( 牧野植物園の花や秋の実を お届けします。 )
先日国連気候変動会議(COP23)について感想を述べましたが その後高知新聞に
共同通信編集委員の井田さんの記事が出ていました。 紹介がてら再度述べてみます。
2年前パリ協定が成立し 国際的な気候変動対策にとって 歴史的な合意だと評価された。
京都議定書と同じく 法的拘束力を持つ強い協定となり 現在170ヶ国が批准している。
世界共通の長期目標として 今世紀末世界の気温を産業革命以前の2℃アップに留めよう
出来れば1.5℃以下にしようという約束である。5年毎に世界全体の状況を把握し 全ての
国が削減目標を更新して更なる低減を図っていこうと 地球温暖化を防ぐ決断が示された。
あれから2年 2020年発効のパリ協定の実施ルール作り上げる為 フィジーが議長国となり
200もの国や団体が集まり議論した。温暖化に脆弱な島国連合として フィジーは始めて会議の
ホスト国となった。開発程度に著しい差がある中で 先進国と開発途上国の議論は激しいもの
でした。何とかルールを来年2018年に間に合うようにルール作りは進んできたと言えます。
そんな中で以前京都議定書作りに貢献した日本は 公害対策先進国でしたが 今やアメリカと
並んで パリ協定の劣等生と言われる程 COP23で落ちこぼれが明確になりました・・。
世界が 脱炭素を目指している中で アメリカと共に丸で温暖化が嘘っぱちであるかのように
国内外で 石炭火力発電を推進する日本の姿が際立ったことです。
化石燃料の中で最もCO²の排出量の多い石炭を廃絶する動きが進む中 日本が国内40基を超える
新設計画があり 既に幾つかは着工済みなのです。これは島国などの政府から厳しい批判を受け
ました。途上国も含め 脱炭素に舵を切る中で 世界の傾向を無視する日本は 一体温暖化対策に
積極的な国なのか多くの国が疑問を持つのは当然です。2030年の日本の温暖化目標も実は1990年度
に較べて排出増加となる程 甘い目標なのです。今各国が提出した目標を集計すると 世界の気温が
3℃上がることになる不十分な数字なのです。かって先進国だった日本が世界に貢献する高い目標を
設定する必要があります。アメリカのトランプ政権にすり寄るように 地球温暖化対策に消極的に
なる安倍自民党政権に対して 批判が高まった今回の国連気候変動会議(COP23)でした。
熱帯睡蓮 睡蓮は本来水面すれすれの花ですが 熱帯睡蓮は 水面から立ち上がる。
キバナアマ 去年は一杯咲いていたのですが・・・。
秋明菊 もう時期は終わっていると思っていましたが 南国なのですね・・。
カンナの種類 街中では10頃で終わりです。
温室のラン。 いつも鮮やかな色です。
しこんのぼたん
街中でも咲いています。 鮮やかな紫です。
オオツワブキ
カラスウリ
オオムラサキシキブ。 ムラサキの実。
ヤブラン。これは黒い実
俗称 ヤマミカン。
ラクウショウ 大木です。
高知では11月末から 12月始めが 紅葉・黄葉の見頃です。