ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

2014年・ごまめの落語・・BEST35

2014-12-31 21:30:24 | 年間BEST・・・・
ごまめ~の~いちょかみ

ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年も、仕事が忙しくて、というのは嘘、新たな趣味ゴルフに熱中
そこで落語は去年よりもさらに少なくて35公演、183の噺。


でも、その中から、今年一年ごまめの個人的な好みが大いに入った、BEST35・・。

今年も東京の噺家さんが、多く入ってきました、
普段とは違う意外な変化球に惑わされているような、
解かっているけど手を出してしまう新鮮さはありますな。


2014年・ごまめの落語・・BEST35

1、鶴二「井戸の茶碗」(9・21)・・最高でおました。噺、出来ばえ、お客様、三方良しの大舞台。
2、一之輔「欠伸指南」(5・27)・・「船頭さ上手にやっておくれ」今でもはっきり聴こえてきますな。
3、歌之助「龍馬伝」(4・13)・・修学旅行生さん達と一緒に感動を分かち合えた「龍馬伝」の一席。
4、喬太郎「小言幸兵衛」(7・27)・・小言幸兵衛さんのライブ感、これが喬太郎さんの原点だ。
5、福楽 「煮売屋」(2・10)・・大当たり。噺の変化球に、笑いのセンスが満載。凄い福楽さん。
6、南天 「動物園」(2・1)・・上方落語をきく会での南天さんの「動物園」、まさにレジェンド。
7、吉坊 「胴乱の幸助」(5・27)・・稽古屋のお師匠さんの語る浄瑠璃「帯屋」上手いですな。
8、銀瓶 「帯久」(6・8)・・長講の「帯久」たっぷりたっぷり堪能しましたで。
9、塩鯛 「試し酒」(3・23)・・権助さんの素朴さが塩鯛さんと相まっての好演。
10、福笑 「葬儀屋さん」(10・24)・・父親を亡くした悲しみの中。各人の思いが交錯する。爆発。
11、文珍 「けげんしゃ茶屋」(2・1)・・くせのある「けげんしゃ茶屋」をくせのある文珍さんが。
12、三喬 「初天神」(2・1)・・天神さんに出かけるまでの、寅ちゃん最高。
13、鶴志 「欲の熊鷹」(5・12)・・よろしいな大阪らしい噺、大阪らしい鶴志さんで。
14、志ん輔「三枚起請」(3・26)・・大トリの一席。これぞ落語の真髄とたっぷり。
15、三三 「釜泥」(3・26)・・待ってました「うれしくなっちゃう」三三さんの高座。
16、雀五郎「遊山船」(8・31)・・随所に入る肩透かしが快感。雀五郎さんの「遊山船」は凄い。
17、春若 「夏の医者」(8・4)・・優しさとシュールさが適度に混じり合う春若さんの落語。
18、松枝 「百年目」(9・5)・・人使い人つきあい金の使い方、船場の商人の心得帳のようなお話し。
19、枝鶴 「愛宕山」(3・3)・・息絶え絶えになって登っていく、一八と茂八。よろしいな。
20、小春団治「職業病」(4・14)・・何度聞いてもおもしろい「職業病」、・・完成度が高い証拠。
21、春之輔「子は鎹」(5・12)・・父親の言葉足らずと春之輔さんの喋りで、ほのぼの人情噺に。
22、正蔵 「読書の時間」(4・13)・・自分たちの学校生活が落語に、客席の生徒さん達大感激。
23、扇辰 「りんきの独楽」(3・26)・・女将さんお妾さん旦那さん、すべての登場人物がイキイキ。
24、南光 「はてなの茶碗」(9.23)・・油屋のやりとりに、南光節炸裂。
25、文之助「らくだ」(7・20)・・熊も屑やも上品、文之助さんに掛かると皆んな上品に。
26、福矢 「猿後家」(6・10)・・大兵衛のおべんちゃら、それを喜ぶお家はん、よろしいな。
27、たま 「蒟蒻問答」(1・25)・・三日前に覚えたばかり、アレンジする前の正統落語に感激。
28、さん生「柳田格之進」(11・7)・・くどくなく、それでいて薄味ながらコクのある、さん生さん。
29、生喬 「鰻谷の由来」(1・13)・・他の人では聴けない珍しい噺。生喬さんはひと味違う。
30、紅雀 「かぜうどん」(3・1)・・さすが枝雀師匠の直弟子。師匠を彷彿させる爆笑編。
31、かい枝「明石飛脚」810・19)・・噺が終わったと思うとまた始まる、繰り返しのおもしろさ。
32、梅團治「鴻池の犬」(7・22)・・よろしいな兄弟愛たっぷりのシロとクロ。
33、遊喬 「へっつい幽霊」(8・23)・・作ぼんも脳天の熊も、飄々として力が抜けて好演。
34、文華 「風呂敷」(10・29)・・知らぬは亭主ばかりなり、スリルと笑いは紙一重ですな。
35、団朝 「秘伝書」(9・23)・・テッパンのマクラ、昔話シリーズで始まり。

お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。


一年間、ありがとうございました。

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2014年・ごまめの本の少し・BEST30

2014-12-30 21:22:43 | 年間BEST・・・・
今年のBEST・1は、「ピアニストは指先で考える(青柳いずみこ)」で決まり。

凄い、この一冊で、再びピアノ曲を聴く楽しみが増幅。
もっか、お気に入りのピアノ曲は、シューベルトですが・・・・。

今年は、読書ログに嵌って115冊読破。
従来の落語と短歌以外に、あらたな趣味のゴルフ、着物に関する本も多く。

今迄、書かなかったビジネス書も書くようにした。

一番読んだのが、平松洋子さんで5冊、
それも全てが☆4つで、現在一番波長が合っている作者のようでおます。

買ってまだ読めてない本がほぼ50冊、何かやり残したような・・・・。
(実際、遣り残して入るんですが)
その、どんどん増えていく山に、少し焦っております。

今年の ごまめのBEST30

1、「ピアニストは指先で考える」青柳いずみこ(5・18)・・・この一冊で、再びピアノ曲を聴く楽しみがクレシェンド。
2、「野蛮な読書」平松洋子(2・2)・・・最高の書評本。一冊の本を大事に読む。これこそまさに再読の本。
3、「色を奏でる」志村ふくみ(9・18)・・・草木で染色され、元のいのちが一つ一つの織物に宿る。
4、「悠々として急げ」中部銀次郎()・・・ゴルフだけではなく、人世の生き様のヒントにも。
5、「はじめての男着物」木下勝博(11・13)・・・既に数十回読み返した枕元にある私の着物バイブル。
6、「俳風三麗花」三田完(3・25)・・久し振りの小説。俳句ってこんなにライブ感のあるもの。
7、「もっと深く、もっと楽しく」中部銀次郎(12・28)・・・自分の力を甘くなく辛くなく正確に把握する、そこからすべてが始まる。
8、「神さまとのおしゃべり」さとうみつろう(12・21)・・・神さまは各人の中にあり、“感謝”。
9、「小石川の家」青木玉(8・28)・・・読み応えございますの一言。
10、「最初で最後の本屋」松浦弥太郎(12・2)・・・松浦弥太郎さん初期の本で、一番のお奨め。
11、「京セラ フィロソフィ」稲盛和夫(8・5)・・・京セラ、門外不出の書。ついに公開。実践あるのみ。
12、「やわらかなレタス」江國香織(3・14)・・・初夏の新緑の木漏れ日を抜ける風のようなエッセイ。
13、「幸田文の箪笥のひき出し」青木玉(10・4)・・・独自の美意識が着物の一枚一枚に込められる。
14、「芽つきどんぐり」本上まなみ(5・1)・・・一緒に暮らしているような気にさせるお気軽エッセイ。
15、「道なき道をつくる」山西政義(12.9)・・・先が読めない時代こそおもしろい。
16、「意味がなければスウィングはない」村上春樹(1・23)・・・読めば読むほど、無性に音楽が聴きたくなる本。
17、「買えない味」平松洋子(5・5)・・・日々の暮らしの中でちょっとした手間で数段美味しくなる。
18、「まだふみもみず」檀ふみ(2・12)・・・いにしえのことばを使いながらの好エッセイ。
19、「おもたせ暦」平松洋子(8・19)・・・気心の知れた仲間と一緒に楽しめる“おもたせ”。
20、「白酒一人壺中の天」桃中庵白酒(8・14)・・・師匠と弟子。羨ましい親子関係。
21、「秘密と友情」春日武彦と穂村弘(12・7)・・・クローンのような方がもう一人。
22、「吉朝庵」上田康介(2・6)・・・知れば知るほど生の高座が聴きたかった吉朝さん。
23、「日々の100」松浦弥太郎(3・30)・・・これを見て買ったのがAesopのハンドクリーム。
24、「ちいさな言葉」俵万智(2・24)・・・子供の感性に「びっくり びっくり くりきんとん」でおます。
25、「きらきらひかる」江國香織(1・23)・・・世間の常識は誰が決めたの・・そんなハナシ。
26、「ひさしぶりの海苔弁」平松洋子(2・22)・・・週刊誌に連載されたエッセイ、このお気軽さが好きですな。
27、「笑売人、林正之助伝」竹本浩三(10・21)・・・正之助会長、芸人さん以上の話術でケムリにまく。
28、「蚊がいる」穂村弘(1・3)・・・穂村さんの視点、発想はやはりおもしろい。
29、「桂三枝論」やまだりよこ(1・7)・・・常にベストをつくしてきた、そんなドラマティックな人生
30、「ちびちびごくごくお酒のはなし」伊藤まさこ(9・11)・・・のんべえの嫁さんの酒のアテにと。



この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

大晦日には「ごまめの2014年BEST落語」をブログ致します。


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新世界南天の会~2014年12月

2014-12-29 11:16:13 | 南天(こごろう)の会

絵心のある南天さんのパンフレット、素朴さの中に品があって好きです。


さすが美大出、字体のかわいいこと、憧れます。


新世界南天の会~動楽亭


満員の大入り


正面の米朝師匠の額、
問題・・・・繁昌亭に掛けてある“楽”の字に一番近いのはどれ。

(答えは、一番最後に)

仕事納めの今日、開演まで時間があったので
Ⅰ氏を誘って通天閣の方へ、串かつで一杯。

I氏、今日で本年240回目の落語会とか、ちなみに私は39回目。

去年からのゴルフに時間が割かれ、落語会は年々少なめ。

でも今年の落語納め、南天さんで決まり。



開演1時間前に行くと、既にコンビニの角辺りまで30人位の人が並んでる。
私もその一人だが、この師走の忙しい最中に・・・・・でおます。

受付は、南天さん自身がお出迎え・・・
お見送りの時はできないので、お一人お一人、ご挨拶を兼ねてと、
こういうファンを大事にされるのよろしいな。


一、桂福丸・・・・・・・・・「転失気」

まずは、福丸さん登場。

先日あった、上方落語協会主催のクリスマスパーティのはなし。
協会員で小学生以下の子供、そしてそのお母さん、お父さんを御招待。

鶴笑さんのパペット落語、三金さんのバルーンショー
姉様キングスの雪とアナの女王など盛り沢山のアトラクション
そして、文枝師匠が扮するサンタクロースさんからの子供達へのプレゼント。

よろしいな。協会員、それもそのご家族まで、大事にする文枝会長。
どこか、社員を大事にする優良企業のオーナーさんみたいですな。

ネタは「転失気」、久しぶりの福丸さん、さすが。
上手さに磨きがかかった、上品な「転失気」。

イタズラ気を出す、小僧さんなのか、知らないことを知らないと言えず
誤魔化すお住職さんなのか、おもしろさの主人公が決まらぬままに、
終わっていまった様な「転失気」。

無味無臭の“オナラ”は、上品過ぎて、良いのか悪いのか、悩む
福丸さんの「転失気」の一席でおました。


二、桂南天・・・・・・・・・「初天神」(ねたおろし)

最後のイカ(凧)揚げまで、フルバージョン。

父親が厠へ羽織を着ていっている内に、母親に色町でのことをばらすとこから、
最後のイカ(凧)揚げまでのたっぷりの、フルバージョン。

違和感があったのは、寅ちゃんの年齢、しっかりしているのか、幼いのか
生意気なのか、無邪気なのか・・・年齢不詳。

でも、最後のイカ(凧)揚げの親父の楽しみ方は尋常ではない、
子供に戻ってとよく云われるが、まさにその状態。

このおやっさん、来年はこのイカ(凧)揚げに、味をしめて
「とら公、初天神に行こか」と自分から誘うのではないか、

そんな、とっても楽しい南天さんのイカ(凧)揚げ、いや「初天神」さんでおました。



三、ねこまんま(南天と雀喜)・・・漫才

よろしいな、雀喜さんと南天さんの漫才。

白のスラックスに赤のブレザー、そして蝶ネクタイ。
しゃべりといい衣装といい、まさに昭和の定型的しゃべくり漫才の形。

ネタ作りに、ガストで6時間、あれやこれやと二人で知恵を出しあった力作。

今年、一年を振り返って・・・と、スポーツネタを・・・時事ネタでは暗いことが多いのか
あたりさわりのない処で、スポーツを中心に・・・・楽しいな、嬉しいな、懐かしいな。


でも、高座で聴ける機会の少ない「ねこまんま」。

出来合いのペットフードではなく、
かつを節をふっただけの手作り感いっぱいの「ねこまんま」でございます。

2014年をふり返ってというネタだけに、賞味期限がございます、
近くの落語会で、できるだけ早いうちにお召し上がりください。



四、桂南天・・・・・・・・・「不動坊」

時間が押しているのか、「利吉さん、いてるかいな」と即落語に入る。
こんな入り方、大好き。

風呂場のシーンも、軽田の先生が来るまで待っているシーンも、
屋根に上ってからのシーンも、吊り下げられた軽田道斉の幽霊のシーンも
すべてが押していたのでか、あとチョットのところで次のシーンへ
早回しの感がある本日の「不動坊」・・・・・。

深々と音もなく降り続く雪のゆったりと時が流れる「不動坊」を
南天さんで、もう一度聴いてみたい。

でも南天さん、徳さんの漉き直し屋。裕さんの活け洗い屋。新さんの東西屋。
と仕事の内容を詳しく説明。(解らないから割愛して誤魔化すのではなく、
必要であれば説明をしてでも使う、こんなところの姿勢、大好きでおます。)

でも、サゲは、遊芸稼ぎ人とは違いました、な。


この、勉強会とも言える、この新世界南天の会

1月は26日(月)は、私は出張でダメ。
2月19日(木)、3月14日(土)は、今から予定を入れて、
ネタおろし楽しみに、来なければ・・・でおます。

今年の、落語納めは南天さんの「不動坊」でおました。




追加、繁昌亭の“楽”の字





正解は、どれも微妙に違って、判断つかないというのが・・・・答で、
曖昧な答で申し訳ございません。・・・お許しを。




新世界南天の会~動楽亭
2014年12月27日(土)午後7:00開演
動楽亭

一、桂福丸・・・・・・・・・「転失気」
二、桂南天・・・・・・・・・「初天神」(ねたおろし)
三、ねこまんま(南天と雀喜)・・・漫才
仲入り
四、桂南天・・・・・・・・・「不動坊」
三味線・・・・・・豊田公美子

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新編 もっと深く、もっと楽しく ~ 中部銀次郎

2014-12-28 12:03:07 | 本の少し
新編・もっと深く、もっと楽しく
クリエーター情報なし
日本文化出版

☆☆☆☆

古本屋で見つけた本。中身をペラペラ捲ると読んだ様な内容、
そんな時役に立つのが“読書ログ”の私の本棚、中部銀次郎で検索すると無し。

買って帰って読み進めると、中部さんの本、既に5冊目なので内容が似ているのか
それにしても、あまりにも、頭に入っている。

調べてみると、5月に読んだ「ゴルフの真髄」に文庫本出版の際、改題したらしい。

ああ、紛らわしい。

でも救いは、文庫本には無かった、銀次郎さんの写真の多いこと。

それも、ショットの写真よりも、ピンを見つめたり、ヘアウェイを歩く姿のかっこ良さ。

その立振る舞いが素敵なんでしょうな、すべての写真が風景に溶け込んでいる。

1ラウンドで、スウィングするのはほんの瞬間、
アドレスから全部足しても10分あるかなし

そう思うと、ヘアウェイを歩く姿だけでも、シングル目指したいものですな。

今年、最後の本は、憧れのゴルファ―中部銀次郎さんの「新編 もっと深く、もっと楽しく」で
締めくくりでおます。


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おなかがすいたら ごはん たべるんだ ~イ・ギュギョン

2014-12-26 01:19:41 | 本の少し
おなかがすいたらごはんたべるんだ―韓国の賢者による「短いお話、長い考え」
クリエーター情報なし
ポプラ社

☆☆☆


韓国のイ・ギュギョンさんの絵本というより、
哲学的言葉がメインに、横に小さな四コマ漫画の様なイラストが。


日本語訳は、韓国通の黒田福美さん、NHKでも朗読されていたらしい。

ほんのり、やさしく、日々の哲学をつたえてくれる。


例えば・・・・

【意味がない】

点かない電球 考えない頭 意味がない

空気の抜けたタイヤ 希望のない明日 意味がない

書かないノート 実行しない計画 意味がない

使わないお金 与えることのない愛 意味がない


【人生の長さ】

人生の長さ

見る側によって違う

人生の はじめのほうから見ると 結構長いのに

人生の 終わりのほうからふり返ると あまりにも短い


【勇気と知恵】

勇気のない奴は 敵から逃れようとし

勇気のある奴は 敵に勝とうとする

けれど知恵のある奴は

敵を味方に つけようとする



この様な、詩、というか、心を洗い流す清流のような言葉が
大人の絵本のごとく綴られる・・・・眠られぬ夜への心の癒し本でおます。


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読めば上手くなる!ゴルフ力アップの知恵袋~金谷多一郎

2014-12-23 06:07:08 | 本の少し
読めば上手くなる! ゴルフ力アップの知恵袋 (日経プレミアシリーズ)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

☆☆☆

今年2014年も、あと10日ほどに、
私の今年のヒットは、着物にゴルフに読書ですか。

読んでいて、ブログアップしていない本の中の一つが、ゴルフのこの本。

タイトルがよろしいな「読めば上手くなる」、
まさに月イチゴルファ―には救世主のような本。

普通、気になるところはページのミミを折るのですが、
この本、不思議なぐらい、一か所もなし。

①得意なクラブを作ると、スコアメイクが楽になります。
②ゴルフでミスが出るのは当然、さっさと忘れて次のショットに集中。
③ゴルフは自然との闘いであり、風はゴルフの師匠です。

などすべてが当り前過ぎて、解かっているけど実践できない。
だからそれを克服するにはどうするのかを教えて欲しいのですが・・・

まあ、あれやこれやと文句言ってますが、
スポーツを、本を読んだだけで上手くなるなんて、
甘く考えた、自分に大いに反省している、ごまめでおました。


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神さまとのおしゃべり~さとうみつろう

2014-12-21 17:56:46 | 本の少し
神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-
クリエーター情報なし
ワニブックス

☆☆☆☆

最初はマンガで始まり、みつろうと神さまの会話は掛けあい漫才のごとくおもしろい。

でも、読み終えるのに3週間も掛かったのは、本の中身の重さか、
本自体の重さか・・・(実際重く持ち運びできなくて、寝る前の読書のみ)

いずれにしても、おふざけの二人だが、
知らず知らずの内に“幸せ”とは何かを考えさせてくれる。



例えば、「幸せになりたい」と言う人は、「私は幸せじゃない」と信じている。
「ない」ではなく「ある」を見つけよう、と。

なぜ、99%の幸せに囲まれて、なぜ1%の不幸を探す?

見えるものは不足だけで、充足は感じることしかできない。


この前、清水寺の貫主、森清範さんのお話を直接お聴きしたが、
お話し上手で、それでいて、神さまの存在をお教えくださる・・・。

それと、相通じるところがあり、神さまは各人の中にあり・・・と。


最後の、6時限目では「ミソカモウデに行こう」と、

効用・・あなたが確実に幸せになる
日時・・毎月30日(ミソカの日) *2月は28日
場所・・あなたの家の近くの、鳥居がある神社やお宮など

神社は(神さま)は、“お願い”するところではなく“感謝”するところだと、

おねだりばかりの初詣、行き難くなりましたな、
そのまえにミソカに近所の神社へ行って“感謝”しなければ・・・。

そのミソカ詣での方法がこと細かに書かれていますので、
興味のある方、幸せになりたい方は、是非このご本を・・・・・・。


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雪の中の旅行

2014-12-12 21:42:17 | 街で
2014年12月12日~初日

新大阪

雪の北陸へ嫁さんと何年振りかの旅行。

「雪は(往き)は良い良い、帰りは恐い」の旅行は
すべてこのサンダーバードではじまりです。



和倉温泉

ここで、レンタカーに乗換えて、恐々雪国へ。

ヤセの断崖

火曜サスペンスのようなロケーション。
凄い荒波に怖くて、下まで降りれず。


松本清張の「ゼロの焦点」の舞台になったらしい。


その歌碑。


輪島

白米の千枚田

旅館に入る前に寄った、日本海に向かって広がる千枚田。


海游能登の庄

今日のお宿、すべての部屋から日本海が一望。


最高に美味しかった料理とお酒。


先付と前菜・・・輪島の郷土料理のオンパレード


御造里・・やはりのどぐろが最高。


焼物・・・炭火で焼くロース肉旨い。

あと鯛蒸しと蛸のやわらか煮の椀物と、冷なまこうどんの凌ぎへと続く。


進肴・・笹カレイにさざえ、いしる漬けのするめが最高。


酢の物・・・甲羅蟹

あと、ごはんに、つみれ汁、大納言ゼリー。

そうそう、嫁さんが呑んだ、四種類のお酒、写真撮るの忘れました。




2014年12月13日~二日目


旅行の楽しみの一つ、豪華な朝食。


そうそう、温泉は天然アルカリ性泉質でお肌すべすべ。


金沢

強風の中、のと里山海道を通って別所岳を越えて金沢へ。

まずは、めいてつ・エムザへ。

そこで、なぜか嫁さんは迷彩柄のバックをお買い上げ。

そのあと、最近オープンしたばかりのお土産百選の“黒門小路”で
早々とおみやげをまとめてお買い物。

そして近江町市場でお鮨で昼食。

ひがし茶屋町

森八の中庭


寒かったので、ぜんざいを・・・。

妙立寺

前田利家が建てた祈願所のお寺。
敵を避けるための仕掛けがいっぱいでまるで、忍者屋敷。

そのあと、金沢のお宿、金沢マンテンホテルへ。

夕方、レンタカーを返して、タクシーで21世紀美術館へ・・・。

そして、知りあいのお奨めの木倉町の海鮮居酒屋で夕食。



2014年12月14日~三日目


本日は、JRの観光バスで雪景色の郷へ。

菅沼合掌集落

一面、雪世界。

五箇山合掌の里



風情がありますな。


村上家


いろんなお話しをしてくださった村上さん?。


こきりこ踊り


蚕を飼っていた三階の作業場。


一番上の屋根裏。


白川郷

駐車場から、揺れる橋を渡って白川郷へ。

世界遺産だけに、観光バスが10台もその内7台は東南アジアの観光客。


地元の方は慣れているのか軽四でも猛スピードで走っている。


飛騨高山


高山で見つけた、セブンイレブン。




雪の中の三日間でしたが、思い出いっぱいの旅でおました。



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コピー用紙の裏は使うな!「好き嫌い」と経営笑売人 林正之助伝―吉本興業を創った男ワカコ酒 3 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)
ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」暮しの眼鏡 (中公文庫)さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集情と笑いの仕事論 -吉本興業会長の山あり谷あり半生記- (ヨシモトブックス)













































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道なき道に、道をつくる~山西義政

2014-12-09 06:07:08 | 本の少し
混迷の時代こそチャンスだ 道なき時代に、道をつくる
クリエーター情報なし
丸善プラネット

☆☆☆☆

得意先でもある、(株)イズミの創業者である山西会長のご本。

戦後、広島から西日本最大の小売チェーン“ゆめタウン”を築きあげた哲学を紹介。

「革新・挑戦・スピード
先が読めない時代こそ面白い
道を、自分で描ける」

普段、我グループの会長から常々私どもに伝えられている言葉とも重複するものも多く、


常々気になる言葉があると、手帳の先の日に、一日のページの上にアトランダムに書き写して
その日がきたとき、もう一度見直すというのをこの五年間ほど実行していますが・・・
今回は来年の手帳に。

そこへ、写した言葉を列挙すると、

02、小売業に奇策はない。 基本的なことの積み重ね。

20、自分は自分で育てよ。 他人は育ててはくれない。

23、まず自分が変わること。 自分が変われば周囲は変わる。

25、自分の器を拡げよ。 器以上の仕事はできない。

42、難しいことは分解すれば簡単。 逆に簡単なことを難しくするな。

44、データを読め。 分からない時は現場に立て。

52、変化はチャンス。

56、予算、即決算。 決めたことは決めた通り実行。

64、すぐやる。 出来るまでやる。

66、愚直に 地道に 徹底的に。

70、念ずれば叶う。

74、自分が自分の店に惚れないと お客さまは感動しない。



このなかで、どれだけ、自分のものにできるのか・・・実践あるのみでおます。





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秘密と友情~春日武彦・穂村弘

2014-12-07 19:05:57 | 本の少し
秘密と友情 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

穂村弘さん、一人でも常々変で、その際が楽しくて贔屓にしているのだが、
またしても、もうひとり登場、読めば精神科医。

春日さん、「一人暮らししていた時、煙草の始末が不安で、
吸殻をスクリューキャップ付のガラス瓶に入れて、
さらにそれを冷凍室で冷やして、顔に押しつけ、
ひんやりとしたところを確かめないと、家を出れなかった」・・・と。

これって、医者ではなく患者さんでは・・・・。

「どのくらいの不安感を持つのが、妥当で正常域なのか」と尋ねる穂村さんに、
「とりあえず、社会生活を送れるかどうかが一つの基準じゃない」と答える春日さん。

続ける穂村さんの「先生の“ひんやり”は正常域なの」・・・
ご自分も「あぶないところだね」と、・・・・答える先生。

「友情」「怒り」「救い」「秘密」「努力」「孤独」「仕事」
「家族」「不安」「記憶」「言葉」「お金」「愛」の14のテーマにもとづいて、
語りあうが、似たもの同士というか、新しい漫才のように、ボケとツッコミが
交互に入れ替わる、その変幻自在ぶりに感心する。

芸能人で、よく立ち位置が一緒というのがありますが、
ほんと、芸風が同じ、よくぞ、精神科医と歌人とフィールドの違うところで良かったと、

でも、クローンのような同じ共通点を持ちながら、
自分の知らない世界を知っている人と出会うなんて、
羨ましくてゾクゾクしますな・・・。

そんな、変なお二人の対談集でおます。



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