( 先日の元旦の朝陽と較べて下さい。 )
3日 桂浜へ 新年の日の出を見に行きました。昨日教会の方から 美しい朝陽を
送って頂いたので 触発された訳です・・? 金色の満月?を見ながら 朝6時
家を出て約1時間 静かな桂浜に着き 日の出を待ちました。でも水平線上に厚く
雲がかかっていました。連日素晴らしい朝陽とはいかず残念!! その後年末に
入れなかった「牧野植物園」 へ足を伸ばしました。
新しい年 2018年は地球に住む私たちにとってどういう1年になるのでしょうか?
地球は一つの生態系、そこに多くの生き物がいます。地球という自然環境に生かされて
います。今世紀末には人類は100億にもなる予想です。人類は生態系の頂点に居る
訳ですが 果たして100億もの人々に与える食料やエネルギーを地球は供給し続ける
ことが出来るのでしょうか?
今年世界は パリ協定20年実施に向け ルール作りを完成させる予定です。世界の
平均気温を産業革命以前の気温2℃未満に抑えることを目指し 脱炭素化を実現し
地球温暖化の被害を最小限にし 持続可能な社会を実現する壮大な試みです。
アメリカ政府が抜けたとはいえ アメリカの多くの州や企業などはパリ協定を支持し
CO²削減の努力をすることを誓っており心強いです。 新聞も『 米離脱の影響は
限定的 』と報じています。
『 米労働者に不利益を強いる 』 と相変わらずアメリカ第一主義のトランプ政権は
世界のリーダーとしての認識はまるでありませんが それでも世界の良識は地球環境を
守る活動を推し進め 今年末 ポーランドでの合意を目指しています。
環境問題のこの1年は アメリカのパリ協定離脱もあって 温暖化問題への関心が
高まった年だったと思います。アメリカは今寒波が襲っており この冬は寒さが
厳しいようですが だから温暖化などウソだとフエイクニュースが流されそうですが
世界は大きく温暖化対策に舵を切っています。 ヨーロッパなどは地球温暖化の原因
となる石炭火力発電の廃止を目指し 連合組織を発足させると言ってます。大企業や
投資家は石炭の使用を止め 再生可能エネルギーに転換させる取り組みを相次いで
発表しています。『 石炭火力は遺物 』という世界の傾向に異を唱えているのが
日本やアメリカ政府です。世界の環境保護団体は 温暖化対策の前進を妨げている日本に
『化石賞』を送り 非難を強めています。1900年代 環境先進国であった日本が安倍政権に
なって 原発も含め 後進国の烙印を押されるのは どうしたことでしょう・・?
自国経済の利益しか考えないアメリカに追随する外交姿勢に根本があるように思えます。
今年も辛口のコメントになると思います。出来るだけ冷静に 客観的に 未来の世界の
為に 私も学び 伝えていきたいと思います。高度に発達した現代文明を維持する為に
エネルギーが重要であるのは明らかです。世界の産業革命が石炭・石油・天然ガスで
発展してきたのは事実です。今開発途上国が先進国並の豊かさを求めるのも理解出来ます。
人口は100億へと着実に増加しています。一方で異常気象が多発し 災害が頻繁になり
その被害を私たちが被ってきています。 地震・津波が都市を直撃する危険が指摘されて
います。水不足も深刻です。世界の水使用量が人口増加と共に急増しているのです。
日本は実は世界有数の水輸入国です。(以前少し紹介しました。)自然環境の変化で多くの
絶滅危惧種が増えています。それは人類という生物への黄信号なのです。ペットを愛される
方も多いですが野生の動物の減少 鹿や猪の害と無関係にあるのではありません。生き物
全体の問題です。森林が破壊され 酸素発生量が減り CO²吸収が少なくなり メタンが
吹き出している地球の現状は大きくいのちの危機の問題です。今日は総論?に留めますが
核戦争など明らかに人為的なものと 気付いていない中で起こっている地球の危機を直視
していきたいと思います。 10年後 20年後の事など 私には関係ないと高齢者の方も
無視せず 世界が一つになって 子供や孫達が生きる地球を美しく 豊かに守り続けたいと
願っています。
朝6時過ぎ 大きな金色の月が見えていました・・。
7時10分頃 厚い雲の上に赤い太陽が昇ってきました。
ぼんやりと 丸い朝陽。
桂浜に光の道が見えました。
桂浜は月の名所でもありますが 日の出も仲々のもの。
日の出を松人々。 元旦に較べると グンと少ない・・?
桂浜の龍馬記念館の増築が完成しました。今年4月再オープン。
松の陰から 龍馬像が見送り・・。
数少ない今この季節に咲いている つわぶき。
キバナアマ 毎年植物園の同じ場所に咲いています。
黒潮ライン。護岸工事が続いています。
高知港。見えるのはタンカーのようです。