ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

うどん紀行~2017年6月

2017-06-30 12:00:00 | グルメ・スイーツ

うどん紀行~2017年6月

この一カ月に食べた、おうどんさん。
一枚ずつの写真は、もう無いので、小さい写真ですが
どこのおうどんか、じっくりみたら、思いだしますでしょうか・・・・。
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水無月・(和菓子)

2017-06-30 01:16:59 | グルメ・スイーツ

水無月

六月三十日、「水無月」を縁起ものとして食しました。

六月晦日の「夏越しの祓」には、茅の輪をくぐり、水無月を食べて、
けがれを祓う風習があります。



水無月

昔、宮中では、丹波の氷室に冬の氷を保管し、夏負けをしないよう
その氷を食すという儀式がありました。

一方、庶民は三角形の外郎で貴重な氷を表し、魔除けを意味する
小豆を散した菓子をつくりました・・・これが、「水無月」。

(千鳥屋の説明文より)

これから、夏にかけては、“水羊羹”。

それと、夕陽丘の「河藤」の“割氷”ですな。
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香椎宮

2017-06-29 01:25:36 | ご朱印(寺・神社)

香椎宮

千早振る 香椎の宮の 綾杉は
神のみそぎに 立てるなりけり (新古今和歌集)




本殿


稲荷神社と鶏石神社
今年は、とり年、是非お詣りを。

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大宰府天満宮

2017-06-28 00:11:22 | ご朱印(寺・神社)

大宰府天満宮

菅原道真公の神霊を奉祀する神社で、
学問の神、誠心の神として世の崇敬を集めている。





楼門


本殿


東風吹かば匂いおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
の歌碑

去年の今夜 清涼に侍す
秋思な詩篇 独り断腸
恩賜の御衣 今此に在り
棒持して 毎日余香を拝す

いつの日か無実の罪が晴れることを願っておられたが、
御年五十九歳、再び京の地を踏むことなく亡くなられた。



天満さんというと牛


麒麟と鶯











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岡町南天の会~(2017・6・25)

2017-06-25 22:23:42 | 南天(こごろう)の会

岡町南天の会


さすが、大阪芸術大学卒の南天さん、字体もグラフィック。



予約100名、一名欠席の、九十九名の大入りの会場。


次回の為に、今回アンケートに付けた鉛筆を回収の南天さん。
(そうです、節約、節約、小さな事からコツコツでおます)

一、桂福丸・・・・・・・・「しの字丁稚」

久しぶりの福丸さん。
京大出、更に磨きがかかって端正に。

噺は珍しい「しの字嫌い」。

“し”という字は、死につながるから嫌いという旦那さん。
丁稚の定吉にいうたら給金を下げると・・・・旦那さんも、と。

そこで、旦那さん、言わせようとあの手この手で定吉に誘いの言葉を、
そこは、機転の利く定吉、スルリスルリと切りぬける。

ここら辺り、あの「佐々木裁き」の四郎吉を思いださせる。

でも、丁稚と旦那、こんなことして遊べるなんて、
順風満帆にお商売は安泰、羨ましい午後のひとときですな。


二、桂南天・・・・・・・・「佐野山」

ネタおろしの「佐野山」、これも珍しい噺、確か文我さんで一度聴いただけ。

よろしかったですな。「花筏」とは違って、情相撲、今でいう八百長相撲。
贔屓の方も相撲も力士も大好き・・・すると、ちょっとした、人情噺に。
人情はやはり、相撲には似合うんですな。

これから、この「佐野山」、練られていくと、もっとお涙頂戴になるのか、
案外、南天さんシャイなので、さっぱりとした仕上げになるのか、
何れにしても、南天さんで何度も聴いてみたい噺でおます。



三、林家染左・・・・・・「借家借り」2

これも、案外珍しい噺、通常「小言幸兵衛」ですが、
南天さんの師匠の南光さんの十八番。

あの、大家の小言というか妄想が凄い。
たかが、家を借りに来た方に、あれこれ難癖を・・・・。

こんなことをしてたら、借り手がなく、商売あがったりですが・・・。

幸兵衛さんの後ろに、またはじまったと微笑むおかみさんと猫が見えてきます。

嫌味にならない、どこか可愛げのある幸兵衛さん、どこか好きですな。


四、桂南天・・・・・・・・「代書」

今日、お目当ての南天さんの「代書」。

代書には、大きく三つのパターンがあると思いますが、

一つは、三代目春団治さんが十八番にしていた洗練された「代書屋」。

二つ目が、アホが帰った後に、結納受取の男、渡航証明の朝鮮人、
書家とそのあとおなごしさんと次々お客様がひっきりなしに訪れる米朝さんタイプ。

そして、あと一つが、「留ぇ~」「セェ~ネンガッピ」「「ポンで~す」と
奇天烈に展開する、爆笑編、枝雀さんタイプ。

やはり、南天さん、師匠の師匠、枝雀さんタイプ。
でも、骨組みはそうだが、中身は南天さん様にリニュアル。

愉しい、楽しい、南天さんの「代書」、これもまた聴いてみたい噺。
十八番でおますな。



岡町南天の会
2017年6月25日(日)午後3:00開演
豊中市立伝統芸能館

一、桂福丸・・・・・・・・「しの字丁稚」
二、桂南天・・・・・・・・「佐野山」
三、林家染左・・・・・・「借家借り」
四、桂南天・・・・・・・・「代書」
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新・かわいい御朱印めぐり

2017-06-23 05:07:09 | 本の少し
新・かわいい御朱印めぐり 水の神さま・山の神さま・恋の神さまにごあいさつ
クリエーター情報なし
山と渓谷社

☆☆☆

これも、図書館で借りてきた本。
引き続き、行きたい処をピックアップ、致します。

・伊勢神宮・内宮・外宮(三重県)、日本人の旅の原点、お伊勢さん参り。
・厳島神社(広島県)、神宿る島に浮かぶ神社。
・八坂神社(京都府)、美人になる水が・・・・・。
・貴船神社(京都府)、朱塗の灯籠、季節は紅葉の時が。
・熊野那智大社(和歌山県)、日本第一霊験所でおます。
・熱田神宮(愛知県)、神宮前に我ショップが、足を伸ばして行きたいですな。
・泉州航空神社(大阪府)、空の安全の神さん。
・豊国神社(京都府)、豊臣秀吉所縁の神社。
・今宮戎神社(大阪府)、商売繁盛で笹もってこい。

と、書きながら、
今宮戎神社さんには、このまえの土曜日に行って参りました。

でも、ちょっと気にすると、周りに神社仏閣の多いこと、
今迄、日々の生活とはちょい離れたところにありましたが、
ほん身近に近づきつつある、今日このごろでおます・・・・・・。




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播磨国総社 射楯兵主神社・

2017-06-22 05:06:07 | ご朱印(寺・神社)

播磨国総社 射楯兵主神社

ご祭神は二神で、
五十猛命という素戔嗚尊の子孫で植樹の神様「鋳楯大神」と、
大己貴命という大国主命と呼ばれる「兵主大神」。


元は姫路城の城郭門だった立派な神門。


中にある、西向きの鳥居、前には御払い頂く車のお祓い場が。


こちらが、正門、やはり南向き。


播磨国の神々を合わせ祀る「播磨国総社」。


あの、黒田家の信仰も篤く、日曜大河ドラマでは参拝者も多かったとか。

各所に“51”の数字が、イチローに因んでかと思いきや、
縁結びで、「51→こい」、「恋よ来い」に掛けている。
(案外、神様も、ベタですな)



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白鷺宮護国神社・

2017-06-21 04:05:06 | ご朱印(寺・神社)

白鷺宮護国神社

護国と名のつく神社は、全国に52あるらしい、
その中の一つ、姫路城下、姫山の麓に鎮座しているので、
白鷺宮とも呼ばれている。


やはり、南に向かって、鳥居が。


趣きのある、社殿。


静けさのある、境内、「みたま」が私たちを見守っていただいている。





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御朱印七社めぐり

2017-06-20 05:43:21 | 本の少し
願掛け 御朱印七社めぐり ([テキスト])
クリエーター情報なし
竹書房

☆☆☆

図書館で借りた本。
この様な本は、買って手元に置かなければですが、
ぜがひにも行かなければと思う処だけ、メモ代わりに書いておくと、

○恋愛成就の願い事には
・出雲大社(島根県)、何をいまさらででございます。
・長谷寺(奈良県)、あの紫陽花で有名なお寺さんでしたか。
・石山寺(滋賀県)、近いような、遠いような、微妙な距離。
・安井金毘羅宮(京都府)、米朝一門会。
・露天神社(大阪府)、通称お初天神。
・道成寺(和歌山県)、安珍清姫の舞台。

○金運向上の願い事
・御金神社(京都府)、宝くじにも御利益ありと・・・。
・大黒寺(京都府)、金運の清水があるようで・・・。
・藤森神社(京都府)、競馬守護、勝ち運祈願の神様。

○学業成就の願い事
・大宰府天満宮(福岡県)、学問の神様、菅原道真公。
・北野天満宮(京都府)、梅の北野ですな。
・湯島天満宮(東京都)、湯島天神、何か色っぽいですな。
・阿倍文殊院(奈良県)、日本三文殊の一つ。
・法輪寺(京都府)、日本三大虚空蔵菩薩の一つ。
・柿本神社(兵庫県)、人麻はこの地で没したと。

○仕事に関する願い事
・伏見稲荷大社(京都府)、赤の鳥居。お酒も美味しい土地柄。
・西宮神社(兵庫県)、商売繁盛の戎っさん。
・松尾大社(京都府)、お酒にまつわる、神さん。
・出世稲荷大社(京都府)、秀吉にあやかりたい、字、そのままですな。

○健康についての願い事
・石切劒箭神社(大阪府)、石切さん。腫物、つまり癌に効果ありと。
・淡島神社(和歌山県)、ご朱印シンプル。
・日根神社(大阪府)、マクラの神さん。
・少彦名神社(大阪府)、薬で、健康祈願に御利益。

○かわいい動物たちに癒されたい
○女性らしさを磨きたい

は、関係無いので、飛ばしますが、家から近くを中心に選びましたが、
結構沢山ありますな、そこそこ行くには、丸二年は掛かりますな。

まあ、参拝できるのが健康の証し、
あせらず、じっくり、ゆっくり、神さん詣り、仏さん参り、でおますな・・・・。


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今宮戎・(2017.6.17)

2017-06-19 21:48:21 | ご朱印(寺・神社)

今宮戎


戎っさんの時は、この鳥居をくぐるのにも入場制限が。

今日みたいな日には、参拝の御利益ありそう。


十日戎での賑わいがウソのような境内。


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安居神社・(2017.06.17)

2017-06-19 21:12:07 | ご朱印(寺・神社)

安居神社


安居神社

道路沿いは、ほん狭い入口。


真田幸村戦死の地と伝えられている。

その幸村の像と石碑。


社殿

趣のある社殿(昭和26年建立)。



玉姫稲荷神社

赤い鳥居ですから、稲荷さんでしょう。


あの狐がでてくる熊笹群。

高津さんの黒焼き屋もほん近くですな。



大阪湾を見下ろす景勝の地に。

大昔は、すぐ下まで、海が迫っていたようで。


天神坂

この辺り、下寺町、落語によくでてくる“ずくねん寺”ありそでなさそで
まさに、ちりとてちん、みたいな寺の名ですな。


おみくじ達磨。

おみくじ・第四八番・・・末吉

夕立の
雨は見るみる
はれ行きて
木末涼しく
せみのなくなり


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一心寺・(2017.06.17)

2017-06-18 20:23:57 | ご朱印(寺・神社)

一心寺

落語「天神山」で、へんちきの源助が、最初に花見やなしに、
墓見をするのが、この“一心寺”。





斬新な鉄骨製の山門、両脇には青銅製の仁王像。


今日は、ご開帳で多くの参詣者が


立派な本堂。


これまた、立派な所務所。


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四天王寺・(2017.06.17)

2017-06-18 19:05:37 | ご朱印(寺・神社)

「大悲殿」と書かれた、四天王寺のご朱印。


四天王寺さん。

今から、約1400年前に聖徳太子が建立した、日本仏法最初の大寺。


石の鳥居。

落語「天王寺詣り」は、この鳥居から、上にはちり取りと言われる
額が「釈迦如来、転法輪所、当極楽士、東門中心」と書かれている。


極楽門

天王寺駅や夕陽丘駅からなので、いつもここから、四天王寺さんへ。


転法輪

廻して願うと、叶うと。


引導鐘

あの、「クワァーン」とクロの鳴き声に聞こえる引導鐘、?。


北鐘堂

機械仕掛けですが、常に鐘の音が境内に響きわたる。


重要文化財の六時堂

前にあるのが、石の舞台。
そして、亀の池。・・・「豆を嚙まん亀に、何でかめ・・・という」

img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e6/da9c20230df5f444e82b3d9f5aca6718.jpg" border="0">
亀の池の亀たち。

日なたぼっこで、気持ち良さそう。
でも、みんな、おんなじ方向向いてますな。




五重塔


あの「鷺とり」でつかまるのが、この五重の塔の相輪。

初めて、中の階段で、五重のてっぺんまで上がりました。
しんどかったですが、見晴らし、抜群。

金堂の中には、四天王寺の本尊である、救世観世音菩薩が。


今、金堂改修中。




仁王門と五重塔

いつも、極楽門(西門)から入るので、じっくり見るのは初めて。


中門仁王像


南大門

一直線に、仁王門と五重の塔。此方が正面なんですね。


ハルカスと五重の塔。

新旧の高い建物が共存ですな。


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第788回・田辺寄席(2017年・水無月)

2017-06-17 23:48:35 | 田辺寄席

田辺寄席。


田辺寄席の幟が、いっぱい。


笑福亭生喬さんの段。


変わらない、伝統の高座。


ほぼ、満員の、土曜の昼席。



恒例の中入りタイムのお菓子。

スタッフの皆様の、もてなしのお気持ちが、嬉しいですな。

開口一番「り」「悋気}・・・・桂文太

まずは、6月21日にあるNGK・文太独演会にゲスト予定だった
ざこばさんの話、脳梗塞で倒れられ、代役が同期の雀三郎さんに。
急な話だが、快く引きうけてくれたと・・・・。

開口一番は。「悋気」、ジェラシー、嫉妬。
やきもち程度だと良いですが、嫉妬となると、思いつのって
怖いですな。

一、笑福亭生寿・・・・・・・・・・・「孝行糖」

親孝行の徳が認められ、お上から褒美を貰う。
それを元手に、小商いをと周りの者が考えたのが、飴売り。

「孝行糖の本来は、昔々その昔、二十四孝のそのうちで、
ろぉらいしといぅ人が、親を長生きさせよとて、こしらえはじめの孝行糖。
食べてみな、美味しぃで、また売れた、嬉しぃな。
テン、テレツク、スッテンテン……」

聞いているだけで楽しいですな、昔はロバのパン屋とか、
物売りの声というか、石焼き芋とかわらび餅屋とかの売り声があったんですけど・・・。

何でもネットでものが買えたりして、風流という様なモノが消えましたな。


二、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・「青空散髪」

これも、風流というか、ものが無かった時代のお話。
三代目染語楼さん(今の市楼さんの祖父)の作。

昭和の天王寺の公園を彷彿させる、庶民のバイタリティ溢れる
青空の散髪屋、貧しくてもお天道様があるかぎり、明るく生きれる。

ちょっと哀しく、それでいて笑える、人間模様、名作ですな。

三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・「蛇含草」

向こうで言う「そば清」。

こちらは、蕎麦ではなく餅。この餅の曲食いが見もの。

落語の噺とは、いろいろ脚色され膨らみ削られ、
こなれて、この様に一つの作品になっていくんですな。


四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・「皿屋敷」

「皿屋敷」といえば、どうしても三代目春団治さんと比べてしまう噺。

お菊さんが出てからも楽しいが、皿屋敷に向かうまでの道すがら、
あの怖がりと、仲間の掛け合いが愉しい・・・・。

三代目が亡くなられた後、どなたの十八番になるのか、
興味あるところですな。

五、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・「重ね扇」

良かったですな、生喬さんの「重ね扇」。

元々、三題噺で創られた噺。
六代目松鶴がつくり三田純一さんが加筆したとか。

江戸の歌舞伎役者が、破門になってこの上方で出直す。
その、東京弁が、ちょっとキザっぽく、噺に緊張感が漂う。

芸人を裏で支える女性、昔はこんなハナシがあちらこちらにあったんでしょうな。
笑いも渋めに、最後はほろりとさせる、ちょっとした人情噺に。

先程の「青空散髪」同様、この様な噺は、後世に伝えて欲しいですな。

この噺を演じる、生喬さんのセンスと心意気に、感服でおます。


第788回・田辺寄席(2017年・水無月)
《新じっくり 笑福亭生喬の段》
2017年6月17日(土)午後1:30開演
桃ヶ池公園市民活動センター

開口一番「り」「悋気}・・・・桂文太
一、笑福亭生寿・・・・・・・・・・・「孝行糖」
二、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・「青空散髪」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・「蛇含草」
仲入り
四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・「皿屋敷」
五、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・「重ね扇」
三味線・・・・・はやしや京子



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幸田家のことば~青木奈緒

2017-06-16 05:04:03 | 本の少し
幸田家のことば: 知る知らぬの種をまく
クリエーター情報なし
小学館

☆☆☆☆☆

あの、熊本の長崎書店で手に入れた本。

やはり、読み応えがあるというか、じっくりと時間を掛けて読み終えた。

帯から引用すると、“曾祖父・幸田露伴、祖母・幸田文、母・青木玉、
そして筆者へと連なる40のことばからひもとく珠玉のエッセイ集”

なかなか、現在では使うことのない、言葉、用語。

でも、代々伝わるものには何があるか・・・“しつけ”“食”そして“ことば”か。

そのことばに、ついて、興味ある言葉を抜きだすと、


“ぞんざい丁寧”
“終わりよきもの みんなよし”
“身上も軽けりゃ 身も軽い”
“知識とは伸びる手、わかるとは結ぶこと”
“桂馬筋”
“「包む」には庇う心がある”
“分相応”と“欲と道連れ”
“持ったが病”
“心ゆかせ〝
“旨いものは宵に喰え”

我家に伝わる言葉ってあるんでしょうか・・・・。
“身内可愛いや、五け勝負”
“二七、が通る、水戸街道”など、
みんな正月の博打で覚えた言葉・・お里が知れますな。

まあ、時間をかけて、じっくり、我家の言葉、探してみますわ。


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