新聞に経済コラムの中に、農漁業縮小する国内市場や従事者の高齢化で先行きの厳しさの増している産業に、ひとつの新しい試みをしている方たちの紹介記事がでていました。
その一つは、ペットボトルに入ったブランド米「あきたこまちが「ライスボディ」という名まえで11月末から売りに出された。
価格は一本1.9合(約340cc)入りで580円(税別)と随分高い。
東京湾アクアラインの海ほたるや高速道路のサービスエリアなどで、お土産として売られ人気は上々。
2月からはコンビにでも発売される予定だとか。
企画したのは「ギャル」のイメージアップを目指し、2005年にマーケッティング会社を興した藤田志穂さん。
社長を08年に退き、昨年から農業を始めた。秋田県大潟村の農家の協力を得て、ギャルが農業をする「ノギャルプロジェクト」をたちあげた。彼女らが育てたお米を、ギャルの聖地、東京渋谷の名前をつけて「渋谷米」として昨年秋発売した。
「ライスボディ」もその一環とか。
「ギャルママも子供に安全なものを食べさせたいと農作業を手伝ってくれます。
このとり組を通じて、若い人が農業を知るきっかけになってほしい」と藤田さんは話す。
少し前にNHKのクローズアップ現代でもコンナ新潟県羽後町の取り組みを放映していた。 お米の袋やいろいろな産物を美少女のイラストで売り出して、成功しているという。新潟県羽後町の「かがり美少女のイラストコンクール」の実行委員長山内貴範さんのブログからの抜粋、
1、好きなことや興味のあることをやる
2、埋もれている資源を発掘する
3、新旧文化を融合させる。
どうしても、美少女ばかりがクローズアップされてしまいますが、決して美少女を使えば地域活性化になるというのではなく、埋もれている資源を発見し、いかに活かすかが大事です。
地方の人たちは地域のことを聞かれると「何もありません」と言うのが定番になっていますが、そうではなく、「こんなものがありますよ」と言うだけでだいぶ違ってくるんじゃないかな、と思っています。
そのへんの考えをもっと伝えたかったなと思いましたが、とにかく、多くの人たちに見ていただけたと思います。見てくださったみなさん、ありがとうございました。 羽後町はたいへん良いところですので、ぜひいらしてください。
知恵を絞り新市場を狙い付加価値をつけて売り出すということでしょう。
5キロ10キロのおコメは重いけれど。
ペットボトルなら手軽に買ってみようという気にもなりますよね。 美少女キャラ包装だけでものを買うかはわからないけれど、若い人は二つ並んでいると買うようです。
新聞記事ではこういった農業のような一次産業でも、知恵を絞った成長戦略が必要だと書いています。 私は、あきたこまちののライスボディなら買ってみたいな~