5月の中旬辺りから 芍薬が 満開になります。
聞けば 牡丹が 見納めになる頃から 芍薬が見頃となるそうです。
牡丹は 花王と言われ 芍薬は 花の宰相だそうです。
花の 総理大臣 というわけですね。 俗に 立てば芍薬 座れば牡丹
と言われます。 女性の美しさの表現ですが 芍薬は元々ボタン科に
属しているので 牡丹とは姉妹花で その美しさも 瓜二つ なんでしょう。
芍薬に何故 『薬』という名がついているのか 不思議に思いましたが
実は 漢方薬で珍重される万能薬らしいです。 特に根っこが 鎮痛
止血 抗菌などに効くそうで 今売られている 葛根湯(かっこんとう)にも
使われているそうです。 ギリシャ神話でも 冥界の王の傷を治したらしく
洋の東西 昔から用いられていた訳・・、 漢字で 薬の字をあてたのも
うなずけるところです。
そんなわけで 府立植物園の 芍薬 の紹介と あいなるわけです・・。
八重 百重?の 豪華な装いに驚きながら 植物園内の 芍薬園を歩きました。
名前の分かるのは 書いておきました。
コーラル ゴールド゛
白妙 本当に純白 !
インスペクター
超天巧 中国的な呼び名というか 天を超える巧みさ なんですね・・。