( 軽快だと誉めて頂きましたが 昨日は鏡川上流へ。鏡湖ダムは そこそこ水が貯まっていました。)
神様 ってどんな存在なのでしょう・・。 私の昔のイメージは 天地の創造主 宇宙を支配する
絶対者 全能者。 自然を創造し そこに命を与えられた方。 植物 動物を造られた後 人間を
造られた。人間は 神が創造されたもので 与えられた自然の中で 私たちは生かされている・・。
神は私たちの能力をはるかに上回り ただ畏れ 敬う 大いなる存在であると・・。神と共にあった
エデンの園の時代 人間ははるかに幸せだった。 何不自由なく 恐れもなく 平和に過ごしていた。
神に似せて造られた人間は あるとき 知恵の実を食べ 他の生き物より賢くなり 永遠の命さえ
望む存在になっていった。神はそれを赦さず エデンの園から人間を追放し 人はこの地球の中で
汗して働いて 生活の糧を得て ついには土に帰る、女は苦しんで子供を産むこととなった。(創世記)
人間は農業 畜産という生産活動を行いながら 知識を増し その数を増やしていった。人間は
自己中心の思いから財産 権力を望み 他の生き物を含め 支配するようになった。神が望まれた
『 生き物を支配せよ 』とは 『 よく管理せよ 』 ということだったと私は思っています。
欲望が欲望を生み 村から都市 そして国家へと規模を拡大し より大きな力を得ていった。そこに
争いが生じた。人間が人間を殺し支配するようになり 戦争が日常となった。 こんな大量に同種の
生き物を殺し合うのは人間だけです。
一方で 知恵や技術は飛躍的に発展し 人間は自らに自信を持つようになり 神にも挑戦する存在に
なっていった。『バベルの塔』はその象徴である。 神に従わず 自分に都合のいい神をも『 創造 』 した。
神は 真理であり 正義のお方である。人間のこの傲慢さを赦さず 怒り 審判をもって裁かれようと
した。だが同時に神様は 愛の方であり 自分がよきものして創造されたこの天地を、そして命を愛し
元のエデンの園の関係に戻るよう 和解の道を開かれた。救い主の降臨である。以降は新約聖書に
示されるように イエス様が自らを贖いとし 福音を 新しい約束を 私たち人間に下さったので
ある・・。
今この世は 混乱し、不条理が広がっている。 世界終末時計は 今 残り2分半を示しています。
愚かなリーダーによる核戦争の危険が現実のものになってきている。イスラエルとイラン シリアと
トルコの紛争も大きな火種になるかも知れない。多くの難民を生み出し 多くの人々が死んでいる。
平和の祭典の後に どういう世界があるのだろうか? 世界経済も些細な出来事で混乱を来す。
アメリカも日本も財政破綻をまるで知らないがごとく 借金を増大させている。 人口減少がある半面
歯止めのない人口増加で食料不足 水不足 資源不足が起こっている。目先の食料増産の為に 森林が
壊され 生き物の住む環境が失われている。環境破壊による 地球温暖化も見えない所で確実に進み
異常気象が多くの人々を苦しめるようになった。 原発事故の反省も リーマンショックの反省も
第一次、第二次世界大戦の反省も生かされていない・・。『シンギュラリティー』 人工知能が人間の
頭脳を上回る時が 20年後にも来ようとしている。いくら知識を得ても どんどん傲慢に、愚かに
なっていく人類、 私がイメージしていた『猿の惑星』は自分が造った機械である『コンピュータ』
による支配なのかもしれない・・。 (つづく)
ダムから流れ出る水。
鏡川上流は やはり静かでした。
大衆温泉 RIOが左にありますが 去年サルモネラ菌が出たとかで 今休業中・・。
竹林も 黄葉? していました。
山の杉林も 花粉の季節です。
シダ類は 植物の歴史では 非常に古いそうです。 冬でも緑がきれいでした。
柚子(ゆず) です。 高知は今 柚子作りに力を入れているようです。
途中の禅寺の紅梅は もう満開に近い・・。
もう去年のことですが 台風のせいで 土砂崩れが あったようです。
小鳥については 詳しくありませんが ジョウビタキ という種類かも・・。