ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

名護市長選挙について。 5日目の写真を載せます。

2018年02月08日 | 自然 花 写真

(私の希望で行った JAXA沖縄宇宙通信所 人工衛星のモデル。 左は宇宙で広がる太陽光電池ですね。)

 

沖縄に居た時 2月4日は名護市長選挙がありました。 名護市にある辺野古に
今新しい基地が造られようとしているのは ご存じだと思いますが 普天間飛行場の
移設を理由に新基地を辺野古に造る計画に 沖縄県民始め日本の平和を望む人々が
反対しています。 私も昨年キャンプシュワブの前で反対運動をしてきました。

今回自民・公明が推す新人は元々推進派なのに 一切その意志を示さず 争点隠しを
しました。選挙が終わると 民意は示されたと 辺野古基地建設を加速することを
自民党政府は公言しています。汚いやり方ですね。 新聞は暮らしの向上を願う
市民の気持ちはあっても 辺野古推進を容認したのでないと書いています。 当然だと
思いますが すり替えの得意な与党は 移設問題には無言でアメの政策と大物政治家を
どんどん送り込み 市民の歓心を買ういつもの戦術で 勝てば何をしてもいい作戦です。

那覇にくらべ 名護は北部の中心都市ですが 経済的に立ち後れている感じはあります。
国が米軍再編交付金を中止しているせいもあるでしょうが 米軍経済に依存してきた
戦後の経済に根本問題があると思われます。沖縄の北部地方 私が泊まった恩納村なども
過疎地です。年間900万人以上の観光客が来る沖縄ですが 観光以外の経済は何が
あるのでしょう? 俗に3Kと言われますが 長年の米軍支配 基地に依存する
補助金漬け そして辺野古などの埋め立ての公共工事の3K(観光 基地 公共工事)です。
都道府県の年収ランキングは沖縄が大体最下位です。東京都と較べると約100万低いです。
戦後復興が遅れたこと 本土の高度経済成長の外にあったこと 工業など第二次産業の
立ち後れ・・。

名護市民が暮らしの向上を求めることは当然のことです。米軍基地 安全保障問題で20年
以上市民が2分され 出口の見えない対立で疲労感が漂っているのも事実です。でも
生活支援を掲げ 移設問題には目をつぶる新市長の方針で果たして 市民は豊かになる
のでしょうか? 戦闘機が、ヘリコプターが学校や住宅街の上を絶えず飛んで 騒音を
立て続けている中で 豊かさとは何でしょうか? 私たちも沖縄に基地問題を委せっぱなし
にして 自分の豊かさだけを願っていていいのでしょうか? 

教会の皆さんも高齢化していました。高級ホテルは賑わっていますが 民宿や地域の店は
活気がありません。那覇で見た風景は 本土資本が乗り込んでいて 地元の商店が衰退
しているイメージです。『県民の気持ちに寄り添いながら 沖縄の発展に全力で支援する』と
首相は言う。言葉は大変結構だが 対話の姿勢は全くなく 沖縄の民意を踏みにじって 
大型クレーンで石材を珊瑚(さんご)の海に投入 海を仕切る工事が加速していく現実・・。
この既成事実の積み重ねに市民は あきらめに似た感情を持つ人々もあるだろう・・。

アメとムチ 人気取りで得た今回の選挙、小泉進次郎氏が2度も名護入りして宣伝、一方オール
沖縄で高齢者が足で稼いでいた選挙運動の違いを 現地で見た私には本音を隠しながら 憲法改悪を
もくろむ安倍総理の姿勢が見え隠れします。県選出の国会議員が全て辺野古反対派であることから
みても 県民の新基地反対の意志は明らかです。今回の市民の失望感を秋の知事選挙に持ち込むこと
なく 再びオール沖縄を結集して 沖縄を、県民を守ろうとする翁長知事を当選させたいと願っています。 

 

琉球村での地元の踊り。

エイサーの演舞。 若者太鼓と口笛  皆さんも乗ってました !

こどもさんが 琉球の衣装を着けて 写真を撮ります。

これも他のお客さんに失礼して 撮りました。 この水牛は サトウキビのジュースを絞っています。

こんな感じです。

同じ琉球村で 合歓(ねむ)の花や ハイビスカスをきれいにアレンジしていました。

始めて訪れた万座毛ビーチ。 迫力のある断崖でした。

とても 風が強く 又寒く(10℃くらい・・)  吹き飛ばされそう・・。

海水で浸食した岩。 

美子姉のたっての希望で行った ハワイ風パンケーキの店。 外人にも人気 !!

最後の夜 ホテルから少し歩いて 地元の寿司屋さんに行きました。海ぶどうも入った上寿司 !

 

コメント (1)
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