ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 富士五湖周辺の秋の花。   環境問題。

2018年09月23日 | 自然 花 写真

  (  富士山と富士急ハイランド。 普段あまり撮さない風景ですが・・。)

 

今日は秋分の日、 彼岸の真ん中ですね。御先祖のお墓参りをする人々も見ました。
青森旅行を綴っている間に 全国的に 特にここ富士五湖周辺は秋の装いに変わり
つつあります。秋雨前線の長雨の間に カラ松の葉も少しづつ色づき 秋桜はじめ
秋の花が一層美しくなってきました。そろそろ暖房を入れないと 夜が涼しく感じます。
今日は最近の忍野の秋の花を中心に お届けします。

自然環境について考えたいと思います。環境とは私たちの周りにあるものですが 自然環境は
私たち人間、そして全ての動植物の生存の基盤です。地球を構成する大気 水 土壌 生態系
など 普段自然と呼んでいるものです。私たち生物の環境は自然生態系の微妙な均衡の下に
成立しています。その自然に綻びが生じ 私たちの生存基盤そのものを危うくしている それが
環境問題です。

生態系とは 生物同士が関係しあって 各々の生命を維持していく為の複雑なシステムです。
同時に生態系は 食料や水 清浄な空気を提供してくれる源です。それは動物である人間に
とっても不可欠な生存環境です。 生態系に根付いた環境は永遠・無限ではありません。過去の
地球の歴史を見ても 生物が絶滅に近い状態が何度かありました。それは気候変動とか隕石とかの
要因だったようですが 今問題になっている環境問題は 人間が起こしていると言ってもいい
のです。人口が76億と増加し 開発が進み その分地球に負荷をかけてきています。一千年前 
いや五百年前でも 地球に対する人間の活動の影響は小さかったのですが 今や世界各地で人間が
環境を壊して 環境システム=生態系=自然が維持出来なくなりつつあります。

もう一度言いますが 地球は有限なのです。 水と緑にあふれるこの美しい地球の恵みの中に
人類をはじめ動植物が生かされています。この自然の恩恵をいつか人類は忘れて 人間だけの
繁栄の為に 海を汚し 森林を伐採し 同じ生き物を絶滅に追いやってきました。人間の手で
傷だらけになった地球はいつか痛みに耐えきれなくなって 生命が生きられないような天変地異が
起こる危険があります。今年の異常気象は既に異常が始まっているのではないか? その兆候は
既に起こっている・・? そんな心配が出て来ます。

私たちは想像力 思考力を持っています。今起こっている異常気象がどんな原因から生じ この
まま行けば 地球はどうなるのか 私たちの生活はどうなるのか 想像力を発揮して考え 対策を
講ずべきです。人間特に日本人は既成事実に弱いと言われます。簡単にあきらめてしまう。確かに
もう遅い!? という科学者もいます。今まで排出した二酸化炭素で 温暖化は進み 今世紀末
2度を上回るだろうということです。増々異常気象は頻繁になり 日常生活は影響を受けていく。 

エルニーニョ現象も台風 ハリケーンも止められない以上 避難を講じるしか対策はない・・? 
北朝鮮の核は禁止出来ても 難民の流入は阻止出来ても 自然現象には無力な人類です。勿論
アメリカも同じです。森林火災もハリケーンも止められない・・? 天災による経済損失はアメリカでは
毎年350億ドルと予測され 世界では1400億ドルと(14兆円)とされています。この数字に
もっと危機感を持つべきだと 思うのです。 溜め息をついているだけではダメだし あきらめては
もっとダメです。 情報過多で鈍感になってもダメです。耳をふさいでいても・・。それは私たちに
はね返ってくることだからです。

人類が今抱える問題は余りに多いですが 私は環境問題に絞ってこれからも考えていきたいと思います。
これから又 固い話が時々ありますが 私たちの共通の 又未来に関わる問題なのでお付き合い下さい。

  

秋桜(こすもす)が 今や盛りとなりました。

 

とろろあおい。 うす黄色の大きな花。 貴婦人の帽子のようにも見えます。 

百日草。

関東ヨメナ。 鮮やかで 美しいですね。 ユウガギク ノコンギクとも似ている。

山法師(やまぼうし) の赤い実。 花は白なのに実は赤い。この後 葉も赤くなる。

蜂も実を食べに集まる・・。

大きなアザミ 富士アザミです。

ハイビスカス。でもよく見るハイビスカスと違う・・?  あおい科 フヨウ(ハイビスカス)属の仲間 ?

地縛り?  鬼田平子?  季節からいくと 鬼田平子(おにたびらこ) ?? 

いつも上品な 月見草。 別名 待宵草。

山中湖のチャペルで。 先生が散歩がてら集めたキノコ類。 食べられるかどうか・・?

 

コメント (2)
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