( ♪ ごらん あれが 竜飛岬 ♪ です。 この先が津軽海峡です。 )
土田さんは恐山のイメージを 映画『 飢餓海峡 』から得られたようですね。私も
あの映画を見た思いがあるのですが コメントを頂いて もう一度見ました。映画も
良かったですが 恐山の地獄をさまようシーンは 確かにこの世のものとは思えない
恐ろしい雰囲気がありました・・。靄が流れるような どんよりとした日に撮影した
効果もあった・・のではと思いました・・?
1日目のホテルは 浅虫温泉でした。夏泊半島の根元、陸奥湾に広がる有名な温泉地。
青森ヒバを使った温泉が良かったですね・・。 露天風呂からは湾に広がる風景や
三角おにぎりのような湯ノ島が見えます。 浅虫温泉・・ 少し風変わりな名前ですが
来るのは初めて・・。 食事も和食のフル-コースです。こちらはマグロだけでなく
ホタテも名物。ガイドさんのオーバーな話では? 手のひらくらいのホタテ貝の上で
野菜も一緒に煮込んで ホタテ蒸しが出来るということですが 出て来たほたては
スーパーで見るものより 小柄で 少しガッカリ・・!?
大間のマグロは ご祝儀相場で1億五千万という値段が付いたとか聞きましたが
それではこの辺りの漁師さんは 皆億万長者かと思うとそうでもなく 船代 油代が
かかった上 年に1本のマグロの釣れないこともあり 経費ばかり喰って実は大変 ?
だとか・・。 大間岬の海上3~4kmの範囲、北海道と青森の間の津軽海峡が
漁場だそうです。 最近はサンマ漁などに 中国船が日本近海にどんどん進出して
根こそぎ持って行かれるというニュースを聞きますが マグロは近海のせいか
そこまではいってないようです。
2日目に行ったのは 下北半島の西にある津軽半島。 そう ♪ あれが竜飛岬 ♪ の
歌で有名な竜飛崎を目指しました。 年配から言っても皆さん演歌がお好きなようで
津軽海峡冬景色の歌詞碑の前で ジャジャーン というメロディーも流れて 雰囲気が
出ます。 本多さんもその1人なので 写真を載せることにしました。
合わせてこの竜飛岬は 青函トンネルの青森側の入口になります。 私たちも日本で
最も短い私鉄である斜坑線の ケーブルカーに乗り 地下140mまで降りていきました。
青函トンネルは約54km 24年間かけて完成した世界一のトンネルです。 ここは
ミュージアムになっていて 日本の技術の素晴らしさを紹介しています。 トンネルの
完成で 今は青函連絡船もありませんが、戦後すぐにトンネルがあれば 度々起こった
海難事故も防げたものと 少々残念な気持ちになります・・。
下北半島と津軽半島の間に夏泊半島があり 浅虫温泉があります。 ホテルから見た三角の湯ノ島。
今回回った青森は北緯41度にあたります。高知は33度ですから 相当北にあることが分かります。
青森港で見た フェリー。 今でも津軽海峡フェリーはあるんですね・・。
ガイドさんと記念写真。 旗をきちんと広げるあたり ガイドさんの仕事熱心が分かります・・。
おじさん達が 演歌を絶唱しています・・。
花を撮るのを忘れている訳ではありません・・。 ふうろですね。 各地でそれぞれの名前があります。
ちこり です。多分初めての花。 このあたりでは ポピュラーです。
大きな 昼顔 !
青函トンネルです。 構想期間も入れると42年を要したとか。 信じられない難工事でした。
ケーブル斜坑から140m下って 本坑(今北海道新幹線が走っている)の掘削工事の様子。
こんなゆるキャラもあります。
レールが見えますね。 掘った土を運んだ坑道です。
1日目のホテルでは 毎晩 津軽三味線の演奏があります。