
楽しいこといっぱい 65
クリエーター情報なし
扶桑社

☆☆☆

私が一番身近に感じている料理家さんは、栗原はるみさん。

はるみさんの料理で既に我家のレパートリーとなっているのは20はありますな。

普段食卓を賑わせたり、お客様が来られた時の二三品ははるみさん直伝のもの。

そういえば、夏野菜の揚げびたし、この頃作ってませんし・・・・・。
肉と胡瓜の辛みソースも、夏のビールにはピッタリ、作らなければ。

この本は、料理の紹介ではなく、はるみさんの日々の暮しが楽しくなる
「幸せの65個」と題して、身の周りの品を写真とエッセイで紹介。

私と共通のところは、“お気に入りのカップ”“ボーダーのTシャツ”
“片口の鉢”“甘夏のジャム”“シリアルとプルーンとヨーグルト”
“家族の誕生日”“ラミーチョコとバッカスチョコ”“豚肉のしょうが焼き”
ですか・・・・・・。

やはり、食べ物に関するものが多いですな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せんしゅう亭~笑福亭たま

2018-07-14 06:53:57 | 浪切亭・せんしゅう亭・落語

せんしゅう亭~笑福亭たま

本日は、地元の浪切ホールでの落語会。
嫁さんが好きな、たまさんの登場。

たまさん、三席、終わりが四時前、
ほぼ二時間の、まるで独演会、超お得、超満足の落語会でおました。




一、露の瑞・・・・・・・・「金明竹」

出てくるなり、名前、瑞、みずほの読み方を、・・・・。
出身は堺の北野田、「今日はここ岸和田に、きたのだ」・・・・。

落語は「金名竹」、師匠の都さん、兄弟子の紫さんとそっくり。

良いですな、口移し、まさにそのまままで、息といい、間といい
そのままで、違和感もなく、スンナリ入ってくる。

でも、少し笑いが少な目なのは、お客様の緊張具合か。

去年の南天さんの会からの「つる」から、二回目の出会い。
他の噺、あとででてくる「犬の目」とか「書割盗人」など
他の師匠につけて頂いた噺、どれぐらい似ているのか確かめてみたいですな。


二、たま×瑞・・・・・・・・「トーク・落語会事情」

落語だけではなく、たまには「今の上方落語の事情」と、対談を、
瑞さん、再び高座へ。今上方落語家、20名になった、と。
東京はアイドル的な要素で、タレント敵であったり女流講談の人も多く。
一方上方は、お笑い主流で、落語的にはこちらの方が・・・・・と。

瑞さんのお稽古は、二年間の年季明け直前に初めて都師匠にお稽古を
演目が今日の「金明竹」。そのまえに出稽古で生喬師匠に「犬の目」、
銀瓶師匠に「書割盗人」と、渋いところのチョイスですな。

最初から、出稽古とは、都一門らしいですな。

修行中の失敗は「トイレットペーパーの芯事件」が・・・・・・。

ああ、一番下の弟弟子がいなくなったとか・・・・。

入門、五年目、ますます伸び盛りの瑞さんでおますな。



三、笑福亭たま・・・・「源平盛衰記」

今週、どこかで「源平盛衰記」を演っておられるのを知って、
嫁さんに「「源平、聴きたいな」と言っていたら、ズバリ的中。

それも、大当たり。 良い出来、おもしろい噺に。

「源平盛衰記」といえば、三平さんと、談志さん、いずれとも違って
たまさん色、満載・・・この地噺って、たまさんに向いているみたい。

小噺、ギャグ、ダジャレをいれながらも、骨組みをしっかり構成。
脚色力のあるたまさんの、話芸がたっぷり活かされる。

「源平盛衰記」、直ぐにでも、もう一度聴いてみたい噺・・・・・・、
ずばり代表作、十八番になる予感あり。

でも、講談と落語の間の様な、地噺。
たまさんの、新しいジャンル発掘ですな。


四、笑福亭たま・・・・「次の御用日」

夏らしい噺を一席、と。

「常吉、常吉はどこにおりますな」
「旦さん、わて、御膳いただいてまんねん」、・・・・ああ、次の御用日や。

この常吉と、とぉやんが出掛けて、道すがらでのやりとりが秀逸。
おませながら、幼さが溢れる丁稚、常吉がかわいい。

この噺のキイワード、天王寺屋藤吉の発する声「あっ」がたまさん風で独特
「ぐぁっつ、がぁ」、このへんの漫画チックさは、たまさんならでは、

でも、最後に、お奉行様が声が出にくくなるのは徐々にリアルに表現。
誇張とリアル、この辺の使い分けが、たまさん落語の真髄ですな。


五、笑福亭たま・・・・「鰍沢」

中入り後、出てこられてのが3時半、
「スタッフに、もう時間だし、さっきので終わられても良かった」のにと・・・。

今度は冬の話で、もうすぐテレビで放映されますハナシを。
「鰍沢」や、このまえNHKホールで聴いたやつや・・・。

多少急ぎながらも、へしょおるところもなく、きっちと・・・。

でも、鉄砲持っての緊張感は、たまさん風で薄いですな。

三席、きっちりと、独演会並の盛りだくさん、
これで、浪切りホールの会員さんは、1000円、お値打ちでおますな。


次回の「せんしゅう亭」は11月17日(土)、桂かい枝さんの登場です。





せんしゅう亭~笑福亭たま
2018年7月14日(土)午後14:00開演
岸和田浪切ホール・交流ホール

一、露の瑞・・・・・・・・「金明竹」
二、たま×瑞・・・・・・・・「トーク・落語会事情」
三、笑福亭たま・・・・「源平盛衰記」
四、笑福亭たま・・・・「次の御用日」
仲入り
五、笑福亭たま・・・・「鰍沢」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親馬鹿力のおかげです~林家木久蔵・林家木久扇

2018-07-12 06:05:04 | 本の少し
親馬鹿力のおかげです―福を呼ぶ、人の育て方
クリエーター情報なし
岩崎書店

☆☆☆

林家木久扇・木久蔵、親子の共著の本。

親の七光り、親馬鹿のの本、息子にもヨイショしてもちあげるだけで、
うまく育つんだと・・・・。

でも、子育てって親父だけでもダメ、そこは家族の役割分担が・・・・

木久蔵さんがいえば、なんでも買ってくれる父(木久扇)。
そうは簡単には、買ってくれない母。
すっとんきょうなことをして、大笑いさせてくれる父。
「なにやってんの、お父さん」とたしなめる母。
家のなかに、意見のちがう人がふたりいるわけで・・・。
すると子どもごころに、「どうも世の中には、いろんな考え方があるらしい」と
いうことがわかってきたと・・・。

もっとも基本的なところでは、母が父をきちんと立てている姿をみせてくれてますと。

家庭での父親の威厳、立場が弱くなってから、
社会での、周りの人への気遣いとか目上の人への接し方とか、
すべての面で、何かおかしくなってますよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼の夢の終わり~江戸雪

2018-07-10 05:05:05 | 本の少し
昼の夢の終わり (現代歌人シリーズ8)
クリエーター情報なし
書肆侃侃房

☆☆☆

短歌の会でも、二、三度、お会いして、お話させて頂いたことのある江戸雪さん。

大阪出身でありながら、大阪のおばさんらしさは一切なく、
東京の方みたいにしゅっとしておられる。

歌も、まさに、しゅっとしていて、背筋が通る凛とした歌ばかり。


いつもながら、気になった歌を・・・・

またあえるかもしれないと白雲を見上げる春の長堀通り

旅さきの窓が朝の陽みちびきてうつくしみはただ葉のようにある

カーディガンたたむ あなたがゆっくりと歩いてくれたことをおもった

そんなんとちゃうねんちゃうねん笑ってるわれの涙をぬぐう指先

夏長けてわれには生きたと言える時間どれくらいある黄の菜の花

なんでなん問いはあるとき絶望の白雲となり胸をつらぬく

西窓にはりつく雨がかなしくてでもほんとうのかなしみじゃない

さみしいと言ったらもっとさみしくてバルサミコ酢にキャベツをひたす

ひきだしが引き出されたままの水仙の一筆箋に陽がさしている

ざぶとんになろうとあなたが疲れたらあほやなって膨らむような

きわまりて声のかすれるそのときに言葉はもっとも美しくある

さびしくてもう松ぼっくりになろうか土佐堀通りをしばらく歩く

蒼き水を淀川と呼ぶうれしさよすべてをゆるしすべてを掴む

曇天に本町通りのゆるき坂ゆけば東に水のにおいす

梅雨のいまだ明けきらぬ朝ゆらゆらと大坂夏の陣の青葉よ

栴檀の橋の上で待っているあんなに怒ったことを悔いながら

淀川の緑にて食める焼きそばのああかつおぶしが飛んでいくがな

空に咲くものと地に触れ咲くものと心のかずの紫陽花がある


やはり、大阪弁と、地名、に関する歌を中心に選んでますな・・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドッポたち・シアワセのもと~小泉吉宏

2018-07-07 07:07:07 | 本の少し
ドッポたち―シアワセのもと
クリエーター情報なし
幻冬舎

☆☆☆

ドッポたちの二冊目。

恐竜がクラスメイトなった、シラカバ小学校の子供たち、
色んなことに疑問をもちながらも、自然につきあえる凄さ。

いじめや、偏見に、満ちた今の世の中で・・・・・。
素直に生きられるって、素晴らしい。


今日一日で 心配なことって
けっきょく 今朝の占い
そのものだけだった・・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする