11日に中山競馬場で行われた第4レースで、転倒した先行馬に次々と後続がつまずき、計9頭の落馬事故があった。
日本中央競馬会によると1レースの落馬頭数としては、従来の7頭を上回り、JRC最多。
このレースは、3才新馬のレースで16頭立て、だった。
若駒によるデビュー戦と言うのは「幼稚園児の運動会」ともいわれるくらいに、馬の扱いが難しいらしい。
一位で入線した、三浦皇成選手(彼は21年ぶりに新人最多勝新記録を08年に更新したスター)の乗るノボプロジェクトが外に触れる形になり、後続の馬の肩に足が当たり、後続の馬から、つぎつぎと落馬した。
去年の最多勝内田博幸選手が左腕を骨折するなど、六選手が負傷した。
馬にも大きな傷はなかった。
昔、有名な人気馬がレース中に骨折。 おれた足を引きずって走っていたいたのを、強烈に覚えている。
競走馬は足が折れても走り続けるそうです。
そして足の折れた馬は競走馬としての命だけでなく、抹殺されたと記憶している。
そういう意味で怪我をされた選手には申しわけないがこの程度で済んでよかった。
私は何時も1979年の毎日杯、天才ジョーキーといわれた、福永洋一さんの落馬を思い出すのです。
彼はこの事故で意識不明もう瞳孔も開いていたそうです。
舌を3分の2かみきり、重度の脳挫傷、2週間以上の生死の境をさまよい、奇跡的に命を取り留めましが・・
今回、三浦選手の動きは小さく、処分に同情する声もあるとか、
しかしうちワクに十分な距離をとったりするなどの騎手としての乗り方に問題があったとした処分に私は納得です。
私のブログのお友達で乗馬を趣味となさり、温かいヤックルという馬との交流をかいてらっしゃる方のブログを読んでも、馬というのは人間のかけがえのない友達ということが分かります。
無事これ名馬と昔から言われますが、ほんとに胸をなでおろした事故でした。
2010年 1月11日 中山競馬第4Rにて9頭の落馬