( 花の少ないこの季節 頼りは温室のカラフルなランの花 ?? 牧野植物園の温室で撮りました。)
NHKで日本は脱炭素革命から取り残されている!! という衝撃的な報道があった。
2015年のパリ協定締結で 世界は 「 脱炭素社会 」 へ大きく舵を切りました。
アメリカは 自国の産業に不利だとパリ協定離脱を決めましたが それに追随する
ように 日本政府は未だ 化石燃料(石炭・石油・天然ガス)中心のエネルギー
政策をとっています。地球温暖化に石炭は無関係だとするアメリカは石炭復権を目指して
いるようですが それに合わせるように日本が 化石燃料を主とするエネルギー政策を
推進し 「高能率の石炭火力発電所」をアジアに売り込もうとしています。
今世界は 「グリーンテクノロジー革命革命」が起ころうとしています。新しい産業革命
とも言われます。二酸化炭素排出をゼロにする脱炭素の動きです。パリ協定締結が大きな
きっかけになり 異常気象による損失に 企業が目覚めたと言えます。 「環境ビジネス」
という言葉が当たり前になりました。
特に産業規模が大きい中国が 『 エコ革命 』と称して エコ化 省力化 脱炭素化に
全力を上げ始めました。 アメリカがパリ協定離脱を宣言した時 世界で1,2を争う
CO²排出国である中国も同調するのではないかと世界は心配しましたが 中国は全く反対の
「環境大国」になると 脱炭素に方針を転換 世界を牽引する動きです。今や環境ビジネスは
巨額の投資をもって経済を発展させています。逆に投資家達は 19世紀のテクノロジーとして
化石燃料から手を引き出しています。安倍首相が自慢げにインドで高能率の石炭発電所をPR
しましたが 世界から失笑されています。 時代遅れもいいところです。さすがに河野外相は
それを認め 悔やんで? 再生可能エネルギーの割合を増やすと 最近表明しました。
どの国においてもエネルギー政策は産業においても 生活においても重要です。産業革命時は
石炭がエネルギー源でした。蒸気機関車などです。20世紀は石油・天然ガスが主流になりましたが
化石燃料であることは変わらず 二酸化炭素を排出し 地球温暖化の主たる原因になっていることは
多くの科学者が認めるところです。異常気象が頻繁になり その被害が甚大になり 多くの国家は
国民の生命、産業、生活、インフラを守る為 温暖化を食い止める政策に本腰になりました。
『 異常気象とは 平均気温や降水量が30年以上に1回しか起こらない程 偏った現象を言う。
近年異常気象が増加しており その要因が地球温暖化です。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の
第五次報告書では 地球規模で気温や海水温が上昇 海面水位の上昇や氷河の減少が確認され この
ままでは 21世紀末迄に世界の平均気温は4℃上昇する可能性が高いとされており 特に集中豪雨に
よる土砂災害や洪水被害で各地に甚大な被害をもたらしている。』 (昭文社世界地図から)
日本も3・11大震災により 多くの人命を失われ 復興も、放射能除染も充分に進んでいません。
海水温の上昇 海面上昇により 地震・津波の更なる被害が予想されています。温暖化に荷担する
石炭 石油 天然ガスに依存する産業体質では 世界で 環境後進国になりかねません・・。(続く)
少し幻想的な雰囲気になっているのは 気温差でカメラのレンズが曇っているせいです。)
色の鮮やかさでいえば ピラカンサスの赤い実は 冬の地味な色合いを救ってくれます。
南天の赤い実もそうですね・・。
花がない分 実が補ってくれますが これは柚子(ゆず)でしょうか?
多分夏みかんだと思いますが・・。
いつもの水仙。これからどんどん力強く咲いてくれると思います。
鏡川もダムで水が止められているのか 水量が少なく 川底が見えています。
先日も紹介した 金魚草。温室で育て 地に植え替えられた感じはありますが・・。
高知城の石垣の間に咲く 鮮やかなムラサキカタバミ。
白タンポポも寒さの中で咲いています。
もう開花!? と期待して やって来た高知城の梅林 前回と余り変わらず ガッカリ !?
ただ小さなつぼみが集まって 枝が赤くなってきているのが印象的です。