ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

日々の100~松浦弥太郎

2014-03-30 18:07:56 | 本の少し
日々の100 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

☆☆☆☆

久しぶりの、松浦弥太郎さんの本。

まえがきで、「その人を知りたければ、その人がつきあっている親しい友人が
誰なのかを知れば、ひとつやふたつは、その人の本性を垣間見れるだろう。
少なくとも人としての種類はわかる」

ということで、この本で日常生活の中でつきあってモノを100選んで紹介。

でも、その人が解るということでは、読んでいる本は丸わかり過ぎて恥ずかしい。

それと、日々食べているものでもその人が浮かびそう。


この本では、松浦さん自身が撮影した写真が載っている。

文房具、食器、食べもの、衣類、バック、靴、家具、そして本業の本など・・・・。

高くて手が出ないものも多いが、
どこかで出会えたらと思って、スマホで撮影したのが・・・

・ISNARDI社とCRESPI社のオリーブオイル
・菓匠 花桔梗の寒氷
・capay valley のはちみつ
・Aesop のハンドクリーム
・いせ辰のぽち袋
・June Taylor のトマトケチャップ
・ブルック ブラザースの白のボタンダウン
・dosa のカーディガン
・FALKE のソックス
・AU BON VIEUX TEMPS のジャム

到底、高くて買うことは無いと思いながら写真を撮ったのが一点。

・S.James`s Lock & Co のパナマハット


それと唯一持っていたのが、アンティークではないので品番は違うが、ペリカンの万年筆。
目の前にありますが、手紙を書くことも少なくなったので、とんと出番はありません。



大事にするもの、愛情を注げるものと、一緒に暮らすのは心が穏やかになるもんですな。



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日々の100「サバを読む」の「サバ」の正体俳風三麗花10打縮まる!倉本昌弘のゴルフ上達問答集本屋さんで待ちあわせ
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「サバを読む」の「サバ」の正体

2014-03-27 05:06:07 | 本の少し
「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆

NHKテレビの「お元気ですか日本列島」の「ことばおじさんの気になることば」という
コーナーから生まれた本、著者は、NHKアナウンス室編となっています。

普段なんとなく意味が分かったようで使っている言葉。
大きくは、「書きことば」から「話しことば」への変化、
乱れているのか、いきいきと新しく変ろうとしているのか、“言葉は文化”
そんな言葉のたのしさを・・・わかりやすく解説。

「ある意味」ってどんな意味。

「不具合」ってどんな具合。

二の腕って、二番目の腕。

「部長は二十日“まで”会社に出てきません」・・部長が出社するのはいつ。

「ごめんください」と言わなくなった理由、家が小さくなって案内も乞う必要もなくなった。

「おかげさまで」は誰のおかげ。

「天地無用」ひっくり返して良いの。

違いはあるの「エチケット」と「マナー」

朝っぱらの「ぱら」って何。

など、ほんと、解っているようで明確には答え難いものばかり。


一番のお気に入りは・・・

「故障中」はおかしい?

「故障」だけでもいいのではと思えるが、

「~中」という表現は、“意図した行動を保つ”ことをいうことで、
「~している状態だが、いずれ解消する」という意味。

「工事中」、「婚約中」は使えても、「結婚中」や「死亡中」はおかしい、と。

でも「発売中」は「販売中」では、「発言中」はあっても「発見中」はなし。

でも、パソコンって偉いですよ、「~ちゅう」と入力すると、即変換するものと、
一度言葉を選んでから変換するものがある。

曖昧な中に、判断しかねてるパソコンがいとおしく感じてきました。

ただいま「大事に扱い中」でおます。


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浅草演芸ホール・平成二十六年三月下席(夜席)

2014-03-26 23:28:27 | 江戸落語


市馬さんと、三三さん、そして志ん輔さんお目当てに、浅草演芸ホールへ。

一、柳家小菊・・・・・・・・・・・「粋曲」

とっても素敵なお姉様。 勝手に年上と決めているがお年はおいくつ・・・。
都々逸に新内、普段聞くことのない粋曲を素敵なお喋りとともに、

「梅は咲いたか・・・」「蛙ひょこひょこ」、これぞ寄席、
この上品なふんわりとした空間は、上方の内海英華さんと同じ、

よろしおますなぁ。


二、柳家小里ん・・・・・・・・・「棒鱈」

この噺、終わってホテルに帰ってみたところ内容一切思いだせず。
メモは取らない私ですが、寝ていた訳でもなく・・・焦る。

マクラは、確かお酒の噺だったような、廓噺でもなく・・・・?。

ようやく思いだしたのが「あかべろべろのさすむ、・・いぼいぼの・・・」のフレーズ。
あふぁ、隣の部屋から聞こえてくる、田舎侍の下手な唄。

この「あかべろべろ」で検索してでてきたのが、「棒鱈」。
棒鱈、俗に酔っぱらい、まぬけ、野暮天の意味があるらしい。

この前聴いた「試し酒」の権助に通じる素朴さがある。
是非、塩鯛さんあたりが演じて欲しい演目ですな。

こんな、噺が聴けるなんてやっぱり東京の定席、よろしおますな。

仲入り

三、橘家文左衛門・・・・・・・「手紙無筆」

馬石さんの代演。結構、、馬石さん、好きな噺家さんだったのにとガッカリ。

でも、文左衛門さん、味のある「手紙無筆」、上方では「平の陰」だが
時間の都合か、それとも普段から、上方のようにお膳を借りたいのくだりはないのか。

上方と違って、手紙を読んで貰う方も、兄貴は無筆なのが薄々感づいている。
ベテランさんの噺は、どれも秀逸・・・・
色んな噺、色んな噺家さんに出会えて、定席の席亭はよろしおます。


四、伊藤夢葉・・・・・・・・・・・「マジック」

伊藤一葉さんの一番弟子、風貌は綾小路きみまろさん風。

一葉さんは、マジックに初めてお喋りを取りいれた一人者。
その芸風は、マギー司郎が引き継いでいるとか。

でも、さすがお弟子さんの夢葉(むよう)さん、喋りは最高。
三本の紐の手品、カードマジック、すべてが、肩すかしの笑い。

最後の、カードマジックはネタが解からない、最期の最期であざやかさに決まる。

「凄い」・・・・・・・・・その一言のために、落語みたいにオチに向かって、
どれだけ仕込みまくるか、その仕込が最高に楽しい夢葉さんのマジックでおます。



五、古今亭志ん公・・・・・・・「壺算」

三三の出番なのに、志ん公さん、お目当てなのに代演、ガッカリ。

気をとり直しての、志ん公さんの「壺算」。
先週、南天さんでたっぷりの「壺算」を聴いたところだが、なんと13分で上手くまとめる。

でも、筋書きだけのダイジェスト版で、ちょっと物足りないというよりもったいない・・・・、
この「壺算」は、番頭の混乱状態をひっぱってひっぱって、演者も遊んで欲しいネタですな。


六、入船亭扇辰・・・・・・・・・「悋気の独楽」

さすがに、ベテランさんのネタ、どれも最高にかっこいい。

そして、丁稚の“定吉”もかわいい。
丁稚は東京も代表格は“定吉”なんですかと・・・へんなところに関心が。

女将さんといい、お妾さん、旦那さん、すべての登場人物がイキイキ。

落語って良いですな・・・の、一席。


七、ホンキトンク・・・・・・・「漫才」

漫才、これまた“ホンキトンキ”、ええ、“ロケット団”も好きで
準お目当てだったのに、代演。

でも、“ホンキトンキ”さんの後半のノリは素敵。

やはり、定席にでてくる色物さんは、ただ者ではありませんな。


八、柳家三三・・・・・・・・・・・「釜泥(釜盗人)」

プログラムでは、“燕路”さんなのが、めくりがでてくると“三三”さん。
あの独特の、足の運びででてくる“三三”さん掛け声も掛かりましたが、
私も待ってましたの、嬉しい高座のはじまり。

噺は、これもまた初めて聴くネタだが、上方で聴いたことはないが、
演目だけは頭にある「釜盗人」ではないかと、あとで調べると東京では「釜泥」。

三三さん、何と言っても、声が良い。
良く通り、メリハリがあって、音楽でも聴いている様なリズム感たっぷり。

「うれしくなっちまう」、・・・・・思わず江戸っ子になる、ごまめでおあす。


九、鏡味仙三郎社中・・・・・「曲芸」

もう三回目かな。お馴染みの曲芸。

最後の、土瓶の芸を仙三郎さんが・・・・・・・。

年がいくと、目が見えなくなる、耳が遠くなる、ましてや運動神経が鈍る。
体力の衰えを、永年の技で補う。

でも、最後のおじゃみみたいに二人で投げ合うの、剣ではなく花笠になっている
安心して見れるのは、よろしいな。

いつまでも、お元気でと声を掛けたくなる仙三郎さんの高座でおました。



十、古今亭志ん輔・・・・・・・「三枚起請」

出るなり「待ってました」の掛け声。

やはり、東京での定席のトリは名誉なこと。
客も噺家さんも、この一席と、力の入れようが違う。

志ん輔さん、よく独演会などもされているようだが、
やはり、これぞ落語の真髄をたっぷりと。

どの席亭でも、最後の大トリの方の一席で大満足にさせてくれる。

これからは、知らなくても評判を頼りに、トリの方お目当てに、
席亭を選んでみようかと・・・。

でも、こうして江戸落語を聴いていると、
柳家、柳亭、古今亭、春風亭など・・・・・落語協会の噺家さんがお気に入りのようで・・・。

浅草演芸ホール、上野鈴本、新宿末廣、池袋演芸場、と
常に四か所で行われているとは、羨ましい限りでおます・・・。


平成二十六年三月下席(夜席)
2014年3月26日(水)
浅草演芸ホール

一、柳家小菊・・・・・・・・・・・「粋浅草演芸ホール・曲」
二、柳家小里ん・・・・・・・・・「棒鱈」
仲入り
三、橘家文左衛門・・・・・・・「手紙無筆」
四、伊藤夢葉・・・・・・・・・・・「マジック」
五、古今亭志ん公・・・・・・・「壺算」
六、入船亭扇辰・・・・・・・・・「悋気の独楽」
七、ホンキトンク・・・・・・・「漫才」
八、柳家三三・・・・・・・・・・・「釜泥(釜盗人)」
九、鏡味仙三郎社中・・・・・「曲芸」
十、古今亭志ん輔・・・・・・・「三枚起請」


14-11-57



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俳風三麗花~三田完

2014-03-25 05:52:10 | 本の少し
俳風三麗花 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆☆☆

先週の旅先の長崎で、あの三浦しをんさんの「本屋さんで待ちあわせ」の書評で
読もうと思っていたこの本が、駅ビルの本屋にあったので、即購入。

博多までと、大阪までの新幹線の中でほぼ読了。

小説は、ほとんど読まないのだが、はまってしまう。

三人の娘さんが俳句の句会に参加、その句会での様子がありありと描かれる。
七人の良き仲間たち、そでぞれが生き生きとしている言葉の持っている力。

歌舞伎とか落語とかがちょこっと出てきたりして私にとっては興味あるとこですが、
それ以上に、昭和初期の真摯に生きている人たちの会話と教養の深さに恐れ入る。


こんな方たちのお仲間に入りたくなる、・・・・・小説の臨場感って、凄いですな。


「小説って、良いもんですね・・・さよなら、さよなら」でおます。



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ヴィアーレ落語会

2014-03-23 22:13:05 | ヴィアーレ落語会
ヴィアーレ落語会

今日は、大阪本町での、米朝一門落語会へ嫁さんと、
帰りに美味しい食事をと思っていますが、日曜の本町界隈はお休みの店が多く
まだ、決まっておりません・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レビューが遅れて申し訳ございません。

落語仲間のⅠ氏より、「“ヴィアーレ”のプログの記入がありませんな」とご指摘。
書いたような気がするのですが・・・・調べてみると。

実は、落語会の帰りの電車の中で、チラシの裏に感想を下書きして、
そのあと、時間のある時にパソコンに入力するんですが・・・・。

前後して行った浅草を先に書いたので、てっきり入力したものと・・・・。
すると、あの時破ってゴミ箱に捨てたのは・・・・ヴィアーレの分。


南天さん、塩鯛さん、ざこばさんの高座、感動はよみがえるが・・・でおますが。


一、桂そうば・・・・・・・・・・「ろくろ首」

失礼ながら、いっこうに印象が残っていないのが、そうばさん。

いつも昼過ぎの落語会、嫁さんと昼前から出掛けて昼ごはんを食べて
そのあと百貨店をウロウロ、ようやく席に座れてホッとして、ウツラウツラ。

今後、寝ることがない様に、刺激的な高座、首を長くして待ってます。


二、桂まん我・・・・・・・・・・「桜ノ宮」

まん我さんとの最初の出会いが、この「桜ノ宮」。
松之助師匠の印象が強いこの噺。

桜の花見が舞台のこの噺、やはり今が旬ですな。

旬といえば、“造幣局の通り抜け”が丁度、4月11日(金)~17日(木)まで、

今年は是非、行ってみようと・・・・その時は是非ご報告をいたしあす。


三、桂塩鯛・・・・・・・・・・・・「試し酒」

今や、塩鯛さんの十八番中の十八番。

あの奉公人の権助さんの素朴さが塩鯛さんと相まって、好演。
朴訥な喋りながら、無作法と思えないのは、人柄の良さが出ているからか。

充実の高座が続く、塩鯛さん、「市助酒」「一人酒盛」「ねずみ」なんぞ
是非聴いてみたいもんですな・・・・。


四、桂南天・・・・・・・・・・・・「壺算」

前後して、東京でも聴いた「壺算」、やはり南天さんのは数段おもしろい。

せともん屋の番頭の、何となくあやしいけど、ハッキリと言えない況に
苛立つ、パニクル様子が、最高。

それは、聞いている私たちも同じ、3円と3円で6円。

はっきり言えなくなるのは、番頭と同じ。

この噺、きっちと騙されて何ぼの噺。

南天さん、最高の詐欺師、いやこの噺の名人でおますな。


五、桂ざこば・・・・・・・・・・「蜆売り」

最初のマクラで、ざこばさんが小さい時に、姉と二人でいろいろ苦労したと・・・。
冬の寒い早朝に、新聞を配達して回っていたことなど・・・を。

噺は「文七元結」「藪入り」に続いての人情噺「蜆売り」。

途中、姉のハナシをするとこ辺りから、詰まりながらの喋り。
ネタおろしで慣れてないないのか、そうではない様な
昔「一文笛」であったように、感情移入でこみあげてくるものが・・・・

そんな、幼い日のざこばさんとダブル、「蜆売り」でおました。


米朝一門落語会
2014年3月23日(日)午後3:00開演
本町・ヴィアーレホテル

一、桂そうば・・・・・・・・・・「ろくろ首」
二、桂まん我・・・・・・・・・・「桜ノ宮」
三、桂塩鯛・・・・・・・・・・・・「試し酒」
仲入り
四、桂南天・・・・・・・・・・・・「壺算」
 五、桂ざこば・・・・・・・・・・「蜆売り」


14-10-47

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10打縮まる! 倉本昌弘のゴルフ上達問答集

2014-03-22 22:16:58 | 本の少し
10打縮まる! 倉本昌弘のゴルフ上達問答集 (日経ビジネス人文庫)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

☆☆☆

またしても、ゴルフの本。

10人のそれもプロゴルファ―以外の方とも語るゴルフ談義。
そこには、スコアメイク、ゴルフ上達の奥義が語られる。

ゴルフはスコアを競うゲームであり、
ゴルフゲームの本質は、狙った目標にボールを打つことだと。

メンバーが多士済々で、サッカーの奥寺康彦さん、漫画家の弘兼憲史さん、
インストラクターの小池泰輔さん、コース設計家の川田太三さん
プロゴルファーの牧野裕さん、薗田峻輔さん、飯合肇さん、キャディの渡辺宏之さん
プロスキーヤーの海和俊宏さん、ゴルフウェア社長の神成一郎さんの10名。

おもしろかったのは、ゴルフのスィング論のことではなしに、
倉本さんの専属キャディの渡辺宏之さんとコース設計家の川田太三さんのはなしが、
裏方さんの楽屋噺のようで、愉しめた。

例えば、渡辺さんは試合の時は、夕方、翌日のカップを切る目印を調べる
夕方だけではなく、当日の朝早く起きてグリーンキーパーがカップを切るのを
あとからついて見て回る。

そしてグリーン周りの芝生の刈り方やローラーのかけ具合までチェック。
凄いですな・・・どんな仕事でもプロ意識というのは奥の深いもんなんですな。

また、川田さんは、欧米のコースは、メンバーシップのコースとパブリックコースの
造り方がまるっきり違う,と。
メンバーコースは、メンバーが常にプレーするのだから、ピンが見えようが見えまいが
フェアウェイが見えようが見えまいが、問題にしない。ビジターはメンバー同伴が原則だから、
メンバーがどんなホールか教えれば良い。
そういう発想だから、イマジネーションを掻き立てられるコースが沢山ある。

日本の場合は、同じようなコースばかりになって面白味に欠ける・・・。
今、鳴尾と川奈が世界のBEST100のコースに入っているが、欧米からの評価である。

近くの関西で、べた誉めのコースがある。「大阪ゴルフクラブ」、設計は上田治さんですが、
第7番の谷越えは、ティグランドから12、13m上がっててっぺんにいくと
下にグリーンが見えてその向こうが大阪湾。14番は130ヤードのショートホールだが
右側が大阪湾で、ティグランドとグリーンしかない思わず「オーッ」と。

まあ、こんな自然に勝つ、風やプレッシャーの沸き起こるコースと戦うには、
もう少し腕を上げないとあきませんな・・・・「克己」。




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本屋さんで待ちあわせ〜三浦しをん

2014-03-20 05:23:00 | 本の少し
本屋さんで待ちあわせ
クリエーター情報なし
大和書房

☆☆☆


ながらく、半年以上は机の上に積まれていた本。

ようやく手にしたら、意外にサラサラと読了。

一章と五章は、本にまつわるエッセイと書評。

二章と三章は、読売新聞に掲載された書評。

読みたくなった本は、一章と五章からばかり、
新聞の書評となると本自体も凝ったもので、文章もよそいき。

私はやはり肩の凝らないのが好きでおますな・・・。


紹介されているほぼ100冊の中から読んでみたくなった本を、
本探しの為にも列挙しときます、と。

「漢字は日本語である」・小駒勝美、(新潮新書)
「きのう何食べた?」・よしながふみ、(講談社・モーニングコミックス)
「俳風三麗花」・三田完、(文春文庫)
「ランナー」・あさのあつこ、(幻冬舎文庫)
「BESTっス!」・ゲッツ板谷 、(小学館)
「ミッキーかしまし」・西加奈子、(筑摩書房)
「数字のモノサシ」・寄藤文平、(大和書房)
「なほにはほなほ 私の履歴書」・竹本住太夫、(日本経済新聞出版社)

既に読んでいた本が三冊。
「クラシックCDの名盤」・宇野功芳・中野雄・福島章恭(文春新書)
「短歌の友人」・穂村弘、(河出文庫)
「人生、成り行き 談志一代記」・立川談志、(新潮文庫)


そうそう、間の第四章は「東海道四谷怪談」についてのエッセイ。
怖がりの私は、飛ばして読んでおりません・・・アハハ。


でもタイトルの「本屋さんで待ちあわせ」、携帯がなくて、そわそわしながら
目は本を追い、背中で彼女をさがしていた、昔を懐かしく想いだしますな。

(表紙は逆、すると、いつも私が先に行ってたんかいな)



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ブラック・ジョーク大全落語こてんコテンワタシは最高にツイている日本語えとせとら淋しいおさかな
仕事に幸せを感じる働き方村上朝日堂この世は落語私語辞典美人の日本語
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人生に座右の銘はいらない~松尾スズキ

2014-03-18 05:38:24 | 本の少し
人生に座右の銘はいらない
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

☆☆☆

“読書ログ”の中で、ata-chuさんが読書レビューで紹介されていて
気になっていた本だが、図書館で発見、早速借りて読んでみたが・・。

松尾スズキさんが、自身のメルマガ「松尾スズキののっぴきまらない日常」の
人生相談コーナーにおいて、悩める老若男女にお答えしたもの。

斬新、「人生に座右の銘はいらない」と題しながら、
一つひとつの答の最後には、太字でそれらしき言葉が・・・・。


「働くこと」

特別な才能もやる気のない若者が生き残るには、
「成長することの苦痛」を受け入れることしかありません。

50歳でフワフワしています。
転職って何なんでしょう?
こちらが聞きたいものです。

貯金がなくなったら、自殺する前にホームレスという道もあります。
知恵をふりしぼってください。

「人づきあい」

「嘘でしょ!」って言われるまで、嘘ついて、
限界だと思ったら「バレたか!」って言いましょう。

子どもとどういう人間関係を築けるか、すべては親の責任。
子どもが思い悩む必要はないんです。

「生きざま」

命は長すぎます。敵は退屈です。
人生とは、死に物狂いで暇をつぶすことだと思っています。

まずは仕送りを止めて、もっと自分を追い込みましょう。
背水の陣は思わぬ力が出ます。

「恋だの愛だの」

話が合わない=幻想を共有できなくなった、ということ。
その先は・・・・・・・・それぞれです。

いっそ既婚者に遊ばれてみれば、男のしょうもなさもわかって、
理想も下げられるかもしれません。

「表現」

飽きたら自分の専門以外にチャレンジして、
別の脳を刺激するのがいいんじゃないでしょうか。

チャレンジして後戻りすることも、まだ可能です。
好きなことで、食えるのも食えないのも人生です。




厚かましくも皆さん良い回答をください・・・と。
すべてが、一休さんの頓智並みの無茶ぶりの相談ばかり、
でも、一見突き放す様な回答の中に、
生きるということがいかに大事なことかを説いています。

回答を先にあげましたが、
さて、どんな相談だったか、皆さんお考えください。

人生相談っていうと、昔、あった、融紅鸞さんの
「あんさん、別れなはれ」というのを思いだしますな。

いろいろ思い悩むぐらいなら、前へ一歩踏みだすことが大事ですな。


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ゆっくりさよならをとなえる~川上弘美

2014-03-16 22:30:03 | 本の少し
ゆっくりさよならをとなえる
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆

川上さんのエッセイ。

川上さん、人生で移動の時期と定住の時期が交互にくると、
今まで、移動が三回、すなわち引っ越しが三回あったと、

明石、兵庫の明石に住んでおられた事もあったらしい、
今は東京ですが、それも、銀座とか六本木ではなく、下町風の処へ
電車に乗ってあちらこちらへと。

人生で一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパーマーケット、
三番めは居酒屋だと、その日常の行動、思いがエッセイに。

スパゲティ―でもお洒落なイタリアレストランのものではなく、
トマトケチャップをチューと絞り出して絡めたナポリタンが食べたくなって、
町中探し求めるが、昭和風の喫茶店がない・・・・。

結局、足をひきづって家へ帰り、自分でつくられる・・・。




ここで、“ごまめ”が作る、簡単ナポリタン、料理講座。

ここでは、スパゲティーを茹でる事もせず、
市販の蒸しの中華めんを使っての・・・・・ナポリタン。

材料は、ベーコンよりハム、ハムよりウィンナ、がベスト。
缶詰のマッシュルームは駄目、ピーマンとタマネギで充分。

それを炒め、中華麺を入れ、それを合わせて少量の塩コショウで炒める。

ここからが凄い、【100ccのケチャップと100ccの牛乳】を混ぜたものを入れて
炒めるだけ・・・・あらぁ、不思議、中華麺が少しふやけながらスパゲティに変身。

この簡易ナポリタン、年に、二回ほど、昼食に作って食べますが、
お相手してくれるのは、なぜか嫁さんではなく、いつも娘でおます。

まあ、一度お試しあれ、川上弘美さんにもお教えしたい、レシピでおました。



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やわらかなレタス~江國香織

2014-03-14 21:21:49 | 本の少し
やわらかなレタス
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆☆


私の変な癖の一つに、同時に何冊かの本を読むという気の多いところがあります。

読んでいるのは、エッセイなど、いつどこで区切っても良いような本ばかりですが・・・。

今回ベッドでは川上弘美さんの「ゆっくりさよならをとなえる」、
電車の中では江國香織さんの「やわらかなレタス」を読んでいたのですが、
これがときとして、作者を入れ替わって読んでいて、
途中で間違いにハタと気が付くことが数回。

こんなことは、初めて・・・・
同じ世代の女流作家で日常のことを綴っているのだが、
内容というより、文面の違い、日射しの違いで気づく。

江國さんは初夏の新緑の木漏れ日を抜ける風、
川上さんは秋深まった落葉の凛とした空気。

短歌会ではないが、お二人が一緒に旅行でもされて
、同じもの見てエッセイを書かれたら、
どんなものになるのか、興味あるとこですな。

この本については、「おみそ」の矜持というところで、
江國さんが、子供同士で遊ぶとき、年下で、みんなと完全におなじことはまだできず
いろいろと大目にみてやる必要のある子のことを、「おみそ」と呼んだ。

「みそっかす」の短縮形らしいですがこの「おみそ」って
私の「ごまめ」とまったく同じでおます。

ちなみに「ごまめ」の語源は、大きな魚が争っている側で
相手にされずに泳いでいるカタクチイワシ「こさかな」ということで・・・。

「ごまめ」・・・正月だけではなく、可愛がっておくれやす・・・でおます。



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青木功物語

2014-03-12 00:21:31 | 本の少し
青木功物語―誰も書けなかった、ちょっといい話。
クリエーター情報なし
日本文化出版

☆☆☆

ゴルフに関する本ですが、技術的なことではなく人間“青木功”の物語。

1000試合出場記念に出版された本で、
103名の方から頂いたお手紙、原稿から青木功のゴルファーとしての凄さ
人間としての魅力のあれこれを紹介。

ひとことで言えば、出会った人が皆、
人間臭くていつも真剣な青木功にぞっこん虜になる。



鶴瓶さんが、ホノルル・インターナショナル・CCで一緒にゴルフを楽しんだ時のこと。

18番で青木選手のセカンドショットは池を越え、
「テレビCMをみているような、スーパ―ショット」

「なんで遊びやのに、そんな凄いとこ見せまんねん」とツッコミ入れる鶴瓶さんに、
得意の大阪弁で
「遊び時やから真剣にしまんねん。・・・真剣にせんと、本番のためになりまへんのや」と。

顧問弁護士の方には、同じように
「ボクはプロ。ゴルフが仕事なんでうよ。遊びでゴルフはできないんですよ。
特に、パッティングの時は左手を強く握っていなければならないから、
いつもの試合と同じようにしているだけですよ。」・・・・と。

(左手の指を右手で離さなければならないほど強く握る・・・これ頂き)


一方、40年来の付きあいしている著名人の言葉・・・
一緒にハワイでラウンドしているとその方が打つ度に「それ、貸して」と
使ったクラブを青木に渡す・・すると、青木は、そのクラブについた土をきれいに拭く。

なぜなら、ハワイの土は赤土で、そのままにしているとすぐに錆びるから・・・、
「いいよ、自分でやるから」というと「ダメ、口だけだから」と・・・最後まで続けた。

世界の青木さんに、こんなことされたら、誰もがファンになってしまう。


こんな、ちょっといい話が、たっぷり、の本でおます。



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デザインのめざめ~原研哉

2014-03-10 03:27:11 | 本の少し
デザインのめざめ (河出文庫)
クリエーター情報なし
河出書房新社

☆☆☆

グラフイックデザイナーである原研哉さんの本。

“マカロニの穴のなぞ”などちょっとしたことを
デザイナーの視点で語る。

一番気になったのは、森田真生さんが解説でも書いておられて重なりますが、

“手もひらの装丁”の中で、人類が直立歩行を始めた時、

自由なった両手で何を始めたか。

こん棒の様なものを手にし、それを武器にしたと・・・。


もうひとつが凄い・・・。

自由になった両手を合せると小さな空間ができる。

人類の祖先はこれで水をすくって飲んだ。

そこに“器”の始源があると・・・・・。



これを読んで、じゃんけんの“ぐー”“ちょき”“ぱー”が浮かんだ。

叩くもの、分けるもの、包むもの、・・・・・。


私の目の前のペン差しには、ハサミと鉛筆とマーカー。

小さなトレーの中には、クリップとピンが。

棚には、本と箱、箱の中には未整理の写真。

机の上には、山積みの本。

身体を包む服があり、

家があり、部屋があり、ベットがあり、毛布がある。

私たちは、両手の器のような空間の中にいかに暮らしているのか。

そして、自分好みに合わせてどれだけ選択していることか・・・・・・。



最後に作者の言葉を再び記すると、

デザインは「もの」に働きかけるのではなく、人の心に働きかけるものだと。


考えるヒントになるような本でおます。



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笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol 6

2014-03-07 17:17:49 | 笑福亭鶴二

第6回・・・・・昨年5月から始まった鶴二さんの道頓堀落語会。



一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「宿替え」

この前、喬介さんの「宿替え」聞いたばかり、やっぱり同じ、今日聴いて
喬介さんの「宿替え」鶴二さんが稽古つけたの間違いなしと確信。

鶴二さんの「宿替え」聴いてたら、
このおやっさん、ほんま嫁さんに惚れてますな。

仲の良い夫婦が宿替えしてきたこの長屋、
さぞ賑やかになることでっしゃろな。


二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「天王寺詣り」

ネタおろしの時聴きましたが、数段の出来ばえ
やっぱり回を重ねるごとに、噺がまとまっていくんですな・・・
よく落語家さんが言う、腹に入るということか・・・。

噺と今の天王寺さん、同じなのか違うのか確かめに呂好さん
実際に天王寺さんへお伺いしたとか・・・。

トリイの下の蛙の彫物は雨風に打たれて、円くなった石があるだけ、
境内の建物も有るものも無いものもあるらしい。

でもこの噺、天王寺名所巡りともいうべき、当時のガイドブックみたいなもの

これから呂好さん、回を重ねる度に、
縁日もふくめて、天王寺さんの御彼岸の大勢で賑わう雰囲気が
ドンドンでてくるんでしょうな。

「時うどん」や「かぜうどん」を聞くとうどんが食べたくなるように、
「天王寺詣り」を聞いて、行ってみたくなったら本物ですな。


三、岸本栄一&鶴二・・・・・・「ギター演奏と対談」

岸本先生のギター。

二曲目に、辻さんのリクエストで、ザ・バンドのバンドの「ラスト・ワルツ」と
いたってマイナーの曲を演奏・・・。

そして途中、生徒である鶴二さんが私服で登場。
「大きな掛け時計」を演奏。
失礼ながら、真剣であればあるほど、緊張感がこちらまで伝わる。

一番後だったので、思わず席を立ちあがって
ギターを弾く手元を直視してしまいましたが・・・
まるで、小学校の学芸会で我が子を見てドキドキしたのを思いだしましたな。

落語会の中での色物的扱いですが、
岸本栄一先生のギター演奏はいたって真面目なコーナーでおました。


四、桂治門・・・・・・・・・「二人癖」

「さっき、松っちゃんと、癖の直しあいしようと、お互いの口癖の
“つまらん”と“のめる”を言うたら、一円払うという約束したので、
松ちゃんに、“つまらん”と言わせたいので、何か良い方法ありませんか」

最初に二人のやりとりでお互いあんまりええ癖でないから止めようという
ところを飛ばして、いきなり隠居さんのところから始まる。

時間がないから割愛したのかと思ったら、春雨さんに稽古をつけて貰ったときから、
この形でコンパクト。そぎ落とした形でシンプルに・・・。

笑いを煮詰めた濃縮版も良し、仕込があってののんびり版も良し。

時と場合とお客様によって、会場の雰囲気というのがあるようで・・・。

臨機応変・・・
東京での定席などではサゲまでいかずに途中で降りる事もしばしば、
結構自由みたいですな・・・・。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「小倉船」

十数年ぶりに演った噺。
今年の独演会にかける演目の一つとか・・・。

小倉船、別名「竜宮界竜の都」という海の底へ向って、
乙姫さんの竜宮城へ。

そこで、浦島太郎と間違われていると、ホンモノがでてきて大騒動。

金になると珊瑚を持って帰ろうとしていると、竜宮の代官との立ち回り
踊りの素性がある鶴二さん、大立ち回りの仕草がかっこいい。

先程の「天王寺詣り」ではないですが、そんなあほなぁと思いながら、
海の底への小旅行でおました・・・。


今年の独演会は・・・・・

第16回・笑福亭鶴二独演会
2014年9月21日(日)
国立文楽劇場



笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol 6
2014年3月7日(金)午後7:00開演
道頓堀ZAZA


一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「宿替え」
二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「天王寺詣り」
仲入り
三、岸本栄一&鶴二・・・・・・「ギター演奏と対談」
四、桂治門・・・・・・・・・・・・・「二人癖」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「小倉船」


14-09-42

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ゴルフ100を切るツボ~北見けんいち

2014-03-06 22:11:30 | 本の少し
ゴルフ・100を切るツボ (PHP文庫 き 19-1)
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆☆

あの「釣りバカ日誌」の人気漫画家である北見けんいちさんが、
ゴルファー金谷多一郎プロのレッスンを受けて100切りを目指す。

結論から言うと、20数年間100を一度も切ったことのない北見さんが、
半年で念願の100切りを達成・・・いいな。

練習場でのスウィングづくりから、コースでの実践レッスン、羨ましい限り。

各項目、見開き2ページを文字にて説明、次の2ページで漫画にて解説。

漫画でのレッスンって、スウィングなどが目から入るので解りやすい。
でも、雑誌掲載の為の個人レッスンを続けて受けて100切るのに
半年掛かったというのは、早いのか遅いのか、私は今、週一回のレッスン。
それも、70分の時間の中で、7人の生徒が一緒に受けてですから・・・・。

まだ、本格的にラウンドしてないだけに、シーズンオフのこの冬の練習の成果
多少期待はしているんですが・・・・

達成した日には、無理やりゴルフ本引っぱり出してきて、
本の感想に託けて、報告させていただきます。


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第18回・北野田駅前寄席

2014-03-05 13:32:44 | 笑福亭松喬一門




喬介さんのこの「北野田駅前寄席」、今回で観18回目。

一年に10回のペースで毎月第一水曜日に開催。

ほぼ、2年間・・・・毎回ネタおろしと自らノルマを課しての落語会、
その意気込みに応えるように、毎回楽しみにされてるお客様で満員。

地元の竹林さんが出られる会なんぞは、120名の超大入り満員とか。
多くのファンに支えられてきた落語会、ご立派でおます。


一、月亭八斗・・・・・・・・・・・「色事根問」

八斗さん、この前の“たまさんのせんしゅう亭”に続いての出会い。
いつもは、この会の受付をされていて、この会の高座に上がるのは三回目とか。

ご自身が考えた、落語の「あいうえお」を紹介。
「お」のオチがすべりぎみ・・・・あらら。

後で、題目はと・・・「商売根問」で・・・「一みえ、二おとこ、三かね、四げい・・・・・」と
続いていって、でもトリ捕りもなく、柿栗茶も無かったし、・・途中から仕事疲れで
寝ていたのかと・・・・心配になって・・・よくよく考えると「色事根問」。

“耳”は起きていたのに、“気”は寝てしまって失礼致しました・・・・。

ああ、最初の「あいうえお」の注意事項にあった様な、八斗さんの「色事根問」でおました。


二、笑福亭喬介・・・・・・・・・「眼鏡屋盗人」

楽しい、愉しい、喬介さんの落語。

大師匠の松喬師匠の形見分けのお洒落な羽織を着て登場。

ド新米の盗人のトンチンカンの受け答え。
それに、怒りながらでも相手する優しい親分。

喬介さんの一番の良さは、声ですな・・・・・大きくて前に出る声。
特にあほ声はピカイチ、この声聞くだけで、顔がほころぶ。

すべてを笑いのオブラート、いや風呂敷で包みこむ
喬介さんの落語、よろしおますな・・・。


三、桂紅雀・・・・・・・・・・・・・「かぜうどん」

先週の南天さんで聴いたばかりの「かぜうどん」。

さすが、枝雀さんの直弟子の紅雀さん、随所に師匠を彷彿させる爆笑編。

酔いっぷりもなかなかのもの、「かぜうどん」では、南天・紅雀さんは双璧。

一週間の間に、いっきにお二人が聴けるなんて幸せ。

ダシも効いていて、違いと言えばちょっとした麺の太さぐらいですか・・・・。

聴いた余韻が素晴らしい、「また、ちょいちょい、寄せてもらうで」と言いたくなる、
紅雀さんの「かぜうどん」でおました。


四、笑福亭喬介・・・・・・・・・「宿替え」

引越しの荷物をまとめるとこはなく、「おやっさん、何してまんのや」で始まる。

このパターン鶴二さんと同じ、セリフ廻しも同じ。
鶴二さんに稽古つけて貰ったのか、今度喬介さんに聞いてみなければ・・・。

特に、釘を打ち付けた後向かいそして隣の家へ・・・。
嫁はんとの馴れ初めを語るところは最高。

あわてて早口になるのを抑えて、落ち着いてゆっくり喋ろうとする
主人公のおやっさんと喬介さんがダブっておもしろい。

こんな噺が聴けるなんて、若手さんが主催する落語会は、
ネタの豪華さと新鮮さで嬉しくなりますな・・・。

次回は、4月はなくて、5月7日(水)19:00~
ゲストに歌之助さんと三河さんでおます。

さて、ネタおろしは何なんでしょう。

まあ、チラシにあるように、ほんまに「お楽しみ」ですな。


第18回・北野田駅前寄席
2014年3月5日(水)午後7:00開演
堺市立東文化会館(アミナス北野田3階)

一、月亭八斗・・・・・・・・・・・「色事根問」
二、笑福亭喬介・・・・・・・・・「眼鏡屋盗人」
三、桂紅雀・・・・・・・・・・・・・「かぜうどん」
仲入り
四、笑福亭喬介・・・・・・・・・「宿替え」



14-08-37










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